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Leaving company 2002

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2002年に麻布十番にあったある会社を退社する際、社内向けに行ったプレゼンテーション。会社辞めるのにおおっぴらに口上をすることは珍しかった。視点や予見に面白い点があるので弊社サイトに再掲するためにアップし直します。

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Leaving company 2002

  1. 1. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 今日において芸術は、 美しいもの心地よいものではなく 日常に裂け目を生じさせることによって、 「あぁこんなこともできるんだ!」 「こういうことをしてもいいのだっ!」 ということを示すことに意味と価値がある。 この点において、21世紀初頭の 最先端の経済活動とアートはたいへん近似関係にあるといえる。
  2. 2. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. Now is the time to next challenge. Graduate Presentation for Accountability. Super School (Final) 退社の理由を説明しながら、次の仕事のヴィジョンを示す 卒業プレゼンテーション
  3. 3. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. Architects of this presentation プレゼンテーション構成 1:これまでの仕事と成長を、振り返るそして学んだこと 2:僕らが生きている21世紀の初頭に何が起こっているか? 3:こんな時に、広告ビジネスはどうなっているのか? 4:そして、いわたたかしはこう考えた。 5:まとめと謝辞 9 slides 6 slides 6 slides 4 slides 5 slides
  4. 4. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. これまでの 仕事と成長を 振り返る そして学んだこと これまでの 仕事と成長を 振り返る そして学んだこと 1998 〜 2004 Session-1 Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. Looking back &making some conclusion from my discography. 1998 〜 2004
  5. 5. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 1 9 9 8 2 0 0 0 2 0 0 2 2 0 0 4 ジョブ契約から数えて 6年6ヶ月 おせわになりました。
  6. 6. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 1 9 9 8 / 9 9 生存が最優先 期 カフェの解散後、 鳥の観察バイト・ミニストップ店員・ウェブのプランナー などで、生計を立てる。 ・ すぐに職探しをしなかったのは、おぼろげながら新しい仕事のスタイルを イメージしていたため。 1998年6月15日 SOHOギルドという ウェブサイトを通じて 郷さんに拾われる。 博報堂のプレゼンアンカー多数 近畿日本ツーリストのワールドカップ 招致プレゼンアンカー そのほか、プレミアム企画多数ミニストップ目白店のバイト 22時〜08時の夜勤 環境アセスメントのバイト 毎月ごとに1週間の山籠もり 丁稚奉公していた 渋谷のプランニング 会社解散 サイトのプランニングを SFCの学生とやってみる
  7. 7. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 2 0 0 0 / 0 1 いろいろ考える 期 企画と言いながら、プレミアム案やクローズドキャンペーンの仕組み提案を 企画書の体裁にまとめる仕事に限界を感じる。 ・ しかし、うまく言葉にする力が無く空回り気味になっていた。 社内スタッフ向けのアンケート企画を提案するなどするが、成果に つなげられなかった。 面接で多田さんに 「ここの企画のやり方では 限界がある」 と生意気にいって 半年間、仕事を干される。 オフィス内でおしゃべりが過ぎて 3ヶ月間デスクを移動させられる。 徹夜明けのオフィスで 9.11を知る。
  8. 8. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 2 0 0 2 / 0 3 仕事の延長線上での模索 期 たくさん仕事をして、徐々に発言するちからをつける。 欧州の広告業で注目を集める新業態の3社(ケッセル&クラマー、ストロベリーフロッグ、セントルークス)を 訪問する。 ・ もとからそうであったが、会社が悪いとか誰彼が悪いという考え方ではなく、 自分を客観視して環境整備をすすめるようになる。 →フレックスサイトの開発/採用セミナーの開発/FMIPのコンテンツ開発 ・ 自主的にビジネスモデルを開発(国際貢献活動へのマーケティングマネジメントの導入/COMONS)
  9. 9. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 2 0 0 4 具体的模索 期 自分自身のインサイトを前提にした 構造的に案件にアプローチする手法を部分的に開発する ・ ブレストをそのまま企画メモにする手法、コピーライト表記による知的所有物と しての位置づけ、プロモーション施策の関係性を一目で伝える表の開発、 ポジショニングマップの開発手法など ・ これらを通じて、広告業界そのものの制度疲労に気付く ・ 自主研究案件の開発に着手(名刺のリデザインiicao/政治システムへのマーケティングマネジメントの導入)
  10. 10. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. まとめ 1:マーケティングという仕事は未だに曖昧なビジネスである。 2:広告ビジネスは曲がり角に来ている。 3:自分のインサイトやビジョンを自分の言葉で説明できないと 仕事と自分が繋がらず、結果仕事がつまらなくなる。 4:実は惰性で仕事をしている人、他人が決めたルールの上で 働いている人が世の中には多い。 自分の考えや仕事を 自分のことばや経験で、他者に説明できると もっと楽しく生きていける可能性が高い。
  11. 11. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 僕らが生きている 21世紀の初頭に 何が起こっているか? What is being happened in the beginning of 21th century where we are surviving ? 僕らが生きている 21世紀の初頭に 何が起こっているか? Session-2 Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge.
