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【公開用】20220415_第1回投影資料

  1. 第1回
  2. 2 1. 担当講師、授業の構成 2. シリアスゲームとは? 3. 昨年度の授業の様子 4. シリアスゲーム体験 5. 成績評価、次回までの課題 本日やること 40-50分 40-50分
  3. 3 担当講師、授業の構成
  4. 4 上原 一紀 (うえはらかずき) ※授業メイン担当 ■普段の仕事 • NPO法人勤務。職業人のスキルを活かしたボランティアの促進。 ※前職は、地方公務員→コンサルタント ■ゲームとの関わり • 超高齢社会体験ゲーム「コミュニティコーピング」などを作成。 • 昨年度から千葉商科大学非常勤講師を勤めています。 ■本授業へのメッセージ • タフな授業ですが、楽しくて、他では得られない経験ができます。 よろしくお願いします! 自己紹介
  5. 5 ≪講師≫ • 上原 一紀 • 石神 康秀 • 飯島 玲生 • 太田 泰嗣 ≪SA≫ • 川津 大輝 • 佐藤 宏樹 • 中澤 義光 • 今井 修 • 渕元 哲 • 川井 実樹 講師&SA
  6. 6 授業のゴール チームでの協働を通じて、 他者の関心を惹きつけるシリアスゲームの作成 を目指すこと
  7. 7 授業のゴール チームでの協働を通じて、 他者の関心を惹きつけるシリアスゲームの作成 を目指すこと チームでの協働が中心の授業です。 みなさんで話し合って進めていただきます。
  8. 8 授業のゴール チームでの協働を通じて、 他者の関心を惹きつけるシリアスゲームの作成 を目指すこと 社会課題を構造的に捉えたうえで、ゲームに落 とし込むというプロセスを体験してもらいます。
  9. 9 授業の構成 ステップ 授業回 内容 ガイダンス 第1回 ガイダンス。シリアスゲームとは。 第2回 シリアスゲームの体験。 第3回 チーム編成。制作テーマの検討。 第4回 ゲーム企画の手法。 第5回 企画の深めるリサーチの手法。 第6回 企画のブラッシュアップ。中間発表の準備。 第7回 中間発表。 第8回 中間発表振り返り。ゲームデザインの手法。 第9回 ゲームのプロトタイプ作成 第10回 プロトタイプ作成②、テストプレイ 第11回 ゲームのブラッシュアップ。最終発表の準備 第12回 最終発表① 第13回 最終発表②、リフレクション (前半) ゲーム企画 (後半) プロトタイプ作成 ※ワーク状況などを見て、内容を調整する可能性はあります。
  10. 10 授業のポイント①(スタンス) • いきなりゲームのルール作りには入りません。 テーマに関する調査やゲームの目的を重視します。 たくさん調べて考えてください。 • すべての過程を楽しんで!Playful(遊び心)をキー ワードに。 • 正解のない授業です。「良いゲーム」を目指すよりも、 「自分たちなりのゲーム」を作ってもらえたらと思い ます!
  11. 11 授業のポイント②(講師の役割) • 講師は、授業で考え方のポイントを伝えたりします。 また、チームのサポートをしたり、フィードバックを行 います。 • ただし、実際に考えるのは皆さんですので、講師は、 みなさんが考える補助をする役割と思ってください。
  12. 12 シリアスゲームとは?
  13. 13 シリアスゲームとは エンターテインメント性を持ちながら、 学習、体験、関心度醸成・喚起などを通じて 社会問題の解決を主目的とするゲーム ※本授業では、主にアナログゲームを扱います
  14. 14 シリアスゲームとは エンター テイメント 学習 体験 社会課題の解決
  15. 15 例:SIMULATIONふなばし 架空都市F市の幹部職員になりきって臨むゲーム。 迫りくる様々な社会課題や難題をチームワークとアイ デアで乗り越えられるのか?
  16. 16 例:SIMULATIONふなばし https://youtu.be/ZpqzuTgm_uI
  17. 17 シリアスボードゲームはたくさんある ※シリアスボードゲーム:シリアスゲームのボードゲーム版 ※上記は独自の分類です。 ●クロスロード ●ダイレクトロード ●HUG(避難所運営ゲーム) ●SIMULATION2030 ●公共施設マネジメントゲーム ●鳥獣対策ボードゲーム ●みんなのまちづくりゲーム ●地方創生×SDGs ●漁村活性化ゲーム ●Turn the Town ●観光ツアーまちげー ●まちなか発想ゲーム「メイキット」 ●地方“想”生 ●NPOゲーム ●地域づくりコーディネート・ゲーム ●景観ボードゲーム ●檀家 -DANKA- ●どうぶつの里 …etc.
  18. 18 シリアスボードゲームの良さ • 楽しく、社会的な学習ができる! • 年齢、肩書関係なく、誰もが対等に参加できる • さまざまな立場を疑似的に経験できる →自分ゴトとして考えられる! • 失敗から学ぶことができる …etc.
  19. 19 ※引用:Game design Workshop @千葉商科大学 https://www.slideshare.net/LeoIijima/game-design-workshop-191969894
  20. 20 昨年度の授業の様子
  21. 21 昨年度の様子(10チーム) グループワーク 中間発表
  22. 22 事例紹介① ポイステップ https://www.youtube.com/watch?v=uuPvV79y2nI
  23. 23 事例紹介② パックインザバッグ https://www.youtube.com/watch?v=W7c4fgIKD7o
  24. 24 終了後フォローについて① 授業内では、ゲームの試作品(プロトタイプ)まで。 授業終了後、ゲーム制作を継続したい方はフォローします。 • 授業最終回に希望を伺います。 • 昨年は10チーム中4チームが継続希望 • 1-2月頃に発表会(予定)。 • オープンキャンパスでお披露目も…!
