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2013年5月15日
「GoogleとGmail」
2013/5/15 高度情報化と社会生活 1
第6回
高度情報化と社会生活
 教養科目 水曜日 第3限目
 講師 藤野幸嗣 yuki@fujino.com
 講義資料のウェブのアドレス
http://www.fujino.com
 講義連絡用ツイッターアカウント
@fujinocom
 講義用のハッシュタグ
#kjoho
2013/5/15 高度情報化と社会生活 2
本日の講義概要
第6回 Googleのサービスについて
 今週のネットトピック
 Gmailの使い方。
 Googleの様々なサービス
2013/5/15 高度情報化と社会生活 3
今週のネットトピック1
2013/5/15 高度情報化と社会生活 4
 本日12時からdocomo夏モデルの
発表。
iPhone発売の発表はありません(多分)
 SONYのXperiaの新機種ぐらいか?
→来週 スマホとモバイル、お役立ち
アプリについて。
ただし、全員が役に立つアプリは無い?
今週のネットトピック2
2013/5/15 高度情報化と社会生活 5
 TEDxTokyo2013開催
 今尖っている人達のトークの連続。
 内容も面白いが、プレゼンの勉強にもなり
ます。
 月曜日夜11時から NHK Eテレ
「スーパープレゼンテーション」
再放送も有り。
今週の課題 5月22日まで
 皆さんが「無料」で使っていて、これは便
利だと思うサービスやアプリなどを紹介し
てください。
 ネットサービスやアプリ以外でもかまいま
せん。
 「無料」の話は、これからやります。
※課題の記事以外に投稿を5件、内容は問い
ませんが、講義に関連することが望ましい
2013/5/15 高度情報化と社会生活 6
課題について再度注意
 自分のページに投稿をしてください。
 ページアカウントに切り替えてから投稿を
してください。
 スマホの場合にはなるべく「ページマネー
ジャ」アプリからの投稿を。
 慣れないうちは締切に間に合わなくもよい
ので、前の週の分もまとめて投稿したくだ
さい。
 全体の投稿数も評価します。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 7
スマホはクラウドで使う。
同期
バックアップ
アップロード
2013/5/15 高度情報化と社会生活 8
クラウド・サービス アプリ
Web
ネットビジネスの概況
 ITの巨人達(the net giants)
Facebook、Google、Amazon、Apple、
Microsoft、Yahoo!
 無数の配下の系列サービスがある。
他に独立・専門系のサービスも。
 その他のネット産業の大企業たち。
通信業者、メーカー、システムベンダーな
ど、おおどころでは、
Cisco、Oracle、SalesForceなど。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 9
ネットの無料経済について
 テレビ放送は有料モデル(NHKスカパー)
と無料モデル(民放)とが混在している。
 新聞や雑紙も同様にフリーペーパーが。
 電話などの通信サービスの大半は有料
 道路は無料モデルと有料モデルの混在
 ネット上のサービスはまだ十数年なので、
過渡期ですが、最近は会員数を広く集める
無料サービスが多くなっている傾向に。
 今後どうなるのか?よく考えておく。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 10
LINEはどうして無料なのか?
 通常の音声通話に比べて品質が低いから。
→ベスト・エフォート型(保証無し)
電話=ギャランティ型(品質保証有り)
 じつは通信料の大半はパケホーダイに含ま
れている。必ず通話できる保証99%を1%あ
げるためには膨大なコストがかかる。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 11
Googleのサービスはなぜ無料?
 検索結果に広告を表示させているから。
 多くのサービスを「実験」として提供して
いるから。
→いわゆる「β版」。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 12
Facebookはなぜ無料?
 ビジネス向けのFacebookページの広告に
よって収入を得ているから。
 個人同士のやりとりは無料。
 企業が広告を提供するところから収入をえ
ている。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 13
DropBoxはなぜ無料なのか?
