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尼崎市さまへの説明資料

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尼崎市さまへの説明資料

  1. 1. 2019年11月26日(尼崎市への説明資料) 災害時の ツイッター活用 阪神高速道路(元 国土交通省国土技術政策総合研究所) 稲野 茂 1
  2. 2. 自己紹介と注意事項 いなの しげる 稲野 茂 Twitter:@rugeshino • 建設省に入省後、国交省や出先機関、研究所、自治体出 向など。2018年7月より阪神高速道路㈱に出向 • このスライドの内容は、研究所在籍時の研究を個人的に 継続し、個人の見解として整理したもの。国交省及び現 所属組織とは無関係 2
  3. 3. いきなり結論 災害時に 的確にツイッターを活用 そのメリットは絶大 3
  4. 4. 大災害時の市役所(想定) • 混乱状態でテンヤワンヤ • 市内の状況を迅速に把握できない • 市民へ的確に情報を提供できない • 避難情報を出しても逃げない市民への対応 • ホームページがアクセス集中で閲覧不可 • 公助が手一杯になった際、市民相互の救助 =共助が的確に実施されるか不安 ➡ これらの課題をツイッターで解決・改善 4
  5. 5. 災害発生直後 迅速に状況を把握 5
  6. 6. 6 多くの人が実践することで  迅速に状況把握が可能  リアルタイム情報共有が実現 災害時、多くの住民・関係者が 現地状況をツイッターに投稿 #〇〇市災害+写真+位置の情報を付与
  7. 7. 埼玉県和光市の事例 ① 防災訓練を実施(2014年6月1日) • 事前に現地状況の投稿を住民に呼びかけ • #和光市災害+位置の情報+写真 • 訓練投稿の大多数が的確な投稿 ② 後日、豪雨の際、状況把握に役立った • 6月25日、ゲリラ豪雨で市内各所が冠水 • 住民が自発的に、市内の状況を投稿 7
  8. 8. 和光市の防災訓練 ツイッター投稿の呼びかけ 8
  9. 9. 和光市 防災訓練の投稿例 9
  10. 10. 防災訓練の投稿 大多数は訓練に沿った投稿 71.7% 6.8% 3.7% 5.8% 12.0% 訓練に沿った投稿 訓練に沿わない投稿 タグだけの投稿 事務局からの連絡 その他(感想等) 10 全投稿191件のうち、 訓練に沿った投稿は137件(72%)
  11. 11. 訓練は成功 • 多数(137件)の的確な投稿 • イタズラ投稿は、少数(13件)かつ一過性 ➔ 気にする必要なし • 日本初のツイッター+ハッシュタグを活用した 防災訓練は成功 …と思っていたところ、 6月25日にゲリラ豪雨が発生 11
  12. 12. ゲリラ豪雨、当日の投稿例 12
  13. 13. 13
  14. 14. 新聞記事によると これは使える! • 和光市は、大雨への対応検討において ツイッター情報を参考にした、とのこと • 和光市の松本市⾧のコメント 「ビジュアル面も含め、瞬時に被害の把握が できたことは大きい。」 14
  15. 15. 住民へ、ツイッター投稿を呼びかける訓練 • 2018年8月26日 #中央市災害 • 2017年 9月 3日 #韮崎市災害 • 2017年 9月 1日 #那覇市災害 • 2017年 8月22日 #東村山市災害 • 2016年10月30日 #富山市災害 • 2016年 9月 4日 #かすみがうら市災害 • 2016年6月5日 #龍ケ崎市災害 • 2015年 5月31日 #福岡市災害 その他の訓練事例 15
  16. 16. 台風19号 ⾧野県の事例 16
  17. 17. NHK NEWSWEBの記事を要約すると • ⾧野県防災から、被害状況投稿の呼びかけ • 被害情報以外に多数の救助要請の投稿 • 投稿を約50件の救助に役立てる 17
  18. 18. 1. パケット通信なので繋がりやすい 2. 同時に多数の情報を受けることが可能 3. 多数の情報に基づき、優先順位を考慮できる 4. ハッシュタグの工夫で、ノイズを軽減 5. 写真、文章、位置情報で的確に状況を把握 6. 双方向のやりとりが可能 7. 他者に見られる➡共助に発展する可能性あり ツイッター救助要請の特徴 18
