Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

災害時の公共交通情報提供の実現〜西日本豪雨の際の広島〜呉間での実践を例に〜

377 views

Published on

2019年6月8日開催の「第59回土木計画学研究発表会・春大会
」における発表資料です。

Published in: Technology
  • DOWNLOAD FULL eBOOK INTO AVAILABLE FORMAT ......................................................................................................................... ......................................................................................................................... 1.DOWNLOAD FULL. PDF eBook here { https://tinyurl.com/y3nhqquc } ......................................................................................................................... 1.DOWNLOAD FULL. EPUB eBook here { https://tinyurl.com/y3nhqquc } ......................................................................................................................... 1.DOWNLOAD FULL. doc eBook here { https://tinyurl.com/y3nhqquc } ......................................................................................................................... 1.DOWNLOAD FULL. PDF eBook here { https://tinyurl.com/y3nhqquc } ......................................................................................................................... 1.DOWNLOAD FULL. EPUB eBook here { https://tinyurl.com/y3nhqquc } ......................................................................................................................... 1.DOWNLOAD FULL. doc eBook here { https://tinyurl.com/y3nhqquc } ......................................................................................................................... ......................................................................................................................... ......................................................................................................................... .............. Browse by Genre Available eBooks ......................................................................................................................... Art, Biography, Business, Chick Lit, Children's, Christian, Classics, Comics, Contemporary, CookeBOOK Crime, eeBOOK Fantasy, Fiction, Graphic Novels, Historical Fiction, History, Horror, Humor And Comedy, Manga, Memoir, Music, Mystery, Non Fiction, Paranormal, Philosophy, Poetry, Psychology, Religion, Romance, Science, Science Fiction, Self Help, Suspense, Spirituality, Sports, Thriller, Travel, Young Adult,
       Reply 
    Are you sure you want to  Yes  No
    Your message goes here
  • Be the first to like this

災害時の公共交通情報提供の実現〜西日本豪雨の際の広島〜呉間での実践を例に〜

  1. 1. 災害時の公共交通情報提供の実現 〜西日本豪雨の際の広島〜呉間での実践を例に〜 伊藤 昌毅(東京大学 生産技術研究所) 諸星 賢治(株式会社ヴァル研究所) 太田 恒平(株式会社トラフィックブレイン) 森山 昌幸(株式会社バイタルリード) 神田 佑亮(呉工業高等専門学校 環境都市工学分野) 藤原 章正(広島大学大学院・国際協力研究科 ) 第59回土木計画学研究発表会・春大会 2019年6月8日 名城大学 ナゴヤドーム前キャンパス
  2. 2. • a 西日本豪雨 2018年7月6日前後に西日本各地に大きな被害 Source: https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/322119.pdf
  3. 3. • aa aa Source: https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/322119.pdf
  4. 4. 2018年7月11日の鉄道不通区間 https://roote.ekispert.net/ja/traininfo_map 2018年7月11日の鉄道不通区間 広島 呉
  5. 5. • 道路の復旧が急がれ、その上にバスはすぐにも走り始める • 鉄道の復旧がそれに続くが、時間がかかる • 供給側を調べた文献や研究は多いが、利用者側の記録は少ない – 平常時と全く違う状況で、どのような需要があったか – どの点で不満を感じたか 被災地において交通手段の復旧は重要であり 様々な手を尽くして実現される
  6. 6. • 鉄道: 発生から1年以上経過しても復旧見込み立たず • 道路: 地震発生直後より速やかに復旧 • 路線バス: 比較的早期に運行を再開、特に地震発生直後には貴 重な公共交通手段 – 利用者のニーズに合わせて運行内容を柔軟に変更できるバスの特性を活かした対 応 – 発災当日も一部は運行を継続 – 営業所や駅で車両を帰宅困難者の一時避難場所や臨時避難場所として使用 – 主要都市や空港などと被災地域を結ぶ高速・長距離バスの運行の再開が優先 – 避難所や仮設住宅のある地区をカバーする路線を臨時に運行 – 鉄道の復旧やガソリンの供給安定の後はバス利用離れ 東日本大震災の場合 福本雅之, 加藤博和, 星野雄二, "東日本大震災直後における路線バス事業者の対応に関する 調査研究", 第45回土木計画学研究発表会(春大会), 2012年.
