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災害時にツイッターで
情報収集・共有
「#●●市災害」
平成27年9⽉
稲野 茂
1
注意事項
この資料は個⼈的に、ツイッター投稿等
を収集・整理し、考察を加えたものです。
災害時の情報収集・共有に、広く役⽴つ
と考え、その参考にしていただくことを⽬
的として、作成した資料です。
ツイッター投稿を、災害時の救助要請に
活⽤する話...
災害時の課題
特に⼤規模・広域災害の発災直後は、
• 交通マヒ等でパトロールが困難
• 被災箇所多数で迅速な全容把握が困難
• 関係機関相互の情報共有が不⼗分
• ⼀般への細かな情報提供が不⼗分
これらの課題をツイッターで解決
しようとするお話...
ざっくり⾔うと
① 災害時のハッシュタグを定める。
② 災害時に多くの⼈が、ハッシュタグを付け、
現在地の状況を、場所が判るようにして、
ツイッター投稿する。
これだけ
4
以降の内容
①和光市のツイッター活⽤事例
②群⾺県建設業協会の取組事例
③災害時地域ハッシュタグの提案
5
埼⽟県和光市の事例
ざっくり⾔うと
① 埼⽟県和光市では、災害時のハッシュタグ
「#和光市災害」を定めた
② 防災訓練でツイッター投稿を呼びかけ
③ 後⽇、⼤⾬の時、市⺠が⾃発的に投稿し、
冠⽔等の市内の状況把握に役⽴った
6
和光市では災害時のハッシュタグ
#和光市災害
を定めた(2014年2⽉25⽇)
7
防災訓練(2014年6⽉1⽇)で
ツイッター投稿を呼びかけ
8
防災訓練の投稿例
9
ゲリラ豪⾬
(2014年6⽉25⽇熊⾕地⽅気象台発表)
10
ゲリラ豪⾬、当⽇の投稿
11
12
新聞記事によると
これは使える!
• 和光市は、⼤⾬への対応検討において
ツイッター情報を参考にした、とのこと
• 和光市の松本市⻑のコメント
「ビジュアル⾯も含め、瞬時に被害の把握が
できたことは⼤きい。」
13
和光市の事例考察(1/3)
多数の的確な投稿
災害時のツイッター活⽤の⽬的が、住⺠へ伝わ
れば、多数の的確な投稿が得られる。
イタズラ投稿は、気にする必要なし
• 訓練の際、テレビの影響で少数のイタズラ投稿
• ⼤⾬の時には、イタズラ投稿は...
和光市の事例考察(2/3)
位置特定可能
訓練の際、場所が判る投稿を呼びかけ
訓練や⼤⾬時の投稿のほとんどが位置特定可能
とのこと(市役所担当者)
• 投稿⽂に番地名等を記載したものが⼤多数
• 位置情報(ジオタグ)添付は少数
ちなみに、...
和光市の事例考察(3/3)
優れた情報共有ツール
的確な投稿が数多く得られ、災害時の情報共有
ツールとしての活⽤可能性が⽰された。
#和光市災害の投稿は、情報共有が主たる⽬的
• 市へ迅速対応を求める通報ではない。
投稿された情報を共有し...