  19. 19. ① 訓練投稿の大多数は、マジメな投稿 ➔ 災害時に役立つ情報源になる ➔ 少数のイタズラ投稿は、気にする必要なし ② 和光市で豪雨の際、市内の状況を伝える投稿 ➔ 状況把握に役立った ➔ 豪雨時にはイタズラ投稿はゼロ ③ 台風19号の際、⾧野県から投稿を呼びかけ ➔ 投稿が約50件の救助に役立った 事例を総括 根本的な課題点はゼロ 19
  20. 20. ① ハッシュタグをつける ➡ 例#〇〇市災害 ② 位置の情報をつける ③ 状況説明(投稿文と写真) 投稿のポイントは3つ 20
  21. 21. 災害情報のハッシュタグ 地域別にすべき #災害、#救助(全国共通のハッシュタグ) • 全国の情報が投稿され、情報過多に • 知りたい場所の情報に絞り込むのが困難 • ノイズ投稿が膨大に(重要情報を見逃す) #〇〇市災害(地域別のハッシュタグ) • 地域別なので情報過多には、なりにくい • そのまま知りたい場所の情報が得られる • ノイズ投稿は少ないと想定(期待) 21
  22. 22. 1.番地名、ランドマークなどを記載 • ○○小学校前の道路が冠水 #◯◯市災害 • ◯町◯丁目の国道〇号が陥没 #◯◯市災害 2.ジオタグ(緯度経度情報)を付与 • ツイッターはジオタグ(緯度経度の情報)を付与できる が、公式アプリは非対応になった(2019年6月) • DITSなど別のアプリを使えば、ジオタグ付与は可能 位置の情報のつけ方 22
  23. 23. ジオタグ活用で地図上に表示可能 NAPZAKによる無料webサイト「ちずツイ」による表示例 23
  24. 24. AndroidアプリTwitmapの表示例 24
  25. 25. DITS(Disaster Information Tweeting System) • 東海大学内田理研究室が開発したアプリ • ハッシュタグとジオタグが自動的に付与 • 災害情報の投稿が簡単にできます 使用方法 • ブラウザから saigai.main.jp にアクセス • インストールは不要 • ツイッターのアカウントは必要 DITSで簡単に投稿できます 25
  26. 26. 26 DITSで簡単に投稿できます
  27. 27. 消防団が 災害現場からツイート 27
  28. 28. 毎日新聞WEBの記事を要約すると • ⾧野県の消防団員が、台風19号で堤防が危 険な状況を発見 • 自らの危険を顧みず、半鐘を連打して、 周辺住民に危険を知らせた 28
  29. 29. メリット • 寝ていても起こされる デメリット • 都市部に、半鐘は無い • 半鐘だけでは、具体的にどこが、どう危険なのか 判らない • 半鐘を叩く人が拘束される。叩く人がいなければ、 半鐘は鳴らない • 聴覚障碍者には届かない 半鐘で危険を知らせる 29
  30. 30. • 消防団が、その場で、現場の状況をツイート • ツイートにはハッシュタグ(例:#〇〇市災害) を付与 • 添付写真で状況説明 • 投稿後、団員は危険な場所から避難可能 • 市役所の公式アカウント等がリツイートすれば、 さらに情報は拡散 • 事前に防災訓練などを通じて、この情報発信方法 を住民に周知しておく必要あり • 迅速に詳細な情報が届く 令和時代の半鐘は、ツイッター 30
  31. 31. 和光市では、各分団のアカウントから、 防災訓練で管轄内の状況をツイート 31
  32. 32. 和光市の消防団のツイート 32
  33. 33. • あらかじめ消防団の分団ごと、実名のツイッター アカウントを作成 • 防災訓練等でツイッター投稿を練習 • 災害時、消防団が現場の状況を逐一ツイッターに 投稿し、これをもって市への報告とする • DITSを活用することで、簡単・確実にハッシュ タグとジオタグを付与できる • 市民も消防団のツイートを見て、市内の状況を迅 速・詳細に把握できる。ただし事前周知が必要 消防団がダイレクトに情報発信 33
  34. 34. 避難しない人へ 避難を促す 34
  35. 35. リアルな情報は、避難を促す 平成30年7月豪雨災害検証報告書 (岡山県災害検証委員会) • 「越水している」などの現場からの重要な情報 が、119番などで消防に入っていたにもかかわ らず、県には伝わらなかった。 • 県から報道を通じて「越流している」「決壊し た」という情報を住民に流せば、避難につなげ ることが… • 【提案】現場から、写真付きで状況ツイート ➡ リアルな状況が伝わる ➡ 避難を促す 35