 5%の利用者が有料で使ってくれているか
ら。
→「フリーミアム」のビジネスの典型例。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 14
クリス・アンダーソン 無料
「フリー」
日本放送出版協会
1890円
この本は一時電子
版を「無料」で
配布していまし
た。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 15
無料モデル 1と2
FREE1 Direct cross-
subsidy:
いわゆる「おまけ」や
「抱き合わせ販売」
による無料
2013/5/15 高度情報化と社会生活 16
FREE2 Ad-supported:
広告モデル、第三者の
広告主がレベニューを
補完する場合
無料モデル 3と4
FREE3 “Freemium”:
基本的に無料サービス
だが、一定以上のサー
ビスを得ようとする時
に有料になる場合
FREE4 Gift economy:
Donation(寄付)によ
って売上を補完する場
合、金銭以外の無償提
供も含まれる
2013/5/15 高度情報化と社会生活 17
ネットの無料、もうひとつ
5.「抱き合わせ」無料の変形
→タイムシフト型?
買収モデルや株式公開モデルもある。
会員をひたすら集めて、もっと大きなネッ
ト企業に買収してもらう。
あるいは株式上場で一儲けする。
TwitterやYouTubeなどはこれか?
2013/5/15 高度情報化と社会生活 18
メールの現状とGmail
2013/5/15 高度情報化と社会生活 19
メール類似サービスのいろいろ
 パソコンのメールソフトで送受信するメー
ル。(インターネット・メール)
→狭義の「メール」
 Webから使うメール(Webメール)。
 ケータイで送受信するキャリアメール。
 ケータイのショートメッセージ。
 Facebookのメッセージ
 Twitterのダイレクト・メッセージ
 LINEなどのメッセージサービス。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 20
メールは日常的ツールだけど
 いまではケータイでメールを使うのは常
識。
 仕事のパソコンでのメールも常識。
 コミュニケーションの手段として日常化。
 しかしこの「メールの常識」が異なってい
る人の間ではうまくやりとりができない。
 メールの定義の拡散によって
「コミュニケーション不全状態」も発生し
ている。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 21
メールの終焉は近い?
 スパムの増大、防御手段があまりない。
 モバイルデバイスの増大によるメールの拡
散。→LINEの台頭。
 カジュアルメールとビジネスメールとの間
のディスコミュニケーション
 メールの使い方が拡散、
 メールはもはや人が送るものではない?
 状況の通知や確認用として使われる。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 22
ケータイとパソコンのメール
ケータイ パソコン
文字数 少ない 多い
受信方法
プッシュ型(自動受
信)
プル型(手動受信)
受送信頻度 概ね高い 人によりけり
用語法 タメグチ 口語体
利用シーン おもにプライベート
仕事とプライベート両
方
添付ファイ
ル
あまりつけない?
メッセージでは多用
必要に応じて可能
2013/5/15 高度情報化と社会生活 23
メールの常識・非常識
2013/5/15 高度情報化と社会生活 24
ケータイ・メール パソコン・メール
メールのタイトル
(件名)
つけない。 必ず件名をつける
メールの署名 つけないことが多い。 必ず署名をつける。
メールの文章 タメグチ(有人同士の会
話)
仕事における常識的な文
章
メールの目的 私用が多い。 主に仕事用。
メールアドレス 変えることも多い。 基本的に変えない。
送受信費用 パケット代がかかる 月額固定費、何通送受信
しても定額です。
まず、相手のことを思いやろう
 メールは強力なツールだ。
 しかし、配慮なしに使うと思わぬ
トラブルも起こる。
 相手のことを思いやることが大事。
 送信した相手にさえうまく伝われ
ばそれで十分。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 25
メールの課題
 99.99%の信頼性 ビジネスレベルではな
い。
送信違いやサーバーの不調、ネットトラブ
ルなどによるメールの不達がある。
 信頼性を向上させるには「運用技術」で対
応する。
 大事なメールには「お返事をください」と
添える。
→これだけでメールのトラブルは激減す
る!!