①和光市のツイッター活⽤事例
②群⾺県建設業協会の取組事例
③災害時地域ハッシュタグの提案
17
群⾺県建設業協会の取組み
• ⼀般社団法⼈群⾺県建設業協会では、
災害情報をツイッターに投稿するシステム
➔「ぐんケン⾒張るくん」を独⾃開発・運⽤中
• パトロールや災害対応状況等を絶賛投稿中
• 投稿の全てに、写真と位置情報が添付
18
「ぐんケンくん」➔
群⾺県建設業協会の
マスコットキャラクター
(「ぐんケン⾒張るくん」のパンフレットより引⽤)
19
(「ぐんケン見張るくん」のパンフレットより引用) 20
2015年7⽉20⽇ 災害発⽣
21
#みなかみ町災害 ①
22
#みなかみ町災害 ②
23
#みなかみ町災害 ③
24
ジオタグに基づき地図展開
25
投稿には位置情報(ジオタグ)が必ず添付されており、地図上に展
開して閲覧可能(下記はwebサイト「ちずツイ」による検索結果)
26
#沼⽥市災害
27
28
9⽉9⽇〜北関東などで豪⾬
群⾺県内でも災害発⽣
群⾺県建設業協会は
パトロールや災害対応の状況を
「ぐんケン⾒張るくん」で逐⼀投稿
29
#桐⽣市災害 ①
30
#桐⽣市災害 ②
31
#桐⽣市災害 ③
32
位置情報に基づき地図展開
(webサイト「ちずツイ」の検索結果)
33
#藤岡市災害
34
#渋川市災害
35
#桐⽣市災害
36
#富岡市災害
37
38
群⾺県建設業協会の
取り組みの考察
① 多数のRTに加え、少数だが感謝の投稿も
② 住⺠等への情報提供として有効と想定
③ ツイッターの特徴を活かした新たな災害情
報の発信⼿法と位置付けられる。
④ 周知拡⼤と他地域での導⼊を切望
39
①和光市のツイッター活⽤事例
②群⾺県建設業協会の取組事例
③災害時地域ハッシュタグの提案
40
#和光市災害
#みなかみ町災害
#桐⽣市災害
総称して、災害時地域ハッシュタグ
(はっしゅたぐまるまるしさいがい)
あるいは、#●●市災害 と呼ぶ
特定⾏政区域内の災害情報を共有する⽬的
のツイッターハッシュタグ
41
災害時地域ハッシュタグ
他⾃治体の動向
他の⾃治体でも、活⽤の動きあり。
(下記は当⽅が把握したもの)
#宇部市災害、#北本市災害、#狭⼭市災害
#清瀬市災害、#⾦沢区災害、#御嵩町災害
#福岡市災害
42
群⾺県建設業協会
群⾺県建設業協会による
「ぐんケン⾒張るくん」
#●●市災害を付与
43
タグの周知が進めば
より多くの住⺠が投稿を閲覧
#全国防災訓練(1/3)
ツイッター社が、全国の⾃治体に対し、9⽉1⽇の
#全国防災訓練の実施を呼びかけた。この際に、
#●●市災害について⾔及あり
以下は、ツイッター社ブログ(8⽉30⽇)より
9⽉1⽇(⽕)は防災の⽇です。Twitterらし...
#全国防災訓練(2/3)
ツイッター社ブログ(8⽉30⽇)の続き(抜粋)
1: 災害時に役に⽴つアカウントをフォローしましょう。
今回の訓練では、⾃治体が訓練ツイートをする際、
#全国防災訓練 と ⾃治体名と「災害」という⾔葉を組
み合わせた、...
#全国防災訓練(3/3)
ツイッター社ブログ(8⽉30⽇)の続き(抜粋)
4.状況報告のツイートをしてみましょう。
ハッシュタグや写真等を⽤いて、周囲の被災状況についての報告を想定し、ツ
イートをしてみましょう。皆さんのツイートが同じ地域に住む...
位置情報(ジオタグ)の課題
• #和光市災害の事例では、
– ⼤多数が投稿⽂に番地名等を記載
– 位置情報(ジオタグ)付与は少数
• 投稿数が多くなった際には、地図上への展開
表⽰が可能な位置情報付与が望ましい。
• 投稿時に簡単に位置情報を付...
想定される活⽤場⾯
#●●市災害で検索
• 関係⾏政機関は初動期の対応の参考に
• 被災地の⼈は⾃らの⾏動の参考に
(避難判断、共助活動、帰宅ルート検討など)
• 遠⽅の⼈は安否確認の参考に活⽤
(連絡がとれなくても、概略的な状況把握など)
48
注意事項
• ツイッターは情報源のひとつ
• 避難等が必要な状況下では、住⺠に投稿を
求めてはいけない
• ⼈がいない場所の情報は得られない
• 通信途絶したエリアの情報は得られない
• 個々の投稿の信頼性は保証されない
49
万能ではない
アクティブ・ソナーと似てる
50
• パッシブ・ソナー (⼀般的なツイート分析)
 黙って聞き⽿をたてて、無数に聞こえてくる⾳(投稿)を分析
 ノイズが多く、有益な情報を得るには⾼度なテクが必要
 ⽬標物の場所(距離)が判らない
 全く...
