新しい自律学習 ~インターネットを利用して~ ブラッシュアップ講座 2011 年 7 月 16 日
目標 <ul><li>自律的な日本語学習の事例、手法を共有する。 </li></ul><ul><li>研究者から学ぶ指導法 </li></ul><ul><li>ネットを使って日本人と日本語で交流する方法を体験する。 </li></ul>
体験を共有しましょう <ul><li>自分で自分のためにコースデザインをしたことはありますか? </li></ul><ul><ul><li>計画倒れでもいいです。 </li></ul></ul><ul><ul><li>語学、囲碁将棋、スポーツ、...
発表
事例紹介1 インドからアクセス エジプト人
自律学習とは <ul><li>『日本語教育重要用語 1000 』 1998 </li></ul><ul><ul><li>「自律学習 (Autonomous Learning) とは学習者自身が自己の学習に主体的に関わり学習を孤立化せず、教授者や...
なぜ自律学習なのか。 <ul><li>梅田康子 『学習者の自律性を重視した 日本語教育コースにおける教師の役割』 </li></ul><ul><ul><li>http:// bit.ly/pbfYAV </li></ul></ul><ul><u...
自律学習の流れ <ul><li>意識化 </li></ul><ul><ul><li>自分の求めていることをはっきりと意識する。自分の日本語力と将来の目標をイメージする。自分の現在の状況を認識する。 </li></ul></ul><ul><li>...
課題 <ul><li>自立学習に利用する書類を、前記のどの段階で利用するのか 5 分で分けてみましょう! </li></ul>
リソースとしてのインターネット
里見香奈さん <ul><li>12 歳で全国大会優勝 </li></ul><ul><li>島根県在住(当時) </li></ul><ul><li>「疾走する少女」 by 梅田望夫 </li></ul><ul><li>何が画期的なのか? </li...
体験の共有 <ul><li>授業でインターネットを使ったことがありますか? </li></ul><ul><li>授業で、学生にインターネットを使わせたことがありますか? </li></ul><ul><li>5 分でできるだけ例をたくさん挙げてく...
発表
海外で日本語を教える場合 <ul><li>海外では学習者がインプットする日本語をコントロールしやすい。 </li></ul><ul><li>学習期間=本物の日本語に出会う前の準備期間。 </li></ul><ul><li>成果が見えるまで時間が...
パラダイムの転換 <ul><li>ネット以前 </li></ul><ul><ul><li>日本語が上手になってから日本語を使う </li></ul></ul><ul><ul><li>教材にある簡単な日本語しか目に入らない </li></ul><...
挨拶だけでコミュニケートできる <ul><li>コミュニケートする相手がいる。 </li></ul><ul><li>すぐに教えなければならない表現は教室用語だけ? </li></ul><ul><ul><li>「すみません、わかりません」 </l...
ナマの日本語が飛び込んでくる <ul><li>既習語・未習語が区別できなくなる。 </li></ul><ul><li>「何でも答えられる先生」であることは可能?教師も知らない言葉を質問される。 </li></ul><ul><ul><li>こんば...
興味のある分野の日本語が手に入る <ul><li>教材に「ハマる」かどうかが成否の鍵 </li></ul><ul><ul><li>新幹線が好きな人 </li></ul></ul><ul><ul><li>アニメの影響で 40 キロ痩せる人 </l...
勉強は楽しい <ul><li>「つらくても頑張れ!」・・・? </li></ul><ul><ul><li>「ハマれない」人には今でも必要。 </li></ul></ul><ul><li>「たのしいからがんばろう」・・・! </li></ul>
先生はリソースの一部 <ul><li>権威主義・教条主義からの脱却 </li></ul><ul><li>自律学習の教師の役割(梅田康子) </li></ul><ul><ul><li> 1.ファシリテーター(励ましてくれる人) </li></ul...
事例紹介2
「たくさんフォローされて驚いた」
交流ツールとしての利用例 <ul><li>ツイッターとは?(革命と震災時の事例紹介) </li></ul><ul><li>登録してフォローしあおう ! </li></ul><ul><li>検索してフォローしよう ! </li></ul><ul>...
体験の共有 <ul><li>ツイッターを iPad で検索してみましょう! </li></ul><ul><li>「日本語教育」「エジプト」などで検索してみてください。 </li></ul>
参考文献 <ul><li>梅田康子 『学習者の自律性を重視した 日本語教育コースにおける教師の役割』 2005 </li></ul><ul><li>桜美林大学日本語プログラム「グループさくら」 『自律を目指す言葉の学習』 2007 </li><...
