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会議室効率化のためのデバイス開発

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【京都】LINE Developer Meetup in Kyoto #23 - connpass https://line.connpass.com/event/70919/
での講演資料です

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会議室効率化のためのデバイス開発

  1. 1. 会議室効率化のための デバイス開発 LINE #23
  2. 2. 自己紹介 渡辺 博文 LINE 株式会社 サービス開発1室所属 ウェブエンジニア サーバーサイド(Java)での開発がメイン HIROFUMI WATANABE
  3. 3. 会議室効率化のためのデバイス開発 ー 背景 背景 会議室の NO SHOW 問題 会議室が予約されていても、実際には使われてないケース 定例を毎週繰り返しで予約 → 今週だけ使ってない → もう定例やってないけど放置 会議室不足のためとりあえず予約しておく → やっぱり使わない → 余計に予約で会議室不足になり悪循環
  4. 4. 会議室効率化のためのデバイス開発 ー 背景 背景 オフィス移転 渋谷ヒカリエ → 新宿ミライナ (2017年4月1日から) 内装工事のタイミングでついでにやりたい
  5. 5. 会議室効率化のためのデバイス開発 (先に) 作ったもの Raspberry Pi にのるセンサー接続用の基板 センサー基板とそのケース 各会議室に設置・在室を検出する
  6. 6. 会議室効率化のためのデバイス開発 (先に) 作ったもの センサーデータなどの状態を見る画面 ただのウェブページ MQTT over WebSocket で 直接 MQTT サーバに繋ぎにいっている
  7. 7. 会議室効率化のためのデバイス開発 システム全体図 1. Raspi は MQTT でセンサー情報を送る 2. サーバ側でセンサー情報を集計し在室状況を MQTT に再度流す 3. 会議室システムに在室状況を繋ぐ DB MTG rooms sensors RasPi MQTT (RabbitMQ) Processor (node.js) Updated (Ruby) I2C Reservations system Raw sensor data Detection data Room info
  8. 8. 会議室効率化のためのデバイス開発 システム全体図 なぜMQTTを通す? → デーモンごとの責務を明確にする → デバッグしやすい → 開発言語の得意分野を活かしやすい DB MTG rooms sensors RasPi MQTT (RabbitMQ) Processor (node.js) Updated (Ruby) I2C Reservations system Raw sensor data Detection data Room info
  9. 9. 会議室効率化のためのデバイス開発 開発の流れ 1. センサー検討 2. プロトタイプ (ブレッドボード) リアル会議室で検証開始 3. アルゴリズム検討 4. 基板の設計 5. 部品調達・基板の製造 (外注) 6. 施工
  10. 10. 会議室効率化のためのデバイス開発 センサー検討 1. 焦電素子 (赤外線の変化を検知) 2. ドア開閉 (磁石など) 3. Webカメラ (画像処理) 4. 赤外線温度センサー (サーモグラフィー的なもの)
  11. 11. 会議室効率化のためのデバイス開発 センサー検討 1. 焦電素子 しばらく動かないと検知できない 2. ドア開閉 あけっぱなしで会議することがある(空調の関係) 3. Webカメラ プライバシー的に難しい (社内的にも。ゲストがくる会議室ではもっと難しい) 4. 赤外線温度センサー かっこいい
  12. 12. 会議室効率化のためのデバイス開発 プロトタイプ ブレッドボードに実装
  13. 13. 会議室効率化のためのデバイス開発 プロトタイプ ブレッドボードに実装 無理矢理設置 解像度の違うセンサーを検討 4x4 と 8x8 だいぶ違う
  14. 14. 会議室効率化のためのデバイス開発 アルゴリズム検討 得られるもの: 温度分布 必要なもの: 在室状況 (いるか/いないか だけで良い) 室温・窓 (直射日光) によって影響される 部屋全体の温度勾配を考慮しつつ、 温度が高いところを検出するように JS で実装しつつ WebGL で3Dで計算結果を表示しながら細かく詰めた JS だとこういう可視化がしやすい環境
  15. 15. 会議室効率化のためのデバイス開発 基板の設計 基板は KiCAD 特に難しいところはなし
  16. 16. 会議室効率化のためのデバイス開発 実地テスト 天井の高さが引越しで変わった 新宿オフィスでの実地テストも実施 ここにセンサー
  17. 17. 会議室効率化のためのデバイス開発 基板の製造・組立 国内の基板製造業者へ製造をお願いした。 ほぼすべての部品の調達および実装まで依頼 組立まで外注でやってもらうには気力が足りなかったので自力でやった。 140個+70個程度なので、これ自体はそれほど大変ではない(手を動かすだけ)
  18. 18. 会議室効率化のためのデバイス開発 リワーク 残念ながら設計ミスが1箇所発覚 親基板70個ほど基板をリワーク (抵抗2つ追加)
  19. 19. 会議室効率化のためのデバイス開発 施工 会議室への設置はオフィス移転時の内装工事に加えてお願いした。 詳細略
  20. 20. 会議室効率化のためのデバイス開発 導入後 自動キャンセル率 (自動キャンセル数 / 総予約数): 44% クレームは今までなし (とけこんでいる)
  21. 21. 会議室効率化のためのデバイス開発 まとめ 1. オフィス移転にともない欲しいデバイスを内製しました 2. やることは多いがニーズにあわせてカスタマイズできる 3. 回路や基板の設計は勉強するだけなので良いが、製造委託が難関 4. オフィスの改善はたのしい

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