  36. 36. 【例】現場からリアルなツイート 〇市消防団〇分団です。▼▼川の◆◆堤防は、か なりやばいです。消防団も撤退します。付近の方 も至急避難してください。 #〇〇市災害 36
  37. 37. 現場からのリアルな情報は避難を促す • 消防団員等が現場から写真付きでツイートする ことで、迅速にリアルな情報が伝わる。これに より、住民の避難を促す。 • 仮に消防団が市町村に現場の状況を伝えても…  住民に伝わるまでに時間を要す(伝わらないかも…)  写真などリアルな情報が伝わらない • ツイッターは、迅速に情報を広く発信可能 37
  38. 38. 建設会社が 災害現場からツイート (群馬県建設業協会) 38
  39. 39. 建設会社の取り組み事例 群馬県建設業協会では、自発的に • 災害パトロールの状況 • 復旧工事の状況 • 除雪状況 などのツイートを実施中 39
  40. 40. 40
  41. 41. 北関東豪雨時の投稿 (2015年9月桐生市内の県道の災害現場) 41
  42. 42. 「ちずツイ」で場所の特定が容易 42
  43. 43. その他の投稿例 43
  44. 44. 44
  45. 45. 2019年7月25日 桐生市の災害現場 45
  46. 46. 2019年7月25日 桐生市の災害現場 46
  47. 47. 2019年7月26日 桐生市の災害現場 47
  48. 48. 2019年7月26日 桐生市の災害現場 48
  49. 49. 2019年7月29日 桐生市の災害現場 49
  50. 50. 2019年7月30日 桐生市の災害現場 50
  51. 51. 2019年9月9日 桐生市の災害現場 51
  52. 52. 52
  53. 53. 台風19号の時の投稿 53
  54. 54. 台風19号の時の投稿(抄) 54
  55. 55. ちずツイによる表示 55
  56. 56. 県建設業協会のツイッターのフォロワーが、台風19号が最接近した12日から 約2500人増え、15日夕には7000人を突破した。被害のあった道路の復 旧やパトロールで急行した同協会員の建設作業員らが、被害や河川の増水状況など を写真で即時発信した情報が関心を集めたようだ。 同協会は災害現場の道路状況を県内の建設会社などで共有するシステムを活用し、 2014年から一般向けのツイッターを始めた。被害現場の写真と撮影時間、場所 や注意事項などを伝える内容で、今回の台風では12日朝から15日夕までに 216件を投稿。その閲覧数は511万回を記録した。 フォロワーからは「冠水した道がわかっていい」「自分が(避難)行動する時の判断 材料になる」といったメッセージが届いた。 同協会の公式アカウントは「群馬県建設業協会(@gunken000)」。冬場は除雪 状況も発信している。 (出典:読売新聞WEB 2019年10月18日) 56
  57. 57. 建設会社との連携に向けて 市が建設会社と工事契約や災害時の協定を 締結する書類に以下の条文を入れる。 • 乙は災害時の現場の状況について、情報を 発信すること • 情報を発信する具体的な方法については、 甲乙協議で定めることとする。 (協議で、具体的な方法はツイッター投稿に) 57
  58. 58. ツイッター情報を 共助のキッカケに 58
  59. 59. 阪神・淡路大震災では 共助が大活躍 • 77%が、近隣住民等による共助 • 生き埋め等の救助主体のほとんどは自助と共助 推計:河田惠昭(1997)「大規模地震災害による人的被害の予測」 ただし、割合は内閣府追記 出典:(社)日本火災学会(1996) 「兵庫県南部地震における火災に関する調査報告書」 生き埋め等の救助主体救助の主体
  60. 60. 「公助の限界」 H26防災白書より 倒壊した建物に閉じ込められた人の救出は、一刻を争 うが、一方で、大規模広域災害時には、全ての倒壊現場 に行政の救助隊が速やかに到着することが難しい。 (中略) 東日本大震災においては、地震や津波によって、市町 村⾧が亡くなったり、多くの市町村職員が被災する等本 来被災者を支援すべき行政自体が被災してしまい、行政 機能が麻痺した。 このように大規模広域災害時における「公助の限界」 が明らかに… 60
  61. 61. 消防庁の見解 災害時、現場は手いっぱい 総務省消防庁の角田秀夫・応急対策室⾧によると、 災害では119番の救助要請にもすぐに応えることができな いほど現場は手いっぱい。緊急性の高い要請を自動検出す る仕組みもない。報道はチェックしているが、ツイッター 投稿を漏らさず確認する余裕はないという。 出典:毎日新聞webサイト(2017年8月8日)
