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コミュニケーションチャネルに入り込む研究室実験募集BOTの提案と運用

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第107回GN研究発表会での発表資料です。

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コミュニケーションチャネルに入り込む研究室実験募集BOTの提案と運用

  1. 1. コミュニケーションチャネルに入り込む 研究室実験募集BOTの提案と運用 樋川一幸 松田滉平 中村聡史 明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻 中村研究室 修士1年
  2. 2. #1 実験協力者を募集する際に 苦労した経験はありませんか? 人数が集まらない! 一人一人に 依頼するのが大変! 締め切りまで 時間がない…!
  3. 3. #2
  4. 4. #3 直接知り合いに頼む • 研究室のメンバーに頼む • 友人・知人に頼む • 隣の研究室に頼む → 一人一人に頼む行為が大変! そもそも知り合い少ない! 研究内容知られてて依頼できない! 実験協力者を集める方法1
  5. 5. #4 直接知り合いに頼む • 研究室のメンバーに頼む • 友人・知人に頼む • 隣の研究室に頼む → 研究室にいる忙しい時に実験の依頼が来てしまう 実験協力者を集める方法1
  6. 6. #5 実験協力者プール • 大学単位 • 学部単位 • 学科単位 → 規模が大きいと研究の種類も様々 興味がある研究の実験情報だけを受け取りたい 利用マニュアルが膨大になり登録の敷居が高くな 実験協力者を集める方法2
  7. 7. #6 実験協力者プール • ウェブシステム • メーリングリスト → 学生は気づきにくい 実験協力者を集める方法2
  8. 8. #7 クラウドソーシングを利用する Amazon Mechanical Turk Yahoo!クラウドソーシング → オンライン上の実験しかできない 実験協力者を集める方法3
  9. 9. #8 クラウドソーシングを利用する → データ品質の問題 [Berinsky 2012] • 不特定多数の人が実験に協力するため、 中には真面目に取り組まない人もいる [三浦 2015] • クラウドソーシングを利用する際にスクリーニングを 実施している研究もある [町田 2014] 実験協力者を集める方法3
  10. 10. #9 目的 実験実施者が手軽に利用でき、 実験協力者も気軽に実験に参加できる手法の提案
  11. 11. #10 コミュニケーションチャネル コミュニケーションチャネル 利用頻度が高く、様々な場面で目に触れる機会がある → 通知を見てもらいやすい
  12. 12. #11 コミュニケーションチャネル 邪魔になれば気軽に登録解除!
  13. 13. #12 提案手法
  14. 14. #13 提案手法 〇〇研究室BOT 〜〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 ××研究室BOT 〜〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 △△研究室BOT 〜〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜
  15. 15. #14 研究室ごとに実験募集BOTを運用する 提案手法 研究室ごとでお店のように 実験協力募集BOTを運用する!
  16. 16. #15 • 登録が手軽なので様々な人に登録してもらえる • 興味のある実験だけの情報を選べる • 実験募集を効率的に行うことができる 提案手法 コミュニケーションチャネル内の BOTにより研究室ごとで実験募集を行う
  17. 17. #1616
  18. 18. #1717
  19. 19. #18 本手法が実験募集に有効であるかを検証 プロトタイプシステムを研究室内で実際に運用 実験依頼者に利用後アンケートを実施 期間:11/16〜1/16(卒論・修論のピーク時に実施) 運用実験
  20. 20. #19 5 4 5 8 8 0 0 4 2 11/16-11/2211/23-11/29 11/30-12/6 12/7-12/13 12/14-12/2012/21-12/26 12/27-1/2 1/3-1/9 1/10-1/16 運用実験 卒論・修論の 初稿締め切り 期間中の実験依頼件数(1週間毎)
