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都市におけるシークエンスと隙間空間

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GISA学術研究発表Web大会

表題:
都市におけるシークエンスと隙間空間

著者名(共著者含む):
中山雅淑、吉川眞、田中一成

所属:
大阪工業大学大学院 工学研究科都市デザイン工学専攻

連絡先:
E-mail: nakayama@civil.oit.ac.jp

Published in: Travel, Business
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都市におけるシークエンスと隙間空間

  1. 1. 都市における シークエンスと隙間空間 大阪工業大学大学院 中山雅淑 大阪工業大学 田中一成 大阪工業大学 吉川 眞 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013)
  2. 2. はじめに(1) 都市空間の「図」と「地」 建物間、路地も都市空間の「地」の一部 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 1/38
  3. 3. はじめに(2) 建物と建物の間 空地(憩いの空間) 都市空間にはさまざまな「地」が存在 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 2/38
  4. 4. はじめに(3) 気付かれにくい空間 気付かないうちにイメージに影響を 与えている可能性 「隙間」 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 3/38
  5. 5. 既往研究 都市における隙間空間の特性:中山・田中・吉川,2012 隙間の性質 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology 付属物の量 GISA学術研究発表Web大会(2013) 4/38
  6. 6. 研究の目的 街路を歩行中 視野の中には建物や道路など → 隙間も含まれる 隙間(気付かれない・気付かれる) シークエンス景観の一部 → 都市内において歩行時のイメージ形成に 影響 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 5/38
  7. 7. 研究の方法 対象地選定 隙間の見えの分析 歩行者の注視行動 隙間内の付属物 隙間が街路歩行時に与えるイメージ Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 6/38
  8. 8. 対象地(オフィス街) 大阪市北区の南森町 1街区分1辺の街路 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology 0 50m 100m GISA学術研究発表Web大会(2013) 7/38
  9. 9. 対象地(住宅街) 大阪市旭区の大宮 1街区分1辺の街路 0 50m 100m Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 8/38
  10. 10. 対象地(繁華街) 大阪市中央区の道頓堀 1街区分1辺の街路 0 50m 100m Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 9/38
  11. 11. 歩行時における隙間の見え(1) 人は街路を歩行しているときどのように隙 間が目に入っているのか 進行方向の見え − 人が歩いている時の隙間の変化を表現 ファサードに垂直方向の見え − 側方を向いた時の隙間の形状を表現 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 10/38
  12. 12. 隙間の見えについて(1) 見えの面積とは、視対 象の見えの大きさ 隙間の見え 隙間の幅 視野内に含まれる隙間 の面積 進行方向の見え Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 11/38
  13. 13. 隙間の見えについて 見えの面積とは、視対 象の見えの大きさ 隙間の見え 視野内に含まれる隙間 の面積 垂直方向の見え Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 12/38
  14. 14. 連続立面図の作成 隙間の形状を再現 建物ファサードを写真撮影 合成加工 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 13/38
  15. 15. 連続立面図(3対象地) 南森町 大宮 道頓堀 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 14/38
  16. 16. モデル作成 基盤地図情報2500に調整 現地調査により高さの確認 3次元モデルを作成 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 15/38
  17. 17. 計測 レンダリング画像を作成時の設定 道路縁から車道側1m上を歩行 カメラの高さ:150 cm 焦点距離:28 mm 画像加工ソフトを使用 ピクセル数を計測 画像の全体と隙間の見えとの割合 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 16/38
  18. 18. カメラの設置 設置間隔 進行方向:1m Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology 垂直方向:10 cm GISA学術研究発表Web大会(2013) 17/38
  19. 19. カメラの設置 設置間隔 進行方向:1m Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology 垂直方向:10 cm GISA学術研究発表Web大会(2013) 18/38
  20. 20. 計測範囲 進行方向 ①:前 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 19/38
  21. 21. 計測範囲 進行方向 ②:横 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 20/38
  22. 22. 計測範囲 垂直方向 ③:右側 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 21/38
  23. 23. 計測範囲 垂直方向 ④:手前 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 22/38
  24. 24. 計測範囲 垂直方向 ⑤:奥 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 23/38
  25. 25. 計測範囲 垂直方向 ⑥:左側 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 24/38
  26. 26. 隙間の見えの結果(1) 南森町 (%) ③ ② ① ④ ⑤ ⑥ (m) ※ 番号は計測範囲 − 南森町は隙間の手前から大きな見え Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 25/38
  27. 27. 隙間の見えの結果(2) 大宮 (%) ③ ② ① ④ ⑤ ⑥ (m) ※ 番号は計測範囲 − 大宮はグラフの形状にバラツキ Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 26/38
  28. 28. 隙間の見えの結果(3) 道頓堀 (%) ③ ② ① ④ ⑤ ⑥ (m) ※ 番号は計測範囲 − 道頓堀は全て似た形状 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 27/38
  29. 29. 隙間の見えの結果(まとめ) 進行方向 見えが少しずつ大きくなり、その後、視界から 消える 垂直方向 右側、奥、手前、左側の順に見える 一つの隙間が徐々に視界に入り始め、垂直方向の直線 的な推移でより強い隙間の印象を与える可能性がある Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 28/38
  30. 30. 考察(1) 歩行者の注視行動 進行方向の見えが無い・少ない場合 垂直方向と視界に入る大きさの差がある → 急に視野に入る隙間 → 人の注目行動が発生する可能性 → 人の行動や動作に影響 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 29/38
  31. 31. 考察(2) 隙間内が遠方から見える 進行方向 歩行者に壁面を見られる可能性 隙間内部とファサードのしつらえの差 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 30/38
  32. 32. 急に視野に入る隙間 考察(1)より隙間が歩行者の行動に与える影響 注視行動 隙間に面する街路を通行する歩行者の行動 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 31/38
  33. 33. 予備調査 対象地区 南森町 調査時期 2013年10月24日 注視行動をおこなった人数が少ない 規模の大きな隙間で調査 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 32/38
  34. 34. ビデオ撮影 対象地区 大阪市・京都市における路地・細街路 調査時期 2013年5月 撮影時間 最短撮影時間の動画の終了時間が近い10秒単位の 時間を1サンプルと設定 撮影方法 サンプル時間内に隙間の前を通過した歩行者数、 隙間内を注目行動した歩行者数を測定 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 33/38
  35. 35. 調査結果 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 34/38
  36. 36. 考察 急に視野に入る隙間 注視されやすい可能性 注視行動は隙間内の状態によるイメージへの影響 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 35/38
  37. 37. 遠方から見える隙間内部 考察(2)より街路遠方から見える範囲と見 えない範囲の違い ファサードとのつながり 付属物の位置、種類と量 評価する可能性 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 36/38
  38. 38. まとめ 隙間をシークエンスにより把握 見えの分析 見られ方の違い (注視行動と付属物) 隙間が歩行者のイメージに影響を 与えている可能性 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 37/38
  39. 39. 今後の展開 − 付属物の位置とその見え − 注視行動による隙間の特徴 隙間と人のイメージとの関係により 隙間の特徴を把握 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA学術研究発表Web大会(2013) 38/38

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