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校種間におけるコンピュータ支援語学学習態度の変容:中学生・高校生・大学生を対象とした多母集団の同時分析を用いて

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川口勇作・草薙邦広(2014, November)「校種間におけるコンピュータ支援語学学習態度の変容:中学生・高校生・大学生を対象とした多母集団の同時分析を用いて」第84回外国語教育メディア学会中部支部春季研究大会. 静岡大学. にて使用した投影資料です。

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校種間におけるコンピュータ支援語学学習態度の変容:中学生・高校生・大学生を対象とした多母集団の同時分析を用いて

  1. 1. 校種間における コンピュータ支援 語学学習態度の変容 中学生・高校生・大学生を 対象とした 多母集団の同時分析を用いて
  2. 2. 本研究の内容 •大学生を対象とした「コンピュータ支援 語学学習態度尺度」の因子構造が中学 生・高校生にも適合するかを検証 –中学生・高校生のいずれにおいても大学生 のモデルと同様の因子構造を持つことが明 らかに •校種間におけるCALL態度の変容について 議論
  3. 3. 川口勇作 名古屋大学大学院 草薙邦広 名古屋大学大学院 日本学術振興会特別研究員 第84回外国語教育メディア学会 中部支部秋季研究大会 於:静岡大学 2014/11/22
  4. 4. 背景>本研究>総括
  5. 5. 研究背景 •学習者要因 –適性 •ほぼ変化しない –ビリーフ •変化しづらいことも –学習方略 •ある程度変化する行動特性 –態度 •方略・ビリーフなどを包括 •ある程度変化する –動機づけ •変わりやすい 変化しやすさ 低 高
  6. 6. 研究背景 •学習態度 –学習方略・学習ビリーフを包括する概 念 –ある程度変化が見込まれる –その変化を捉える尺度の必要性
  7. 7. 研究背景 •先行研究 –コンピュータ支援語学学習(CALL)に 対する態度に関する研究 •e.g., Chapelle & Jamieson, 1986; 劉, 2002; Vandewaetere & Desmet, 2009
  8. 8. 研究背景 •先行研究 –尺度の作成 •CALL態度についての調査(e.g., 真野・大須賀, 2005) •ただ,これまでのCALLに関する尺度では構 成概念妥当性および信頼性が考慮されてい ないものが多い(Vandewaetere & Desmet, 2009)
  9. 9. 研究背景 •先行研究を受けて –信頼性および妥当性を備えたCALL態度 に関する広い概念を測るための尺度開 発の必要性
  10. 10. 研究背景 •コンピュータ支援語学学習態度尺度 (川口・草薙, 2014) –CALLに対する態度・コンピュータ学習 に対する態度についての先行研究を参 考に項目プール(K = 50)を作成 –大学生を対象とした予備調査(n = 167), 本調査(n = 841)を通して項目数を20項 目まで精選
  11. 11. CALL態度尺度 •5つの下位尺度 1.コンピュータ操作に対する態度 2.コンピュータ利用の社会的意義に対する 態度 3.コンピュータ支援語学学習の効果に対す る態度 4.Computer-Mediated Communication(CMC)に対する態度 5.マルチメディアに対する態度
  12. 12. CALL態度尺度 •第1因子「コンピュータ操作に対する 態度」(k = 5, α = .90) •コンピュータの操作には自信がある •コンピュータを使う際に困ることはない •コンピュータを使うことには慣れている •コンピュータを使うことは苦痛ではない •コンピュータをよく使う
  13. 13. CALL態度尺度 •第2因子「コンピュータ利用の社会的意 義に対する態度」 (k = 5, α = .88) •社会ではコンピュータ操作ができることが求 められている •就職するまでにコンピュータを使えるように なりたい •コンピュータが使えないと就職活動の際に苦 労すると思う •コンピュータが使えると今後の人生に役立つ と思う •コンピュータを使えることはこれからの社会 で必要なスキルであると思う