ふりかえり <ul><li>自律的な日本語学習の事例、手法を共有する。 </li></ul><ul><li>研究者から学ぶ指導法 </li></ul><ul><li>ネットを使って日本人と日本語で交流する方法を体験する。 </li></ul>
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  1. 1. 新しい自律学習 ~インターネットを利用して~ ブラッシュアップ講座 2011 年 7 月 16 日
  2. 2. 目標 <ul><li>自律的な日本語学習の事例、手法を共有する。 </li></ul><ul><li>研究者から学ぶ指導法 </li></ul><ul><li>ネットを使って日本人と日本語で交流する方法を体験する。 </li></ul>
  3. 3. 体験を共有しましょう <ul><li>自分で自分のためにコースデザインをしたことはありますか? </li></ul><ul><ul><li>計画倒れでもいいです。 </li></ul></ul><ul><ul><li>語学、囲碁将棋、スポーツ、楽器など </li></ul></ul><ul><ul><li>どんなリソース(本、先生、道具など)を使いましたか? </li></ul></ul><ul><li>日本語を独習する学生に協力してあげたことはありますか? </li></ul><ul><li>10 分でできるだけたくさん例を出してください。 </li></ul>
  4. 4. 発表
  5. 5. 事例紹介1 インドからアクセス エジプト人
  6. 6. 自律学習とは <ul><li>『日本語教育重要用語 1000 』 1998 </li></ul><ul><ul><li>「自律学習 (Autonomous Learning) とは学習者自身が自己の学習に主体的に関わり学習を孤立化せず、教授者や教材や教育機関と言ったリソースを利用して行う学習を言う」 </li></ul></ul><ul><li>SDL(Self Directed Learning) もほぼ同じ。 </li></ul><ul><li>独習とは違う。 </li></ul><ul><ul><li>仲間や先生もリソース </li></ul></ul><ul><ul><li>目標の発表、中間成果発表会、最終成果発表会、成績 </li></ul></ul><ul><ul><li>授業なので時間を拘束される(計画倒れにならない) </li></ul></ul>
  7. 7. なぜ自律学習なのか。 <ul><li>梅田康子 『学習者の自律性を重視した 日本語教育コースにおける教師の役割』 </li></ul><ul><ul><li>http:// bit.ly/pbfYAV </li></ul></ul><ul><ul><li>学習ニーズの多様性 </li></ul></ul><ul><ul><li>社会の変化への対応力を育成する必要性 </li></ul></ul><ul><ul><ul><li>2010 年の上位 10 種の職業は 2004 年に存在していなかった。 (カナダ NB 州作成ビデオ) </li></ul></ul></ul><ul><ul><ul><li>今の子供たちはその一生で 14 の職業を経験するだろう。(カナダ NB 州作成ビデオ) </li></ul></ul></ul>
  8. 8. 自律学習の流れ <ul><li>意識化 </li></ul><ul><ul><li>自分の求めていることをはっきりと意識する。自分の日本語力と将来の目標をイメージする。自分の現在の状況を認識する。 </li></ul></ul><ul><li>計画 </li></ul><ul><ul><li>目標設定。学習方法、リソース、時間配分、評価方法などを決める。 </li></ul></ul><ul><li>実行 </li></ul><ul><ul><li>計画に沿って学習をすすめる。感想や成果物を記録する。必要なら計画を変更する。 </li></ul></ul><ul><li>ふりかえり </li></ul><ul><ul><li>記録や成果物をもとに評価を数値化する。 </li></ul></ul>
  9. 9. 課題 <ul><li>自立学習に利用する書類を、前記のどの段階で利用するのか 5 分で分けてみましょう! </li></ul>
  10. 10. リソースとしてのインターネット
  11. 11. 里見香奈さん <ul><li>12 歳で全国大会優勝 </li></ul><ul><li>島根県在住(当時) </li></ul><ul><li>「疾走する少女」 by 梅田望夫 </li></ul><ul><li>何が画期的なのか? </li></ul>
  12. 12. 体験の共有 <ul><li>授業でインターネットを使ったことがありますか? </li></ul><ul><li>授業で、学生にインターネットを使わせたことがありますか? </li></ul><ul><li>5 分でできるだけ例をたくさん挙げてください。 </li></ul>
  13. 13. 発表
  14. 14. 海外で日本語を教える場合 <ul><li>海外では学習者がインプットする日本語をコントロールしやすい。 </li></ul><ul><li>学習期間=本物の日本語に出会う前の準備期間。 </li></ul><ul><li>成果が見えるまで時間がかかるので、日本語の勉強は苦しい。 </li></ul><ul><li>教師こそがリソース。 </li></ul>今でもそうでしょうか。
  15. 15. パラダイムの転換 <ul><li>ネット以前 </li></ul><ul><ul><li>日本語が上手になってから日本語を使う </li></ul></ul><ul><ul><li>教材にある簡単な日本語しか目に入らない </li></ul></ul><ul><ul><li>みんな同じ教材を使う </li></ul></ul><ul><ul><li>勉強は苦しい </li></ul></ul><ul><ul><li>先生は神。(リソースのすべて) </li></ul></ul><ul><li>現在 </li></ul><ul><ul><li>あいさつだけでもコミュニケートする相手はいる </li></ul></ul><ul><ul><li>自分の日本語力を越えたナマの日本語が飛び込んでくる </li></ul></ul><ul><ul><li>興味のある分野の日本語が手に入る </li></ul></ul><ul><ul><li>勉強は楽しい </li></ul></ul><ul><ul><li>先生はリソースの一部 </li></ul></ul>
