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The Recent Development on Copyright Term Extension

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The Recent Development on Copyright Term Extension

  1. 1. 著作権保護期間延長を巡る近年の動向 駿河台大学経済経営学部 八田真行 mhatta@gnu.org
  2. 2. おすすめ
  3. 3. 著作権保護期間延長による 経済的便益 ● 著作権者の便益 – 延長によって収益が増え、創造が刺激される(かも しれない) ● ユーザの便益 – 短縮によってパブリックドメイン化し、利用が促進 される ● 社会的便益 – 上記のトレードオフ
  4. 4. 論点 ● 「一律延長」の是非 ● 「オプションとしての延長」の是非
  5. 5. 一律延長 ● 全著作物の著作権を50年から延長する
  6. 6. 一律延長の是非 ● 他国:それほどきちんとした論拠があって延長 されたわけではない(酒井、上野) ● 学問的には否定的な見解が多い ● 仮に日本だけが50年だと問題が?
  7. 7. 一律延長の是非 ● 否定意見 – 延長による収益増加はごくわずか(Eldred 判決への意 見書) ● そもそも遺族(相続人)の問題なのか? – 保護期間を延長したアメリカで、延長により著作物の 創造や流通が拡大したという証拠なし(Boldrin & Levineなど) – 大多数の著作物は著作者没後50年を待たずに商業的価 値喪失、死蔵(丹治、Heald、Landes & Posner)
  8. 8. 一律延長の是非 ● 肯定意見 – 著作権保護期間を70年に延長したところ映画製作 本数が増えたとの研究(Png & Wang 2006) ● ただし田中・中は否定
  9. 9. Indefinitely Renewable Copyright ● 「無限に更新可能な著作権」(Landes & Posner 2003) ● 延長料金を払って延長することができるように する – 事後的(ex-post)な投資により価値を高めた著作 物の存在
  10. 10. Indefinitely Renewable Copyright ● 延長料金をどう設定するか – 新制度によるコストも ● 固定長著作権(Fixed Length Copyright)との 比較 – 制度設計によっては社会厚生へのプラスはFLCと大 差ないという意見も(Yuanら)
  11. 11. 最適保護期間をめぐって ● Pollock (2009)は14年を推奨 ● Copyright Sunset
  12. 12. 個人的意見 ● 一律延長を理論的に支持することは難しい – One size fits for allの限界 – 遡及的延長は言わずもがな – 50年以下にしろという議論も有力 ● オプション延長は正当化できるかもしれない – しかしよく分からない →50年維持が妥当と考える

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