  14. 14. CALL態度尺度 •第3因子「コンピュータ支援語学学習 の効果に対する態度」 (k = 4, α = .88) •コンピュータを使って語学学習することは 効果的だと思う •語学の勉強をする際にコンピュータは役立 つと思う •コンピュータ教材で語学学習すると習得し やすいと思う •オンライン上の語学教材で勉強すると効果 があると思う
  15. 15. CALL態度尺度 •第4因子「Computer-Mediated Communication(CMC)に対する態 度」 (k = 3, α = .88) •SNSで友人とやりとりをよく行う •SNSを頻繁に確認する •FacebookやTwitter, LINEなどのSNSをよく使 う
  16. 16. CALL態度尺度 •第5因子「マルチメディアに対する態 度」 (k = 3, α = .74) •DVDを見ることが好きだ •映画を見ることが好きだ •CDを聞くのが好きだ
  17. 17. 因子間の関係 -1.5-1.0-0.50.00.51.01.5 -1.5-1.0-0.50.00.51.01.5 Factor 1 Factor 2 CM1CM2CM3CO3CO4CO5CO6CO8EF1EF2EF3EF6MM1MM3MM5SM2SM4SM5SM6SM7CM1CM2CM3CO3CO4CO5CO6CO8EF1EF2EF3EF6MM1MM3MM5SM2SM4SM5SM6SM7
  18. 18. CALL態度尺度 •検証的因子分析の結果 χ2(160) = 665.12, p < .001 CFI = 0.95 TLI = 0.94 RMSEA = .061 [.056, .066] SRMR = .055 –概ね望ましい水準の適合度
  19. 19. 課題 •CALL態度尺度は大学生が対象 –高校生・中学生を対象としたとき今回 のモデルが同一の構成概念を測れない 可能性 •そもそも因子の意味が異なることも –SEMを用いた多母集団の同時分析
  20. 20. 研究背景 •多母集団の同時分析を行うことで 校種間の差異が観察できるようになる –適性処遇交互作用(e.g., Cronbach & Snow, 1981) の観点から校種という要因に着目
  21. 21. 背景>本研究>総括
  22. 22. 本研究 •調査参加者(N = 2,329) –中学生( n = 260) •2校からのサンプリング –高校生(n = 1,228) •2校からのサンプリング –大学生(n = 841) •川口・草薙(2014)と共通 •11大学からのサンプリング
  23. 23. 本研究 •分析 –因子平均・分散および因子間相関 –合計因子得点の平均値 –標準化平均差
  24. 24. 本研究 •手法 –構造方程式モデリング(SEM)を用いた 多母集団の同時分析 •配置不変モデル •弱測定不変モデル •強測定不変モデル •厳密な測定不変モデル •全母数が等しいモデル の5つのモデルを仮定
  25. 25. 多母集団の同時分析 •以下の5つのモデルを仮定 –配置不変モデル –弱測定不変モデル –強測定不変モデル –厳密な測定不変モデル –すべての母数が等しいモデル •上から下にいくにつれて条件が厳しくなる 条件の 厳しさ 易 難
  26. 26. 多母集団の同時分析 •5つのモデル(豊田, 2014) –配置不変モデル •複数の母集団で因子構造が同じ –弱測定不変モデル •複数の母集団で因子負荷が同じ •因子平均を比較する際に満たしておくべき 最低条件
  27. 27. 多母集団の同時分析 •5つのモデル(豊田, 2014) –強測定不変モデル •複数の母集団で因子負荷および切片が同じ –厳密な測定不変モデル •複数の母集団で因子負荷・切片・観測変数 の誤差分散が同じ –すべての母数が等しいモデル •因子の分散を除いたすべての母数が同じ
  28. 28. 多母集団の同時分析 •5つのモデル(豊田, 2014) –以上5つのモデルをベイズ情報量規準 (BIC)で比較 –他の適合度指標の値を踏まえつつ,最 もBICの値の小さなモデルを採択
