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東村山市議会報告会 配布資料

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平成29年8月4,5日の東村山市議会報告会の配布資料です。
ツイッターによる災害情報の発信と共有
◆市民による市民のための災害情報ハブ◆

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東村山市議会報告会 配布資料

  1. 1. 東村山市議会報告会 ツイッターによる 災害情報の発信と共有 ◆市⺠による市⺠のための災害情報ハブ◆ 平成29年8月4日、5日 稲野 茂 一般財団法人 道路新産業開発機構 (元 国⼟交通省 国⼟技術政策総合研究所) 1
  2. 2. 自己紹介と注意事項 名前:稲野 茂(いなの しげる) Twitter @rugeshino 昭和62年建設省⼊省、以降、国交省、出先機関、自治体出向等 平成27年9⽉まで、国交省国⼟技術政策総合研究所 同年10⽉から、(一財)道路新産業開発機構に出向 このスライドは、個⼈的な事例考察をまとめたもので、 国交省や現所属組織との関係はありません 2
  3. 3. 災害の発生直後 現地の情報が不⾜ • 被災関係者(被災者、被災地に家族等がいる者) ➔ 自分の周囲は、今、どんな状況なのか? ➔ 帰宅経路は⼤丈夫か?今すぐ帰るべきか? ➔ 家族は無事か? • ニュースは、目⽴つ場所の情報ばかり ➔ 知りたい場所の情報が得られない 3
  4. 4. 災害の発生直後 ⾏政の実態 • 多くの市町村では、 災害時のパトロール体制は不⼗分 災害情報は、外部に依存 • 国や県は、 自らの管理施設の対応で⼿一杯 市町村管理施設まで⼿がまわらない 4
  5. 5. 情報不⾜の解決策 多くの人が実践すれば 迅速に現地の状況を把握できる 現地の⼈が現地の状況を ツイッターに投稿 (共通のハッシュタグを付け、場所がわかるように) 5
  6. 6. 埼玉県和光市の事例 ① 災害時のツイッター活用訓練を実施 (平成26年6⽉1日) • 現地状況の投稿を市⺠に呼びかけ • ハッシュタグは「#和光市災害」 • 訓練投稿の大多数が的確な投稿 ② 後日、豪雨の際、状況把握に役⽴った • 6⽉25日、ゲリラ豪雨で市内各所が冠水 • 市⺠が自発的に、市内の状況を投稿 6
  7. 7. 和光市の防災訓練 ツイッター投稿の呼びかけ 7
  8. 8. 和光市 防災訓練の投稿例 8
  9. 9. 防災訓練の投稿 ⼤多数は訓練に沿った投稿 71.7% 6.8% 3.7% 5.8% 12.0% 訓練に沿った投稿 訓練に沿わない投稿 タグだけの投稿 事務局からの連絡 その他(感想等) 9 全投稿191件のうち、 訓練に沿った投稿は137件(72%)
  10. 10. 訓練は成功 • 多数(137件)の的確な投稿 • イタズラ投稿は、少数(13件)かつ一過性、 ➔ 気にする必要なし • 日本初のツイッター+ハッシュタグを活用した 防災訓練は成功 …と思っていたところ、 6月25日にゲリラ豪雨が発生 10
  11. 11. ゲリラ豪雨、当日の投稿例 11
  12. 12. 12
  13. 13. 新聞記事によると これは使える! • 和光市は、⼤雨への対応検討において ツイッター情報を参考にした、とのこと • 和光市の松本市⻑のコメント 「ビジュアル面も含め、瞬時に被害の把握が できたことは大きい。」 13