  16. 16. 挨拶だけでコミュニケートできる <ul><li>コミュニケートする相手がいる。 </li></ul><ul><li>すぐに教えなければならない表現は教室用語だけ? </li></ul><ul><ul><li>「すみません、わかりません」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「ゆっくりよみます」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「あとでかきます」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「~という意味ですか」 </li></ul></ul>
  17. 17. ナマの日本語が飛び込んでくる <ul><li>既習語・未習語が区別できなくなる。 </li></ul><ul><li>「何でも答えられる先生」であることは可能?教師も知らない言葉を質問される。 </li></ul><ul><ul><li>こんばんみ! </li></ul></ul><ul><ul><li>「尸魂界(ソウル・ソサエティ)」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「要求定義書」「外部仕様書」 </li></ul></ul><ul><li>「知識」ではなく「道具」を提供する。 </li></ul><ul><ul><li>オンラインの辞書ツールなど </li></ul></ul><ul><ul><li>自動翻訳ツール </li></ul></ul><ul><li>コンテンツからフレームワークへ </li></ul>
  18. 18. 興味のある分野の日本語が手に入る <ul><li>教材に「ハマる」かどうかが成否の鍵 </li></ul><ul><ul><li>新幹線が好きな人 </li></ul></ul><ul><ul><li>アニメの影響で 40 キロ痩せる人 </li></ul></ul><ul><li>ハマれば莫大な時間が投入される </li></ul><ul><ul><li>フロー状態 「没頭」している状態 </li></ul></ul><ul><li>ハマる教材を提供できるか </li></ul><ul><ul><li>ハマる教材を見つける方法を提供できるか。 </li></ul></ul><ul><li>興味のある分野は多様。全員が同じ教材にハマらない。 </li></ul>
  19. 19. 勉強は楽しい <ul><li>「つらくても頑張れ!」・・・? </li></ul><ul><ul><li>「ハマれない」人には今でも必要。 </li></ul></ul><ul><li>「たのしいからがんばろう」・・・! </li></ul>
  20. 20. 先生はリソースの一部 <ul><li>権威主義・教条主義からの脱却 </li></ul><ul><li>自律学習の教師の役割(梅田康子) </li></ul><ul><ul><li> 1.ファシリテーター(励ましてくれる人) </li></ul></ul><ul><ul><li> 2.情報提供者(知識そのものでなく「教材」を教えてくれる人) </li></ul></ul><ul><ul><li> 3.学習管理者(記録をつけたり、評価してくれる人)   </li></ul></ul><ul><ul><li>(もとはクラントン 2003 ) </li></ul></ul>
  21. 21. 事例紹介2
  22. 22. 「たくさんフォローされて驚いた」
  23. 23. 交流ツールとしての利用例 <ul><li>ツイッターとは?(革命と震災時の事例紹介) </li></ul><ul><li>登録してフォローしあおう ! </li></ul><ul><li>検索してフォローしよう ! </li></ul><ul><li>賛同する表現と非公式 RT </li></ul><ul><li>#egyjp にデビューしよう! </li></ul><ul><li>ネットのソースを使おう! </li></ul><ul><li>写真投稿と意見文 </li></ul><ul><li>批判を受けたら </li></ul><ul><li>納得できないときは </li></ul>
  24. 24. 体験の共有 <ul><li>ツイッターを iPad で検索してみましょう! </li></ul><ul><li>「日本語教育」「エジプト」などで検索してみてください。 </li></ul>
  25. 25. 参考文献 <ul><li>梅田康子 『学習者の自律性を重視した 日本語教育コースにおける教師の役割』 2005 </li></ul><ul><li>桜美林大学日本語プログラム「グループさくら」 『自律を目指す言葉の学習』 2007 </li></ul><ul><li>Kerstin Borau “Microblogging for language learning : Using twitter to train communicative and cultural competence” 2009 </li></ul><ul><li>中西久実子『 SNS を活用した日本語教育実習生と日本語学習者の協働学習― SNS 上での交流を活発にする要因とは―』 2011 </li></ul><ul><li>梅田望夫『ウェブ進化論』 2006 </li></ul>
  26. 26. ふりかえり <ul><li>自律的な日本語学習の事例、手法を共有する。 </li></ul><ul><li>研究者から学ぶ指導法 </li></ul><ul><li>ネットを使って日本人と日本語で交流する方法を体験する。 </li></ul>

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