  29. 29. モデル間の比較 指標 χ2 df CFI TLI AIC BIC RMSEA SRMR (解釈基準) ≧ .90 ≧ .90 小さいほど よい 小さいほど よい ≦ .08 ≦ .08 配置不変 1776.512 480 0.950 0.940 150206.020 151414.191 0.059 0.053 弱測定不変 1839.090 510 0.949 0.943 150208.598 151244.173 0.058 0.053 強測定不変 2064.660 540 0.941 0.938 150374.168 151237.147 0.060 0.055 厳密な 測定不変 2386.554 580 0.930 0.931 150616.062 151248.913 0.063 0.056 全母数が 等しい 2515.034 590 0.926 0.928 150724.543 151299.862 0.065 0.062
  30. 30. モデル間の比較 指標 χ2 df CFI TLI AIC BIC RMSEA SRMR (解釈基準) ≧ .90 ≧ .90 小さいほど よい 小さいほど よい ≦ .08 ≦ .08 配置不変 1776.512 480 0.950 0.940 150206.020 151414.191 0.059 0.053 弱測定不変 1839.090 510 0.949 0.943 150208.598 151244.173 0.058 0.053 強測定不変 2064.660 540 0.941 0.938 150374.168 151237.147 0.060 0.055 厳密な 測定不変 2386.554 580 0.930 0.931 150616.062 151248.913 0.063 0.056 全母数が 等しい 2515.034 590 0.926 0.928 150724.543 151299.862 0.065 0.062
  31. 31. 本研究 •5つのモデルを比較した結果… –全てのモデルにおいて全体的に望まし い適合度 –BIC基準で最も低い値を示した強測定不 変モデルを採択 •母集団間で因子得点を比較する上で問題の ないモデル •因子負荷・切片に等値制約をおいて分析 •第1母集団の平均を0に固定
  32. 32. コンピュータを使うことには慣れている コンピュータの操作には自信がある コンピュータを使う際に困ることはない コンピュータを使うことは苦痛ではない コンピュータをよく使う コンピュータを使えることはこれからの社会で必要なスキルであると思う コンピュータが使えると今後の人生に役立つと思う 社会ではコンピュータ操作ができることが求められている コンピュータが使えないと就職活動の際に苦労すると思う 就職するまでにコンピュータを使えるようになりたい オンライン上の語学教材で勉強すると効果があると思う コンピュータを使って語学学習することは効果的だと思う コンピュータ教材で語学学習すると習得しやすいと思う 語学の勉強をする際にコンピュータは役立つと思う .51/ .43/ .61 SNSを頻繁に確認する SNSで友人とやりとりをよく行う FacebookやTwitter、LINEなどのSNSをよく使う DVDを見ることが好きだ 映画を見ることが好きだ CDを聞くのが好きだ .60/ .45/ .97 .41/ .29/ .48 .92/ .48/ .60 .50/ .37/ .23 .57/ .37/ .14 .65/ .53/ 1.03 .59/ .46/ .11 .11/ .13/ -.06 .33/ .29/ .59 平均 0.00/ 0.04/ 0.27 分散 2.59/ 2.48/ 2.96 平均 0.00/ -0.25/ -0.38 分散 1.39/ 1.27/ 1.77 平均 0.00/ 0.00/ -0.99 分散 2.60/ 2.34/ 4.12 平均 0.00/ -0.14 / 0.34 分散 2.31/ 1.92/ 2.06 CMCに対する態度 コンピュータ操作に 対する態度 社会的意義に 対する態度 平均 0.00/ -0.11/ -0.22 分散 1.74/ 1.20 1.84 CALLの効果に 対する態度 マルチメディアに 対する態度 ※値は左から 大学/ 高校/ 中学 を示す
