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Startup science 2018 5 Customer Problem Fit

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Startup science 2018 5 Customer Problem Fit

  1. 1. Startup Science 2018 2550ページ版 ⑤ Customer Problem Fit
  2. 2. Agenda ① Idea Verification : 良いスタートアップのアイディアとは ② Customer-problem Fit: 本当に問題が存在するのか? ③ Problem-solution Fit: ④ Product-Market Fit: ⑤ Transition to Scale 問題に対してソリューション は適切か? ソリューション(プロダクト)に 市場は存在するか? Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved スケールするための変革 Startup Science 2018
  3. 3. Customer Problem Fit 課題〜前提 の検証 課題仮説 の構築 カスタマーの抱えてる 課題が何かを言語化 (ペルソナシート、 Empathy map カスタマージャーニーなど) カスタマーが本当に 課題を持っているか を明らかにする 2-1 2-3 前提条件の 洗い出す ジャベリンボード を使って 課題の前提条件 を洗い出す 2-2 創業メンバーとイシューが 会っているかを見極める Founder Issue fit Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  4. 4. このステージの目的 ・フレームワーク/ツールを活用して課題仮説を 作成する ・課題仮説を検証するために、エバンジェリスト カスタマーと対話する ・対話を通じて、課題仮説を磨き込みフォーカス するべき課題を明確にする ・創業メンバー候補と課題がフィットするか見極 める Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  5. 5. 単なるアイディアを 質の高い課題仮説に 変換できるか? Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  6. 6. 課題の質 課題に対する ソリューション の質 高 高低 低 ① ② 良い アイディア 悪い アイディア Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 課題の質を 高めることに フォーカス! Startup Science 2018
  7. 7. 80% 課題の 発見・検証 0% Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 ”Customer Problem Fitの ステージで何にフォーカスしましたか?” 40% プロダクト の検証 プロダクト 最適化 スケール 利益 最大化 成功したスタートアップ 失敗したスタートアップ https://s3.amazonaws.com/startupcompass-public/StartupGenomeReport2_Why_Startups_Fail_v2.pdf
  8. 8. 80% 課題の 発見・検証 0% Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 ”Customer Problem Fitの ステージで何にフォーカスしましたか?” 40% プロダクト の検証 プロダクト 最適化 スケール 利益 最大化 成功したスタートアップ 失敗したスタートアップ https://s3.amazonaws.com/startupcompass-public/StartupGenomeReport2_Why_Startups_Fail_v2.pdf 失敗するスタートアップは 課題の発見・検証をする 前にプロダクトの検証を 始めてしまう
  9. 9. 本当は良い アイディア 悪いように見える アイディア 悪いように 見えるアイディアの ほとんどがただ単に悪い アイディアである Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  10. 10. 最も重要な質問: 想定したカスタマーに課題は そもそも存在するか? Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  11. 11. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ソリューションを 作るのは楽しい,,
  12. 12. X Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved “楽しさ”という罠にハマり ”作りたいプロダクト” から始めるのはNG!
  13. 13. なぜ人はiPhoneを 使うのか? ❓ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  14. 14. カスタマーは iPhoneが 課題を解決する から使う Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  15. 15. カスタマーはiOS7(Solution)が あるから使うわけではない Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  16. 16. ”カスタマーはあなたの ソリューションに興味はない、 興味があるのは カスタマー自身の課題だ” デイブ・マクルーア 500 startup founder “Running Lean ―実践リーンスタートアップ” より Startup Science 2018
  17. 17. X Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved カスタマーは本当に ”痛みのある課題”を持っているか? にフォーカスする
  18. 18. しかし、 多くのスタートアップが ”そもそもカスタマーの課題は存在するか?” という問いをスキップする なぜか? ❓ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  19. 19. ”自分が認識している課題は 他の人にも同様に 認識している課題である” というバイアス(思い込み) があるから Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  20. 20. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 人は仮説を支持するだけの 証拠だけを探し、 反証する証拠を探そうとしない 傾向がある
  21. 21. ”老女が見える” ”若い女性が見える” Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved わずか数秒の 条件付けで 現実を見る バイアスがかかる! Startup Science 2018
  22. 22. 人間にはそれぞれバイアスがあり、 現実を湾曲して眺めている。 ”自分がみたいように現実を見ている状態” = 確証バイアス Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  23. 23. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 起業家の確証バイアス= ”自分が作るソリューションを使えば、 かならずカスタマーの問題は解決できる”
  24. 24. “確証バイアス”とは、 自分の考えが正しいことを 証明する情報ばかりに 注意を向けてしまう 人が生まれつき 持っている傾向 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  25. 25. 起業家になる人は、 普通の人に比べて より強い確証バイアスを持つ 傾向があることを 心に留めておく Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  26. 26. (特に成功を体験がある人は) 自分は”事業を当てて来た” という過去の成功体験に 基づいて思考してしまう
  27. 27. ”自分が想定する課題や ソリューションは 反証されることを 前提に臨むべきだ” -Cindey Alperez Author, “Lean Customer Development” Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  28. 28. ”自分自身が物事や課題を どう認識しているか” を客観的に可視化・言語化する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  29. 29. 創業チーム間の 認識のズレ/過度な思い込み 納得感のないピボットは スタートアップの 崩壊につながる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  30. 30. ドキュメントの共有 共通の理解? Startup Science 2018