未確認の災害情報の集約
• ⾏政の情報発信は、確認された情報に限定
• ⼀般からの情報は、未確認(要確認)情報
➔ ⾏政から、そのまま発信できない
➔ 数が多いと、個別確認も困難
51
【提案】
• 現地からの災害情報をツイッターに集約
(現地...
災害時の情報
信頼性 vs 量・スピード
■⾏政から災害時に発信される情報(現状)
• 基本的に信頼できる
• 数時間おきに集計された情報が、ホームページ上にPDF
で発表・掲載されるケースが多い
■ツイッターの災害情報(容易に実現可能な理想)...
デマ対策の可能性
匿名投稿の信頼性
以下の⽅法で評価可能
① ジオタグの有無
② 周辺の投稿内容との⽐較
③ 投稿者の過去投稿(防災訓練の参加等)
53
デマ情報にも対処可能
やってみなはれ
やらなわからしまへんで
54
サントリー創業者 ⿃井信治郎 の⾔葉
⼩理屈を並べても、物事は運ばない。
とにかく実⾏して、そこから学びながら、
次のアクションを考えたらええ。
やってみようとお考えの⾃治体の⽅へ
⼤切なのは、住⺠への周知です。公式アカウントから安易に
「投稿して下さい。」だけでは、不⼗分です。
住⺠へ、災害時のツイッター活⽤の⽬的を伝え、多くの理解
が得られるか、これが成否を左右します。
和光市では訓...
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災害時にツイッターで情報収集・共有

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災害 ツイッター 情報収集 情報共有 ハッシュタグ

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災害時にツイッターで情報収集・共有

  1. 1. 災害時にツイッターで 情報収集・共有 「#●●市災害」 平成27年9⽉ 稲野 茂 1
  2. 2. 注意事項 この資料は個⼈的に、ツイッター投稿等 を収集・整理し、考察を加えたものです。 災害時の情報収集・共有に、広く役⽴つ と考え、その参考にしていただくことを⽬ 的として、作成した資料です。 ツイッター投稿を、災害時の救助要請に 活⽤する話がありますが、この資料では、 取り上げません。 2
  3. 3. 災害時の課題 特に⼤規模・広域災害の発災直後は、 • 交通マヒ等でパトロールが困難 • 被災箇所多数で迅速な全容把握が困難 • 関係機関相互の情報共有が不⼗分 • ⼀般への細かな情報提供が不⼗分 これらの課題をツイッターで解決 しようとするお話です。 3
  4. 4. ざっくり⾔うと ① 災害時のハッシュタグを定める。 ② 災害時に多くの⼈が、ハッシュタグを付け、 現在地の状況を、場所が判るようにして、 ツイッター投稿する。 これだけ 4
  5. 5. 以降の内容 ①和光市のツイッター活⽤事例 ②群⾺県建設業協会の取組事例 ③災害時地域ハッシュタグの提案 5
  6. 6. 埼⽟県和光市の事例 ざっくり⾔うと ① 埼⽟県和光市では、災害時のハッシュタグ 「#和光市災害」を定めた ② 防災訓練でツイッター投稿を呼びかけ ③ 後⽇、⼤⾬の時、市⺠が⾃発的に投稿し、 冠⽔等の市内の状況把握に役⽴った 6
  7. 7. 和光市では災害時のハッシュタグ #和光市災害 を定めた(2014年2⽉25⽇) 7
  8. 8. 防災訓練(2014年6⽉1⽇)で ツイッター投稿を呼びかけ 8
  9. 9. 防災訓練の投稿例 9
  10. 10. ゲリラ豪⾬ (2014年6⽉25⽇熊⾕地⽅気象台発表) 10
