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効果が出る「仕事の教え方」

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効果が出る「仕事の教え方」

職場で若手指導にあたっている方向けに「仕事の教え方」スライドを共有します。
仕事の教え方って、万能な一つの方法があるのではなくて、学ぶ相手にあった個別最適化を図るのが最適解だと思っています。
そうすると、教える側は「自分の教わったやり方」だけでなく、いろんな打ち手を知っておいたほうが効果を上げやすいってことになる。
そこで、教える側の人たちが集まって、「自分たちの現場で、後輩や新人をどう教えたらいいか/どう関わったらいいか」を深く掘り下げてシェアできる場を作るのが、私のような後方サポーターの務めとして一番いいんじゃないかと考えました。
このスライドは、業界や職種問わずの汎用的な内容にとどまっていますが、具体的なノウハウをみんなでシェアしやすいフレームワークを提供しています。
これをテーブルに置いて、具体的なノウハウはみんなでわいわい膝突き合わせて出しあっていただけたらという思いでスライドをまとめました。
第1部にあたる「講義」部分の共有となりますが、第2部をぜひ「フリーディスカッション」という形で、社内や同業者の集まりでご活用いただければと思います。
またご相談に応じて、業界・組織風土・職種に応じた分析や内容カスタマイズ、勉強会の構造づくりやワークシートの提供、当日のファシリテーションもサポートさせていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。
皆さんの人材育成の現場で、いくらかでもお役立ていただけるところがあれば幸いです。

職場で若手指導にあたっている方向けに「仕事の教え方」スライドを共有します。
仕事の教え方って、万能な一つの方法があるのではなくて、学ぶ相手にあった個別最適化を図るのが最適解だと思っています。
そうすると、教える側は「自分の教わったやり方」だけでなく、いろんな打ち手を知っておいたほうが効果を上げやすいってことになる。
そこで、教える側の人たちが集まって、「自分たちの現場で、後輩や新人をどう教えたらいいか/どう関わったらいいか」を深く掘り下げてシェアできる場を作るのが、私のような後方サポーターの務めとして一番いいんじゃないかと考えました。
このスライドは、業界や職種問わずの汎用的な内容にとどまっていますが、具体的なノウハウをみんなでシェアしやすいフレームワークを提供しています。
これをテーブルに置いて、具体的なノウハウはみんなでわいわい膝突き合わせて出しあっていただけたらという思いでスライドをまとめました。
第1部にあたる「講義」部分の共有となりますが、第2部をぜひ「フリーディスカッション」という形で、社内や同業者の集まりでご活用いただければと思います。
またご相談に応じて、業界・組織風土・職種に応じた分析や内容カスタマイズ、勉強会の構造づくりやワークシートの提供、当日のファシリテーションもサポートさせていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。
皆さんの人材育成の現場で、いくらかでもお役立ていただけるところがあれば幸いです。