  33. 33. 因子平均 •コンピュータ操作に対する態度 –高校生が最も高い値を示した –中学生>>大学生≒高校生 •社会的意義に対する態度 –大学生が最も高い値を示した –大学生>>高校生>中学生
  34. 34. コンピュータを使うことには慣れている コンピュータの操作には自信がある コンピュータを使う際に困ることはない コンピュータを使うことは苦痛ではない コンピュータをよく使う コンピュータを使えることはこれからの社会で必要なスキルであると思う コンピュータが使えると今後の人生に役立つと思う 社会ではコンピュータ操作ができることが求められている コンピュータが使えないと就職活動の際に苦労すると思う 就職するまでにコンピュータを使えるようになりたい オンライン上の語学教材で勉強すると効果があると思う コンピュータを使って語学学習することは効果的だと思う コンピュータ教材で語学学習すると習得しやすいと思う 語学の勉強をする際にコンピュータは役立つと思う .51/ .43/ .61 SNSを頻繁に確認する SNSで友人とやりとりをよく行う FacebookやTwitter、LINEなどのSNSをよく使う DVDを見ることが好きだ 映画を見ることが好きだ CDを聞くのが好きだ .60/ .45/ .97 .41/ .29/ .48 .92/ .48/ .60 .50/ .37/ .23 .57/ .37/ .14 .65/ .53/ 1.03 .59/ .46/ .11 .11/ .13/ -.06 .33/ .29/ .59 平均 0.00/ 0.04/ 0.27 分散 2.59/ 2.48/ 2.96 平均 0.00/ -0.25/ -0.38 分散 1.39/ 1.27/ 1.77 平均 0.00/ 0.00/ -0.99 分散 2.60/ 2.34/ 4.12 平均 0.00/ -0.14 / 0.34 分散 2.31/ 1.92/ 2.06 CMCに対する態度 コンピュータ操作に 対する態度 社会的意義に 対する態度 平均 0.00/ -0.11/ -0.22 分散 1.74/ 1.20 1.84 CALLの効果に 対する態度 マルチメディアに 対する態度 ※値は左から 大学/ 高校/ 中学 を示す
  35. 35. 因子平均 •CALLの効果に対する態度 –大学生が最も高い値を示した –大学生>高校生>中学生 •CMCに対する態度 –大学生・中学生が高い値を示した一方, 高校生は低い値を示した –大学生=高校生>>>中学生
  36. 36. コンピュータを使うことには慣れている コンピュータの操作には自信がある コンピュータを使う際に困ることはない コンピュータを使うことは苦痛ではない コンピュータをよく使う コンピュータを使えることはこれからの社会で必要なスキルであると思う コンピュータが使えると今後の人生に役立つと思う 社会ではコンピュータ操作ができることが求められている コンピュータが使えないと就職活動の際に苦労すると思う 就職するまでにコンピュータを使えるようになりたい オンライン上の語学教材で勉強すると効果があると思う コンピュータを使って語学学習することは効果的だと思う コンピュータ教材で語学学習すると習得しやすいと思う 語学の勉強をする際にコンピュータは役立つと思う .51/ .43/ .61 SNSを頻繁に確認する SNSで友人とやりとりをよく行う FacebookやTwitter、LINEなどのSNSをよく使う DVDを見ることが好きだ 映画を見ることが好きだ CDを聞くのが好きだ .60/ .45/ .97 .41/ .29/ .48 .92/ .48/ .60 .50/ .37/ .23 .57/ .37/ .14 .65/ .53/ 1.03 .59/ .46/ .11 .11/ .13/ -.06 .33/ .29/ .59 平均 0.00/ 0.04/ 0.27 分散 2.59/ 2.48/ 2.96 平均 0.00/ -0.25/ -0.38 分散 1.39/ 1.27/ 1.77 平均 0.00/ 0.00/ -0.99 分散 2.60/ 2.34/ 4.12 平均 0.00/ -0.14 / 0.34 分散 2.31/ 1.92/ 2.06 CMCに対する態度 コンピュータ操作に 対する態度 社会的意義に 対する態度 平均 0.00/ -0.11/ -0.22 分散 1.74/ 1.20 1.84 CALLの効果に 対する態度 マルチメディアに 対する態度 ※値は左から 大学/ 高校/ 中学 を示す