  14. 14. 茨城県龍ケ崎市の事例 • 平成28年6月5日、茨城県龍ケ崎市は、 災害時ツイッター活用訓練を実施 • ハッシュタグは「#龍ケ崎市災害」 • 訓練により、市内の状況を伝える多くの ツイッター投稿が得られた • イタズラ投稿は少数 14
  15. 15. 龍ケ崎市 訓練の お知らせ 15
  16. 16. 龍ケ崎市 訓練の投稿例 16
  17. 17. 自治体から住⺠へ ツイッター投稿を呼びかける訓練 • 平成28年10⽉30日 #富山市災害 • 平成28年 9⽉ 4日 #かすみがうら市災害 • 平成27年 5⽉31日 #福岡市災害 その他の訓練事例 17
  18. 18. これまでに、和光市、龍ケ崎市、富山市などで ツイッター活用の防災訓練を実施 ① ⼤多数の投稿は、訓練に沿った内容 ➔ 少数のイタズラ投稿は、気にする必要なし ② 和光市で⼤雨の際、市内の状況を伝える投稿 ➔ 状況把握に役⽴った ③ 総括すると • ツイッター活用訓練は、災害時に役⽴つ • 根本的な課題点は、ゼロ 事例総括 18
  19. 19. ① ハッシュタグ#東村山市災害 を付与 (投稿文に記載) ② 場所がわかるようにする a. ランドマーク、番地名などを記載 b. 位置情報(ジオタグ)を付与 ③ 投稿文で状況を説明。できれば写真添付 災害時の投稿のポイント 19
  20. 20. • #(ハッシュマーク)に続く任意の文字列 例 #東村山市災害 • 投稿文の一部として記載 例 市⺠センター前の道路が冠水 #東村山市災害 (空⽩で区切れば、文頭、文末、文中、どこでもok ) • 自由に決めて、自由に使える (⻑いと覚えられず、⼊⼒も大変。短いと他者と重複) ハッシュタグとは? 20
  21. 21. ◆ハッシュタグが無いと… 市⺠センター前の道路が冠⽔ フォロワー(ツイッター上の友達)に伝わる 検索で抽出されるかは、運次第 ◆ハッシュタグがあると… 市⺠センター前の道路が冠⽔ #東村山市災害 #東村山市災害で検索 ➔ 投稿を簡単確実に抽出 #東村山市災害の周知が進めば… ➔ 多くの市⺠に情報が伝わる ➔ 多くの市⺠から情報が寄せられる ➔ 市⺠相互のリアルタイムな災害情報共有が実現 ハッシュタグの効果 21
  22. 22. 方法1 ランドマーク、番地名などを記載 ・市⺠センター前の道路が冠⽔ #東村山市災害 ・◯丁目◯番地の道路が陥没 #東村山市災害 方法2 位置情報(ジオタグ)を付与 ・スマホは、GPSで位置情報(緯度経度)を把握可能 ・ツイッターは、投稿時に位置情報を付与可能 ・投稿に付与された位置情報をジオタグと呼ぶ (実態として、ほとんどの投稿にはジオタグはついていない) 場所がわかるようにする方法 22
  23. 23. ジオタグ付き投稿は地図表示可能 NAPZAKによる無料webサイト「ちずツイ」による表示例 23
  24. 24. • ピンポイントで投稿位置がわかる • PC地図上に複数の投稿を表示できる ➔ 俯瞰的な状況把握が容易 (「ちずツイ」等を活用 ) • 被災地からの投稿であると識別可能 ➔ 投稿の信頼性が向上 一般にデマは、被災地以外からの投稿と想定される。被災地で自 分の居場所を明らかにして、デマを投稿することは考えにくい。 ジオタグの効果 24
  25. 25. 北関東豪雨時 実際の投稿 投稿日時は 自動で記録 ⻤怒川のどこ? 場所の詳細不明 たまたま「⻤怒川」で検索し、抽出できたが、 共通ハッシュタグがあれば、確実・簡単抽出 25
  26. 26. 北関東豪雨時 投稿を改善 ◯◯付近の⻤怒川の状況です。 堤防近くまで⽔位が上昇しています。 #◯◯市災害 多くの⼈に 役⽴つ情報に 26
