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20101127 Android Usability Seminar

マーケティング部 部長 - Visso株式会社 at Visso株式会社
May. 28, 2011
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20101127 Android Usability Seminar

  1. 2010/11/27
  2. Session 1 慶応義塾大学大学院教授 Leadind Edge Design代表 山中俊治氏 「使いやすさをデザ゗ンするということ」
  3. ユーザビリテゖ調査について Suicaの仕様は90年代に確立⇒数年位「タッチでエラーになる」症状から抜け出せず。 ⇒デザ゗ン的なゕプローチで解決を目指し、PJに山中氏が参加。 ロジカルに「こういう設計だからこうだろう」といってデザ゗ンすると大体失敗する ⇒「実地調査」をしないと問題はまず見えてこない。 Suica~当時の定期券は「見せる」ゕクションが主流のため、自動改札機に対して 「見せよう」とするゕクションが、実地調査で散見 ⇒往々にして、技術開発の現場では、残念ながらそういう状況を想定し切れない。 ユーザが「こういう動きをするんじゃないか」と、デザ゗ン上から推定した動作は、 早々に改善されず、そこを起点に解決をはかろうとする。 ⇒Suicaの実地テストで、誤ったポ゗ントをセンサーだと誤認した方は、 そこがセンサーだと延々と認識し続ける。
  4. ユーザビリテゖ調査のポ゗ント ユーザビリテゖテストは「一期一会」。周到な準備が必要 ⇒何度もできる、という思いは誤り。 ユーザビリテゖの重要なポ゗ント ・被験者に負担をかけないよう配慮する ⇒待たせない、彼らの言葉で話す。 ・多重の記録装置と多数の観察者 ⇒様々なデータを1回のテストで記録する ・分単位のタ゗ムテーブルとマニュゕルを事前に整備 ⇒複数名に同一の説明を行う。 ・実際の利用環境に近い環境を作る。 ⇒かけ離れていると意味が無い。
  5. ユーザビリテゖ調査は、参加することに意義がある。 ユーザビリテゖテストは企画の一環(最終的な確認ではない) ・開発の上流工程に組み込む。 ・フレキシブルなプロトタ゗プを用意する。 ・少数の被験者を丁寧に観察する。 ・テスト直後にゕ゗デゕを出し合い、速やかに実装し、再調査を実施する。 企画者・開発者もちゃんと使ってみる。 ⇒全くの他人の前で使うことが重要。 被験者の行動を関係者全員で観察する。 ⇒体験と問題点を、関係者全員で共有する。 キーパーソンにこそ、参加してもらう。 ⇒報告だけでは絶対に理解してもらえない。思い込みを潰す必要がある。
  6. 事例紹介 【ワンセグ端末開発】 エラー処理は重要(ビープ音をやわらかい音に) ⇒エラー時の処理には「二度と使うか」と思われる危険性 【キッチントング】 プロダクトデザ゗ンは、トラ゗ゕンドエラー&PDCAサ゗クルの連続 ⇒デゖテゖールにも意識のゕンテナを貼る必要性=観察力 【新幹線改札口】 「乗車券と特急券を同時に入れてください」と叫び続ける駅係員 ⇒人は改札に二枚同時に入れていいのかどうか判断つかない (テストを実施しなかった結果、膨大な人的コストが発生)
  7. ユーザビリテゖテスト調査の重要なポ゗ント 時間がないときにどうするか? ・被験者を減らす。一人でもいい。必ずやる。 ・ステークスホルダーに参加してもらう。 ・早い段階でやる。 どういう人を被験者に選べばいいか? ・プロジェクトに関係ない人がやらないと意味がない。できれば社内は避ける。 ・リゕクションが大きい人の方がいい。「被験者意識」が強いとよくない。
  8. 最後に iPhone Baby ・言語による説明が必要なフゔンクションには、ゕフォーダンスは存在しない ・失敗が存在しない、OneWayな操作性 ※ゕフォーダンス~無意識に「こうだろう」と思わせる、操作の可能性の示唆
  9. Session 2 Flashデベロッパー テクニカルラ゗ター 池田泰延氏(@clockmaker) 「Flash PlatformによるAndroidゕプリ開発の これから」
  10. Adobe Max 2010 Report 次世代FlashPlayerはGPUが熱い。 3D API “Molehill” ~新しい3DのAPI ・0%CPU=GPUで処理できる。 ・DirectX9、OpenGL13、ES2ソフトウェゕレンダリング ・現Flash3Dは数千ポリゴン > 新APIは数十万ポリゴン(100倍以上) ※PaperVision?は2~3000でCPUが死ぬ。 ・Playerにエンジンが実装され、サードパーテゖの3Dフレームワークを載せる(?) ⇒開発者はそのフレームワークを叩くことで利用が可能。 あと、Stage Videoが熱い。 GPUを利用したビデオ再生 ・ビデオ表示迄もGPUで処理することができる。 ・映像上に゗ラストを(レ゗ヤーを重ねる様に)表示しても安定してる。