  37. 37. 因子平均 •マルチメディアに対する態度 –中学生が最も高い値を示した –中学生>>大学生>高校生
  38. 38. コンピュータを使うことには慣れている コンピュータの操作には自信がある コンピュータを使う際に困ることはない コンピュータを使うことは苦痛ではない コンピュータをよく使う コンピュータを使えることはこれからの社会で必要なスキルであると思う コンピュータが使えると今後の人生に役立つと思う 社会ではコンピュータ操作ができることが求められている コンピュータが使えないと就職活動の際に苦労すると思う 就職するまでにコンピュータを使えるようになりたい オンライン上の語学教材で勉強すると効果があると思う コンピュータを使って語学学習することは効果的だと思う コンピュータ教材で語学学習すると習得しやすいと思う 語学の勉強をする際にコンピュータは役立つと思う .51/ .43/ .61 SNSを頻繁に確認する SNSで友人とやりとりをよく行う FacebookやTwitter、LINEなどのSNSをよく使う DVDを見ることが好きだ 映画を見ることが好きだ CDを聞くのが好きだ .60/ .45/ .97 .41/ .29/ .48 .92/ .48/ .60 .50/ .37/ .23 .57/ .37/ .14 .65/ .53/ 1.03 .59/ .46/ .11 .11/ .13/ -.06 .33/ .29/ .59 平均 0.00/ 0.04/ 0.27 分散 2.59/ 2.48/ 2.96 平均 0.00/ -0.25/ -0.38 分散 1.39/ 1.27/ 1.77 平均 0.00/ 0.00/ -0.99 分散 2.60/ 2.34/ 4.12 平均 0.00/ -0.14 / 0.34 分散 2.31/ 1.92/ 2.06 CMCに対する態度 コンピュータ操作に 対する態度 社会的意義に 対する態度 平均 0.00/ -0.11/ -0.22 分散 1.74/ 1.20 1.84 CALLの効果に 対する態度 マルチメディアに 対する態度 ※値は左から 大学/ 高校/ 中学 を示す
  39. 39. 因子分散 •全体的に高校生のばらつきが大きい 傾向 •比較的中学生のばらつきは小さい
  40. 40. コンピュータを使うことには慣れている コンピュータの操作には自信がある コンピュータを使う際に困ることはない コンピュータを使うことは苦痛ではない コンピュータをよく使う コンピュータを使えることはこれからの社会で必要なスキルであると思う コンピュータが使えると今後の人生に役立つと思う 社会ではコンピュータ操作ができることが求められている コンピュータが使えないと就職活動の際に苦労すると思う 就職するまでにコンピュータを使えるようになりたい オンライン上の語学教材で勉強すると効果があると思う コンピュータを使って語学学習することは効果的だと思う コンピュータ教材で語学学習すると習得しやすいと思う 語学の勉強をする際にコンピュータは役立つと思う .51/ .43/ .61 SNSを頻繁に確認する SNSで友人とやりとりをよく行う FacebookやTwitter、LINEなどのSNSをよく使う DVDを見ることが好きだ 映画を見ることが好きだ CDを聞くのが好きだ .60/ .45/ .97 .41/ .29/ .48 .92/ .48/ .60 .50/ .37/ .23 .57/ .37/ .14 .65/ .53/ 1.03 .59/ .46/ .11 .11/ .13/ -.06 .33/ .29/ .59 平均 0.00/ 0.04/ 0.27 分散 2.59/ 2.48/ 2.96 平均 0.00/ -0.25/ -0.38 分散 1.39/ 1.27/ 1.77 平均 0.00/ 0.00/ -0.99 分散 2.60/ 2.34/ 4.12 平均 0.00/ -0.14 / 0.34 分散 2.31/ 1.92/ 2.06 CMCに対する態度 コンピュータ操作に 対する態度 社会的意義に 対する態度 平均 0.00/ -0.11/ -0.22 分散 1.74/ 1.20 1.84 CALLの効果に 対する態度 マルチメディアに 対する態度 ※値は左から 大学/ 高校/ 中学 を示す
