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アクセス解析による サイト改善の進め方

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アクセス解析による サイト改善の進め方

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20170321 niftyセミナー
WEB販促の窓口 https://hansoku.nifty.com/
講師:松本 年史(WEb活認定コンサルタント)

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アクセス解析による サイト改善の進め方

  1. 1. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 2017年3月21日 2017年 ビジネスWEB活用セミナー 成果を上げる為に必須‼ アクセス解析による サイト改善の進め方
  2. 2. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 講師プロフィール紹介 約15年間にわたり、IT業界にて新規開拓営業に従事した後、経営コンサル タントとして独立。現在、認定経営革新等支援機関として活動中。 新規開拓営業に従事した経験を生かし、Webマーケティングを含むマーケ ティング戦略の立案から営業支援まで、顧客企業の売上拡大に向けた取組 みを幅広く支援。 統計分析/データ活用の分野での経験が多く、顧客企業の意思決定システム やマーケティング自動化システムの構築支援を実施。 2016年4月より、東京商工会議所のWEB戦略パートナーとして選抜され、 活動中。 認定コンサルタント 松本 年史(まつもととしふみ) KFSコンサルティング 代表 ※ITコーディネータ、中小企業診断士、上級ウェブ解析士、GAIQ
  3. 3. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 無料メルマガ「WEB活用の教科書」 バックナンバーの確認、登録はこちらから ⇒ https://webkatu.jp/seminar-cat/mailmg/
  4. 4. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 改善とは ・悪いところを改めてよくすること。 ・物事をよい方に改めること。 問題解決により、 あるべき姿との ギャップを埋める より高いゴール に向けて継続的 に取り組む 最初の話
  5. 5. © 2017 ITCA. WEBKATU Project Season4 シーズン4 Webサイトの目的と目標を設定する 運営しているサイトの目的を確認する サイトの種類 サイトの目的 サイト上での目標例 ECサイト ※サイト上で決済が可能 • 商品・サービスの売上を上げる プロモーションサイト ※サイト上では決済不可 • 商品・サービスの認知度を向上する • 「資料請求」や「お問合せ」により 見込顧客を獲得する ポータルサイトや 情報提供サイト • 広告収入を得る リクルートサイト • 優秀な人材のエントリーを得る 店舗サイト • 実店舗への来店客を増やす サポートサイト • コールセンターへの問い合わせ数を 減らす
  6. 6. © 2017 ITCA. WEBKATU Project Season4 シーズン4 Webサイトの目的と目標を設定する サイトにおける目標を具体的に設定する サイトの種類 サイトの目的 サイト上での目標例 ECサイト ※サイト上で決済が可能 • 商品・サービスの売上を上げる • 売上高 1,200万円/月 プロモーションサイト ※サイト上では決済不可 • 商品・サービスの認知度を向上する • 「資料請求」や「お問合せ」により 見込顧客を獲得する • 訪問数 9,000/月 • お問合せ件数 70件/月 ポータルサイトや 情報提供サイト • 広告収入を得る • ページビュー数 50,000PV/月 (広告収入 800万円/月) リクルートサイト • 優秀な人材のエントリーを得る • 説明会へのエントリー数 700名 店舗サイト • 実店舗への来店客を増やす • クーポンのダウンロード /利用数 150件/月 • 来店予約数 50件/月 サポートサイト • コールセンターへの問い合わせ数を 減らす • 問合受付件数 100件/月 • 問題解決件数 80件/月
  7. 7. © 2017 ITCA. WEBKATU Project EC専業の場合(例) CV率 3% 売上高 1,200万円/月 ECサイト 訪問数 8,000/月 ビジネス上の 目標 = Webサイト上 の目標 サイトの目標を設定する 商品平均単価5万円
  8. 8. © 2017 ITCA. WEBKATU Project EC専業の場合(例) 売上高 1,200万円/月 ECサイト 訪問数 6,000/月 サイトの目標を設定する Webサイト上 の目標 ビジネス上 の目標 サイト上の 売上高 900万円/月 ショッピング モール上の売上高 300万円/月 商品平均単価5万円 CV率 3%
