Deim2015「各種メタデータの特徴を考慮した未知レシピへのメタデータ自動付与方式」

STRUDENT at University
Mar. 1, 2015
Deim2015「各種メタデータの特徴を考慮した未知レシピへのメタデータ自動付与方式」
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Deim2015「各種メタデータの特徴を考慮した未知レシピへのメタデータ自動付与方式」

Editor's Notes

  1. 各種メタデータの特徴を考慮した未知レシピへのメタデータ自動付与方式
  2. 近年,レシピの検索・推薦に関する取り組みが盛んに行われている レシピ推薦サービスにおいて,高精度に推薦アイテムの選定を行うためには,各レシピデータを分析し,適切なメタデータを付与することが考えられる. 例えばレシピに,「子供の喜ぶレシピ」というメタデータが付与されていれば,そのようなレシピが検索・推薦しやすくなります. しかし大量のレシピデータに適切なメタデータを人手で付与することは容易ではありません.
  3. そこで本研究では既に人の手によりメタデータが付与されているレシピとの類似度分析に基づいたメタデータ自動付与方式の開発を行う.
  4. 本研究で扱うメタデータは,共同研究者である森下らの「気分で料理を検索するシステム」の「気分で料理がぽん!」で使われた, ユーザの気分に合致するようなメタデータ付与済みのレシピ500件(マスターレシピ)の,メタデータを使う. このメタデータは,「からだ」「こころ」「味」「時間」「お金」「アレンジ」の6つの軸をそれぞれ-5から+5で評価したものであり, 気分で料理がポンとは,ユーザの気分を入力すると,その気分にあったレシピが推薦されるというものであるが,しかし,気分データが付与されているレシピは500件しかないため,数が少ない. そのため,本研究ではそのメタデータを自動付与することを目指している.
  5. 提案手法の開発手順について ①マスターレシピ群の特徴ベクトル抽出を行う ②未知レシピ軍の特徴ベクトルの抽出を行う ③マスターレシピ群に対する未知レシピ群の類似度分析に基づくメタデータ自動付与を行う と言った流れになる
  6. 次にメタデータ自動付与方法を5つ紹介する. なお,グラフは2次元で表記しているが,実際は多次元である. 赤い丸がマスターレシピ群で,灰色のバツが未知レシピである. 一つ目が,メスターレシピの最も類似度の上位のメタデータをそのままコピーしたもの(TOPコピーという).
  7. 2つ目が,マスターレシピの類似度上位3件のメタデータをそれぞれ平均したものをメタデータとして決定し,未知レシピに付与するといったもの.
  8. 3つ目が,マスターレシピの類似度上位3件のメタデータに,類似度順位を考慮した重みを加え,平均したものをメタデータとして決定し,未知レシピに付与するといったもの.
  9. 4つ目が,マスターレシピの類似度上位5件のメタデータをそれぞれ平均したものをメタデータとして決定し,未知レシピに付与するといったもの.
  10. 5つ目が,マスターレシピの類似度上位5件のメタデータに,類似度順位を考慮した重みを加え,平均したものをメタデータとして決定し,未知レシピに付与するといったもの.
  11. これらのメタデータ自動付与方式の妥当性の評価を,先行研究で行った結果,付与されたメタデータの妥当性は十分に高いとはいえないことがわかった. 味軸や時間軸,お金軸などの,全く異なる特徴量を一つのベクトルで表すのは無理があるということが考えられたので,軸ごとの特徴量を個別に抽出する必要があると考えた.
  12. このように,現在のマスターレシピにある,からだ,こころ,味,時間,お金,アレンジの,各軸の特徴を考慮した,次元抽出を行う.
  13. 先行研究では,6軸で研究を行っていたが,各軸の相関をとり,その妥当性を確認したところ,こころ軸と味軸は相関が非常に高い為, メタデータを自動付与しても心軸と味軸は特徴も似ており,ほとんど同じ値が付与されてしまうことになる. よって,こころ軸は味軸に統合して考えることにする.
  14. それでは,各軸の特徴を考慮したレシピ次元算出方法について,1つずつ説明していきます. 味軸は,レシピ中の材料や調味料,調理手順であっさりかこってりかを判別することができます. 例えば,「お酢」や「塩」,「茹でる」などは,あっさりしたレシピに多く登場し,逆に「肉汁」や「油」,「炒める」などはこってりしたレシピに多く登場します. なので,味軸は,マスターレシピのあっさり度の高いレシピ数件と,こってり度の高いレシピ数件から,特徴語を抽出し,レシピベクトルとして採用します.
  15. からだ軸も味軸と同様で,レシピ中の材料や調味料,調理手順であっさりかこってりかを判別することができます. 例えば,「お酢」や「ガーリック」,「薬膳(やくぜん)」などは,お疲れ度の高いレシピに多く登場し,逆に「肉汁」や「ステーキ」,「焼く」などは元気度の高いレシピに多く登場します. なので,からだ軸も,マスターレシピのお疲れ度の高いレシピ数件と,元気度の高いレシピ数件から,特徴語を抽出し,レシピベクトルとして採用します.
  16. 時間軸は,調理動作辞書を作成し,時間のかかり具合を算出します. 例として,「切る」という動詞は比較的時間がかからないため,お手軽度を高くし, 「蒸す」という動詞は,時間がかかるため,本格度を高くします. しかしこのとき,「切る」という動詞が複数回出現した場合,作業に有する時間が増えてしまいます. なので,動詞の個数も考慮して考えます.
  17. お金軸は,食材の値段データを作成し,1食あたりの金額を算出します. マスターレシピの食材を全て値段に置き換え,値段のヒストグラムを作成します. 次に,未知レシピの食材を全て値段に置き換え,そのヒストグラムに当てはめ,データを正規化し,-5〜5のデータの値として出力します. こうすることにより,1食あたりの値段と,今までのお金軸同様の-5〜+5の値の両方をユーザに提示することができます.
  18. アレンジ軸は,「定番メニューからどれだけアレンジされているか」というものを示す軸なので,まずは「定番」の基準を決めなければなりません. なので,入力された未知レシピと同名のレシピをインターネット上で検索し,それぞれから材料や調味料を示す「名詞」と,調理手順を示す「動詞」を抽出し, 頻出するものを定番メニューの比較対象として決定します. 次に,未知レシピから名詞と動詞を抽出し,Edit Distance(レーベンシュタイン距離)にもとづいてアレンジ度を算出し,-5〜5の範囲に正規化して出力します.