2013/5/15 高度情報化と社会生活 26
迷惑メールの問題
 世界中のメールの9割は迷惑メール
 ネットに慣れていない利用者がうっかりメ
ールを読んでしまう人が多いことが原因。
 迷惑メールは「相手をしない」こと。
・絶対に返事をしない。
・クリックしない。
・読まない、無視する。
 頭にきたらメールアドレスではなく通信業
者にクレームを。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 27
フィッシングメールに注意
 メールのアドレスは嘘でも届く。
 リンクの偽装も慣れないと見破れない。
 リンク先の偽装も簡単。
 サービス運営側からのメールにごまかして、
パスワードやクレジットカード番号を盗む
サイトに誘導されることがある。
 FacebookやGoogle、金融会社などを装った
詐欺メールもますます多くなっている。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 28
Gmailの使い方
2013/5/15 高度情報化と社会生活 29
2013/5/15 高度情報化と社会生活 30
Gmail
 15 ギガバイトの容量を持つ無料の
Webメールサービス。
 メールの利用を根本から変えた。
 スパムフィルターとしても優秀
15ギガを越えると有料だが、一人で
複数の無料アドレスを持てる。
様々な無料メール
 Gmail
 Yahoo! Mail
 WindowsLive!mail
その他、たくさんにある。
メールに宣伝が入るものも多い。
仲間同士ならよいが、就職活動や仕事で
無料メールを使うのはマナー違反です。
※第3者に無料メールのアカウントで連絡をとるという
ことは意図的に正体を隠そうとしている行為だと解釈さ
れます。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 31
2013/5/15 高度情報化と社会生活 32
無料メールの注意点
 パスワードの管理に注意する。
忘れない、無くさない、漏らさない。
予備のメールアドレスを登録しておく。
 相手が迷惑メールの対策を取っている場合
に、フィルタにはじかれて届かない可能性
もある。
→大切なメールには必ず返事をもらおう。
 無料なのでサービスが止まったり、終了し
ても文句はいえない。
Gmailが優れている点
 世界有数のネット企業が運営している。
 検索がはやい。
 稼働率が高い(トラブルが少ない)
 反応がはやい。
 容量が大きい。
 スマホでも使いやすい。
 迷惑メール対策、ウィルス対策
 本文に宣伝が入らない。
 いくつでもアカウントがとれる。
 他の便利なGoogleのサービスと連動している。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 33
Gmailの問題点
 Googleがつぶれたらどうなるのだろう?
 9ヶ月ログインしないと消失する。
 ラベルを用いた独特な整理手法である。
 ウェブの最新技術を導入しているので、あま
り初心者向きではない。
 ネットにつながっていないと使えない。
→メールソフトを使うことでカバーは可能。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 34
Gmailの使い方の二つ
 Gmailをメインで使う。
Gmailのアドレスを相手に伝える。
 Gmailをサブで使う。
本来のメールアドレスを使ってGmailを管理
用として転送で運用をする。
さらに、Gmailからスマホに転送をする。
→お薦め。
つまり、既にメールアカウントを持っている
人にもGmailは超便利なのです。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 35
Gmail登録の注意点
 アルファベット・数字の小文字とピリオド
のみ。
記号は使えないので注意。
 6文字以下は登録できない。
 予備アドレスは必ず登録しよう。
→パスワードを忘れたときの確認用です。
ケータイのアドレスでかまいませんが、
ケータイのメルアドを変更したら
必ずこちらも変更しておくこと。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 36
Gmailの使い方
 Webから使うメール
→どのパソコンからでも使える。
→スマホからも使える。専用アプリ有。
 無料で大容量 →10ギガバイト以上
 メールデータは全てクラウドにある。
→原則としてメールの削除をしない
「アーカイブ」を活用する。
 ただし「受信トレイ」は常に空に。
 分類はラベルで行う。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 37
Gmailの画面
2013/5/15 高度情報化と社会生活 38
Gmailのラベルによる分類
 フォルダではなく、「ラベル」による分類。
 一つのメールに複数のラベルがつけられる。
 ラベルは20個までつけられる。
 いちいちラベルをつけるのが面倒なら
「フィルタ」を使う。
→受信したメールを自動的に振り分ける。
 ☆を使ったマーキングも有効です。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 39
受信トレイとアーカイブ
 処理をしたメールはアーカイブに移す。
 受信トレイは常に空にしておくのがコツ。
GTD(仕事を成し遂げる技術)の手法。
 過去の受信メールは「すべてのメール」で
いつでも確認ができます。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 40