  9. 9. © 2017 ITCA. WEBKATU Project BtoBの場合(例) 受注確率 50% 商談化率 4% 商談化率 7.5% CV率 0.5% 商談化率 20% 商談化率 5% 受注件数 25件/月 受注金額 5億円/月 商談数 50件/月 お問合せ数 70件/月 展示会 名刺交換数 150名 セミナー 開催4回/参加者数 200名 企業サイト/ プロモーション サイト 訪問数 14,000/月 既存顧客 300社 Webサイト上 の目標 ビジネス上 の目標 サイトの目標を設定する 受注平均単価2,000万円
  10. 10. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 目標と現状とのギャップ を解消する為に、サイト の改善を実施します。
  11. 11. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 現状を把握し 課題を 抽出する STEP1 課題毎に 改善策を 具体化する STEP2 効果測定が 可能な指標に 落とし込む STEP3 改善策を 実施する STEP4 サイト改善の進め方とアクセス解析の位置づけ アクセス解析 による取組 改善策の効果 を検証する STEP5
  12. 12. © 2017 ITCA. WEBKATU Project Season4 シーズン4 データ分析の基本:データを見る視点 変化をみる データを時系列などで並べ、 数値の変動に表れる一定の傾向 を把握する。 以下の視点で、データから情報を読み取ります 相関をみる 2つの変数の間に、関係性が あるかどうかを把握する。 分類する データを何らかの基準によって 分類し、各分類の特徴や違いを 把握する。 比較する 前月/前年同期や業界平均など、 何らかの共通軸をもった数値 と比べて、違いを把握する。
  13. 13. © 2017 ITCA. WEBKATU Project データ分析の基本:仮説を立てて分析する 「データを見ていると答えが分かる。」 「仮説を立てて、それが正しいかどうかを データで確認する。」 データ分析に関するよくある誤解 ✖ 〇 標準レポートをただな~ん となく眺めていても時間の 無駄だよ~。
  14. 14. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 仮説の例 例:ECサイト専業 目標:サイトからの売上1,200万円/月 現状:サイトからの売上900万円/月 • サイトへの訪問数が減少しており、目標売上を達成する為の訪問数を確 保できていないのではいか? • SEO対策している検索キーワードでちゃんと上位表示されているのか? そもそも対策キーワードの選定が間違っていのではないか? • モバイルからのアクセスは、 PCからのアクセスと比べて直帰率や離脱 率が高いのではないか? • 離脱が多くボトルネックとなっているページがあるのではないか? • 購入ボタンが目立たず見逃されてしまっているのではないか? • 表示速度が遅いページがあり、それが原因で離脱されてしまっているの ではないか? • カート決済のプロセスの中で離脱が多く発生しているページがあるので はないか?
  15. 15. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 自然検索 Web広告 SNS メルマガ 流入 閲覧・回遊 コンバージョン 現状を把握し 課題を 抽出する STEP1 仮説をもとにアクセス解析を行い、 サイトの現状把握とともに、課題を 明らかにします。
  16. 16. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 表示する期間と“時間/日/週/月”を変更するとともに、前年 等と比較しながら、現在のアクセス状況を把握する。 流入:サイト訪問の主な特徴や傾向を分析 ユーザーサマリー “ユーザー > 概要” ※期間を1年間で設定、 前年と比較して訪問数や セッション数がどのよう な状況にあるかを把握 ※1日の時間別 の訪問数の増減 傾向を把握
  17. 17. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 流入:年齢×性別×デバイスの分析 年代や性別によるサイト訪問者の特徴を把握する。また、ア クセスに利用されているデバイスに特徴があるかも把握する。 ユーザー属性:年齢 “ユーザー > ユーザー属性 > 年齢“
  18. 18. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 流入:デバイス別の流入状況を分析 PC、モバイル、タブレット毎の訪問状況を把握する。特に、 モバイルからの訪問数の増減と直帰率の増減に注意する。 モバイル サマリー “ユーザー > モバイル > 概要”
  19. 19. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 流入:参照元/メディア別の流入状況を分析 サイトへの流入経路を把握する。自然検索の流入状況の変化 に着目するとともに、有効な被リンク先があるかを把握する。 すべてのトラフィック “集客 > すべてのトラフィッ ク > 参照元/メディア”