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  1. 1. 2015.12.17 イマジカデジタルスケープ 林 真理⼦ 効果が出る「仕事の教え方」 - どう教えたら、新人/後輩は伸びるのか
  2. 2. 自己紹介 2 林 真理⼦ 株式会社イマジカデジタルスケープ キャリアデザイン部 トレーニングディレクター 日本キャリア開発協会認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー) 日本MBTI協会認定MBTI認定ユーザー クリエイティブ業界 クリエイティブ職 クリエイティブ業務 研修・講座プログラムづくり OJTプログラムづくり e-Learningコンテンツづくり 社員研修の内製化支援 クリエイティブ にまつわる 人材育成の仕事 を19年 講師ではなく インストラクショナルデザイン Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  3. 3. 私がお伝えできること 3 教える方法 教える内容 Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  4. 4. 問い:学んだことは、記憶に何%残るか? 4 読んだこと 聞いたこと ⾒たこと ⾒て聞いたこと 発言したこと 発⾔して⾏動したこと Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  5. 5. 問い:学んだことは、記憶に何%残るか? 5 読んだこと 聞いたこと ⾒たこと ⾒て聞いたこと 発言したこと 発⾔して⾏動したこと 10% 20% 30% 50% 70% 80% Chi, M. T. H., Bassok, M., Lewis, M. W., Reimann, P., & Glaser, R. (1989). Self-explanations: How students study and use examples in learning to solve problems. Cognitive Science, 13, 145-182. Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  6. 6. 教えはじめる前に 6 人間は忘れやすい生き物。 知識とは、いろんな手を尽くし、 時間をかけて身につけるもの。 そういう前提に⽴って、 腹をくくってかかったほうが楽。 Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  7. 7. OJTの役割、トレーナーの仕事 Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved. 7
  8. 8. 問い:成人の学びは、何の経験から得られるか? 8 マネジャーの成⻑を決める経験 70% 20% 10% 1. 読書・研修 2. 他者の観察・アドバイス 3. 直接経験 Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  9. 9. 成人の学びの70%は「直接経験」から得られる 9 マネジャーの成⻑を決める経験 70% 松尾睦「経験学習入門」(ダイヤモンド社) 20% 10% 直接経験 読書・ 研修 他者の観察・ アドバイス “優れたマネジャーの経験を⻑年調査してきた⽶国の研究所によれば、 成人における学びの70%は自分の仕事経験から得ている“ Michael M. Lombardo, Robert W. Eichinger (1996)「70/20/10 Model」 Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  10. 10. OJTの役割、トレーナーの仕事の”肝” 10 いかに効果的に経験させるか いかに効果的に教えるか Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  11. 11. 「経験学習サイクル」をまわす Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved. 11
  12. 12. 経験学習サイクルとは 12 コルブの経験学習モデル 組織⾏動学者David A. Kolb (1984)「経験学習モデル」 経験 具体的な経験をさせる 省察 経験を 振り返り 内省させる 概念化 成功・失敗した要因を 抽出し、教訓を導き出す 試⾏ 得た教訓を 活かして 実践する Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  13. 13. 経験:具体的な経験をさせる どんな経験機会を用意すればいいか 13 1. 大きな目標をブレイクダウンした課題を用意する =「この課題をクリアすれば目標達成が近づく」という目標との整合性 2. 本人の⼒量に合ったサイズに小分けして段階的に与える =「頑張れば手に届く」120%設定 3. 本人に「考える、作りだす、創意工夫」の余地を与える =作業を与えれば作業者が育ち、仕事を与えれば仕事人が育つ Point:学習スピードや学び方の ”個人差” を考慮する Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  14. 14. 経験:具体的な経験をさせる(Appendix) 課題を段階的に与えるアプローチ例 14 簡単な仕事 →難しい仕事 一部分・一工程の仕事 →複数工程の組合せ →全工程 リスクの少ない仕事 →リスクの多い仕事 関係者が少ない仕事 →関係者が多い仕事 仕事相手が社内 →慣れた取引先と →慎重を期する顧客と 事前説明つき →事前に手順・注意点を 説明させて確認・FB →事前説明・確認なし サポートつき →単独遂⾏(質問受付) →単独完遂(相談相手) 時間制限なし →時間制限つき →制限時間の短時間化 Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  15. 15. 