  7. 7. • aa 熊本地震の場合 地域公共交通のあり方を考えるシンポジウム2016 in九州 ~熊本 の復興に向け、地域公共交通が果たす役割~ 発表資料より http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/gyoumu/kikaku/file26-6.html 九州産交バス 河合氏の発表資料から
  8. 8. 7月31日・8月1日時点での 広島・呉間の公共交通の状況 JR呉線・広島呉道路の不通が続く中で
  9. 9. 選択肢1: JR呉線代行バス
  10. 10. • ああ JR駅に設置された代行バス乗り場 広島駅(7月31日) 呉駅(7月31日) 撮影は広島発の代行バスが走っていた時点。8月1日からは坂までJRの運転が再開され、広島駅からはバスが出ていない
  11. 11. https://twitter.com/sei_triangle/status/1026045590885425152 全国から観光バスを集めて運行(GPSの話題の際に参照)
  12. 12. • クレアライン線 • 豪雨を受けて7月17日より「災害臨時輸送」に 選択肢2: 広島バスセンター→呉駅 災害臨時輸送 通常(2017年12月1日〜) 2018年7月28日ダイヤ 本数(平日) 68往復 37(広島行)/36(呉行) 運行事業者 広電: 47本 中国JRバス: 21本 広電: 27本 中国JRバス: 9本 所要時間(広島→ 呉) 44分程度 1時間20分~2時間10分 (ダイヤ上) 停車バス停 広島市内・呉市内で複数バス 停に停車 広島市内・呉市内での停 車バス停は限定的 区間 一部が阿賀駅、広駅まで 全てが広島バスセン ター・呉駅間 経由 広島呉道路を利用 一部国道31号を利用
  13. 13. • ああ 選択肢3: フェリー・スーパージェット
  14. 14. • JRによる呉港←→広島港間の輸送船 • 8月5日時点での検索では、実施、終了それぞれの情報がほとん ど見つからず 選択肢4: 呉線災害時緊急輸送船(8/1運行終了)
  15. 15. 情報提供はどうなっていたか?
  16. 16. 張り紙だらけ@広島駅 2018年7月31日・8月1日調査
  17. 17. • ああ 張り紙で閉ざされた改札口@呉駅 2018年7月31日調査
  18. 18. バス停における案内: 張り紙で最新情報を上書き 呉駅前(7月31日) 広島バスセンター(8月1日)
  19. 19. • JR代行バス、クレアライン(災害臨時輸送)の全体像は掴みに くく、呉市役所(バイタルリード)制作の案内が役に立つ バイタルリードによるチラシ
  20. 20. 公共交通事業者のWebによる情報発信 JR西日本 駅張り出しの情報の多くは PDFでも配布しているよう 広島電鉄 一覧ページから、クレアライン 線や路線バスのダイヤ等を閲覧 中国JRバス フローなのかストックなのか 判別が付かず 瀬戸内海汽船 豪雨については直接触れず JR、クレアライン線へのリンク あり
  21. 21. • 広電のWebに て公開 – いつまで有効と はアナウンス出 来ず Web上の案内 http://www.hiroden.co.jp/information/201807disaster/pdf/hiroshima-kure_20180728-all.pdf
  22. 22. • 所要時間実績 • 空席情報 • 呉高専の指導 で広電バスが 定期的に更新 広島バスセンター→呉駅 所要時間実績の公開
  23. 23. 公共交通に関する情報発信(行政) 呉市 最新情報をキャッシュ・発信 全体概要は掴みにくい 広島県 簡潔な一覧 バスは事業者ページへのリンクなし 国交省 時系列でニュースを並べるも、他の ニュースに紛れる
  24. 24. BUSit: 代行バスは載らず・臨時便には機能せず
  25. 25. 乗換案内サービスでは? NAVITIME 駅すぱあと 駅探 乗換案内 ジョルダン 乗換案内 Yahoo!乗換案内 Google Maps Apple Maps
  26. 26. 路線バスは全社が通常時刻で検索 運行情報がないため、正常に運転しているように見える 検索結果を混乱させる要因にも 駅すぱあと Yahoo! NAVITIME ジョルダン Google Apple
  27. 27. Google Maps JRの通常ダイヤ+運行情報 駅探 Apple 運行情報の出典はレスキューナウか
  28. 28. JRの不通区間のみ対応した検索 (代行バスやクレアライン線の状況などは反映せず) クレアラインの経路が 変わっているため実際 には乗換出来ない。 バスセンターに行くの が正解。 駅すぱあとYahoo! ジョルダン 乗換案内
  29. 29. • 広島=海田市区間は時刻付きで検索出来る(ダイヤは頻繁に変わるが対応の 遅れも) JR臨時ダイヤの取り込み(Yahoo!・駅すぱあと)
  30. 30. 通常ダイヤ+運行情報+迂回機能 ナビタイム クレアラインの経路が 変わっているため実際 には乗換出来ない。 バスセンターに行くの が正解。
  31. 31. 被災地の公共交通のために ITは何が出来るか?