  62. 62. 地域防災力の低下 ◆近年、地域防災力が低下傾向と言われている その背景としては、 • 消防団員の減少(自営業者の減) • 都市化の進展(通勤サラリーマンの増) • 地方部の高齢化・人口減 • 地域コミュニティ活動の衰退(住民関係の希薄化)  今後の大災害で、阪神・淡路大震災のような 共助活動が展開されるか疑問(不安) 62
  63. 63. 地域防災力を高める方策 ◆案1 昭和に戻ろう • 昭和の頃のように地域コミュニティを活発にしよう • まずは、平日夜か休日に、住民を集会所に集めて、 地区防災について話し合いをしましょう • 課題 ➡ 住民が集まらない(都市部の現役世代) 案2 令和の時代はICT活用を • スマホ+SNSの普及といった社会変革を踏まえて、 これを積極的に活用 • 住民相互の迅速な災害情報共有が定着 ➡ 救助要請の情報も共有 ➡ 迅速な共助が期待 63
  64. 64. 各種防災計画に位置づける 地域防災計画、地区防災計画の中に、 「災害時には、ツイッター+#◯◯市災害 を用いて情報共有を図る。」旨を記載 これに沿って、 • 住民、市、関係機関が情報を発信 • 各自がツイッター検索で情報を入手し、 各自の判断で自律的に的確な対応をとる 64
  65. 65. 救助成功シナリオ(イメージ) • 大規模地震発生 • Aさんは、毎年の防災訓練どおり、 状況報告をツイートし、周辺状況 を知るため #〇〇市災害 で検索 • 訓練で馴染みのアカウントから、 救助活動の協力要請を発見 • 消防は、すぐには対応困難 • 現場へ駆けつけた周囲の人と協力 して、無事に救助 65 ガレキに埋まった人の救出作業中。 人手が足りません。可能な人は協力 してください。#〇〇市災害 上の図はTwitmapの スクリーンショット
  66. 66. 共助のために重要なのは 救助要請が近隣住民に届くこと #〇〇市災害+位置の情報+訓練 救助要請が近隣住民に届く #救助 のハッシュタグでは ノイズに埋没して近隣住民に届かない
  67. 67. 災害時、頼りになるのは… 遠くの親戚より、近くの他人 遠くのフォロワーより 近くで#〇〇市災害を使う人 67
  68. 68. 効率的なデマ対策 68
  69. 69. 2016年熊本地震 ツイッターに「ライオン逃げた」 69
  70. 70. • 熊本地震で、ライオン逃げたとデマ投稿あり • 今後も災害時にデマが投稿される可能性あり • 災害時の情報源には100%の信頼性が必要 • デマの可能性が少しでもある情報源は絶対にダメ • #〇〇市災害 を付けて、デマが投稿され、 大混乱になったら責任とれるのか! 70 災害時のツイッター活用 否定意見
  71. 71. • 例えば、交通事故の死者数は、ピーク時の1万 6765人から、2018年は3532人に激減 • しかし、道路交通は、今なお、年間3千人程度の 死者を出している=不完全な交通システム • 絶対に事故を起こさない車が実用化されるまで、 クルマ利用を全面禁止にするのはナンセンス • 道路交通は、メリットが大きく、皆で事故を減ら す努力をしながら、使っている交通システム 71 完全無欠を求めてはアカン 不完全でも使えるものは使うべき
  72. 72. • ツイッターに限らず、昔から災害時にはデマ (関東大震災でも、江戸時代の災害でも) • 特にツイッターのデマは、急速に拡散が問題 • 災害時のデマ対策  デマを無くす ➡ 無理  デマの否定情報を周知 ➡ 現実的 • デマの否定情報を#〇〇市災害 を付け投稿 ➡ ツイッターの拡散力をデマ対策に活用 ➡ #〇〇市災害 は、効率的なデマ対策に有効 72 災害時のデマ対策
  73. 73. 迅速な 災害情報の共有 73
  74. 74. 消防団や地元建設会社など 災害現場の情報をどうする? 案1 市町村へ状況報告 • 発災直後、多くの市町村は、的確に機能しない • 報告した情報が迅速・的確に活用されない可能性大 案2 現場からツイッター投稿 • 迅速に写真等でリアルな情報が伝わる • #〇〇市災害 が住民等に周知されていれば、 多くの住民や関係者に迅速に情報が伝わる 74