  31. 31. ドキュメントの共有 共通の理解 Startup Science 2018
  32. 32. 共通の理解 + 納得感 プロセスや思考・仮説の ビジュアル化 Startup Science 2018
  33. 33. リーンキャンパスは 各個人の持つ”ビジネスモデル” を客観的に確認するツール チーム あなたのスタートアップの”Plan A” Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  34. 34. → リーンスタートアップが 導いてしまう誤解 課題やソリューションの 検証をスキップして、 とりあえずMVPを 作ってリリースする Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  35. 35. Build Ideas Product Mea sure Data Learn アイディアをベースに MVPを作る (しかし、MVPでも 数ヶ月のリソースを 要する) Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  36. 36. Build Ideas Product Mea sure Data Learn 人が欲しがらない ものを作ってしまう ll 最大の無駄! Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  37. 37. Build Ideas Product Mea sure Data Learn Product Solution-fit Customer Problem-fit Create Plan A MVPをBuildする前に もっともリスクの高い 項目を検証する →まず最初にやる! 数ヶ月の時間を セーブすることが できる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  38. 38. 課題の質 課題に対する ソリューション の質 高 高低 低 良い アイディア 悪い アイディア 一番最初にやること: 課題の質を 高めるために 仮説検証をする Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  39. 39. 課題仮説を構築する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  40. 40. 前のステージにてリーンキャンパスで 作ったPlan Aをベースに 顧客のペルソナを作る ❓ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  41. 41. 課題を抱えるカスタマー(ペルソナ) を想定し、その心情や行動に フォーカスする Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 Startup Science 2018
  42. 42. 課題に大きな痛みを感じている リアルな人物像を 書き出してみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  43. 43. ペルソナ仮説を立てる どういう印象を持ち どういう性格の人か 年齢、名前、職業、性別 年収、趣味、生活スタイル どこに住んでいるか 何を達成 したいのか 何を課題に 感じているのか どういった、 業務や仕事を しているのか Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 行動の特徴は? ITやスマホの リテラシーは? Startup Science 2018
  44. 44. 何を課題に 感じているのか 名前 キャサリン・ハムレット 年齢 25歳 出身 オーストラリア・シドニー 趣味 バックパック、写真、映画 職業 地元のシドニーで 看護師をしている 大学卒業後3年同じ 病院で働いている 生活 世界中に旅行にいくことが生きがいになっており、 年に2回の2週間のバックパックが楽しみで日々送っている 旅行の こだわり 旅行に行く時は、現地で情報を集めるようにしている。できるだけ、 現地でお得な情報や現地でしか得られない体験を重視する傾向がある IT, スマホ リテラシー Facebookはたまに投稿する。メッセンジャーは Whatsup。趣味の写真は、instagramにあげている。世界中で撮った 写真をあげ続けており、5000人のフォロワー がいるのがちょっとした自慢である Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  45. 45. ペルソナを使う目的: プロダクト設計プロセスを より人間中心/課題中心 にすることができる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  46. 46. ペルソナを使う目的: ”あらゆる人々に 気に入られなくてはならない” という無駄な考えを 拭いさることができる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  47. 47. ペルソナを使う目的: デザインや機能に一貫性を貫くこ とができ、ユーザーエクスペリエ ンスを高めることができる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  48. 48. 想定するターゲットカスタマー(ペルソナ)が多いスタート アップは、検証がスムーズに進まない。その結果、結論に辿 りつきにくくなる。最初は間違って、後から修正しても良い ので、ペルソナを定義することがポイントである 想定の中で 最も確からしい ペルソナを選ぶ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ペルソナA ペルソナB ペルソナC
  49. 49. 各個人の経験や認識の違いによって想定する カスタマー像は違ってくるので コミュニケーションコストがかかってしまう Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  50. 50. ペルソナ仮説を立てる場合は、 特定の場所、時間、イベントという コンテクストを加えて絞りこむことも有効 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  51. 51. ある特定のサービスの 需要に対しての供給が少なくなっている 状況(場所、時間、イベント)では ユーザーは頭を悩ませていることが多い Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  52. 52. Airbnbは、 最初にサービスリリースする時の カスタマーセグメント(ペルソナ)をコロラド 州デンバーで開催された大規模コンベンション に狙いを定めた。 多くの来客が見込まれ ホテルの部屋が足りなくなることが わかっていたので、その場所と タイミングを当て込んでのプロモを 展開した Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  53. 53. ”サービスの送り手というのは 知らず知らずのうちにお客様や カスタマーに甘えてしまう。 送り手側が、このくらいはお客に できて当たり前だよね、 ということを思ってしまう” - 佐野 CEO/founder of Cookpad 600万人の女性に支持される 「クックパッド」というビジネスより Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  54. 54. カスタマーに対する 作り手の思い込みを 払拭する “女性のカスタマーは 非常にレス遅いと すぐに離脱してしまう” “女性のカスタマーは 気長に まつことができる” Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  55. 55. 先ほどの演習で書いた課題を抱えて いるペルソナを書いてください 演習 ❓ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  56. 56. カスタマーの体験に寄り添う 体験は人間に関わる主観的なこと で数値化が難しい。 ペルソナ、カスタマーストーリー、 カスタマージャーニーなどのフレームを使うと、 言語化/形式化/因果関係の明確化 などができるようになる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  57. 57. カスタマーの感情に寄り添う カスタマーの感情に寄り添い、特定の 不満や苦悩を探り当てることが大事である 人は往々にして、自分がやりたいと思っている ことではないことを、実際にはやってしまう。 この矛盾した行動に焦点を合わせれば、答えを 見つけることができる。 様々な行動を行っている時に どのような感情を抱いているかを考えてみると良い Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  58. 58. 創業者に必要な力 = カスタマーの目線で ストーリーをありありと語ること ができること Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  59. 59. 何を考え感じているか? どういうことを普段心配して 望んでいるか? 何を見ているか? 生活環境はどんな感じか 市場を化どう見ているか 何を言っているか? 他の人に対する 振る舞いはどうなっているか? 何を聞いているか? 周りの人や、上司 影響力のある人は なんと言っているか? 欲求: 欲しいもの、 必要なもの、 成功指標 痛み: 恐れ、障害 フラストレー ション Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  60. 60. 性悪説を意識しながら エンパシーマップを書き出してみると よりリアルな人物像に迫ることができる
