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SAKURA internet Research Center: Mission and Vision

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SAKURA internet Research Center: Mission and Vision

  1. 1. さくらインターネット研究所の ミッションとビジョン さくらの夕べ:研究所ナイト 2020/1/16 (C) Copyright 1996-2020 SAKURA Internet Inc さくらインターネット研究所 所長 鷲北 賢さくらインターネット株式会社
  2. 2. 自己紹介 • 鷲北 賢(わしきた けん) • 1998年4月入社 • バックボーンのお守りからサービス開発まで ─ 初期の専用サーバ、データセンター構築 ─ オンラインゲームプロジェクト ─ さくらのクラウド開発マネージャー、などなど • 2009年より、さくらインターネット研究所 所長 ─ 仮想化技術の研究(Linux KVM) ─ 高性能リソースを分割するより小型計算機を集めて高性能化する ほうに興味あり • @ken_washikita、https://facebook.com/ken.washikita 2
  3. 3. 研究所のミッション 3
  4. 4. さくらインターネット研究所 • さくらインターネット研究所とは ─ インターネット技術に関する研究を行う ─ 成果の発信と利用を通じて社会と会社に寄与する • 中・長期のビジョンに立ち3~5年後に役立ちそうなこ とを考える • モットー 面白いと思うテーマに どしどし取り組んでいく 4
  5. 5. これまで扱ってきたテーマ • 仮想化技術の研究 • データセンターにおけるIPv6 • 高速インターネット接続技術の研究 ─ 装置/ソフト/実装の検証 • インターネットと災害対応 ─ パノラマ写真とデータセンター • 発電技術/蓄電技術 ─ 燃料電池の調査研究 • Fog/Edge Computing技術の研究 • MLの研究と応用 • などなど 5
  6. 6. 研究所の役割 - 選択肢を増やす • 未来を正確に予想することは困難 ─ 特にインターネット分野では! 6 ?
  7. 7. 研究所の役割 - 選択肢を増やす • 未来を正確に予想することは困難 ─ 特にインターネット分野では! • 色々なアイディアを出しておき、本当に必要な 時にパッと出せるようにしておく 7 選 択 ・ 多 様 性
  8. 8. 研究所の役割 - 選択肢を増やす 8 流行・成功を正確に 予想する必要はない 斥候として先回りする のが研究所の任務 • 未来を正確に予想することは困難 ─ 特にインターネット分野では! • 色々なアイディアを出しておき、本当に必要な 時にパッと出せるようにしておく
  9. 9. 所長の仕事 • みなさんの「やりたい」にYESと答えること ─ 「さくららしさ」さえあれば何でもOK ─ そのために必要な庶務が仕事です ─ 合間に研究できたらハッピーかな? • でも「さくららしさ」ってナニ? ─ フワっとしている ─ 定義したら死んでしまう ─ なので自分で体感し、体現してもらうしかない ─ 話し合って輪郭を作っていく感じ? 9
  10. 10. さくら らしさ さくららしさを形作る • さくららしさに入っていればOK • 入っていないように見えてもOK • もしかしたら「らしさ」がそっちに移動するかも? 10
  11. 11. 研究所のビジョン 11
  12. 12. 超個体型データセンター 12
  13. 13. 超個体型データセンターのアイディアの成り立ち • きっかけは菊地さんの「10年計画」 • そこに含まれていた「300か所の小規模IDC」 が面白いという話に • 2018年の「北海道大納涼祭」で発表 「石狩IDCのような大規模IDCはもう古い!」 • 半年間忘れていたが、まつもとりーさんが発掘 • 2019年1月に全員でディスカッション • ビジョンとしてまとまった 13
  14. 14. 14
  15. 15. 超個体型データセンターの定義 1. 現在はデータセンターに巨大なコンピューティングリソースが存在し ていますが、今後はレイテンシ/セキュリティ/コスト等の要件から、 あらゆる場所や社会、組織にコンピューティングリソースが溶け込ん でいくことになります。 2. それら分散したコンピューティングリソースは、単独でコンピュー ティングパワーを提供するに留まらず、その場所や社会の要求に応じ て、自律的に、分散あるいは有機的に結合し、現場・クラウドそれぞ れが縦横に結びついたハイブリッド構造を採るように機能します。 3. このようなシステムにより実現されるものは、人々の身近に存在し、 リアルタイムかつインテリジェンスにユーザを支えながら、しかし同 時にバックエンド側が有機的に結合することにより、かつてないマシ ンパワーとリソース量を動員することで現場最適かつ全体最適をも実 現するSuper Organized Worldです。 15 https://research.sakura.ad.jp/2019/02/22/concept-vision-2019/
  16. 16. その解説 • CLOUD NATIVEの時代、サービスは二極化する ─ クラウドによって実現したすばらしいサービス ─ クラウドでは実現できない近未来的サービス • なぜクラウドでは実現できないか? ─ 低レイテンシあるいは即時判断が必要 ─ 膨大な帯域が必要(5Gでもまだ不足) ─ 現場環境に密に依存(センサーに強く依存) • これらを現場で支えるコンピューティングリソース ─ 単に通信で接続するだけではなく、 ─ 自律的/分散的に動作するリソース群を、 ─ 有機的に結合し、全体/部分最適に動作させる必要がある 16
  17. 17. 超個体とは? • Superorganism ─ アリやハチのような群体生物のイメージ ─ 個々の昆虫は小さく非力だが、数万の家族が集まって1つの生物のように 振る舞う ─ それは細胞が集まった個体や、個人の集合であるコロニーとは違う ─ 個々の昆虫の個性とは別に、Superorganismとしての個性がある • これをうまくコントロールしたい ─ 多数のデータセンター、多数のコンピューティングリソース、それを制御 するOS ─ 中央集権型コントローラーではない  女王アリ、女王バチは、全員に向かって命令しているわけではない ─ 生体をまねて作る必要はない  言葉を借りてきただけで、そっくり真似ているつもりはない ─ 総体が個性を持ち、一つの目標に向けて働いているように見える様を表す 17
  18. 18. まとめ 18
  19. 19. 面白いと思うテーマに どしどし取り組んでいく 19

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