  75. 75. 住民が被災箇所を発見 その情報をどうする? 案1 市町村等へ通報 • 住民から市町村に通報された情報は、未確認情報な ので、市町村自ら現場の再確認が必要 • しかし、市町村には現場確認する十分な体制が無く、 ただでさえ災害対応で混乱状態 • 住民が通報した情報が的確に活用されない可能性大 案2 現場からツイッター投稿 • #〇〇市災害 が広く周知されていれば、住民相互の リアルタイムな情報共有になる • ただし、個別情報の信頼性の評価は自己責任 75
  76. 76. 被災地方公共団体の 行政機能の低下を想定すべき 『大規模災害が発生した際、被災した地方公共団 体の中には支援要請を行うことさえも困難となる ほど、行政機能が極度に低下する場合がある。 更に、被災した県においても、災害対応業務に 追われて、被災各市町村の情報収集が困難になる 場合の想定も必要である。』 出典:「熊本地震を踏まえた応急対策・生活支援策の在り方について」 (平成28 年12 月)中央防災会議 防災対策実行会議 熊本地震を踏まえた応急対策・生活支援策検討ワーキンググループ
  77. 77. 国交省も氾濫情報を的確に出せず
  78. 78. 国交省も氾濫情報を的確に出せず 台風19号による豪雨災害について赤羽国土交通大臣 は 『堤防が決壊した川の「氾濫発生情報」が発表され ないなど、情報発信の在り方に課題があったとして、 省内に検証チームを設け、改善策をまとめる考えを 示しました。』 出典:NHK NEWS WEB 2019年11月12日
  79. 79. 迅速かつ自律的な行動のために 災害情報はニューロン型へ 出典:研究広報誌「アド・スタディーズ」vol.54 生活者から見たネットコミュニティ 竹ノ内祥子 79
  80. 80. 迅速かつ自律的な行動のため 災害情報はニューロン型へ ◆ツリー型システム • 組織階層に沿って情報を集約 • これまでの災害情報システム • 的確に機能していない事例多数 • 迅速対応が困難 ◆ニューロン型システム • 各現場から情報を発信し、この情報を皆で活用 • 迅速かつ自律的対応が可能 80
  81. 81. まとめ 81
  82. 82. 災害時のツイッター活用 様々なメリットあり 1. 迅速に状況把握が可能 2. 住民相互の情報共有は、共助のきっかけになると期待 3. 現場からのリアルな情報は、避難を促すと期待 4. デマの否定情報のツイートは、効果的なデマ対策と期待 5. 関係機関の参加で、組織の枠を超えた情報共有が実現 6. 市町村等行政が混乱等で機能しなくても機能する 7. 地域コミュニティ不参加層(都市の若者)の参加が期待 8. コストゼロで今すぐ実現可能 9. ツイッターシステムの高頻度アクセスに対する耐久性は、 世界最強クラス(バルス※で実証済み) ※バルス:映画「天空の城ラピュタ」における崩壊の呪文。テレビ放送のたびに視聴者が放送とリン クして「バルス」とツイートし、ツイッターシステムの耐久性が試されている。 82
  83. 83. 災害時のツイッター活用 デメリット 1. 誰もいない場所の情報は得られない 2. 通信網がダウンしたら使えない(通信会社の努力に期待) 3. 危険な状況下では、住民に投稿を求めてはダメ 4. 情報の信頼性は保証されない • 各自で信頼性を評価することは可能 • 信頼できる情報に整理するサービスも、いずれ出る 5. デマが投稿される可能性あり • デマの否定情報をツイート ➡ 効果的なデマ対策 83
  84. 84. 時代に応じた方策を 1. 昭和➡スマホもSNSも無かった 2. 平成➡スマホとSNSが登場し急速普及 都市部等で地域コミュニティの衰退が進行 3. 令和➡スマホとSNSの普及を踏まえた 方策を進めるべき 共助につながるネットコミュニティを醸成 スマホ持ってない、SNS使ってない、そういった幼児や高齢者等の 少数弱者への対処の基本は、周囲の人が助ける 84
  85. 85. 1. 他自治体と同様の防災訓練を実施 2. 消防団からツイッターで情報発信 3. 建設会社との契約書に位置づける 4. 各種防災計画に位置づける いずれも、予算ゼロで実施可能 85
  86. 86. やらなわからしまへんで 86 サントリー創業者 鳥井信治郎 の言葉 小理屈を並べても、物事は運ばない とにかく実行して、そこから学びながら、 次のアクションを考えたらええ

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