  61. 61. Pain Hear See Gain Say Think 旅行は楽しみだけど、あまり予算がないので 色々と旅行中の出費を削らないといけない 常に、SNS(Facebook, Instagram)を 使って旅行中の記録をとりたい お金を節約しながら、いい旅行体験するのは最高だな 来月は、はじめての日本への旅行、いい旅行体験 にするために色々と情報を集めよう 先月日本に旅行をした 友達が、とてもエンジョイを しているみたいだった。 旅先でのTipsを色々と 聞いてみよう 日本はハイテクな国だから きっと、色々と楽しい旅行を サポートしてくれるツールや サービスがいっぱいあるはず 色々と見てみよう 私は、とっても旅行慣れしていて、 その土地で、一番いいサービスやいい情報を 見つける事ができるわ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  62. 62. ホンダスーパーカブ - 累計販売9600万台 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  63. 63. スーパーカブのペルソナ: 蕎麦屋の配達員 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/longseller/post_115566/Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  64. 64. そば屋の配達では手がふさがるので 足だけで変速できるクラッチが必要 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  65. 65. またぎやすい デザイン バランスを崩して、蕎麦を落とさないように またぎやすいデザインが必要 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  66. 66. ペルソナ像からエンパシーマップを 書いてください 演習 ❓ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  67. 67. カスタマーの現在のエクスペリエンスを 明らかにする Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  68. 68. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 Startup Science 2018 ペルソナのみだと ある意味”柔軟過ぎる” ペルソナはあくまで 架空の人物なので、自分の立場を 庇護することができない。 そのため、最初に想定された結論を補強する 役回りを演じさせられてしまうリスクがある
  69. 69. そこで、ペルソナに加えて、 カスタマーストーリーを用いて 具体的な行動に落とし込む Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  70. 70. ”USJのV字回復の 原因は何かと聞かれます。 注力したポイントは、 ’消費者視点(カスタマー視点)’ という価値観と仕組みに USJを変えたことです” 森岡 毅 マーケター USJを劇的に変えた、たった1つの考え方: 成功を引き寄せるマーケティング入門 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  71. 71. カスタマーストーリーとは 現在カスタマーが どのような心理状態で、 どのようなステップを踏み、 ある行為を完遂しようとしているのか を明らかにするものである Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  72. 72. カスタマーストーリーを作るメリット チームでの 共通理解が深まる ストーリーマップによ って思考の穴が見つか る 手を動かすと思いも よらないアイディア が生まれる コト作りというコン テクストで刺さるプ ロダクトをつくれる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  73. 73. カスタマーストーリ作成 ステップ0: 想定したリーンキャンパス カスタマーペルソナを確認する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  74. 74. カスタマーストーリー作成ステップ1: ステップ、タッチポイント、行動、思考、 感情、現状の姿の課題点にわける ステップ タッチ ポイント 行動 思考 感情 現状の姿の 課題点 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  75. 75. カスタマーストーリー作成ステップ2: このペルソナはどういった目標を達成したいのか? その理由は何かを明確にする Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 私は、OOOという目標を達成したいと 思っています。なぜならXXXだからです
  76. 76. カスタマーストーリー作成ステップ3: 想定したペルソナが体験する、 ステップを大まかに書き出してみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ステップ タッチ ポイント 行動 思考 感情 現状の姿の 課題点 達成したい目標: xxxxxxxxxx xxxxxxxxxx
  77. 77. カスタマーストーリー作成ステップ4: 想定したペルソナが体験する、 詳細の行動を書き出してみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ステップ タッチ ポイント 行動 思考 感情 現状の姿の 課題点 達成したい目標: xxxxxxxxxx xxxxxxxxxx
  78. 78. カスタマーストーリー作成ステップ5: その行動の裏にあるペルソナの思考を書いてみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ステップ タッチ ポイント 行動 思考 感情 現状の姿の 課題点 達成したい目標: xxxxxxxxxx xxxxxxxxxx
  79. 79. カスタマーストーリー作成ステップ6: ステップごとに登場する人、店、Webサイト、 アプリ業務システムシステムなど書いてみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ステップ タッチ ポイント 行動 思考 感情 現状の姿の 課題点 達成したい目標: xxxxxxxxxx xxxxxxxxxx
  80. 80. スマホ/SNS(facebook, instagram, twitter) によるタッチポイントがデファクトしたことを留意して 書き出してみる https://www.slideshare.net/wearesocialsg/digital-in-2017-global-overview Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  81. 81. 認知する 検討する 記憶する 興味を持つ 従来の ジャーニーの 始点 新しいロイヤルティーループ 検討する 新しい ジャーニーの 始点 フリーミアム でSubscribe 共感する 投資する シェアする コンバージョンする スマホが ロヤイリティー ループの中心 になり、 高速化した Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  82. 82. カスタマーストーリー作成ステップ7: ステップごとのペルソナの感情の浮き沈みなど を書いてみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ステップ タッチ ポイント 行動 思考 感情 現状の姿の 課題点 カスタマーが怒ってしまうポイ ントはどこになるか?考える それぞれのペインの度合い はどれくらいか? 達成したい目標: xxxxxxxxxx xxxxxxxxxx