  20. 20. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 流入:検索キーワードの分析 ① サイトへの訪問の際に使用されている検索キーワードと検索 エンジンを把握する。サイト訪問者のニーズを分析する。 オーガニック検索 トラフィック “集客 > オーガニック検索 キーワード” セカンダリディメンション で“参照元/メディアを選択
  21. 21. © 2017 ITCA. WEBKATU Project Google検索上で自社サイトが何位で表示され、クリックされ たのかを把握する。SEO対策の効果があったのかを確認する。 検索クエリ “集客 > Search Console > 検索クエリ” 流入:検索キーワードの分析 ②
  22. 22. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 閲覧・回遊:直帰率×入口ページの分析 ランディングページ “行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ” サイト全体よりも直帰率が高い入口ページを特定し、その理 由を検討するとともに、改善出来ないかを考える。 並べ替えの種類で “加重”を選択
  23. 23. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 閲覧・回遊:各ページの離脱率を分析 サイト全体よりも離脱率が高いページを特定し、その理由を 検討するとともに、改善出来ないかを考える。 離脱ページ “行動 > サイトコンテンツ > 離脱ページ” “ページビュー数”、 “離脱率を選択し「サイト 平均との比較」を」表示
  24. 24. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 閲覧・回遊:主要なページの導線を分析 主要ページの前後の遷移を把握し、想定しているサイト内の 導線と一致しているかどうかを確認する。 ページ “行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ”
  25. 25. © 2017 ITCA. WEBKATU Project コンバージョン:目標到達のプロセスを分析 目標到達プロセスの中で、離脱率の高いページを特定する。 特に、入力フォームページで離脱率が高くないかを確認する。 目標到達プロセス “コンバージョン > 目標 > 目標到達プロセス” 1,870の内、 64%が離脱 687の内、 19%が離脱 560の内、 17%が離脱 470の内、 7%が離脱
  26. 26. © 2017 ITCA. WEBKATU Project コンバージョン:検索キーワードの分析 ③ コンバージョンが達成されたセッションで使用された検索 キーワードを把握する。SEO対策への反映が必要か検討する。 検索クエリ “集客 > Search Console > 検索クエリ” カスタムセグメントで “コンバージョンが達成さ れたセッション”を選択
  27. 27. © 2017 ITCA. WEBKATU Project コンバージョン:目標到達までの経路を分析 コンバージョンに至るまでに、訪問者がどのような経路で訪 問していたかを確認する。チャネルの有効性を把握する。 コンバージョン経路 “コンバージョン > マルチチャ ネル > コンバージョン経路”
  28. 28. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 得られた情報から課題を抽出する 例: アクセス解析から得られた情報 • 訪問数、訪問者数ともに昨年より20~25%減少している。 • 訪問数が多い時間帯は10時、14時、20時で、平日・休日ともにほぼ変わらない。 • 訪問者の年代は“18~34才”で約60%であり、顧客ターゲットと一致している。 • モバイルからのアクセスが2年前より15%以上増加し、直帰率も高くなっている。 • 主要ページ「△△△」での離脱率が約80%と非常に高い。 • 訪問者の主要導線は、想定していたものとほぼ一致している。 • 想定外の「○○○」というワードでの検索による訪問からの購入が多い。 • 購入申込入力フォームでの離脱が64%を超えている。 アクセス解析以外から得られた情報 • 既存顧客のリピート購入が昨年より約60%低下している。 課題:・アクセス数を増やす。 ・途中離脱を低下させる。 ・既存顧客のリピート購入を増やす。
  29. 29. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 課題が明確になったら、 それぞれに対して改善策 を具体化します。