  11. 11. ゲリラ豪⾬、当⽇の投稿 11
  12. 12. 12
  13. 13. 新聞記事によると これは使える! • 和光市は、⼤⾬への対応検討において ツイッター情報を参考にした、とのこと • 和光市の松本市⻑のコメント 「ビジュアル⾯も含め、瞬時に被害の把握が できたことは⼤きい。」 13
  14. 14. 和光市の事例考察(1/3) 多数の的確な投稿 災害時のツイッター活⽤の⽬的が、住⺠へ伝わ れば、多数の的確な投稿が得られる。 イタズラ投稿は、気にする必要なし • 訓練の際、テレビの影響で少数のイタズラ投稿 • ⼤⾬の時には、イタズラ投稿はゼロ  ツイッターは匿名だし、バカッター騒ぎも起きるし、まともな情報 は得られないんじゃないの、といった有識者等の懸念は杞憂 14
  15. 15. 和光市の事例考察(2/3) 位置特定可能 訓練の際、場所が判る投稿を呼びかけ 訓練や⼤⾬時の投稿のほとんどが位置特定可能 とのこと(市役所担当者) • 投稿⽂に番地名等を記載したものが⼤多数 • 位置情報(ジオタグ)添付は少数 ちなみに、⼀般的なツイッター投稿の⼤多数は、 位置の特定が難しいと⾔われている。 15
  16. 16. 和光市の事例考察(3/3) 優れた情報共有ツール 的確な投稿が数多く得られ、災害時の情報共有 ツールとしての活⽤可能性が⽰された。 #和光市災害の投稿は、情報共有が主たる⽬的 • 市へ迅速対応を求める通報ではない。 投稿された情報を共有し、これに基づき • 市は、優先順位を考慮し、最善を尽くす。 • 市⺠は、最善と思う⾏動をとる。 コストゼロで導⼊可能 16
  17. 17. ①和光市のツイッター活⽤事例 ②群⾺県建設業協会の取組事例 ③災害時地域ハッシュタグの提案 17
  18. 18. 群⾺県建設業協会の取組み • ⼀般社団法⼈群⾺県建設業協会では、 災害情報をツイッターに投稿するシステム ➔「ぐんケン⾒張るくん」を独⾃開発・運⽤中 • パトロールや災害対応状況等を絶賛投稿中 • 投稿の全てに、写真と位置情報が添付 18
  19. 19. 「ぐんケンくん」➔ 群⾺県建設業協会の マスコットキャラクター (「ぐんケン⾒張るくん」のパンフレットより引⽤) 19
  20. 20. (「ぐんケン見張るくん」のパンフレットより引用) 20
  21. 21. 2015年7⽉20⽇ 災害発⽣ 21
  22. 22. #みなかみ町災害 ① 22
  23. 23. #みなかみ町災害 ② 23
  24. 24. #みなかみ町災害 ③ 24
  25. 25. ジオタグに基づき地図展開 25 投稿には位置情報(ジオタグ)が必ず添付されており、地図上に展 開して閲覧可能(下記はwebサイト「ちずツイ」による検索結果)
  26. 26. 26
  27. 27. #沼⽥市災害 27
  28. 28. 28
  29. 29. 9⽉9⽇〜北関東などで豪⾬ 群⾺県内でも災害発⽣ 群⾺県建設業協会は パトロールや災害対応の状況を 「ぐんケン⾒張るくん」で逐⼀投稿 29
  30. 30. #桐⽣市災害 ① 30
  31. 31. #桐⽣市災害 ② 31
  32. 32. #桐⽣市災害 ③ 32
  33. 33. 位置情報に基づき地図展開 (webサイト「ちずツイ」の検索結果) 33
  34. 34. #藤岡市災害 34
  35. 35. #渋川市災害 35
  36. 36. #桐⽣市災害 36
  37. 37. #富岡市災害 37
  38. 38. 38