  25. 25 昨年度の発表会の様子
  26. 26 終了後フォローについて② 情報コースと連携して、制作したゲームのデザイン化を 依頼することもできます。
  27. 27 終了後フォローについて③ ゲームマーケット ゲームコンペティション
  28. 28 シリアスゲーム体験
  29. 29 太田 泰嗣 (おおた やすし) ■普段の仕事 • 中小企業診断士。慶應義塾大学大学院SDM研究所 研究員。 ※慶應義塾大学大学院SDM研究科 修士(2021年3月修了)。 ■ゲームとの関わり • ゲームを活用して、社会やビジネスの問題を解決するための研究。 • 日本シミュレーション&ゲーミング学会(JASAG) 正会員。 • 社会&ビジネスゲームラボ所属。 • 全日本ゲーミフィケーションコンペティション事務局。 ■本授業へのメッセージ • 皆さんならではの視点を大切にしてください。 どんなシリアスゲームが完成するのか楽しみにしてます! 自己紹介
  30. 30 本日体験するゲーム 「地方“想”生 埼玉県 飯能市 編」 • 埼玉県飯能市を舞台に、 決められた手札で地域を活性化につながる 新商品/新サービスを考案する アイデア発散ゲーム。 「地方“想”生 埼玉県 飯能市 編」
  31. 31 開発経緯 「飯能まちなかを元気にする会」 「飯能商工会議所」 「(一社)奥むさし飯能観光協会」 「駿河台大学」 「慶應義塾大学大学院SDM研究所」 「地方“想”生 文京区 編」 (原作:株式会社遭遇設計) • 埼玉県飯能市の魅力をもっと発信したい‼ (飯能市の魅力を誰もが認知できる形に可視化したい) 埼玉県飯能市
  32. 32 2021/6 PJ発足 企画書作成 2021/8~2022/2 地域資源(コンテンツ)を公募 プロトタイプ・テストプレイ デザイン・印刷 2022/3 完成 開発スケジュール
  33. 33 では、早速ゲームを体験してみましょう ‼
  34. 34 ストーリー • 皆さんは地域の活性化担当者です。 • 限られた地域資源を使って、 与えられた目的に合致するような 新商品/新サービスを考案することが求められてます。 • 考案した新商品/新サービスをプレゼンし、 より多くの人から賛同を得て下さい。
  35. 35 ルール ⚫ 準備 1. 素材カードをすべてシャッフルして、裏向きにし、 ひとかたまりにします。これが山札です。 2. 山札の上から一人に4枚ずつカードを配る。こ れが手札です。 3. 勝利基準カードをすべてシャッフルして、一番上 の1枚を表向きにする。これが勝利基準です。 勝利条件カード(裏) 素材カード(裏)
  36. 36 ルール ⚫ 考案・カード交換(約3分) 1. 配られた手札をすべて使い、勝利条件に合致した新商品・新 サービスを考えます。 2. アイデア検討に使いにくいカードがあった場合、任意の枚数のカード を捨て、山札から捨てた枚数と同じ枚数のカードを得ます(パスして もよい)。 3. カード交換は合計2回まで。 4. カード交換の終了後、新商品・新サービスの「タイトルと内容」を考 案します。
  37. 37 ルール ⚫ プレゼン(ひとり約1分) • 手札に沿った新商品・新サービスを順番に(整った人から)プレゼンし ます。必ず「手札をすべて使う」+「タイトル名を言う」+「勝利条件に 合致していることを伝える」 ⚫ 投票 • 自分以外の人で一番、勝利条件に合致した新商品・新サービスを 考案したと思う人を「いっせーのっせ」で手のひらで差し示します。 ⚫ ゴール(勝ち負け) • 投票の得票数が多い人が勝ち。プレゼンが出来なければゲーム オーバー。
  38. 38 アイデア例 勝利条件:集客 新商品/新サービス名:「竹水てっぽうまつり」 8月上旬の暑い日に開催されるお祭り。飯能産の竹を使って、学生が子どもたち に教えながら、水てっぽうを一緒に作ります。あとは、一緒に作った「竹水てっぽ う」でチーム対抗戦。子どもたちの親は、その間にゆっくり飯能を観光するのもい いかも。一日中遊んだ後は、おいしい湧水を使った流しそうめんでノーサイド。日 帰りできる観光イベントとして市内外からたくさん人が集まります。
  39. 39 早く終わったチームは、2回目・3回目にチャレンジ‼ ※手札を3枚、または5枚にしてチャレンジすると難易度が変 わります。
  40. 40 ゲーム解説(ゲームの意図・メッセージ) ■すでに持っている地域資源を活かす • ×「地域にモノがないから出来ない」 • ○「地域にあるモノを活かせてない」 ■目的を明確にする • 目的によって作る商品/サービスは変わる。 • 目的が定まらないと作るモノが定まらない。
  41. 41 ゲーム解説(ゲームの意図・メッセージ) ■相手に伝えて賛同を得る • 考案したアイデアの良さを、決められた時間で、 どのように相手に伝え、賛同を得るか。 ■地域の広報担当に • 一度プレゼンしたことにより、ゲームの体験者は 地域のことを良く知り、記憶に残る。 • 地域のことについて聞かれたら、応えられるよう になる。
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