イテレーティブでインクリメンタルな技術書の作り方

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http://www.slideshare.net/guest38a0d4/ss-209606 の再掲

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イテレーティブでインクリメンタルな技術書の作り方

  1. 1. イテレーティブで インクリメンタルな 技術書の作り方 オーム社開発部 森田チーム(仮) 高尾・鹿野
  2. 2. オーム社の中の人です。
  3. 3. オーム社同時代開発者叢書 を作っているチームです。 (thanks to artonさん)
  4. 4. 『ハッカーと画家』 『Joel on Software』 『My Job Went to India』 『アジャイルレトロスペクティブズ』 PR
  5. 5. 『Ship It!』 『Railsによる アジャイルWebアプリケーション開発 第2版』 『dRubyによる分散・Webプログラミング』 『プログラミングRuby 第2版 言語編/ライブラリ編』 PR
  6. 6. 「マスタリングTCP/IP」シリーズ 『マンガでわかる 統計学』 『OnLisp』 PR
  7. 7. 帰りに書店で買えます。
  8. 8. まだ買えない本の話 (明日12/22発売)
  9. 9. 『アジャイル プラクティス 達人プログラマに学ぶ 現場開発者の習慣』 Venkat Subramaniam and Andy Hunt 著 角谷信太郎・木下史彦 監訳 PR
  10. 10. この本が、いかにアジャイルな精神で 作られたものか、語らせてください。
  11. 11. 従来の本の作り方
  12. 12. 企画 脱稿 初校 発行 再校
  13. 13. 要求 設計 コーディング リリース テスト
  14. 14. 要求 設計 コーディング リリース テスト
  15. 15. 企画 脱稿 初校 発行 再校
  16. 16. オーム社開発部の場合 インクリメント 1∼3ヶ月 発行 (リリース) 校正出し (デモと動作確認) イテレーション 2週間∼1ヶ月 チェックイン ローカル でPDF生成 毎日1回 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 より、図4.2(74ページ)を改変
  17. 17. もちろん原稿は 終始バージョン管理下に。
  18. 18. 国内の出版社で Subversionを使っているのは たぶんうちだけ。
  19. 19. 執筆・翻訳のかなり早い段階から、 完成に近いレイアウトのPDFを、 最新の原稿に基づいて毎日更新。
  20. 20. まさに インクリメンタル かつイテレーティブ
  21. 21. ちょっとわかりにくいかもしれないけど、 著者・訳者が校正紙を確認できる頻度が 従来比で軽く20倍以上になっていると 思ってください。
  22. 22. だから、本になる直前でも、 著者・訳者の熱い思いが反映 できます。
  23. 23. 『アジャイル プラクティス 達人プログラマに学ぶ 現場開発者の習慣』 Venkat Subramaniam and Andy Hunt 著 角谷信太郎・木下史彦 監訳 PR
  24. 24. Index: MeasureProgress-j.pml =================================================================== --- MeasureProgress-j.pml (revision 1266) +++ MeasureProgress-j.pml (working copy) @@ -72,7 +72,7 @@ <en><p>It's a powerful technique to keep track of your real progress.</p></en> <jp><p>バックログは本当の進捗を追跡するための強力な手法だ。</p></jp> - <guidelines pithy="残っている作業を計測しなさい"><!-- Measure how much work is left --> + <guidelines pithy="残作業を計測しなさい"><!-- Measure how much work is left --> <en><p>Don't kid yourself---or your team---with irrelevant metrics. Measure the backlog of work to do.</p></en> <jp><p>見当違いの測定基準で自分自身やチームを欺くのはやめなさい。 計測すべき項目は、残っている作業です。</p></jp> データ納品前日に監訳者から送られてきた パッチの例(ほんの一例)
  25. 25. もちろん全部取り込みました。
  26. 26. 『Ship It!』 『My Job Went to India』 『Subversion 実践入門 第2版』 『アジャイルレトロスペクティブズ』 『Railsによる アジャイルWebアプリケーション開発 第2版』 PR
  27. 27. こんなアジャイルなやり方で 本を書きたい方、翻訳したい方 はご連絡を。