  27. 27. ツイッター投稿は自由 ◆ツイッターの投稿内容は、個⼈の自由 • ただし、プライバシー侵害などは不可 • 役に⽴たない投稿するのも自由 • 誰かに役⽴つ投稿するのも自由 ◆被災状況の投稿、ひと手間かけると… • ハッシュタグ付与で、抽出が容易に • 位置情報と写真で場所と状況把握が容易に • その結果、投稿情報が大いに役⽴つ 27
  28. 28. • 避難等が必要な危険な状況下では、 ツイッターよりも安全確保を最優先に • 誰もいない場所や通信途絶エリアの 情報は得られない • 個別投稿の信頼性は保証されない • それでも、メリット絶⼤! 注意事項! 万能ではない 28
  29. 29. ① コストゼロで実施可能(個人のスマホ+無料アプリを活用) ② アクティブユーザーが多く、ハッシュタグの利用方法の周知により、 発災直後から多くの有益な情報が期待 ③ 災害専用システムは災害時に使われず、日常システムを災害時に活用 すべきと言われており、この考えに適合 ④ 災害時、電話(通話)はほぼ不通でも、ツイッター(インターネット 通信)は利用できるケースが多い ⑤ 市町村が被災により機能停止しても機能する ⑥ 添付写真で現地の状況把握が容易 ⑦ ジオタグ活用で、地図上に自動展開でき、俯瞰的な状況把握が容易 ⑧ システムの信頼性・耐久性が世界最強クラス ⑨ オープンなシステムであり、⺠間によるアプリ開発や投稿データを 別システムで取得・活用可能であるなど、発展性大 ⑩ 投稿者のプロフィールや過去投稿が、信頼性評価に活用できる ツイッター活用のメリット 29
  30. 30. よくある質問1 ツイッター使えない⼈は? • 被災地でツイッターを使えない⼈が、情報不⾜ で困っている ➔ ご近所で助けあう • 例えば、ツイッター情報に基づき自主避難する 際は、ご近所にも声かけ 30
  31. 31. よくある質問2 自治体として迅速対応が困難 • 被災情報など多くの投稿があった場合、 その全てに自治体として迅速対応できない ➔ 災害時のツイッター活用の主目的は、 ◯ 市⺠相互の情報共有 ✕ ⾏政へ迅速対応を求める通報ではない • ⾏政は、投稿に基づき全容を把握した上で、 緊急性・優先順位を考慮して対応すべし 31
  32. 32. よくある質問3 ツイッターのデマ対策は? • ツイッターのデマは、高速拡散される • 熊本地震ではデマが投稿され一部に混乱 ➔ デマの否定・注意情報を投稿 • デマ対策は、デマの否定情報・注意情報を広く 周知することが有効 • #東村山市災害 を付けて、デマの否定情報等を 投稿 ➔ 広く周知され対策が効率的に 32
  33. 33. 災害時の自助、共助、公助 自助:自分の身は自分で守る (自宅の耐震化、家具の転倒防止、水⾷料の備蓄等) 共助:ご近所で助け合う 公助:公的な救助活動 ⼤規模災害では、迅速な公助が困難 ➔ 自助と共助が重要 33
  34. 34. ツイッターによる情報共有は 情報不⾜の共助 公的情報: ⾏政の情報発信は、遅いケースが多い テレビは、目⽴つ現場の映像ばかり ➔被災関係者が知りたい情報が得られない 情報共有: 自分自身が⾒た現地状況をツイッターに投稿 ➔#東村山市災害で情報共有 ➔被災地での情報不⾜を共に助け合う 34
  35. 35. 災害時、頼りになるのは… 遠くの親戚より、近くの他⼈ #東村山市災害の活用が定着すれば 災害情報の共有に加えて ご近所どうしの救助活動等への発展も期待 遠くのフォロワーより 近くで#東村山市災害を使う⼈ 35
  36. 36. 災害情報の伝達には、 最新の情報サービスを使うべき 小江戸川越ブログ より 36

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