  41. 41. 因子間相関 •大学生の相関は全体的に高め •中学から大学にかけて相関は高まっ ていく傾向
  42. 42. コンピュータを使うことには慣れている コンピュータの操作には自信がある コンピュータを使う際に困ることはない コンピュータを使うことは苦痛ではない コンピュータをよく使う コンピュータを使えることはこれからの社会で必要なスキルであると思う コンピュータが使えると今後の人生に役立つと思う 社会ではコンピュータ操作ができることが求められている コンピュータが使えないと就職活動の際に苦労すると思う 就職するまでにコンピュータを使えるようになりたい オンライン上の語学教材で勉強すると効果があると思う コンピュータを使って語学学習することは効果的だと思う コンピュータ教材で語学学習すると習得しやすいと思う 語学の勉強をする際にコンピュータは役立つと思う .51/ .43/ .61 SNSを頻繁に確認する SNSで友人とやりとりをよく行う FacebookやTwitter、LINEなどのSNSをよく使う DVDを見ることが好きだ 映画を見ることが好きだ CDを聞くのが好きだ .60/ .45/ .97 .41/ .29/ .48 .92/ .48/ .60 .50/ .37/ .23 .57/ .37/ .14 .65/ .53/ 1.03 .59/ .46/ .11 .11/ .13/ -.06 .33/ .29/ .59 平均 0.00/ 0.04/ 0.27 分散 2.59/ 2.48/ 2.96 平均 0.00/ -0.25/ -0.38 分散 1.39/ 1.27/ 1.77 平均 0.00/ 0.00/ -0.99 分散 2.60/ 2.34/ 4.12 平均 0.00/ -0.14 / 0.34 分散 2.31/ 1.92/ 2.06 CMCに対する態度 コンピュータ操作に 対する態度 社会的意義に 対する態度 平均 0.00/ -0.11/ -0.22 分散 1.74/ 1.20 1.84 CALLの効果に 対する態度 マルチメディアに 対する態度 ※値は左から 大学/ 高校/ 中学 を示す
  43. 43. 因子間相関 •一方 –コンピュータ操作に対する態度因子と CMCに対する態度因子の間に不適解が 見られた(1.03) •等値制約をおいたためか •絶対値が大きすぎないことからサンプル変 動によるものであると考えられる
  44. 44. 本研究 •分析 –因子平均・分散および因子間相関 –合計因子得点の平均値 –標準化平均差
  45. 45. 合計因子得点平均値 コンピュータ 操作 社会的意義 CALL効果 CMC マルチ メディア 大学 M 3.78 5.54 4.00 4.90 4.86 SD 1.43 1.14 1.28 1.72 1.42 高校 M 3.85 5.30 3.93 4.89 4.78 SD 1.40 1.09 1.09 1.62 1.34 中学 M 4.05 5.19 3.87 3.78 5.15 SD 1.51 1.26 1.33 2.15 1.43
  46. 46. 合計因子得点平均値 1234567 中高大中高大中高大中高大中高大 Mean Summated Scale Score コンピュータ操作 社会的意義 CALL効果 CMC マルチメディア
  47. 47. 本研究 •分析 –因子平均・分散および因子間相関 –合計因子得点の平均値 –標準化平均差
  48. 48. 標準化平均差 1 2 3 4 5 6 7 中高大中高大中高大中高大中高大 Mean Summated Scale Score コンピュータ操作 社会的意義 CALL効果 CMC マルチメディア d = 0.14 効果量なし d = 0.05 効果量なし d = 0.09 効果量なし d = 0.54 効果量中 d = 0.26 効果量小
  49. 49. 標準化平均差 1 2 3 4 5 6 7 中高大中高大中高大中高大中高大 Mean Summated Scale Score コンピュータ操作 社会的意義 CALL効果 CMC マルチメディア d = 0.06 効果量なし d = 0.06 効果量なし d = 0.21 効果量小 d < 0.01 効果量なし d = 0.06 効果量なし
