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ラズピコに無線通信モジュールを接続する話.pptx

iPride Co., Ltd.
Dec. 26, 2022
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ラズピコに無線通信モジュールを接続する話.pptx

  1. 作:ナカちゃん ラズピコに無線通信機能 を追加する話 電波ゆんゆん
  2. 初めに 前提 • ラズピコのGPIOを使ってLチカができる程度の知識がある。 • ブレッドボード、ジャンパワイヤなどの開発用機材を所持している。 • PCにIDE(Thonny)を導入済みである。
  3. なぜ追加するのか? • ラズピコはネット接続する仕組みが付いてない(無線LANにも繋げない)の でIoTデバイスとしては使いにくい。 • 無線LAN対応の「Raspberry Pi Pico W」という製品もある。 • んが、日本未発売。 Raspberry Pi Pico W 引用元:https://www.switch- science.com/products/8171 無線チップが 追加されている
  4. ではPico Wはいつ発売か? • これがわからない。 • スイッチサイエンスさんも技適取得後発売開始となっていて、2022年6月以降 は音沙汰なし。 • なお、技適の無い製品を使うのは電波法違反です。やめておきましょう。 (ラズピコだけでなく、そのほか電波を発するものも同様) ※特例申請すれば未取得でも大丈夫ですが、今回は触れません。
  5. うむむ・・・
  6. もう我慢できなぁい!
  7. 自前で無線化しちゃいます!
  8. どのように実現するのか? 1/2 • 既存の無線通信モジュール(無線LAN対応)を繋げます。 • 今回は「ESP-WROOM-02 のピッチ変換済み版」をスイッチサイエンスさん から購入して使います。 • 2.4GHz帯のみ対応。無線LAN環境に注意 製品イメージ 引用元:https://www.switch- science.com/products/2341/ ※技適はもちろん取得済み
  9. どのように実現するのか? 2/2 • 無線モジュールをラズピコで動かすために、以下のライブラリを使います。 • https://github.com/noyelseth/rpi-pico-micropython-esp8266-lib • ZIPで落とすなどして、自前の開発環境に持って来ましょう。 ※ライブラリ作成者様に感謝いたします。
  10. では実践しましょう! • まずは無線モジュールとラズピコを接続します。 スイッチサイエンスさんの商品ページに使用方法があるので、そちらを参考 にしています。 GND IO0 IO2 EN RST TXD RXD 3V3 ANT1 3V3 GND GP0 GP1 抵抗(10KΩ)×3 ) ( ) (
  11. では実践しましょう! 補足:UART通信について • この無線モジュールは「UART」というデジタル通信方式を使います。 • データのやりとりに通信線が2本必要です。 制御装置 (ラズピコ) TX RX TX RX 各種モジュール 「TX」は送信 「RX」は受信 という意味がある。 TXD,RXDも同じです。 コマンド、データ などを送信 結果、測定値 などを受信
  12. では実践しましょう! 補足:UART通信について • 1チャンネルに1つモジュールしか繋げません。 • 複数繋ぎたい場合は、別のチャンネルを利用します。 制御装置 (ラズピコ) TX RX TX RX モジュールA TX RX TX RX モジュールB ch0 ch1
  13. では実践しましょう! 補足:UART通信について • ラズピコはUART用のチャンネルは2つ(UART0,UART1)あります。 • 今回は、使用するライブラリのデフォルトとなっている、UART0 TX(GP0)と UART0 RX(GP1)を使っています。 ラズピコのピンアウト (ピン配置)
  14. では実践しましょう! • ライブラリにサンプルコードも付随するので、それを利用します。 • ライブラリとサンプルコードはまとめてラズピコにアップロードしてくださ い。 サンプルコード
  15. では実践しましょう! • サンプルコードは一部加筆が必要です。 利用可能な無線LANのSSIDとパスワードに書き換える。 2.4GHz帯のものを使ってください。
  16. では実践しましょう! • それでは実行してみます!
  17. では実践しましょう! • おや? エラってますね・・・
  18. では実践しましょう! • ライブラリ(esp8266.py)に不備があるっぽいので、修正します。
  19. では実践しましょう! • サンプルコードも併せて修正
  20. では実践しましょう! • 再実行・・・動いた! テストサイト(www.httpbin.org)へGET /POSTした結果が返ってくる。
  21. 今回はここまで • サンプルコードのリクエスト先URLを変えれば、色々応用が効くと思います ex)天気予報APIから情報取得、天候によってLEDカラーを変える。 センサーで感知した気温・湿度をサーバに送信、など。
  22. 付録:FAQ • 技適って何? • 「技術基準適合証明」の略。電波を日本国内で利用するためのライセンス だと思ってください。 • https://www.musen-connect.co.jp/blog/course/other/japan-radio-law-basic/
  23. 付録:FAQ • このライブラリ使わないとダメなん? • ダメってことはないですが、初期化やコマンド送信がめんどくさいので、 ライブラリを使った方が楽です • 他のライブラリがあればそれでもいいと思います。 • GP0,GP1以外のピンを使いたいんだが? • UART通信対応のピンであれば、使えると思います(未検証)
  24. 付録:FAQ • BLEは対応できない? • 無線モジュールが対応していないので、できないです。ごめんなさい。 • 別にラズピコでやらなくても良いのでは? • そっすね。やらなくてもいいと思います。 • 無線チップ標準装備のボード(ESP32 DevKitとか)を使えば良いかなと。 • まあ・・・でもいいじゃない。ラズピコが好きやねん。
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