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自由文と自然言語、どちらがすぐれている?

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自由文と自然言語は、AIの推論根拠とするにあたって、どちらが優れているかについて、これまでに考えてきたことと、このテーマにおいて取り組んでいる内容を簡単に説明しました。

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自由文と自然言語、どちらがすぐれている?

  1. 1. 「自由文」と「自然言語」 どちらが優れている? 2017年10月26日 ナレルシステム株式会社 中村圭介 https://knowrel.com/
  2. 2. ◆自由文(のAIの推論根拠として)の長所 1)伝統的な自然言語の範囲に束縛されない ・文法が自由で、より数学的 冗長さを省略したり、短縮したり 逆に読み間違えないよう技と冗長にしたり 重要な情報が先にくるように入れ替えたり PROLOG等の形式言語やプログラミング言語とのハイブリッド化も容易 ・造語、仲間内だけでわかる暗号、新たに定めた共通語彙、等も活用が容易 ・機械可読性の高い自然言語文法(ex.言葉方程式)だけを好んで使い易い ※文法変換規則も変数(「自由文」の要素である)を用いて表現しやすい 2)自由文は、自然言語を(数学的に)完全に含んでいる
  3. 3. ※言葉方程式とは? • ふだん皆さんが使っておられる • とても身近な自由文(多くは自然言語)に • 変数(複数種類も可、一文に2回以上出現も可)を埋め込んで、 • それらの変数を埋める言葉を探す(連立)方程式として • 世の中のあらゆる問題を表現して、 • 解(複数も可)を求めるものです • 例えば ・・・ 「$Xは友達の$Yが$Xを好きなことに気づいている」
  4. 4. ◆自然言語(のAIの推論根拠として)の長所 1)構文解析、意味解析(照応解析含む)がある程度の精度で可能 → 構文の階層的パターンを、自由文よりも、解析・同定しやすい → 意味の「類似性」「同一性」を、自由文よりも、すくい取り易い
  5. 5. 結論と当社アプリ(HUMANOTE)の現状 • どちらが優れているとは一概には言えない • 当社アプリ(HUMANOTE)では、PROLOGの「事実」にあたるもの の表現能力として自然言語も許容しているが、科学的・論理的・倫理 的に「ありえない事実」であることを表現するため(例1)や、所与の 根拠から「証明しえない事実」であることを表現するため(例2)に、 自然言語の範囲を超えた文法(自由文の範囲には属する)も定義し ている。 • 例1 !永久機関の発明 • 例2 ~本日、北陸は晴れている • これ以外にも、自然言語のしなやかさ(語尾による様相の表現等)を 生かした様々な「推論規則」向け文法(自然言語を主体とした自由文 による)を実装している。
  6. 6. 現在取り組み中の内容 • 複雑な照応関係にある自然言語テキストの、 • 機械可読な「(PROLOG一行にあたる単位)事実」集合への、 • さらなる標準化 アプローチ A 照応解析技術の取入れ B 複文と重文の区別 C 重文の単文化(または単文解釈可能化)
  7. 7. 最後まで読んで頂きありがとうございました お問合せ先 ナレルシステム株式会社 中村圭介 info@humanote.xyz

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