  83. 83. カスタマーが抱えている 不満足な状態をより深く 洗い出してみる なぜカスタマーは不満足な 状態になっているのか? Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  84. 84. ステップ/ 行動 本音 (深層心理) その行動を 強いられている カスタマーの 本音は? 表面化される カスタマーの行動 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  85. 85. カスタマーストーリー作成ステップ8: このストーリーを俯瞰して現状の課題点を書き出す Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ステップ タッチ ポイント 行動 思考 感情 現状の姿の 課題点 達成したい目標: xxxxxxxxxx xxxxxxxxxx
  86. 86. 初めて日本に旅行に来た バックパッカーのキャサリン 彼女が成田空港に到着してから ホテルにチェックインするまでの道中で 街中Wi-Fiを利用してでスマホを使う コンテクストの ストーリーを書いてみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 カスタマーストーリーの コンテキスト設定
  87. 87. 何を課題に 感じているのか 名前 キャサリン・ハムレット 年齢 25歳 出身 オーストラリア・シドニー 趣味 バックパック、写真、映画 職業 地元のシドニーで 看護師をしている 大学卒業後3年同じ 病院で働いている 生活 世界中に旅行にいくことが生きがいになっており、 年に2回の2週間のバックパックが楽しみで日々送っている 旅行の こだわり 旅行に行く時は、現地で情報を集めるようにしている。できるだけ、 現地でお得な情報や現地でしか得られない体験を重視する傾向がある IT, スマホ リテラシー Facebookはたまに投稿する。メッセンジャーは Whatsup。趣味の写真は、instagramにあげている。世界中で撮った 写真をあげ続けており、5000人のフォロワー がいるのがちょっとした自慢である Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  88. 88. Pain Hear See Gain Say Think 旅行は楽しみだけど、あまり予算がないので 色々と旅行中の出費を削らないといけない 常に、SNS(Facebook, Instagram)を 使って旅行中の記録をとりたい お金を節約しながら、いい旅行体験するのは最高だな 来月は、はじめての日本への旅行、いい旅行体験 にするために色々と情報を集めよう 先月日本に旅行をした 友達が、とてもエンジョイを しているみたいだった。 旅先でのTipsを色々と 聞いてみよう 日本はハイテクな国だから きっと、色々と楽しい旅行を サポートしてくれるツールや サービスがいっぱいあるはず 色々と見てみよう 私は、とっても旅行慣れしていて、 その土地で、一番いいサービスやいい情報を 見つける事ができるわ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  89. 89. ステップ 行動 感情の 浮き沈み 空港到着 移動 ホテル 着陸 税関 荷物 ピック Wi-Fi 接続 駅に 向かう コンビニ チケッ ト買う 駅校内 に移動 電車 待つ 電車 出発 目的駅 到着 Wi-Fi 接続トライ 下車 ホテル 探す 徒歩 移動 チェック イン 部屋の Wi-Fi シャワー Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved タッチ ポイント 空港 Wi-Fi コンビニ Wi-Fi 駅 Wi-Fi 電車 Wi-Fi 駅 Wi-Fi ホテル Wi-Fi 思考 空港Wi- Fi 遅い 速いけど 店内のみ 駅Wi-Fi 遅い Wi-Fi利用 に 300円 かかる! 駅Wi-Fi 遅い Wi-Fi 快適! 日本に到着してから ホテルにチェックインするまでの ストーリーを書き出す 達成したい目標: Wi-Fiを好きな時に 利用して情報発信したい!
  90. 90. 現状の姿 の課題点 空港やコンビニのWi-Fiの 使い勝手が悪くフラストレ ーションがたまる Wi-Fi利用 に 300円 かかる! ストーリーを 俯瞰して、 課題仮説を 考えてみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 達成したい目標: Wi-Fiを好きな時に 利用して情報発信したい!
  91. 91. ・アイデイアについて、考えた直後にアイディアについ ての単語を書き留めておく ・ポストイットやカードの説明を行う ・全員が見たり、指差したり、追加したり、動かしたり 、することができるようにポストイットを並べる ・完全なものを作ろうとしない(定期的に更新する) ・カスタマーのペインポイントを見つけるためのツール である。万能ではないことを認識する) ・ユーザーを頭で理解すると同時にユーザーを”感じる” ようにする マッピングする時のポイント Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  92. 92. 優れたカスタマーストーリーを 作ることができれば、 カスタマーの多様な行動を的確に 俯瞰できるようになる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  93. 93. カスタマーが複数の ステークホルダーで構成されるならば、 そのステークホルダーの ストーリーを書き出してみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  94. 94. Double-sided marketの場合は、 サービス提供者と消費者の 両者のストーリーを書き出す Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  95. 95. なぜ仮説を構築するのか? (ペルソナ、ジャーニーマップ、Lean Canvas等)
  96. 96. 仮説を構築する前 ll ”何が分かっていないのか、分かってない状態” (Unknown of Unknowns)
  97. 97. 仮説を構築した後 ll ”何が分かっていないのか、分かっている状態” (Known of Unknowns)
  98. 98. ”科学革命は 無知の革命である” (人間が無知であること を認めた) - ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』より
  99. 99. unknown of unknown known of unknown known of known
  100. 100. unknown of unknown known of unknown known of known 仮説構築〜検証 をすることで Unknownを 減らしていく
  101. 101. Customer Problem Fit 課題〜前提 の検証 課題仮説 の構築 カスタマーの抱えてる 課題が何かを言語化 (ペルソナシート、 Empathy map カスタマージャーニーなど) カスタマーが本当に 課題を持っているか を明らかにする 2-1 2-3 前提条件の 洗い出す ジャベリンボード を使って 課題の前提条件 を洗い出す 2-2 創業メンバーとイシューが 会っているかを見極める Founder Issue fit Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  102. 102. ジャベリンボードを使い 検証する前提を洗い出す Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  103. 103. ジャベリンボードとは? カスタマー、課題、前提条件 ソリューションを1つの 仮説のセットにして、 実際のカスタマーとの対話を 通じて、課題とソリューションを 検証するツール Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  104. 104. ここのブレストから始める 実験 1 2 3 4 カスタマー 問題 ソリュー ション 最も不確か な前提条件 検証方法 検証基準 結果 学び カスタマーは誰か? 課題は何か? そのためのソリューションは? 検証するべき前提は? ジャベリンボード Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  105. 105. ステップ1: (前のステップで作った)ペルソナ、エンパシーマップ、 ジャーニーマップをベースにしてカスタマーをブレストする。 ブレストした中で、もっとも確からしいカスタマーを右側に移す Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  106. 106. ステップ2: 選択したカスタマーがどういった課題を持っているかをブレスト する。ブレストした中で、もっとも確からしい課題を右側に移す Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  107. 107. 現状の姿 の課題点 移動中のWi-Fiの使い勝手 が悪くフラストレーション がたまる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 達成したい目標: Wi-Fiを好きな時に 利用して情報発信したい!
