What is Open Access? (Keiko Kurata)

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従来のオープンアクセスは、学術雑誌論文、特に高額な商業出版社の雑誌論文の無料での公開という側面に焦点が当たってきた。しかし、学術情報流通へのアクセスの改善というオープンアクセスの原点に立ち戻るなら、より大きな可能性があるのではないか。それを考えていくための観点を提案してみたい。

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What is Open Access? (Keiko Kurata)

  1. 1. 倉田敬子(慶應義塾大学文学部)<br />オープンアクセスとは何か<br />
  2. 2. 代表的な定義<br />BOAI <br />「査読付き雑誌論文に無料で、制限なく<br /> オンラインでアクセスできること」<br /> 対象:学術雑誌論文全文(査読付き)<br /> 条件:無料<br />    制約なく(発表後即時)<br />    オンライン<br />
  3. 3. 広義の定義<br />Willinsky The Access Principle<br /> 「知識へのアクセスの改善(増大)」<br /> 学術出版社、図書館等の理念も同様<br /> ・学術雑誌論文へのOAの10類型<br />   Elsevierの書誌事項提供もOA<br /> ・経済基盤、社会資本、文化の障害<br />
  4. 4. オープンアクセスの可能性<br />1.対象(内容)<br />  「学術雑誌論文」に限定されない学術情報<br />2.目的(範囲)<br /> 1)公的な情報へのアクセス<br /> 2)研究、教育の推進・発展<br />3.制約あり?<br />  エンバーゴの意味<br />
  5. 5. 対象の拡大とは1<br />1.研究成果<br />  査読付き学術雑誌論文<br />   商業出版社/国際的学会誌/国内学会誌<br />  大学紀要(特に人文・社会科学分野)<br />  会議録(コンファレンスぺーパー)<br />  学術図書 etc・・・・<br /> 研究成果は多様なメディア(形態、チャネル)で目的、範囲、手段を変えて重複して流通してきた<br />    すべてが一律に公開された時の識別と評価<br />
  6. 6. 対象の拡大とは2<br />2.研究データ<br /> ・データアーカイブ<br />   成果として標準化、保管、利用可能<br />   例.ヒトゲノム、天文学など<br /> ・終了した研究プロジェクトのデータ<br /> ・現在進行している研究のデータ<br /> <br />  誰のためのどのような共有か<br />  「実験していない人間が見てもわからない」<br />  「枠を決められること自体が不自由、面倒」<br />
  7. 7. オープンアクセスの目的1<br />1.公的な情報へのアクセス<br />「知る権利」<br />  a)情報収集を妨げられない(消極的)<br />b)プレスの取材する権利<br />  c) 積極的に国へ情報公開を求める<br /> 税金でなされる研究成果も「公的情報」<br />  医療におけるインフォームドコンセント<br />
  8. 8. オープンアクセスの目的2<br />2.研究、教育の推進・発展<br />a)研究の推進に必要な情報とは<br />  ・研究成果の入手は二極化<br />  ・研究データ共有は分野による?<br />b)教育に必要な情報<br />  ・多様な研究成果の利用への需要 <br />  ・研究データとは異なる実践的データ<br />
  9. 9. 制約あり?<br />[定義]<br />オンライン<br />  この整備こそ喫緊の課題 <br /> <br />制約のない利用<br />  一般への公開が1年後<br />  再利用に条件付き<br /> <br />前提条件<br /> <br />全ての場合に有効か<br /> <br />
  10. 10. 研究成果<br />研究・教育<br />教育用<br />公的情報<br />研究データ<br />

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