  32. 32. 国土交通省による検討 • 2006年~2008年「災害時における公共交 通情報システムのあり方に関する検討委員 会」開催 – 総合政策局 情報管理部 情報企画課 – 運行(運航)データを国交省が集約し、マスメディア、 民間コンテンツプロバイダ、一般利用者に提供 • 実証実験の課題 – 情報のリアルタイム性の改善 – 復旧・遅延解消の予定時刻の提供 – 表現の統一・情報提供フォーマット改善(報道機関) – 正確性や詳しさより速報性(CP) • その後について – 実証実験を続けるという文面はあるが・・・ – なぜかセキュリティに関する議論が活発に http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/saigaiji.html→後日談の情報求む
  33. 33. • 災害時は公共交通が乱れるが、その様子はスマホでは確認でき ない – 特にバスはかなり柔軟に路線・ダイヤが変わる • →スマートフォンに向けた公共交通情報発信プロジェクト 災害時公共交通情報提供プロジェクト
  34. 34. • 交通事業者の現場は混乱気味でデータ準備がままならない – ダイヤ作成システムが導入されていても、緊急時はExcelなどで応急的にダイヤ 作成 – いつ路線が復旧し、ダイヤ改正を行うか直前にならないと分からない • 乗換検索にデータ投入から検索可能になるまで時間がかかる – 会社によるが、即座に反映されるわけではない – 日々ダイヤが更新される状況に対応出来ない – 「代行バス」のような新規路線の設定は大変 諦め: 最新のダイヤでの検索
  35. 35. ヴァル研究所 駅探 Google ジョルダン ナビタイム ジャパン 初回掲載 1か月 提供順に対応 - 2か月 1-3か月 ダイヤ改正 3日 1週間程度 - 3週間 10営業日 GTFSリアルタイム (バスロケ) 非対応 非対応 対応 実績あり 2019年度中 対応 GTFSリアルタイム (運行情報) 非対応 非対応 対応 非対応 2019年度中 対応 乗換案内サービスの現状 国土交通省「経路検索事業者等へのデータ提供の手引き」より (2019年3月27日) http://www.mlit.go.jp/common/001283241.pdf • 新規路線の掲載には各社相応の時間がかかる – 代行バスを登録しようにもすぐには不可能
  36. 36. • 交通事業者が発信する情報にたどり着けない • いつものアプリから最新情報へリンク – 普及している乗換案内アプリからリンクを張る • 各交通事業者の実情に合わせた情報提供 – リアルタイムまで可能か、時刻表までか、路線図や警告までか 実現1:情報アクセスの導線づくり
  37. 37. 乗換案内からリンク (駅すぱあとの例) バス協会による総合案内ページ (JR西・広電バス・フェリー) 呉市交通政策課サイト経由で JR西日本の時刻表など 広電バスの時刻表・ 所用時分実績情報 JR代行輸送バスの 走行位置情報
  38. 38. • 広島県バス協会のWebサイトに構築 • エリアの公共交通網を図示 地域の全体像を掴むための総合案内ページ http://www.bus-kyo.or.jp/saigai201807/hiroshima_kure
  39. 39. Yahoo!・Navitimeでの対応
  40. 40. 呉高専による頻繁なWebアップデート
  41. 41. 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 グラフ タイトル アクセス件数
  42. 42. • 代行バスはダイヤも一部しか公表されず利 用しづらい • 複数のバス事業者が運行するため、統一的 な仕組みを導入しづらい • 可搬の機材を持ち込むだけで実現出来る簡 易バスロケを開発、現場でのオペレーショ ンも実現 実現2:JR代行バスのための簡易バスロケ
  43. 43. 体制 バス 事業者 呉高専 バイタ ル リード ヴァル 研究所 • GPS取得用機器の提供 (位置情報の取得・提供) • 位置情報の加工 • WEBサービスの提供 • 関係者との調整 • 現地サポート • バスの運行
  44. 44. • サービス提供期間 – 8/20(月)~9/7(金) • 対象便 – 始発便~8:30までの出発便 (呉駅:5:35頃発~、坂駅:6:25頃発~) • サービス内容 – バスの車両位置をWEBページで表示 (方面別にバスを色分け) サービスの概要
  45. 45. 元となったサービス提供モデル(中津川市) 恵那バッテリー電装 MOQUL(モークル) 位置情報 中津川市 GTFS-JP+仕業データ 基礎データ動的データ サイネージ画面 GTFS realtime 坂下地区コミュニティバス