  108. 108. ステップ3: 選択した課題に対して、最も有効と思われるソリューションを ブレストして、一つ選択して右に移す Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  109. 109. ここのブレストから始める 実験 1 2 3 4 カスタマー 問題 ソリュー ション 最も不確 かな前提 条件 検証方法 検証基準 結果 学び カスタマーは誰か? 課題は何か? そのための ソリューションは? 検証するべき 前提は? 日本に 来ている 旅行者 Wi-Fi スポット 使えない 広告視聴で データ容量 Get Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 達成したい目標: Wi-Fiを好きな時に 利用して情報発信したい!
  110. 110. 前提⑤ ホテルの Wi-Fiが 遅い 前提⑥ 空港の Wi-Fiが 遅い 前提⑦ 高頻度に ネットを 使う 課題仮説 前提① 旅行者は ポケットWi-Fiを 持っていない 前提② スマホを 持っている 前提③ 早い無料 Wi-Fiスポットを 知らない 前提④ 動画など、 重いコンテンツ を消費 課題仮説の 前提条件を ブレストする Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 移動中のWi-Fiの使い勝手 が悪くフラストレーション がたまる Startup Science 2018
  111. 111. インパクト大 インパクト小 不明自明 (要検証)(検証不要) 最も検証が 必要な前提条件 前提① 旅行者は ポケットWi-Fiを 持っていない 前提② スマホを 持っている 前提③ 早い無料 Wi-Fiスポットを 知っている 前提④ 動画など、 重いコンテンツ を消費 ステップ4:採択された課題が成立するための前提条件をブレスト して、インパクトの大きさと自明/不明という軸でマッピングする 前提⑤ ホテルの Wi-Fiが 遅い 前提⑥ 空港の Wi-Fiが 遅い 前提⑦ 高頻度に ネットを 使う Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  112. 112. 最もインパクトが大きくて、不明な前提条件を 検証対象として取り上げる *その前提が崩れてしまうとアイディアが成り立た なくなってしまうという”検証すべき前提” Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  113. 113. ステップ5:前提条件を検証する方法とその 検証基準を決める。例えば、インタビューをして 10人中6人がYesと回答するなど Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ”いちばんやさしいグロースハックの教本”より Startup Science 2018
  114. 114. ジャベリンボードの使用目的: 課題が存在する真因 (根本原因)を言語化できたか?
  115. 115. Customer Problem Fit 課題〜前提 の検証 課題仮説 の構築 カスタマーの抱えてる 課題が何かを言語化 (ペルソナシート、 Empathy map カスタマージャーニーなど) カスタマーが本当に 課題を持っているか を明らかにする 2-1 2-3 前提条件の 洗い出す ジャベリンボード を使って 課題の前提条件 を洗い出す 2-2 創業メンバーとイシューが 会っているかを見極める Founder Issue fit Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  116. 116. Get out of the Building! Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  117. 117. エバンジェリストになるよう なカスタマーを探そう Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  118. 118. 予算取得済みもしくは 予算の獲得可能 製品の寄せ集めで 何とかソリューションを持っている 積極的にソリューション を探求している 課題の認知している 課題の探求している アーリーアダプター/ Evangelist Userは この5つの特徴を持つ Steve Blank Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  119. 119. 予算取得済みもしくは 予算の獲得可能 製品の寄せ集めで 何とかソリューションを持っている 積極的にソリューション を探求している 課題の認知している 課題の探求している アーリーアダプター/ Evangelist Userは この5つの特徴を持つ Steve Blank Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  120. 120. エバンジェリストカスタマーの探し方 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 知り合いに 紹介してもらう
  121. 121. Twitterの”高度な検索”を使い 関連する単語で検索する エバンジェリストカスタマーの探し方 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  122. 122. Facebook Group を作って、フォーラムで 対話する エバンジェリストカスタマーの探し方 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  123. 123. ビザスクのような スポットコンサルティング で探してみる https://service.visasq.com/campaign/3 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018 エバンジェリストカスタマーの探し方
  124. 124. 関連するカンファレンス に参加する エバンジェリストカスタマーの探し方 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  125. 125. 関連する展示会に 行ってみる エバンジェリストカスタマーの探し方 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  126. 126. (まだ辞めてないなら)社内で探す *特にB2Bプロダクトは有効 エバンジェリストカスタマーの探し方 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  127. 127. エバンジェリストカスタマーの探し方 業界の人が知り合いに いたらランチをご馳走する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  128. 128. 課題の前提条件/課題そのもの を検証するために カスタマーインタビューを設定する *複数人だと、オープンな意見を聞けないので避ける Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  129. 129. 良いインタビューをする5つのポイント 1 インタビュー相手のことをよく知る インタビュー相手がどういった人か、アーリーアダプターかどうか 選別する 2 インタビュー相手の弟子になる 最高のインサイトを引き出すには、相手の弟子になることである 自分の話をするのではなく、相手から示唆やインサイトを引き出すた め傾聴と質問にフォーカスする Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  130. 130. 良いインタビューをする5つのポイント 3 インタビュー相手の非言語コミュニケーションに注目する カスタマーの言葉だけでなく、その言葉をどのように表現したか ボディーランゲージにも注目せする 4 インタビューオーナーになる ファウンダー自身がインタビュワーになる 5 インタビュー相手の内容を分析する インタビュー相手の語ったことの奥にある意味を分析する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  131. 131. ポイント① インタビュー相手がどういう人かを知る Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  132. 132. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 質問をする中で、 インタビュー相手が アーリーアダプターとして 要件を満たしているか確認する Startup Science 2018
