運用作業の証跡も,再利用する手順の記述も,教材作成も Literate Computing でやってみる – toward Literate Computing for Reproducible Infrastructure – 2/8/2016 Hadoop Conference Japan 2016 – LT http://hadoop.apache.jp/hcj2016-program/ 国立情報学研究所(NII)では、研究者向けのクラウドを運用・サービス提供するに際してLiterate Computing for Reproducible Infrastructure という考え方を提案している。 日々の運用作業の証跡を記録する、そこから手順を整理して再利用する、マニ ュアルや教材を整備するなど複数局面での計算機利用を、同じような粒度で記述・蓄積することを目的としてJupyterを活用し ている実践を紹介する。スキルセットの異なる運用者間ひいては利用者との間でもHadoopやSparkなど複雑なインフラの構築 やカスタマイズ,運用ノウハウに関する伝達・教示を容易にすること。また,計算機環境の構築・運用・利用のすべての局面に おいて環境のトレーサビリティや再現性を担保できるようにすること。卑近には運用スキルの属人化,ブラックボックス化を避 けること。 これらの課題感にLiterate Computingでどこまで対処できたか、できそうか話してみたい。 “Literate Computing for Reproducible Infrastructure” – Open Communication about Design and Process through Notebook -- Related to: NIIで いろいろな Hadoop環境(だけじゃないけど)を 作ったり壊したり 動かし続けたりしている話 http://www.slideshare.net/yacchin/niihadoop