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Trac入門執筆うらばなし

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Trac入門執筆うらばなし

  1. 1. 2008.10.18 株式会社豆蔵 菅野裕・近藤正裕
  2. 2. 店頭・Webより好評発売中!  Tracの入門からプロ ジェクトでの本格活用 までをカバー  図解や漫画でわかりや すい!  Amazonにて「ソフト ウェゕ開発」カテゴ リー1位の座をキープ (10/18現在)!  最新のTrac 0.11対応
  3. 3. 対象読者  開発プロジェクトで〃問題管理の効率 を上げたいと考えている〃開発者〃 リーダー〃プロジェクトマネージャ  Tracの名前は聞いたことあるけど〃自 分の仕事には関係ないと思って方  問題管理やタスク管理ツールを゗ンス トールしてみたものの〃期待した効果 を出せなかった方
  4. 4. こんな方にもおすすめです  新人が壊れたコードをコミットする  会社/上司の管理の仕方が古すぎ!  Trac導入したのにチームのメンバーが 使ってくれない  チーム開発したことない新卒を大量に 雇ったソフトウェゕ会社の人事担当
  5. 5. 執筆のきっかけ  1月 菅野 エンジニゕマ゗ンドVol.8に 『Ruby on Railsではじめるゕジャ゗ ルシステム開発』という記事を寄稿  小さいコラムでTracをマンセーする  2月 技術評論社の池本公平さん  「subject:Trac入門執筆しませんか? 」  菅野 周りの人間に声かけ  そして集まったのが・・・
  6. 6. 執筆メンバー  すがの(菅野 裕)  ラ゗トウェ゗ト指向  やっぱりオブジェクト指向  Ruby好き  いまだ(今田 忠博)  静的言語好き  要件定義・SOAが得意  今はすっかり.NETer (WF、WCF、Silverlight2)
  7. 7. 執筆メンバー  すぎもと(杉本 琢磨)  Java/Ruby/.NET が好き  趣味:怪談  こんどう(近藤 正裕)  オールドタ゗プ(C++好き)  BIとか好き  今はWPFが好き
  8. 8. 執筆のプロセスとタ゗ムラ゗ン 杉本 2月 3月 転職 4月 ブレスト/ 担当分+共同部 技術評論社にて 内部読み合わせ 担当割り 分30%程度執筆 読み合わせ 0.11リ 赤本 リース 出版 内部レビュー/ブ 最終稿を技術評 校正1回目 共同部分執筆 ラッシュゕップ 論社に提出 逆引きなどかなり追加 5月 6月2日 7月 校正2回目 校正3回目 見本 日本語版0.11対応 つきもの系 店頭発売 9月18日 8月 無事出版
  9. 9. 各局面でツール・Webゕプリを利用  iEdit(こんどう作)  ブレスト・ゕ゗デゕ出し  Microsoft Word 2007  執筆  ScrapBook(Firefox Add-On)  スクリーンショット採取作業  Assembla(Trac/SVNホステゖング 200MBまで無料)  原稿・素材・ゲラの管理、タスク管理  Lingr(チャットサービス)  オンラ゗ン打ち合わせ Word以外  PDF X Change Viewer 全部無料(タダ)!  ゲラへのコメント入れ
  10. 10. ブレスト(powered by iEdit) コンセプト ゕドバンスド Trac本のコンセプト つなぐ 使ったことない人 Subversionと連携 体系的に゗メージを捉えさせる 構成管理 Maven 対象読者 ゴール 問題管理 Continuum 利用者 バグ管理入門 遠い連携 管理者 CIツール CruiseControl 基本編 MS Build Subversion 入門的な内容をさらっと Webに情報はあるけど。。 連携 キーワードで 基本 Wiki Trac月 作り方はパス 使い方 デフォルト プラグ゗ン ゗ンストール 見える化 環境 認証 目的別 カスタマ゗ズ タスク管理 プラクテゖス マ゗ルストーン リリース管理 カスタムクエリ バージョン 用意された拡張 利用者ガ゗ド なぜ必要なのか プロジェクトの改善 コンポーネント 仕様変更 チケットの種類の追加 利用者向けと管理者向け 問題管理プロセス その他 実例で説明? バグ 最新版の情報 バージョンの選択 チケット管理って何? 懸念 タスク チケットの種類 機能改善 その他のBTS Tracの作者との著作権関係 チケットの状態 今できないこと 優先度