  133. 133. 予算取得済みもしくは 予算の獲得可能 製品の寄せ集めで 何とかソリューションを持っている 積極的にソリューション を探求している 課題の認知している 課題の探求している アーリーアダプター/ Evangelist Userは この5つの特徴を持つ Steve Blank Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  134. 134. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ・現状の課題を解決するためにどのような 代替案を利用していますか?(How) ・その代替案の不満なポイントはどこですか ?(What) ・この課題を解決できるならばいくらくらい の予算の確保が可能ですか?(How much) Startup Science 2018 以下の質問をしてみて具体的な解答があれば エバンジェリストユーザーである可能性が高い
  135. 135. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Early Adaptor(エバンジェリストユーザー) がPlan Aのビジネスモデルを決める Startup Science 2018
  136. 136. インタビューを 行う際の留意点 あなたが話しているのは エンドユーザー (実際にプロダクトを使うユーザー) であることを確認する
  137. 137. (特に)B2B2Cのビジネスモデルの場合、B ユーザーのみにヒアリングをして、 エンドユーザーに ヒアリングできていない場合が多い エンドユーザーが 抱えている課題を 直接聞くことがインサイトを 発見する上で必須になる
  138. 138. ”インタビュー相手の弟子”になる という態度でインタビューに臨み インサイトを引き出す Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ポイント② Startup Science 2018
  139. 139. コンテクスト質問のフロー を活用する 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  140. 140. 言語化されていないところも含めて、 弟子は師匠から学び取る カスタマーは【タスク】の専門家だが、 言語化するのには慣れていない 言語化(イシュー化)するのは あなたの仕事である 弟子入りするように 教えを請う Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  141. 141. 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける コンテクスト質問のフロー を活用する Startup Science 2018 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  142. 142. Shut-up and Listen to Customer! (黙って、カスタマーの話を聞く!) Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Focus on listening - not pitching: カスタマーの声を聞くことがキーである Startup Science 2018
  143. 143. オープン クエスチョン をする Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  144. 144. そして 60秒間黙る Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  145. 145. 答えをさらに深掘りする: ”なるほど、非常に興味深いですね、 もっと詳しく教えてもらえますか?” Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  146. 146. よい質問の4つのポイント 1 ”未来”ではなく”今”に注目する 現在起きている行動が、明日を想定する最も良いヒントである。人は将来の判断や想定 は、たいがい間違う 2 ”抽象的”でなく”具体的”な質問をする “どのくらいの頻度で”よりも”過去一ヶ月に実際に何回起きましたか” ”一度描いてみてく ださい” ”この製品が出たらいくらまで出せますか”よりも”現在この課題の解決にいくらく らい払っていますか?”のなど、具体的な質問のほうが、インサイトを引き出せる 3 ”結果”ではなく”プロセス”に関して質問する 結果がどうなったかを聞くのではなく、その過程をステップバイステップで、ストーリ ーで語ってもらうことで、課題の背景やコンテクストをつかむことができる 4 ”解決策”ではなく”課題”について質問する 自分が作っているプロダクトの機能について話すことは避けて、カスタマーの持つ課題 にフォーカスしましょう。 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  147. 147. Tabooな質問 なぜ【課題】を解決するため に◯◯しないのですか? Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  148. 148. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved 1. 現在【タスクやオペレーション】をするのにどのように行っていますか? どんな時、どんな目的、どんな場所、誰と、一緒に使うものは? 【タスクやオペレーション】のワークフローを教えていただけますか? もし可能ならば再現してもらえますか? 2. その【タスクやオペレーション】はどれくらいの期間続けていますか? 3. その【タスクやオペレーション】をするときに何か課題や、面倒くさいこと、 非効率なこと、満たされないことはありますか? 4. 【相手の名前】さん流の【タスクやオペレーション】のやり方ってありますか? 5. この【タスクやオペレーション】に関わる人は誰ですか?(もしいる場合) 6. なぜ【タスクやオペレーション】に痛みや苦痛を感じるのですか? 7. その【タスクやオペレーション】を完遂する為に現在どのように対応していますか? 裏技、ツール、アプリ、とりあえず使っている製品などがあれば教えてください。 8. その【対応策】の具体的な手順を教えてもらえますか? 9. どれくらいの時間とコストがかかって、どういったところが一番不便に感じたり、 面倒くさく感じますか? Problemインタビューで行うべき 質問リスト リーンカスタマー開発 ―「売れないリスク」を極小化する技術 より Startup Science 2018
  149. 149. 特に重要な質問: 現状はどのような 代替案を活用しているか?
  150. 150. 潜在的顧客も業務・オペレーション(B2Bの場合) としてやっている 、何らかの補完的もしくは部分的 (不全な、もしくは不便なものの可能が高い) 代替ソリューションで課題に対応している場合が多い 例えば、エクセルで帳票で管理しているなど、 現状の手持ちのツールやリソースを組み合わせている場合 がほとんどである ( B2Cの場合でも、リテラシーがある程度高い人は、 代替案で対応している)
  151. 151. 現状の代替案は、どう不便で、どう非効率で、 どのような定量的な業務費用が発生しているかを インタビューの中で聞き出す それが現状の課題の痛みの度合いを明確にする ヒントになる 現状の代替案に対して非常に不満を感じている ことを発見できたら、ビジネスチャンスを 見つけることができる可能性も高まる
  152. 152. 現状の代替案で、満足している場合がある そのケースはあえて、 こちらからソリューションを提案しても、 リプレースできる可能性は高くないので、 無駄足になってしまう可能性が高くなる