経験:具体的な経験をさせる どんな手順で課題を与えればいいか 15 1. まずは丁寧に業務指導・解説を⾏う - 背景・仕事の意義(仕事の経緯、目的やゴール、全体における位置づけ) - 手順(何を、どういう手順で進めればいいか) - 留意点やリスク(ありがちな勘違い、やりがちな間違い、想定リスク) - 要求するレベルや期限、サポート環境(いつまでに、どのレベルで) 2. やって⾒せる - どんなことを考えたり選択しながらやっているか、思考過程を話しながら 3. 疑問点・不明点を確認して答える 4. 着⼿する前に、本⼈に⼿順を説明させ理解度チェック Point:事前説明に時間を割き「1回の経験価値」を高める Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  16. 16. 16 本人に最も効果的な教え方 自分が教わったやり方 ふつふつと沸き起こる 「自分はそんな丁寧に教わってない」という想い Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  17. 17. 問い:自分が教える相手は、どっちが効果的か? 17 A) 日本の職人気質の職場 1. 先輩職⼈を⾒て学ばせる 2. 手ほどきしない 3. ⾒よう⾒まねでやらせる 4. 叱りながら育てていく 出典:博報堂大学 (著, 編集) 『「自分ごと」だと人は育つ「任せて・ ⾒る」「任せ・きる」の新⼊社員OJT』(日本経済新聞出版社) B) ⼭本五⼗六の⾔葉 やってみせ、 言って聞かせて、 させてみて、 褒めてやらねば人は動かじ。 話し合い、 耳を傾け、 承認し、 任せてやらねば、人は育たず。 やっている姿を感謝で⾒守って、 信頼せねば、人は実らず。 (1884年-1943年、⽇本の海軍軍⼈) Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  18. 18. 省察:経験を振り返り内省させる どんなふうに振り返りの場をもつか 18 1. 「気にかけ声かけ」、日頃の関係づくりが明暗を分ける 2. 「定期的なミーティング」で、進捗確認と疑問点の解消 3. 心配の種を聴きだす、要因特定して問題を未然に防止 =うまくいかないこと、困ったこと、難しいこと、辛いこと、曖昧なこと 4. トラブル発生時は一緒に振り返り、問題解決過程を伴走 =事実・意⾒・感情を分けて聞き出し、問題の整理→対処をサポート Point:1対1の関係に閉じず、職場全体で共有・サポート Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  19. 19. 概念化:成功・失敗した要因を抽出し、教訓を導き出す ⼀段落したところで教訓を導き出す 19 1. 成功・失敗と、それぞれの要因を問いかけて考えさせる =「良かった点」「悪かった点」「うまくいった理由」「ダメだった理由」 2. こちらから⾒た、仕事の評価・フィードバックを与える =「完成した成果物の到達レベル」「一連の作業の進め方について」「自己 評価(1)に対する意⾒・⾒⽴て・アドバイス」「⾃分の成功・失敗談」など 3. 反省を次にどう活かすか話し合い、図⽰・⾔語化する =「チャート図」「ツリー図」「チェックリスト」など書かせて説明させる Point:再現性あるスキルに発展させるための時間をもつ Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  20. 20. 試⾏:得た教訓を活かして実践する できるまでやることで自信をつける 20 1. 注意して終わりにせず、再チャレンジの機会をつくる 2. 練習→即時フィードバック(良い点→改善点)→励ます 3. 「単独で完璧にできるようになる」まで繰り返す 4. 任せる!(任せて・⾒る→任せ・きる) ※『「自分ごと」だと人は育つ「任せて・⾒る」「任せ・きる」の新⼊社員OJT』(著・編集 博報堂大学、日本経済新聞出版社) Point:「できた!」という成功体験でドライブをかける Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  21. 21. 21 コルブの経験学習モデル 組織⾏動学者David A. Kolb (1984)「経験学習モデル」 経験 具体的な経験をさせる 省察 経験を 振り返り 内省させる 概念化 成功・失敗した要因を 抽出し、教訓を導き出す 試⾏ 得た教訓を 活かして 実践する 経験学習サイクルとは (再掲) Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  22. 22. 問い:半年⼀年で、⼀⼈前に育てられますか? 22 そもそも無理な相談なら、OJT⽬標の⽅⾓を⾒直してみる ⾃ら学びとる⼒を習得させる 一人前の仕事を習得させる Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  23. 23. ⾃ら学びとる⼒って? 23 1. 成功体験がある、達成感を知っている 「伸びると嬉しい」「できるようになると楽しい」 2. 意欲がある、好奇心をもっている 「仕事が面白い」「ずっと続けたい」「もっとやりたい」 3. 自信がある、主体的に学ぶ姿勢をもっている 「頑張れば自分にもできそう」「やってみよう」 4. 経験学習サイクルをまわす知識・スキル 「やったことないけど、挑戦してみよう」 「ルーチンワークだけど、より良くできるように考えながらやろう」 「自分はうまくできているか」 「何が良くて、何が良くなかったか」 「反省からどんな教訓が導き出せるだろう」 「やり直してみよう」「完璧に速くできるようになるまで練習しよう」 Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  24. 24. 何はなくとも 24 相手の可能性に対する と Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved.
  25. 25. 参考文献 25Copyright © 2015 IMAGICA DIGITALSCAPE Co., Ltd. All rights reserved. 「経験学習」入門 松尾 睦 (著) ダイヤモンド社 OJT完全マニュアル---部下を成⻑させる指導術 ダイヤモンド社人材開発編集部 (著), 松尾 睦 (監修) ダイヤモンド社 「自分ごと」だと人は育つ 「任せて・⾒る」「任せ・きる」の新⼊社員OJT 博報堂大学 (著, 編集) 日本経済新聞出版社

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