  39. 39. 群⾺県建設業協会の 取り組みの考察 ① 多数のRTに加え、少数だが感謝の投稿も ② 住⺠等への情報提供として有効と想定 ③ ツイッターの特徴を活かした新たな災害情 報の発信⼿法と位置付けられる。 ④ 周知拡⼤と他地域での導⼊を切望 39
  40. 40. ①和光市のツイッター活⽤事例 ②群⾺県建設業協会の取組事例 ③災害時地域ハッシュタグの提案 40
  41. 41. #和光市災害 #みなかみ町災害 #桐⽣市災害 総称して、災害時地域ハッシュタグ (はっしゅたぐまるまるしさいがい) あるいは、#●●市災害 と呼ぶ 特定⾏政区域内の災害情報を共有する⽬的 のツイッターハッシュタグ 41 災害時地域ハッシュタグ
  42. 42. 他⾃治体の動向 他の⾃治体でも、活⽤の動きあり。 (下記は当⽅が把握したもの) #宇部市災害、#北本市災害、#狭⼭市災害 #清瀬市災害、#⾦沢区災害、#御嵩町災害 #福岡市災害 42
  43. 43. 群⾺県建設業協会 群⾺県建設業協会による 「ぐんケン⾒張るくん」 #●●市災害を付与 43 タグの周知が進めば より多くの住⺠が投稿を閲覧
  44. 44. #全国防災訓練(1/3) ツイッター社が、全国の⾃治体に対し、9⽉1⽇の #全国防災訓練の実施を呼びかけた。この際に、 #●●市災害について⾔及あり 以下は、ツイッター社ブログ(8⽉30⽇)より 9⽉1⽇(⽕)は防災の⽇です。Twitterらしい防災の⽇とはどんなものかを 考え、今年は都道府県や市町村など、全国の⾃治体の皆さんに防災訓練とし てツイートを出されることをお願いしてみました。当⽇はお近くの⾃治体のアカウ ントからのツイートをご確認されてみてくださいね。 災害時には、⾃治体だけではなく、住⺠の⽅々のご協⼒も不可⽋です。9⽉1 ⽇には、Twitterを使った防災訓練に参加してみませんか? 44
  45. 45. #全国防災訓練(2/3) ツイッター社ブログ(8⽉30⽇)の続き(抜粋) 1: 災害時に役に⽴つアカウントをフォローしましょう。 今回の訓練では、⾃治体が訓練ツイートをする際、 #全国防災訓練 と ⾃治体名と「災害」という⾔葉を組 み合わせた、「#◯◯市災害」 というハッシュタグの利⽤ をご相談してみました。#全国防災訓練 や⾃治体名で 検索し、ご⾃分に関係のありそうな⾃治体のアカウント をフォローしましょう。 45
  46. 46. #全国防災訓練(3/3) ツイッター社ブログ(8⽉30⽇)の続き(抜粋) 4.状況報告のツイートをしてみましょう。 ハッシュタグや写真等を⽤いて、周囲の被災状況についての報告を想定し、ツ イートをしてみましょう。皆さんのツイートが同じ地域に住むユーザーや⾏政の 災害対応に役⽴つかもしれません。 「(場所)は、被害なし。 #◯◯市災害 」 「XX橋は流されてしまっています。 #◯◯市災害」 などのように、現在地の状況を発信します。余裕があれば、情報発信の時に次 のような情報も添付するとより役⽴つかもしれません。 1) ハッシュタグ #◯◯市災害 をつける 2) 場所が特定できるような写真を添付する 3) 携帯端末とTwitterアプリの位置情報を有効にする 46
  47. 47. 位置情報(ジオタグ)の課題 • #和光市災害の事例では、 – ⼤多数が投稿⽂に番地名等を記載 – 位置情報(ジオタグ)付与は少数 • 投稿数が多くなった際には、地図上への展開 表⽰が可能な位置情報付与が望ましい。 • 投稿時に簡単に位置情報を付与できるアプリ が望ましい。として東海⼤学がDITSを開発 47