  46. 46. 今回のサービス提供モデル 基礎データ (GTFS-JP) 位置情報 バイタルリード 位置情報の取得 呉高専 現地サポート GPS機器の提供 機器設置など ヴァル研究所 Web画面 GTFS realtime サイネージ 画面 技術的には 提供可能だった情報
  47. 47. • 短期間でのサービス実現 ・7/29(日) 伊藤からの声がけ ・8/7(火) サービス提供と体制の決定 ・8/10(金) プロトタイプの完成 ・8/16(木) サービス準備完了 ・8/20(月) サービスイン – TV会議等を利用した効率的な連絡体制 – 必要最低限の情報提供に留めた • 外部からの資金提供無く実現 – 各社持ち出し – 使えるリソース(人と金)が厳しい状況 • 各々の長所と余力を組み合わせた体制構築 • 関係者の意識統一 – 利用者優先 ポイント 停留所位置の確認・修正指示
  48. 48. • 情報整備の役割分担の明確化 – リンクを貼るのは乗換案内CP – リンク先のWebは事業者 • 疎結合で整備した情報同士の依存性を低くする – 事業者と CPとの間での情報共有が不十分でもなんとか動く • 情報レベルは事業者次第 – 復旧状況やダイヤは必須 – リアルタイム情報なども柔軟に対応 情報提供の方針: 平常時の集中管理から自律分散へ
  49. 49. • 災害時公共交通情報提供研究会 – 広島大学 大学院国際協力研究科 教授 藤原 章正 – 呉工業高等専門学校 教授 神田 佑亮 – 東京大学 生産技術研究所 助教 伊藤 昌毅 – 公益社団法人 広島県バス協会 – 株式会社 ヴァル研究所 – 株式会社 トラフィックブレイン – 西日本旅客鉄道株式会社 広島支社 – 株式会社 バイタルリード – 広島電鉄 株式会社 – 株式会社 ファイコム – 広島県 – 呉市 本プロジェクトは多くの方の協力・連携で実現 しました。ありがとうございました http://www.bus-kyo.or.jp/saigai201807/information
  50. 50. 感謝状を頂きました • 中国新聞 2月1日
  51. 51. プロジェクトを1回限りで 終わらせないために
  52. 52. • 今回の技術の標準化と普及 – いざという時に情報を繋げられる仕組みを交通事業者や乗換案内に • 組織・体制・人材作り – 普段から交通事業者が情報提供をしていないと、いざという時に動けない – Webやオープンデータで発信する体制作り • 全国ネットワーク作り – ノウハウを持つ者が各地域にいるのは現実的ではない – オンラインミーティングの設備と文化の導入 • 今後に向けた技術開発 – 災害時こそ「検索出来る」を目指して – 災害時MaaSに向けて 今後の課題
  53. 53. • 2018年度国交省事業(座 長:伊藤・事務局:太田) • 「標準的なバス情報フォー マット」に動的データを追 加 • 災害時のバスロケが検討課 題に • バスロケメーカーも参加 – NECネクサソリューソンズ – 国際興業 – ユニトランド 国交省「バス情報の静的・動的データ利活用検討会」 で技術を標準化
  54. 54. 1. ルート更新情報(Trip Update) – 遅延、到着時刻予測、中止、ルートの変更 など 2. 車両の現在地(Vehicle Position) – 現在地、渋滞の度合い、混雑状況など車両に関する情報 3. 運行情報(Alert) – 停車地の変更や、駅、ルート、または路線網全体に関係する不測の事態 GTFSリアルタイムを日本における標準仕様に採用
  55. 55. • Vehicle Positionで位置情報を発信 – 通常のGTFSリアルタイム(バスロケ)は時刻表が前提 • 計画ダイヤと実際と両方を提供する • ダイヤが頻繁に変わる災害状況下では十分機能しない • →計画ダイヤに紐付かないバスの位置や通過情報の提供手法が今後の検討課題 • Alertで乗換情報に注釈やリンクを実現 – 鉄道においては、すでに運行情報を乗換案内に提供 – GTFSリアルタイムの一機能として、路線、便、時刻などに紐付いた情報提供が可能 • URL(リンク)も可能 • 国交省が集約するのではなく、標準仕様を定めて情報流通を促進 – 今後交通事業者、乗換案内サービス事業者の対応が必要 災害用に必要な機能
  56. 56. Google Mapsにおける Alert表示例