  50. 50. 標準化平均差 1 2 3 4 5 6 7 中高大中高大中高大中高大中高大 Mean Summated Scale Score コンピュータ操作 社会的意義 CALL効果 CMC マルチメディア d = 0.19 効果量小 d = 0.10 効果量なし d = 0.29 効果量小 d = 0.57 効果量中 d = 0.20 効果量小
  51. 51. 結果 •コンピュータ操作に対する態度 –中学と大学との間で効果量小 •社会的意義に対する態度 –中学・高校と大学との間で効果量小 •CALL効果に対する態度 –効果量なし
  52. 52. 結果 •CMCに対する態度 –高校・大学と中学の間で効果量中 •マルチメディアに対する態度 –高校・大学と中学の間で効果量小
  53. 53. 背景>本研究>総括
  54. 54. 総括 •SEMを用いた多母集団の同時分析の 結果 –因子構造・因子負荷・切片が等値であ る強測定不変モデルを採択 •この尺度が中学生・高校生を対象に使用で きることが明らかに
  55. 55. 総括 •因子平均・合計因子得点の平均値か ら –大学生の社会的意義・CMCに対する態 度が比較的ポジティブ •就職活動による? –大学生のCALL効果に対する態度は比較 的ポジティブな傾向
  56. 56. 総括 •因子間相関から –中学生・高校生と比較して大学生の相 関が全体的に高め •校種が上になるにつれてCALL態度はすべて の側面で統合的に向上していく? •CALLに接触する機会のちがいによるもの?
  57. 57. 総括 •今後の課題 –CALL態度尺度の妥当性の検証 •内容的妥当性 •基準関連妥当性 –コンピュータへのアクセスの良さとの 相関関係の検討 –性差によるCALL態度の差異の検討
  58. 58. 参考文献 Chapelle, C., & Jamieson, J. (1986). Computer-assisted language learning as a predictor of success in acquiring English as a second language. TESOL Quarterly, 20, 27–46. Cronbach, L. J., & Snow, R. E. (1981). Aptitudes and instructional methods: A handbook for research on interactions. New York: Ardent Media. 川口勇作・草薙邦広(2014)「新しいコンピュータ支援語学学習態度 尺度作成の試み:英語を学習する大学生を対象として」『 第54回 外国語教育メディア学会全国研究大会発表要項』84–85. 劉百齢(2002)「CALL利用学習に対する態度・動機づけ要因の分析」 『言葉と文化』3, 201–214.
  59. 59. 参考文献 真野千佳子・大須賀直子(2005)「大学生のCALLに対する態度・授業 評価に影響を及ぼす個人差要因」『文教大学国際学部紀要』16, 115–133. 豊田秀樹(2014)『共分散構造分析[R編]』東京図書 Vandewaetere, M., & Desmet, P. (2009). Introducing psychometrical validation of questionnaires in CALL research: The case of measuring attitude towards CALL. Computer Assisted Language Learning, 22, 349–380.
  60. 60. お問い合わせ先 名古屋大学大学院 川口 勇作 y.kawaguchi@nagoya-u.jp •CALL態度尺度は大学だけで なく高校・中学においても同 様の因子構造が再現され使用 可能 •コンピュータ利用の社会的意 義に対する態度・CMCに対す る態度は大学生が最も安定し てポジティブな傾向 •CALL態度は校種が上がるに つれて統合的に向上していく 可能性 https://sites.google.com/site/kwsk3939/

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