  48. 48. 想定される活⽤場⾯ #●●市災害で検索 • 関係⾏政機関は初動期の対応の参考に • 被災地の⼈は⾃らの⾏動の参考に (避難判断、共助活動、帰宅ルート検討など) • 遠⽅の⼈は安否確認の参考に活⽤ (連絡がとれなくても、概略的な状況把握など) 48
  49. 49. 注意事項 • ツイッターは情報源のひとつ • 避難等が必要な状況下では、住⺠に投稿を 求めてはいけない • ⼈がいない場所の情報は得られない • 通信途絶したエリアの情報は得られない • 個々の投稿の信頼性は保証されない 49 万能ではない
  50. 50. アクティブ・ソナーと似てる 50 • パッシブ・ソナー (⼀般的なツイート分析)  黙って聞き⽿をたてて、無数に聞こえてくる⾳(投稿)を分析  ノイズが多く、有益な情報を得るには⾼度なテクが必要  ⽬標物の場所(距離)が判らない  全く⾳を出さない存在は探知できない • アクティブ・ソナー (ハッシュタグの活⽤)  探信⾳(ピンガー)を出し、反射⾳を分析  ツイッター投稿の呼びかけが探信⾳、呼応した投稿が反射⾳に相当  ノイズが少ない。情報の抽出、場所特定が容易  全く⾳を出さない存在も探知可能(ツイッターを使わない⼈にも、⽬的を伝えて、 呼びかけることで、情報発信するようになるかも)  探信⾳が標的となり、攻撃される恐れがある(和光市の訓練時のイタズラ投稿)
  51. 51. 未確認の災害情報の集約 • ⾏政の情報発信は、確認された情報に限定 • ⼀般からの情報は、未確認(要確認)情報 ➔ ⾏政から、そのまま発信できない ➔ 数が多いと、個別確認も困難 51 【提案】 • 現地からの災害情報をツイッターに集約 (現地状況のツイッター投稿を呼びかける。) • 情報を共有し、未確認を前提に活⽤
  52. 52. 災害時の情報 信頼性 vs 量・スピード ■⾏政から災害時に発信される情報(現状) • 基本的に信頼できる • 数時間おきに集計された情報が、ホームページ上にPDF で発表・掲載されるケースが多い ■ツイッターの災害情報(容易に実現可能な理想) • 基本的に個々の投稿の信憑性は保証されない • 発災直後から現地の状況が続々とツイッターに投稿 • リアルタイムに情報が追加・更新 • ハッシュタグ検索、ジオタグ検索等で絞り込みが容易 • 添付写真と投稿⽂から状況把握が容易 • ⼯夫次第で、個別投稿の信憑性評価も可能 52
  53. 53. デマ対策の可能性 匿名投稿の信頼性 以下の⽅法で評価可能 ① ジオタグの有無 ② 周辺の投稿内容との⽐較 ③ 投稿者の過去投稿(防災訓練の参加等) 53 デマ情報にも対処可能
  54. 54. やってみなはれ やらなわからしまへんで 54 サントリー創業者 ⿃井信治郎 の⾔葉 ⼩理屈を並べても、物事は運ばない。 とにかく実⾏して、そこから学びながら、 次のアクションを考えたらええ。
  55. 55. やってみようとお考えの⾃治体の⽅へ ⼤切なのは、住⺠への周知です。公式アカウントから安易に 「投稿して下さい。」だけでは、不⼗分です。 住⺠へ、災害時のツイッター活⽤の⽬的を伝え、多くの理解 が得られるか、これが成否を左右します。 和光市では訓練に関連して、記者発表、チラシ配布、各⽅⾯ への説明、さらに市⻑個⼈のブログ・ツイッターでの情報発 信等を⾏っており、これらが成功要因となりました。 その他、職員に対して投稿を求めること、関係部局から建設 会社や学校などへ協⼒要請することも効果的と考えられます。 (あくまでも、個⼈の考えです。) 55

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