  11. 11. コンセプトの背景  メンバー参画プロジェクトのよくある 状況(大規模に多い)  紙とかExcelでバグ票を管理  構成管理ぼろぼろ  情報共有のコスト高すぎ  こういうのは技術以前のリテラシーで はないか?  → リテラシーを身につけるための導入本 にしよう
  12. 12. 開発現場でこんな経験はありませんか?  フゔ゗ルの管理をフゔ゗ルサーバで 行っている  フゔ゗ル名に日付をつけてバージョン 管理している  Excelで問題管理をしていて〃メールで 周知している  朝夕全員そろって長々と進捗会議をし ている
  13. 13. Tracをどうぞ
  14. 14. コミュニケーション不足によるトラブルの 経験はありませんか?
  15. 15. Tracをどうぞ
  16. 16. 問題、管理できてますか?
  17. 17. Tracをどうぞ
  18. 18. 構成管理、できてますか?
  19. 19. Tracをどうぞ
  20. 20. ・・以上のように  プロジェクトのメンバーがそれぞれの 立場で思い当たることを描写し、問い かけ、解決策へ誘導するという書き方 を最初に持ってきた  まえがき  第1章「Tracの概要」  そして第4章「プロジェクトをTracする」 へ
  21. 21. 心がけたこと  何のためのツールなのかをわかりやすく  Wikiや構成管理ツールについても説明  専門用語はなるべく使わない  PMBOKやゕジャ゗ル系の用語  →日常的な言葉への置き換え  Trac開発者の意図を伝える  開発プロジェクトのマネージメントにおける最小 限のゕプローチを提供する  チームが既に確立している開発プロセス・ポリ シーに影響をなるべく与えない  読めば、利用シーンが想像できるように  効果についてもわかりやすく
  22. 22. 困ったところなど  Tracのバージョンゕップへの追従  最初0.10.4ベースで書いてたが、初稿ぐらいで0.11が正式リ リース、第2校ぐらいで゗ンタゕクト社から日本語版がリリー ス  Trac Lightningもどんどんバージョンゕップ(笑)  先に入門Trac(赤本)が出ちゃった  差別化のため、逆引きとかを充実させた  元々のコンセプトもかなり違ってた  結果的には補完しあうような内容になり、Trac周辺が盛り上 がって良かったかも  Assemblaが・・  Tracサービスがよく止まった  リポジトリーの容量 当初500MBまで、突然200MBに  メンバーのゕカウントを使い回した(セコ゗)
  23. 23. 執筆を終えて・・  いい経験になりました。  執筆は割と短かったが、校正が大変 だった。  スクリーンショット採取も大変だった。  ゗ラストレーターの人の絵がかわい かったので、もっと女性を登場させれ ば良かったと後悔。
  24. 24. 執筆でお世話になったツール・ Webサ゗トの紹介
  25. 25. iEdit  ゕ゗デゕプロセッサ  ネットワーク図で入れ子構造を作ると、 ツリービューで階層が自動的にできる  コンセプト決め、目次の推敲に使った  マンガに登場する架空の開発チームの人 間関係図も作った  メンバーの要望を聞いて機能追加やバグ 修正も
  26. 26. 開発チームのプロフゔ゗ル作成 開発チームプロフゔ゗ル ミッション 某コンシューマ向けショッピングサ゗ト構築 責務 進捗管理 Web のデザ゗ン テストケース作成 プログラム開発 問題管理 構成管理 単体テスト 顧客調整 ビルド 設計 ロール 開発者 デザ゗ナ チームリーダー ラ゗ブラリゕン ビルダー テスター 人 すがの 英子さん まめぞうくん こんどう いまだ すぎもと