迷惑メールとゴミ箱
 Gmailには強力な迷惑メール判定機能がある。
 しかし迷惑メールは誤判定をすることがあるので
、定期的に「迷惑メール」フォルダを確認する。
 メールアドレスを「連絡先」に登録をすると「迷
惑メール」だと判定しなくなります。
※メールを送信すると「連絡先」に登録します。
 迷惑メールとゴミ箱は30日後に自動的に削除され
ます。
 Gmailでは基本的にメールは削除しません。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 41
メールをGmailに統合する
使っているメールをケータイも含めて全て
Gmailに統合してしまいましょう。
→届いたメールを保存できます、相手のメー
ルアドレスもとうぜん保存される。
 やり方は二つあります。
1.受信したメールをGmailに転送する。
自動 手動(docomoソフトバンク)
2.Gmailからメールを自動受信する。
(Mail Fetcher)
2013/5/15 高度情報化と社会生活 42
メールをGmailに転送する
 使っているメール・サービスによって転送
をするやり方が違います。
 サービスメニューから転送を選ぶ。
→ケータイメールでは転送不可かも。
→管理者にメールを出して依頼をする。
 .forwardファイルを利用エリアに置く。
 転送があまりに多いとGmail側からサーバー
毎拒否されるケース有り、注意。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 43
Gmailからメールを取りに行く
 Gmailの設定画面から
「アカウント」→別のアカウントからメールを
受信:
受信したいメールアドレスとパスワードを設
定する。
受信メールを転送元に残す設定と残さない設
定ができる。
転送元を区分するためにラベルをつける。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 44
送信アカウントの変更
 送信されるメールのアドレスをGmail以外の
アドレスに設定をすることができます。
 つまり、ケータイのアドレスでパソコンか
ら送信をすることができます。
 そのメールアドレスを受信できることが設
定の条件で、確認メールがシステムからき
ます。
 ケータイにきたメールの返事をパソコンか
らまとめて行うときなどに便利です。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 45
従来型ケータイで使うGmail
 Gmailにはケータイ用のアクセスアド
レスがあります。
 携帯端末のブラウザから
http://gmail.com にアクセスします。
 パケット代はかかりますが、過去のメ
ールを全て確認することができます。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 46
メルマガにはエイリアス機能
 Gmailのメールエイリアス機能
 アドレスに+記号をつけられます。
 yukifujino@gmail.com
 yukifujino+obs@gmail.com
 yukifujino+tos@gmail.com
どれでも受信ができます。
フィルタをかけてメルマガ毎に分類できま
す。
迷惑メールの発信元も発見できます。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 47
Gmailをメールソフトから使う
 Gmailは通常のパソコンのメールソフトで
も使うことができますが、かなりコツがい
ります。
※仕様ポートが標準ではなくセキュリテ
ィモードになっているため、知識が必要。
 面倒ならGmail用の設定がある
「Thunderbird」を使いましょう。
強力なフリーのメールソフトです。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 48
その他Gmailの便利な機能
 20メガバイトまでの大容量ファイルを添付
→相手もGmailを使っている場合。
→通常のメールの添付は1メガバイト以下に
 強力な同報メール
→グループを作成して500人まで送信。
 スターを付けて管理。
 絵文字も(一応)使える。
 署名の切替機能などもある。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 49
便利なオプション
 自動署名
メールのフッタ(署名)欄に送信
する際に自動的に署名をつけてくれる
機能。
複数登録可能、相手によって使いわ
けたりできる。
 メールの署名を使った、さりげない宣
伝も効果的かも。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 50
Gmailを安全に使う
パスワードの使い回しを
「絶対に」しない。
簡単なパスワードにしない
(数字のみとか)
できればGmail以外のアドレス
を普段は使う、Gmailは教えな
いようにする。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 51
メールアドレスの取り扱い
 ウェブサイトや掲示板にメールアドレスは書かない。
→アドレス収集用のロボットプログラムに
ひっかかってSPAM(悪戯メール)のリストに載る。
 友人同士でアドレスの交換をする、名刺に記載するなど
の交換方法が適当。
 メルマガやオープンなメーリングリストの参加にも注意
が必要。
 とくにケータイのアドレスは要注意で、
ごく親しい友人にとどめておくのが適当?