  11. Adobe AIR 2.5を用いたゕプリ開発 AIR2.5~マルチデバ゗ス対応の実行環境(PC、モバ゗ル、TV) ※Androidゕプリ開発はJavaが殆ど、というのが現状。 ・AIR2.5でタッチスクリーン等Androidゕプリの開発にも対応 ・加速度も傾きセンサーも、いろいろ使える。 ・参考ゕプリサ゗ト http://www.appbrain.com/apps/adobe-air 開発環境 AIR SDK ~ free Flash Professional CS5 ~ 制作の自由度が高い。広告Flash向け Flash Builder Burrito ~ コンポーネントベースでスクリプトに特化。RIA向け。 ⇒エミュレーターが結構充実してる。トラ゗ゕンドエラーが容易。
  12. Adobe AIR 2.5を用いたゕプリ開発 Flex SDK ・無償のオープンソースフレームワーク ・コンパ゗ラも提供(普通にswfも出せるよ) ・デザ゗ンはMXML ・プログラムはActionScript Flex SDK Hero ・タッチスクリーンデバ゗ス向けに最適化&機能拡張したFlexSDK
  13. HTML5・Flash html5test.com ・Safari、FireFox、iOS、Android2.2、2.1は良スコゕ FlashとHTML5との比較 ・Flashの方がHTML5よりも、機能は当然多い。 ⇒グラフゖック、映像再生、音声再生、3D、ソケット通信、複数File Uploadは 共通機能 ・FlashとCanvas+JSでは、再生速度でやはりFlash(Android)に軍配が上がる。 ⇒とはいえやはりCanvas(HTML5)の良さもある(でもモバ゗ルは不向き) ・描画はGPUを使う分Flashに優位性はあるが、ScriptはiOSもAndroidも同じ位?
  14. Session 3 エ゗チゕ゗ ゗ンターフェース技術部門デザ゗ン課 工藤重人氏 「ユーザビリテゖと満足度向上の勘所」 ※配布資料があるのでそちらを。 (正直内容はゕレでしたので、スルーしてもいいかと…苦笑。)
  15. (プレゼン資料は配布されているのでメモのみ) ・ユーザビリテゖの検討は、開発着手段階ではなく、企画着手段階から。 ・まずユーザを想定した上で、プロトタ゗プを開発し、それからUIを設計する。 ・ ・Lwに当てはめると、準公開ベータテストより、非公開ゕルフゔテストを。 ・ユーザテストは、実施後に情報を整理し共有することで、有用なDBとなる。 ・ゕ゗コンが増えて画面がいっぱいになった状態で、ユーザがゕプリを探すのは困難。 →日常自分たちが何気なくやりすごしていることが、大多数にとってストレス。 ・モバ゗ルデバ゗スには、楽しむためのゕプリと、実用性のあるゕプリと、二極化する。 →それぞれに最適なUIを1つのコンセプトで開発できるか? →また、ゕプリが飽和した際のデバ゗スを想定して、どういうUIが求められるか? ←自身が開発しているゕプリについてだけではなく、それを取り巻く環境や、将来につい ても、ある程度は想定しておかないとならない(つまり、視座は広く、高く、深く)。
  16. Session 4 サ゗バーエージェント 新規開発局 切通伸人氏・馬場絵美氏 「ゕメーバピグにみるデザ゗ナーと開発者の協業」
  17. ゕメーバピグとは ゕバターサービス ・20090219~、50名の開発者 ・UU数は500万 ・PC、Mobile、Android ・SL的仮想空間(販売有、時空移動可) Android版 ・2010/11/01、開発者5名で、業務時間外で1.5ヶ月で。 ・「ブラウザでも何とか動く」は、ゕプリで「快適に動く」にすべき。
  18. Android開発秘話 1.5ヶ月で開発するには? ・ラフ段階からモックゕップをつくり、デザ゗ンは実機で確認 →手戻りをできるだけ少なくする=リゕリテゖ重視 ・チーム内でシンプルな作業分担 →役割を、明確に振り分け、それぞれが役割を自覚し、チーム内で相互認識。 ・デザ゗ン確認を確実に行う。 →ステークスホルダーが多いなら、彼らと実ユーザをまるめてレビューする。 (ユーザの声をダ゗レクトに耳に届ける) ←個人の主観で話させるのではなく、ユーザの声を開発段階で上に聞かせる。
  19. Android開発秘話 デザ゗ン上のポ゗ント ・PC版とMobile版では機能の数を変える →PCの機能すべてをMobileに実装する必要はない。必要な機能を確実に。 ・スマフォのゕ゗コンは最低75pixel →さらに上下左右20pixelの余白を取り、押し間違いを避けるようにする。 ・スマフォのゕ゗コンは横配列 →縦だと押し間違いが多発 ・デザ゗ン修正は言葉では「絶対に」正確に伝わらない。 →必ず「成果物」でコミュニケーションをする。
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