  28. 28. ctakao@ohmsha.co.jp
  29. 29. 『アジャイル プラクティス 達人プログラマに学ぶ 現場開発者の習慣』 Venkat Subramaniam and Andy Hunt 著 角谷信太郎・木下史彦 監訳 PR
  30. 30. アジャイルであることを始めた私たちは、 アジャイル編集者。 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 「監訳者あとがき」を参照
  31. 31. アジャイルな習慣をソフトウェア開発者 だけのものにはさせない。
  32. 32. • ペア「エディティング」 • レトロスペクティブズ(ふりかえり) • ホワイトボードの利用(かんばんの真似事) • ブラウンバックミーティング 実務に導入・実践済みのプラクティス
  33. 33. 『アジャイル プラクティス 達人プログラマに学ぶ 現場開発者の習慣』 Venkat Subramaniam and Andy Hunt 著 角谷信太郎・木下史彦 監訳 PR
  34. 34. 1 成果をあげるのが仕事 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 13ページ
  35. 35. 発行しなけりゃ本じゃない (原稿の取立ては厳しくする)
  36. 36. 14 はやめに統合、こまめに統合 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 61ページ
  37. 37. ページが確定しないうちから索引の項目を 積極的に指定できるようなシステムを利用。 (いわゆるDTPソフトでは難しい要求)
  38. 38. 16 頻繁なデモでフィードバックを得る 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 67ページ
  39. 39. 「要件はインクのような流動体」 著者の原稿もインクのような流動体
  40. 40. かくたにです。 可能であればお願いしたいのですが、天使の助言 について「残っている作業を計測しなさい」-> 「残作業を計測しなさい」に戻したいです。 ※納品前日のメールより抜粋
  41. 41. 監訳者紹介 私(木下)のところ 「日本XPユーザーグループスタッフ」 → 「XPユーザグループスタッフ」 ※納品前日のメールより抜粋
  42. 42. すいません。間違えました。 監訳者紹介 私(木下)のところ 「日本XPユーザーグループスタッフ」 → 「日本XPユーザグループスタッフ」 「ユーザ」の後ろの伸ばし棒がないのが正式 です。頭の「日本」は必要です。 ※納品前日の(以下略)
  43. 43. 常にPDFがビルドできるので、 著者・訳者が最終的なページを確認しながら 執筆、編集ができる。
  44. 44. 17 短いイテレーションで インクリメンタルにリリース 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 72ページ
  45. 45. 基本は一日一回、最新のPDFをアップ
  46. 46. 24 ユーザの声に耳を傾ける 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 100ページ
  47. 47. 外部レビューで フィードバックをたくさんもらう
  48. 48. 29 シンプルにすること 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 120ページ
  49. 49. 必要十分でわかりやすいページレイアウト。 安直ではない、「シンプル」な装丁。
  50. 50. 40 共同所有を実践する 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 160ページ
  51. 51. 最後の最後まで、著者も編集者も同じ 原稿・組版データを所有。
  52. 52. 「最後に出版社の都合で勝手に書き換えら れてしまった!」 とか、ありえません。
  53. 53. 39 アーキテクトもコードを書くべき 『アジャイルプラクティス 達人プロ グラマに学ぶ現場開発者の習慣』 157ページ
  54. 54. いざとなったら 編集者も原稿を書くということ?
  55. 55. 勘弁してください。
  56. 56. 『アジャイル プラクティス 達人プログラマに学ぶ 現場開発者の習慣』 Venkat Subramaniam and Andy Hunt 著 角谷信太郎・木下史彦 監訳 PR
  57. 57. アジャイルなスピリットにあふれていない わけがない。(二重否定)
  58. 58. お買い求めいただいてお楽しみください。 (明日12/22発売)
  59. 59. あわせて読みたい
  60. 60. 『ハッカーと画家』 『Joel on Software』 『My Job Went to India』 『アジャイルレトロスペクティブズ』 PR
  61. 61. こんなアジャイルなやり方で 本を書きたい方、翻訳したい方 はご連絡を。
  62. 62. ctakao@ohmsha.co.jp
  63. 63. ありがとう ございました

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