  27. 27. Assembla  Trac/Subversionホステゖングサービス  Tracは0.10ベース  独自プラグ゗ンも組み込んでる  メンバー招待機能もある  SourceForge /Google Code ではできない クローズドな開発や共同での原稿書きに便利  リポジトリーの容量が一定量を超すと有料  SLAはない
  28. 28. Assembla 利用例
  29. 29. Lingrでオンラ゗ンミーテゖング  昼間は客先が別だったりして打ち合わ せムリということで使うことに  オフラ゗ンは、ブレストを含め3回ぐらい  出版社打ち合わせも3回ぐらい  ほとんどのコミュニケーションをLingr でまかなえた  内容はゕーカ゗ブされるので、参加して いなかったメンバーも後から内容を把握 できる。
  30. 30. 最初の格言 「どんな処方にも二つの部分がある。その一つ は薬〃もう一つはそれが正しく使われることを 保証するための方法だ。」 G.M.ワ゗ンバーグ『コンサルタントの秘密』(共立出版)
  31. 31. Lingrの利用シーン  技評 池本さんから・・・ Trac執筆陣の皆さま お世話になります。 著者校正第2回も目途がたち〃ゴール(印刷所入稿)にむ けて作業を収束させていきたいと思います。前回の打ち合 わせどおり〃次の作業が控えております。 ・1ページ目の一言 「必要は発明の母」――読み人知らず 「愛だろ〃愛」――永瀬正敏 など〃適宜〃皆さんの座右の銘を1つ考えてください。 最初の1ページ目でがつんといきましょう。
  32. 32. 1ページ目の格言をLingr使って検討  候補  不思議の国のゕリス風  格言集からそれっぽいのを・・  最後はワ゗ンバーグ先生から  ちょうど社内メーリングリストで、読んでる人どれぐらい いますかと話題が・・  「コンサルタントの秘密」
  33. 33. Lingr 利用例
  34. 34. ScrapBook  Firefoxのゕドオン  HTMLページをスクラップできる  DOM゗レーサー  ビジュゕルに不要要素を削除できる  Firebugよりもずっと簡単  スクリーンショットの採取に威力を発揮  見せたい情報だけを残す  WinshotやPrintScreenボタンでパチリ  Scrapしておけば後から撮りなおし可能
  35. 35. PDF X Change Viewer  Acrobat 要らず  校正に利用  各自がコメントを貼り付けしてAssembla のリポジトリーにコミット  紙ゲラと併用  非常に効率よく校正作業ができた
  36. 36. PDF X Change Viewer 利用例
  37. 37. 豆蔵でのTrac利用状況  別に社内標準ではないですが・・  情シスに申請すれば、Trac/SVNのリポジ トリーを作ってもらえます。  客先でも勝手に゗ンストールして使って ます。  Trac Lightning にお世話になってます。  社内改善活動「決めナ゗ト」でも使って ます。  利用例の紹介
  38. 38. 「決めナ゗ト」用カスタマ゗ズ  入力項目が多くて  項目追加すると、入 力画面がしょぼい  チケットの説明にテ ンプレートを挿入す ることに  ちょっとPythonいじ りました(新規だっ たら表示とか)  Pythonスキルはあ りません
  39. 39. 欲しいプラグ゗ン(or 本体機能)  更新が滞っているチケットのゕラート 機能  担当者へのエスカレーションも  権限管理機能  ワークフローの遷移にユーザー権限によ るガードをかけたい  →汎用の業務ゕプリにも使えちゃう
  40. 40. ご清聴ありがとうございました

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