 慣れないうちはメールアドレスを変更しても大丈夫なよ
うな管理をして運用をする。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 52
メールアドレスの管理
 大学のアドレスは卒業すると使えなくなる。
→慶応大学などは卒業生にもアドレスを発行。
 会社のアドレスも仕事をやめると使えなくなる。
 プロバイダを変更するとメールアドレスは変わる。
 ケータイもキャリアを変えればアドレスが変わる。
→一生変わらないアドレスを準備するのも一つの方法。
お薦めは自分でドメインを取る→VALUE-DOMAIN
(年額990円)→業務用のGoogleサービスである
「Google Apps」で運用、10アカウント迄無料。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 53
会社でのメール運用
 会社によってルールは様々である。
 個人の責任で活用を許可しているところ。
 私的な利用の禁止(程度は様々)
 都教委のトンデモ・コンプライアンスとか。
 プライバシーの確保と業務利用の葛藤がある。
 社外秘データの持ち出しなど内容を監視してい
るところもある。
 組織利用では定められたルールを理解する。
 ルールがないところは、その点でかなり問題。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 54
相手のメールアドレスの管理
 アドレス帳は必ずバックアップをと
る。
 ケータイの電話帳もパソコンなどで
バックアップをしておくと便利です。
 スマホのメンテもしておくこと。
 万一自分のアドレスが変わっても、変
更の連絡がとれるようにしておくこと
がポイント。
 アドレス帳のマッチングに注意2013/5/15 高度情報化と社会生活 55
メールの今
 スパムの跋扈とLINEやFacebookの隆盛でメ
ールが使われなくなりつつある。
 LINEなどメッセージングに移行中。
 Facebookのメッセージも。
2種類のユーザーが混在している。
1)従来のFacebook内でのメッセージ
2)外部とのメールがやりとりできる新メ
ッセージシステムの利用者
fujino@facebook.com
2013/5/15 高度情報化と社会生活 56
キャリアメールの終焉
 スマホになってキャリアのメールが使われ
なくなっている。
 遅い、使いにくい。
 転送もできない。
 ただし従来型ケータイの人がまだ存在して
その人達だけのためにメールを使ってい
るのが現状。
 やがて使われなくなるでしょう。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 57
Facebookメッセージの特徴
 タイトルがない→ケータイの手法を採用。
 チャットと融合。
 やりとりをスレッドで管理する。
 今後は10億の利用者を背景に統合メールシ
ステムに発展する可能性が高い。
1)スマホ
2)パソコン
3)SNS(Facebook)型
が混在するメール混乱時代の到来。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 58
ネットにデータはバックアップ
 クラウドバックアップサービス
サービスによるが、2ギガぐらいは無料。
機能
バックアップ
データの同期
仮想ドライブ
スマートフォンでの閲覧
Mac対応
2013/5/15 高度情報化と社会生活 59
GoogleDrive
 無料で15ギガのストレージ (現5G)
 自動バックアップ
 複数のパソコンやスマートデバイスからフ
ァイルの利用が可能。
 アプリがなくてもWebから編集ができる。
文章、表、プレゼン、一部の画像など。
 共同編集もできる。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 60
文書共有 GoogleDocs
→GoogleDriveに統合されました。
 ワープロ、スプレッドシート、プレゼンテー
ション機能。
 つまりWord、Excel、PowerPointのオンライ
ン版が無料で使える。
 でも、機能はそんなに多くないし、操作性も
そんなによくはない。
 共同作業用とデータを共有をするためのもの
。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 61
Google+(グーグルプラス)
 AKB48が使ってちょっと引いた。
いいね!は「+1」で。
Google+(ぐくたす)ともいう。
 Googleのソーシャルサービス
 コミュニティはサークルで分ける。
 方向はメールや動画との統合か?