  153. 153. ”自分が認識している課題は 他の人にも同様に 認識している課題である” という 確証バイアスに注意する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  154. 154. コンテクスト質問フロー を活用する 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  155. 155. *カスタマーは自分の話をしっかりと聞いているもらっていることを 認識して、よりオープンにインタビューが進んで行く リピートする: 相手が言ったことをそのまま繰り返して確認する 要約する: 相手が言ったことの要点をかいつまんで、確認する パラフレーズする: 相手が言ったことを自らの言葉に変換して相手に確認する 相手が言ったことを確認する Startup Science 2018
  156. 156. 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved コンテクスト質問フロー を活用する Startup Science 2018
  157. 157. インタビューアの役目は 質問を作ることではない カスタマーの話をじっくり 聞いてその中から質問を見つけていくことだ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  158. 158. 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける 教えを請う 根掘り葉掘り聞く 確認する 話の中から 質問を見つける インタビューを進めるフロー Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  159. 159. ポイント④ カスタマー(インタビュー相手)の ボディーランゲージを観察する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  160. 160. カスタマーになりそうな人の行動パターン: ・色々と質問をしてきて、課題対応に対する情熱を見せてくれ る ・話していると前のめりで勢いがある(ボディーランゲージか らもわかる) ・課題の解決にお金を払っても良いという態度を示す Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved カスタマーにならない人の行動パターン: ・注意が散漫である ・課題に対して聞いても、関連のないことを話し出す ・否定的なボディーランゲージをする *こういったカスタマーと話すのは時間の無駄なので早めに インタビューを切り上げる Startup Science 2018
  161. 161. ファウンダー自ら カスタマーインタビューを行う Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved ポイント⑤ Startup Science 2018
  162. 162. サービスをつくるファウンダーが カスタマーに視点に立ち、痛みやニーズに 関して深い理解があることが 良いプロダクトを作る前提条件である Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  163. 163. 現地・現物 顧客を実際に確認して、 理解し、それをベースにして、 戦略的な意思決定を行うこと Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  164. 164. AirBnBのFounder Brian Cheskyは ローンチした後に、 現地(ニューヨーク)に訪れ、 家主を一軒一軒周りカスタマー と話をした。 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  165. 165. Brian Cheskyは 顧客との対話を進めていく中で、 綺麗な写真を使えば コンバージョンが劇的に上がること が判明した Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  166. 166. Airbnbの創業者BrianはカスタマーのいるNew Yorkに飛び、 カメラマンとして、カスタマーの写真のポストのサポートを 行った。結果として週の売り上げが2倍になった Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved プロカメラマン を使うと Tractionが倍
  167. 167. ポイント⑥ インタビュー相手の言葉の 奥にある意味を体系的に分析する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  168. 168. カスタマーの声そのものは カスタマー自身の”素人分析”や 表面的であることが多い ただ単に カスタマーの声を聞くだけはNG Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  169. 169. カスタマーが本当に 何が欲しいかを見つけることが あなたの仕事だ - Steve Jobs Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  170. 170. Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved KJ法を活用して 体型的な分析を行う Startup Science 2018 フィードバックを 寄せ集めただけでは、 情報量が多すぎて、 テーマにまとまっておらず 解釈が難しい
  171. 171. KJ法の手順 (イシュー化するメソッド) ①インタビュー データを集める ②データを 細かい単位に 分ける ③カードを 平面上に 展開して グループ化する ④ひとまとめした カード群にその グループを適切に 表す表札をつける ⑤グループ相互の 関連性を最も 論理的に説明できる ようカードを並べる ⑥課題の本当の 原因(真因)を 言語化する Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  172. 172. 今からのインタビュー実演を行い ますので、できるだけ多くのメモ を取ってください。 演習 ❓ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  173. 173. Q お伺いしたいですのが、 オンライン学習をやっているのですが、 どんなものをやっていますか? A そうですね、僕は英語ができるので、Udemyとかcourseraとか、schooとか、dotinstallとか Q そこではどういう学習をしているのですか? A 僕はエンジニアではないので、エンジニアのスキルを身につけたいと思うので、プログラミ ングとか、あとはデザイナーでもないので、デザインのやり方とか、イラストレーターの使い 方とか Q この一ヶ月で、どのくらいやっていますか? A 週に2〜3回ですね。一回で30分くらいですね Q なるほど、もう少し、どのような感じで学習されているか詳しくお聞きしたいのですが? A 今やっているのはユーデミーなんですけど、オンラインでビデオが流れてくるんですけど、 週末のカフェとかで、ビデオを再生してみています。 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  174. 174. Q なるほど、学習の進め方を教えていただけますか?どんな感じで始めて、どんな感じで 、知識を吸収しているのか?実際に見せていただけますか? (デモを見せながら) A Udemyというのは、講座を最初に購入して、ひとつの講座につき、5〜10分のビデオ が平均50個くらいあって、それを順番に見ていく感じですね。わからなかったら、ディ スカッションボードがあるのでみたりしますが、正直、的を得てない質問も多いので、あ まり見ないですね。 Q どんな感じで、知識を吸収しているのですか? A 知識が吸収できているかは、正直確認できないかもしれません。ビデオを消化している ので、それが自分の進捗と思ってやっています。 Q これと他の何かを組みあわせて学習しているのなら教えていただけますか? A プログラミングの本とかを結構持っているので、使おうと思っていますが、本を一緒に 開いてやることはないですね。というのも、今、オンラインでやっている内容と本の中に ある内容が紐付いていないので、いちいちそれを探しているのは面倒くさいんですね。 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  175. 175. Q なるほど、とても興味深いですね。