  57. 57. • 今回の技術の標準化と普及 – いざという時に情報を繋げられる仕組みを交通事業者や乗換案内に • 組織・体制・人材作り – 普段から交通事業者が情報提供をしていないと、いざという時に動けない – Webやオープンデータで発信する体制作り • 全国ネットワーク作り – ノウハウを持つ者が各地域にいるのは現実的ではない – オンラインミーティングの設備と文化の導入 • 今後に向けた技術開発 – 災害時こそ「検索出来る」を目指して – 災害時MaaSに向けて 今後の課題
  58. 58. 公共交通オープンデータの拡がり 交通事業者が日頃から情報発信する 技術や文化が根付き始めている
  59. 59. • 西日本豪雨の被災直後から 広島・呉間の交通の復旧に 尽力(2018年7月6日前後) • ハード対策からソフト対策 に移るタイミングで伊藤ら に声掛け – 7月27日-28日の日本モビリティマ ネジメント会議の会場にて • 「スマホで検索出来るよう にしたい」 今回のきっかけ: 神田佑亮教授(呉高専)のお誘い https://www.ykandalab.net/2018-07-15-dis-tempo-brt/
  60. 60. • ああ 伊藤からIT×交通で繋がる友人に協力を依頼 伊藤 昌毅 • 東京大学生産技術研究所助教 • 公共交通オープンデータ推進 などで乗換案内企業などに広 いネットワークを持つ 諸星 賢治 • (株)ヴァル研究所 公共交通 企画担当 • 公共交通データの取り扱い経 験が長く、交通事業者に広い ネットワークを持つ 太田 恒平 • (株)トラフィックブレイン 社長 • ITを武器に交通の古い組織や 制度を「世直し」中。突破力 に定評がある
  61. 61. • 7月31日: 呉訪問。代行バスなどの状況確認 • 8月1日: 広島市内でミーティング – 神田先生 – 広島県庁 – 広島電鉄 • オンラインで状況共有 – TV会議を接続( appear.in ) – Google Docsでリアルタイム議事録 7月31日〜8月1日 伊藤による呉・広島調査
  62. 62. • 神田先生、藤原先生が上京 • プロジェクトの方針を確認 – 以降、事業者、バス協会、乗換案内事業者 などと調整、調整、調整 8月6日 緊急ミーティング@東大駒場+オンライン会議 オンライン参加
  63. 63. リアルタイム議事録
  64. 64. • 予定の合間をぬってMTGや作業を行う体制 – 7/27-28@JCOMM2018 森山さん(バイタルリード)・神田先生より相談 – 7/29 諸星さん(VAL研究所)・太田さん(トラフィックブレイン)にメール – 7/31-8/1 広島視察 • 呉訪問、神田先生、広島県庁、広電訪問 – 8/6 キックオフミーティング@東大 • 神田先生、藤原先生、VAL研究所他 – 8/8 諸星さんMTG@岐阜 • 岐阜県庁訪問に合わせて – 8/9 諸星さん広島訪問 – 8/10 VAL研究所訪問・Webページ素案作成 – 8/16 オンラインミーティング – 8/17 ナビタイムジャパン訪問 – 8/20 バスロケサービス開始 タイムライン
  65. 65. • 被災地に神田先生、広島大 藤原先生 • 伊藤+太田+諸星でバスデータの標準化、オープン化に奔走 中 – JCOMMでは「バスロケ世直し隊」イベントを開催 • 太田は広島に土地勘と人脈あり – 広島県 山田課長、中国運輸局 丹呉課長 • 広島県バス協会の理解と柔軟な対応 • 広電バスのIT親和性 今回は奇跡的に人材・タイミングが揃った
  66. 66. • 何が起こるか事前に予測し対応するのは不可能 – 想定やマニュアルは必要だがそこで思考停止しない • いざと言うときに動ける人・組織とのコネクション – 日頃から関係を作る必要性 – テレビ会議(行政では不可能なことが多い)、クラウドツールによる情報共 有など、新しい技術によるリモートワークへの親和性が必要 • 技術を持つ人材の拡大とネットワーク化 – IT DART(情報支援レスキュー隊)などとの連携も 目指すべき方向性
  67. 67. • 今回の技術の標準化と普及 – いざという時に情報を繋げられる仕組みを交通事業者や乗換案内に • 組織・体制・人材作り – 普段から交通事業者が情報提供をしていないと、いざという時に動けない – Webやオープンデータで発信する体制作り • 全国ネットワーク作り – ノウハウを持つ者が各地域にいるのは現実的ではない – オンラインミーティングの設備と文化の導入 • 今後に向けた技術開発 – 災害時こそ「検索出来る」を目指して – 災害時MaaSに向けて 今後の課題
  68. 68. 今回の事例が成功事例とは考えていません 次回があるのなら、 今回より少しでも良いものを 一緒に実現しましょう

×