  21. 21. #20 最終BOT登録者数:97人(主に同学部学科の下級生) 実験依頼者数:16人 実験依頼件数:38件 オンラインでの実験タスク:26件 待ち合わせでの実験タスク:12件 平均実験依頼一斉送信人数:55.3人 平均実験参加人数:7.4人 結果
  22. 22. #21 結果: 最初の協力者が現れるまでの時間の件数 32 2 1 〜10分 10〜30分 30分〜 平均 7.2分 (35件中)
  23. 23. #22 結果: 最後の協力者が現れるまでの時間の件数 19 7 4 5 〜1日 1日〜2日 2日〜8日 8日〜 (35件中)
  24. 24. #23 結果: 実験協力件数 実験協力件数 人数 15- 4 10-14 9 5-9 20 1-4 37 0 27 B3以上の学生13人 平均 3.95件 (93人)
  25. 25. #24 0 5 10 15 20 25 30 35 0 50 100 150 200 実験協力者人数(人) 募集開始からの時間(分) 実験A 実験B 結果: 実験協力者人数の推移
  26. 26. #25 実験依頼を行った16人中14人が回答 アンケート結果: 実験実施者 12 2 000 210-1-2 BOTが実験募集に役立ったか 10 4 000 210-1-2 BOTを今後も使いたいか 役に立たなかった 役に立った 使いたくない 使いたい
  27. 27. #26 実験募集のタイトル、説明文で工夫した点 • 制限・所要時間・期限・報酬・場所を具体的に書く • 自分の実験タスクが簡単、楽しいことをアピール 実際に見られた例 • 漫才見るだけ!アンケート調査! • 漫画を読んでネタバレ選ぶだけ!高収入! アンケート結果: 実験実施者
  28. 28. #27 BOTがどのような貢献をしたか • 自分のコミュニティ以外の人に募集をかけられた • 一斉送信による手間の削減 • 短時間で数十人集められた • 条件の合う協力者を見つけられた アンケート結果: 実験実施者
  29. 29. #28 BOTについて不満に思ったこと、追加して欲しいこと • メッセージが実験実施者から協力者への一方通行 • 実験内容の編集や追加募集 • リマインダー機能 • どの学生がより協力的かを可視化 アンケート結果: 実験実施者
  30. 30. #29 同級生は同じく卒論・修論に追われていて忙しい 研究室に所属していない下級生 → 時間的に余裕がある → 今後の研究室選びや研究のイメージをもたせることに貢献 考察 実際に実験に参加したからという理由で 本研究室を志望した学生が!
  31. 31. #30 実験協力者側 • 暇な時にやりたいものだけを選んで参加できる • 相手がBOTなので無視しても許される LINEの既読無視しやすい風潮が関連している可能性 実験送信の平均は55.3人、実験協力人数の平均は7.4人 • 邪魔ならBOTのともだち登録を解除をしたらよい → 4人が運用期間中に登録を解除していた 考察
  32. 32. #31 実験実施者側 • 文字数制限により自分の実験を売り込む力が問われた → 協力する・しないはBOT登録者に委ねられているため • 目標の半分以上の人数が1日で集まる → 迅速かつ効率的に協力者を集めることが可能 考察 多くの卒論・修論の実験を救うことができた!
  33. 33. #32 システムの改善 実験の編集や追加募集 アルバイトの管理 参加した実験の依頼者とのコミュニケーション手段 実験協力者側の詳しい分析 実験に参加したくなる仕組みの検討 これまでどれくらい協力したかの可視化 今後の展望
  34. 34. #33 LINE DevelopersでLINE@アカウントを作成可能 https://developers.line.biz LINE@アカウント ともだち登録50人までは無料 GitHubでソースコードを公開しています https://github.com/k-hikawa/experiment_recruting_bot LINE@アカウントについて
  35. 35. #34 まとめ 背景 目的 提案手法 実験 結果 実験の募集には様々な苦労があった 手軽に利用でき、効率的に実験協力者を集められる手法の提案 コミュニケーションチャネル内で研究室単位で実験依頼を行うBOT 研究室内で2ヶ月間運用し、利用傾向を分析 手軽で効率的に実験協力者を集めることができた

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