なぜ面倒くさいと感じるのですか? A なんか、微妙な表現が違ったり、教えているスキルが本とビデオによって、微妙に違った りするので、なんか、迷ってしまうんですね。ベターな方法はどちらなんだろうと、思って しまうと、コンテンツそのものに疑問が生じてしまって、なんかやる気が削がれてしまうん ですね。 Q なるほど、もう少し、Udemyというオンライン学習について、お聞かせいただきたいんで すが、最終的にどういった、成果物を作ったりするんですか? A コースでには、それぞれ課題が用意されていて、それを進めていく感じですね。どちらか というと塗り絵に近い感じです。 Q なるほど、興味深いですね。塗り絵に近いということはどういうことか、もうすこし詳し く聞かせていただけますか? A 塗り絵なんで、ツールの使い方や、大体のコンセプトは理解できるんですが、応用が利か ないんですね。つまり、どれだけ塗り絵をやっても、真っ白なキャンパスにゼロから絵をか けないじゃないですか、オンラインコースの問題はそこにあると思いますね。 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  176. 176. Q なるほど、他にも何か問題として意識していることはありますか? A 先ほどもいったのですが、オンラインの教材と、本の教材を並行して使っていると、ズ レがあったりするので、なんか迷ってつまずいてしまいます。つまずいても、誰にも相談 できないので、挫折してしまいますね。 Q なるほど、興味深いですね。これまで、オンライン学習で受けたもののコース修了率は どれくらいですか? A 正確な数字はわかりませんが、かなり低いと思います。プログラミングの本も20冊近 く買ったのですが、その本の中にある課題をきちんとやったことはほとんどないですね。 Qなるほど、なぜ本の中の課題ができないのでしょうか? Aオンラインと一緒ですが、本の課題も塗り絵に近いので、途中でいやになっちゃうんで すね。こんな塗り絵をやっていても、本当に身につくんだろうか?という疑問をもってし まうので、ちょっとつまづくと途中でやめてしまいます。 Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  177. 177. Q なるほど、興味深いですね。途中でいやになってしまう他の理由はますか? A そうですね。本とかビデオだと、すべての技術をカバーしているじゃないですか、 ところが、実戦で使うのって本当はもっと少ないはずですよね。本当に使える技術 が効率よく本当に身についているのかどうか、疑問に感じてしまうんですね。 それも、いやになる原因の一つだと思います。 Q 本当に使える技術とはどういうことでしょうか? A 実戦の仕事や、実務で使える技術のことです。僕は、仕事でエクセルを使うのですが、 エクセルの機能にすべてに関して詳しいわけではありません。ただ、実戦を通じて、 どの機能を使うと良いかを知っています。そういった機能の使い方をもっと知りたいですね Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  178. 178. Udemy, Schoo, dot-install をやっている Engineerでは ないので、 Engineer Skillを身に付けたい 週2〜3回 30分ずつ カフェで 学習している 5〜10分の ビデオが 50個くらいある 知識が 吸収できているか わからない 本とビデオの 内容が紐付いてい ない コンテンツが 微妙に違う 最終成果物が 塗り絵である 実戦での 応用が利かない 誰にも 相談できないので つまづいてしまう 現状のオンライン 学習だとほとんど完 了できない 本やビデオ だと途中で いやになってしまう 本当に 使える技術か どうか わからない 実戦で使える 役立つ機能を 知りたい インタビューデータを集めて、 細かいデータ単位に言語化してまとめる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  179. 179. Udemy, Schoo, dot-install をやっている Engineerでは ないので、 Engineer Skillを身に付けたい 週2〜3回 30分ずつ 5〜10分の ビデオが 50個くらいある 知識が 吸収できているか わからない 本とビデオの 内容が紐付いてい ない コンテンツが 微妙に違う 最終成果物が 塗り絵である 実戦での 応用が利かない 誰にも 相談できないので つまづいてしまう 現状のオンライン 学習だとほとんど完 了できない 本やビデオ だと途中で いやになってしまう 本当に 使える技術か どうか わからない 実戦で使える 役立つ機能を 知りたい グループ化して ラベルをつける カフェで 学習している 現状のオンライン 学習には不満足 である 現状の学習方法 現状に不満足 身に つけたいこと コンテンツの問題 成果物の問題 学習方法の問題 持続性の低さ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  180. 180. Udemy, Schoo, dot-install をやっている Engineerでは ないので、 Engineer Skillを身に付けたい 週2〜3回 30分ずつ 5〜10分の ビデオが 50個くらいある 知識が 吸収できているか わからない 本とビデオの 内容が紐付いてい ない コンテンツが 微妙に違う 最終成果物が 塗り絵である 実戦での 応用が利かない 誰にも 相談できないので つまづいてしまう 現状のオンライン 学習だとほとんど完 了できない 本やビデオ だと途中で いやになってしまう 本当に 使える技術か どうか わからない 実戦で使える 役立つ機能を 知りたい 関連性を論理的に整理する カフェで 学習している 現状のオンライン 学習には不満足 である 現状の学習方法 ギャップによって 生じるに不満足 あるべき 学習方法 コンテンツの問題 成果物の問題 学習方法の問題 モチベーション維持の問題 不満足の原因 ギャップ Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved
  181. 181. ① ボトムアップで分析する 先に分類カテゴリを決めない ー 想定に基づいて カードを当てはめてはいけない ② 単語に惑わされない たとえば、待機児童という単語があった場合、それらのカードを 単純にひとまとめにするということをしない ③ 全部分析する 多くのカードがその他で残っている場合は 分析したとはいえない、採取的にすべてのカードがいずれかが グループに属する KJ法のポイント Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  182. 182. Startup Science 2018 Problemインタビューチェックポイント ーヒアリングしたのは誰だったか?登場するステークホルダーは誰か? (企業の業種・ 業態、登場するのはエンドユーザー以外に誰がいるか、エバンジェリストユーザーだっ たのか?) ーその顧客がどのような課題を持っていたか? ーその課題は顕在化された課題だったか?それとも、顧客が言語化できていない 潜在 的な課題だったのか? ーどれくらいの痛みを感じていたのか? ー痛みは定量化できるか?(コストや費用などの側面で定量化できるか) ー顧客が抱えている課題の深さはどの程度だったか?(顧客はどのように表現したか ?) ー顧客へのヒアリングした内容を分析してみたか?(KJ法、ジャベリンボードの活用な どをしたか?) ー顧客はその課題に対して、どのような代替案を講じているのか? ー代替案の不全性はどのようなものか? ー更なる課題仮説の磨き込みが必要だと思うか?
  183. 183. 検証結果を自分の仮説に都合よく 解釈しないように注意する
  184. 184. カスタマーの不満の多くは 表面的であることが多い (通常、カスタマーは言語化しない) 本当の不満、 裏側にあるコンプレックス/劣等感 は何かを掘り下げてみる Copyright 2018 Masayuki Tadokoro All rights reserved Startup Science 2018
  185. 185. ”家族とのコミュニケーションが少ない” ”コミュニケーション の時間が少ない”というのは、表面的な不満 裏側に隠れているカスタマーの劣等感や コンプレックスは何か? 他の親と話をしていると 家族の話題になったが、自分が家族の話ができず 劣等感を感じた カスタマーの ホンネ カスタマーの タテマエ C