  12. 12. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 経 済 シ ス テ ム の 変 遷 狩猟/農耕 商業資本主義 (奢侈品貿易) 産業資本主義 高度情報化 資本主義 社会主義 共産主義 グローバリズム NEXT System ? 人 類 史 に 見 る 1856 ジェームズワットによる 蒸気機関の発明 1990年代 パソコンと通信技術の 日常生活への普及 紀元前〜現在 紀元前100 〜19世紀 19世紀初頭 〜20世紀終盤 1980年代 〜現在 自然の生産力に 依存する。 高度化すると 共存と呼べる。 農業生産力の余剰 によって可能になる 資本主義 機械動力機関に よって可能になる 資本主義 *冷戦によって 保留期間が生じる 情報を売買する ツールによって可能 になる資本主義 情報を売買する ツールを自在に運用 できるインフラに よって可能になる 資本主義 *より純粋な競争社会
  13. 13. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 経済システムは積層的に変化する 農業 (第一次産業) 工業 (第二次産業) サービス業 (第三次産業) 社会システムを構成する産業三要素 生存 利便 快適 社会の成熟度はこの三要素の補完関係の充実度で測れると考えられる。
  14. 14. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. マ ス → 個 の 動 き 食料生産 情報環境 組織(意志決定) 集 中 コ ン ト ロ ー ル → 分 散 対 応 エネルギー 社会システムが成熟期を迎えると、産業三要素は垣根を越えて 相乗作用(Synergize)を及ぼし合うと考えられる。 (快適な農業、快適な工業、生存と向き合うサービス業といった形態が予想される) 大規模発電所から各戸発電(太陽光/燃料電池)へのシフト 国の決めた基準以外の野菜/果物の流通させる 民間制度の登場 個から発信できるツールやメディアの登場 セル生産、RMAなど個をベースとした システムの進歩 個に考える基盤を与える発展
  15. 15. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. マ ス → 新 し い マ ス の 動 き 欧米ブランド 集 中 コ ン ト ロ ー ル → 無 意 識 の 集 中 コ ン ト ロ ー ル ショッピングセンター 安易に欲望をかなえるスーパーセンター 消費者集団としての日本市場 経済合理性に基づいた、個に考えさせない発展 ファーストフード トレーサビリティができない食料の安価な供給 過去の計画に基づく公共事業 国民を共犯者にする所得再配分システム 社会システムが成熟期においても、産業三要素を固定要素として捉えることで、 財務諸表上の最適化を目指す動きもある。
  16. 16. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. まとめ1/予期される課題 何が正しくて 何が正しくないのかが、 よくわからない状況がすでにはじまっている。 考えたり、判断する材料を適切に 提供するサーヴィスが求められる。
  17. 17. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. まとめ2/予期される課題 旧い社会システムと新しい社会システムの摩擦 The conflict of social management between OLD & NEXT, not depend on Culture but mainly Economics. メディアリテラシー、経済格差、地理的諸条件によって生じる 根本的な不平等と誤解が新しい混乱を発生させるおそれがある。南北問題、環境問題の 原因の多くは、このシステム間の摩擦と考えられる。 ・成熟社会の恩恵を受けられるものと、受けられないものの不平等 ・自発的な人間と受動的な人間の負担コストの顕在化 ・旧いルールで経済成長を目指す集団と新しいルールをつくる集団の対立 両者のコーディネートシステムが求められる 20世紀型 21世紀型
  18. 18. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. こんな時に 広告ビジネスは どうなっているのか? Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. こんな時に 広告ビジネスは どうなっているのか? How about advertising business in such a upheaval situation ? Session-3
  19. 19. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. リ ー チ リッチネス H H リーチとリッチネスは トレードオフの関係 従来のメディアの考え方
  20. 20. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. above the linebelow the line リ ー チ リッチネス H 新聞(中央紙) 雑誌 ラジオ 屋外広告 イベント カタログ・チラシ セールストーク H テレビ 旧いルールによるメディア序列
  21. 21. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. above the linebelow the line リ ー チ リッチネス H 新聞(中央紙) 雑誌 ラジオ 屋外広告 イベント カタログ・チラシ セールストーク H テレビ インタラクティブTV インターネット ハイビジョン ビデオ・オンデマンド 電子新聞 デジタルマガジン TV電話 PDA 携帯電話 デジタルカタログ エージェント 序列の再編成の可能性(旧いルールの崩壊)