  30. 30. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 課題毎に 改善策を 具体化する STEP2 例: 目標:サイトからの売上1,200万円/月 現状:サイトからの売上700万円/月 課題:・アクセス数を増やす。 ・途中離脱を低下させる。 ・既存顧客のリピート購入を増やす。 アクセス数を増やす 途中離脱を低下させ る 既存顧客のリピート 購入を増やす • 検索ワード「〇〇〇」の SEO対策を強化する。 • リスティング広告の出稿 費用を×××円増やす。 • 取引先のサイトからリン クを貼ってもらう。 • Facebook広告を出稿し サイトへ誘導する。 • 離脱率の高いページの内、 “△△△”の改修を行う。 • スマホ向けサイトのリ ニューアルを行う。 • 購入申込フォームの入力 項目を減らす。 • CTAボタンを分かりやす い配色に変更する。 • メルマガにSale情報を記 載し配信する。 • 特別優待の案内ページを 作成しリンクを知らせる。 • 顧客毎にリコメンドを記 載したメールを送付する。 • 優良客だけのオンライン コミュニティを用意する。 ・・・ ・・・ ・・・
  31. 31. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 自然検索 Web広告 SNS メルマガ 流入 閲覧・回遊 コンバージョン 操作性・閲覧性 の向上 CTAの最適化 入力フォームの 最適化 段階的 アプローチ SEO対策 Web広告 SNS活用 ブログ活用 コンテンツの改善・更新 改善策を具体化する
  32. 32. © 2017 ITCA. WEBKATU Project コンテンツの 改善・更新 SEO対策 操作性・閲覧性 の向上 CTAの最適化 入力フォームの 最適化 段階的 アプローチ これまでに開催したビジネスWEB活用セミナー の資料を、是非ご参考にして下さい。
  33. 33. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 具体的な解決策が決まった ら、次にその効果を測定す る為の指標に落とし込みを 行います。
  34. 34. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 効果測定が 可能な指標に 落とし込む STEP3 例: 目標:サイトからの売上1,200万円/月 現状:サイトからの売上700万円/月 課題:・アクセス数を増やす。 ・途中離脱を低下させる。 ・既存顧客のリピート購入を増やす。 検索ワード「〇〇〇」 のSEO対策を強化する。 購入申込フォームの入力 項目を減らす。 特別優待の案内ページを 作成しリンクを知らせる。 • 特別優待メールからの 案内ページへのセッ ション数 • 特別優待メールからの コンバージョン数 • オーガニック検索から のセッション数 • (「〇〇〇」による検索 からのセッション数) • 購入申込ページの離脱 率 • “目標到達プロセス”に おける確認ページへの 遷移数
  35. 35. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 改善策を実施するとともに、 効果が上がったかどうかを 各指標の値で検証します。
  36. 36. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 改善策を 実施する STEP4 改善策の効果 を検証する STEP5 マイレポートで各指標の推移を計測 http://www.saple.co m こんにちは、○○様。 今回は○○様への特別な・・ 成約 改善策を実施 購入申込み 購入申込み
  37. 37. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 改善策のテスト方法 Webページの一部分、またはページそのものをAとBの2パ ターン用意し、どちらの方がより効果の高い結果が得られる かを実験する方法 A/Bテスト A B GoogleアナリティクスにはA/Bテストを行う機能が備わって おり、無料で使用することが可能です。(Googleアナリ ティクスでは、“ウェブテスト”と呼びます。)
  38. 38. © 2017 ITCA. WEBKATU Project 1.課題抽出、改善策の実施 どうやってテストするのか?サイト改善を継続的に実施 より高い成果を 上げるために、 更にできること は? 3.疑問 次に目指すべき 目標は何か? 4.目標設定 改善はうまく いったか?目標 は達成された か? 2.結果
  39. 39. © 2017 ITCA. WEBKATU Project Webサイトを継続的に改善・成長さ せることで、より高い成果獲得につ なげましょう!! この取り組みを行っているのと行っ ていないのとでは、大きな差が生ま れることは想像できますよね。 いかがでしたか? アクセス解析による サイト改善の進め方
  40. 40. © 2017 ITCA. WEBKATU Project ありがとうございました 〒113-0021東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス9F https://webkatu.jp/contact/ TEL:03-6912-1081 FAX:03-5981-7371 【お電話・FAXからのお問合せ】 【メールフォームからのお問合せ】 https://webkatu.jp/

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