2013/5/15 高度情報化と社会生活 62
Google+の機能
 Googleアカウントで使えます。
 プロフィール(項目毎に公開範囲を設定)
 ピックアップ
→特定のキーワードの入った記事を閲覧でき
ます。
 ハングアウト ビデオ会議+ビデオ配信
 写真 Picasaと連動 自動アップロード
 ローカル Google Place
 ゲーム
2013/5/15 高度情報化と社会生活 63
Google+のコンセプト
 サークル
 Googleアカウントとメールアドレスをサ
ークルに入れられます。
 サークルはいくつでも持てます。
 サークルに入れて貰う→投稿がフィードに
出てきます。
 サークルは非公開ですが、公開することも
できます。
 企業用のGoogle+ページもあります。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 64
Googleカレンダー
 ネット上の強力な予定表
 グループに分けて、管理できる。
 グループ毎に、公開、共有、非公開を区分
できる、共同作業用として快適。
 メールで日程を連絡して自分の日程に取り
込める。
 OutlookやiCalなどパソコン用のスケジュ
ールソフトと連携ができる。
 スマホのスケジュールなどと同期が可能。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 65
写真アルバム共有Picasa
 クライアント・ソフトとセットになっている。
 デジカメ→Picasaのソフトでパソコンに読み込み
。→ネットアルバムにまとめてアップロード。
 スマホから自動アップロードできる。
 公開したり、招待することで、写真の共有がで
きます。いちいちプリントアウトをしなくても
よいので便利。
 パーティや同窓会で活用。
ただし、Yahoo!配下のFlickrやFacebookの方が利
用者が多い。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 66
動画共有 YouTube
 Googleが買収した動画共有サービス。
 利用者は無料で動画をアップして見ること
ができる。
 最近は画像のクォリティも上がって、公式
利用も増えている。
 課題は著作権問題。
 動画検索サービスなども便利。
 最近、有料チャンネルの設置をアナウンス
2013/5/15 高度情報化と社会生活 67
Googleグループ メール共有
 メーリングリスト・サービス
 ウェブからだと掲示板機能として。
 あと、ファイルの共有も可能。
 グループで連絡や共同作業をする際に便利
なサービス。
 公開と非公開がわかりにくいので、(ディ
フォルトは公開)その点に注意と慣れが必
要。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 68
Googleでサイトを構築
 Google Apps
 独自ドメイン
 メール、Web、掲示板などトータル情報
提供が無料でできる。
 同じドメイン同士でDriveが共有できる。
 10アカウントを越えると有料。
→Googleのビジネス向け統合サービス
2013/5/15 高度情報化と社会生活 69
Googleの広告
 Googleアドワーズ
検索結果などの特定キーワードの出現にあ
わせて、商用サイトへのリンクを表示させ
る仕組み。入札制~よく使われるキーワー
ド、良い場所は高くなる。
 Googleアドセンス
特定キーワードが含まれた自作ページに
Googleの提供する宣伝リンクを埋め込んで
クリックされたら報酬が貰える。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 70
Facebook広告
 ターゲティング広告
 利用者のプロフィールに応じて、
Facebookの画面に現れる広告を変えられ
る。
 絞り込みが可能。
 リンク先は「Facebookページ」
 皆さんのページでも広告の掲載が可能。
~詳しくは来週?
2013/5/15 高度情報化と社会生活 71
Googleは世界を制覇するか?
 データの集積に300年かかるという説
 3年で大半のデータを網羅できるという説
 Facebookに負けるという説
 Appleにやられるという説
 いずれにしろ、世界で最もネットに詳しい
人達が新しいことを考えている。
 今インターネットでGoogleの各サー
ビスをウォッチすることはすごく重要なこ
とのひとつだ。
2013/5/15 高度情報化と社会生活 72
次回の予定 5月22日
モバイルやスマホの
動向について
2013/5/15 高度情報化と社会生活 73

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