  22. 22. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. で も ね ぇ 。 ・大手による参入障壁が築かれつつある ・中小各社に危機感と自信がない ・いすとりゲームになっている もうちょっとまとめると
  23. 23. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 広 告 業 界 の 弱 点 9:どういうプランナーが対応してくれるのか、どういうグラフィッカーが対応してくれるのかわからない場合が多い。 1:基本的に受動型であり、お客様にあわせて企画をつくっていた。(広告代理店/プロダクションともに) 2:テレビスポットや雑誌媒体およびその制作費に機軸をおいて商いをしている つまり、お客様に合わせて。といいながら、実際は媒体の売買に企画がおまけで付くというスタイルであった。 3:またその品質保証(実質GRP)、効果保証はほとんどない。(成功報酬というものもない) 4:視聴率調査のビデオリサーチの株主はテレビキー局と電通や博報堂 つまり第三者機関による監理ではない 5:実際の契約は実務のあとから、という場合が多い。守秘義務契約などもなおざりな場合がすくなくない 6:リスクをとらない。つまりこれから成長しようとする企業を手助けする機能はない 7:しがらみが多いため“世の中がどうなればいいか。どう考えるか。”という提言を行わない。もしくは行えない。 8:クリエイティブなどの賞の多くは関係者同士で表彰し合うシステムとなっており閉鎖的なシステムとなっている。 顧客志向ではない 世の中にビジョンを提示できない
  24. 24. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. まとめ/これから予想されること ・広告業界の音楽家電業界化(ipod現象) ・他業種の参入 ・批評のパースペクティブの再構築
  25. 25. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. Finally , I gain some idea & perspective for the way of my life. そして いわたたかしは こう考えた。 Session-4 Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. そして いわたたかしは こう考えた。
  26. 26. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. こ う 考 え た 。 ひとりひとりが自分のあたまで考えて 行動できるよう環境づくりを 自分の“仕事”にしたい。 その方法として、 マーケティングビジネスを 自分自身の方法で、 再構築することが必要だ。 どういうことかというと
  27. 27. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. Marketing-system as Coordinator 社会のバランスを鑑みながら、需要と供給を調整する。 それはもう、広告ではないはずである。 マーケット 企業・法人 商品・サービス Coordination 適正な社会環境を把握することで 『送り手』と『受け手』の間を コーディネートするサービス 売りまくりたい 欲しいものが欲しい 『送り手』 『受け手』 市場の調整者としてのマーケティング 市場=社会
  28. 28. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 具体的に言及してみる。 いろいろな分野に マーケティングシステムを導入して 市場を健全化させながら、 お客様と生活者双方に 快適さと便益を提供する ビジネススタイルをほぼゼロから開発する。 いろいろな分野 ・政治、住宅環境、アイスクリーム、ブライダル、国際社会、教育など
  29. 29. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 来 年 の 行 動 指 針 。 Go Public !(武者修行上等)
  30. 30. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. Acknowledgement and summary of this presentation. まとめ と 謝辞。 Session-5 Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge.
  31. 31. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. こ れ か ら プロフェッショナルとして、 みなさまと おつきあいさせていただければ 本当にうれしいです。 ・ 曖昧さをできる限り排除して いい仕事を実現する パートナーとなれることを 希望します。
  32. 32. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. まとめの まとめ まっとうに努力して、 まっとうな成果を 挙げられるように 最善をつくして 人生を有意義に使います。 ・ 参考になればうれしいです。
  33. 33. Copyright © Takashi Iwata All right reserved2004. Now is the time to next challenge. 本当にありがとうございました。 いわたたかし

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