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Web制作者に向けた学習セルフマネジメントのすすめ(現状を把握する)

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Web制作者に向けた学習セルフマネジメントのすすめ(現状を把握する)

このスライドはWeb制作の実務者に向けたプチスライドです。それなりにインプットしているつもりだけど、どうも停滞感があるという方が、その状態をより深く探ってみる際にお役立ていただければ幸いです。

このスライドはWeb制作の実務者に向けたプチスライドです。それなりにインプットしているつもりだけど、どうも停滞感があるという方が、その状態をより深く探ってみる際にお役立ていただければ幸いです。

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Web制作者に向けた学習セルフマネジメントのすすめ(現状を把握する)

  1. 1. Web制作者に向けた 学習セルフマネジメントのすすめ - 現状を把握する 2015.2.1 キャリアカウンセラー 林 真理子
  2. 2. Web制作業界は継続学習から逃れられない!
  3. 3. ユーザー環境が変わる 閲覧環境
 (通信環境の高速化・多様化、デバイス・OS・ブラウザの性能向 上・多様化・後方互換、アプリ化…) 利用シーン
 (屋外・屋内、移動中、買い物中、イベント利用、ながら利用…) 世代の広がり
 (幼児からシニアまで) デジタルデバイド
 (都市と地方、世代差、所得差)
  4. 4. クライアントニーズが変わる マルチチャネル、マルチデバイス対応(どのデバイスでもOKにして!) オムニチャネル、クロスメディア戦略(メディア間をうまいこと連携させて!) デジタルマーケティング・アドテクノロジーの進化(競争激化、要望高度・複雑化) ネットを介して提供する情報・機能の充実(動画活用、インタラクティブコンテン ツ、アニメーション…) ビジネスへの直接貢献(売上向上、事業コスト削減) 納期スピードアップ、制作コストの削減 パフォーマンス向上(通信回数減、ファイルのminify…) メンテナンス性・拡張性の確保、向上(コンポーネント化、スタイルガイド整備…)
  5. 5. 制作環境が変わる 技術仕様のバージョンアップ
 (HTML4.01→HTML5、CSS2.1→CSS3…) 制作ツールの性能アップと多様化
 (Adobeツール→SublimeText・Sketch、各種ライブラリ・プラグイン等導入) 制作手法の進化
 (テーブルレイアウト→CSSレイアウト、Flash→JavaScriptでの動的表現、Web フォントの採用、CSSでの画像表現、デザインカンプ→モックアップデザイン…) 関連法規・ガイドラインの整備・充実
 (個人情報保護法、薬事法、JIS X 8341-3:2010→2015、WCAG1.0→2.0… )
  6. 6. 業務環境が変わる CSSプリプロセッサの導入(Sass、LESS…) CSSフレームワークの活用(Bootstrap…) タスクランナーによる繰り返し作業の自動化(Grunt、gulp…) 開発環境の構築(Node.js、npm、LAMP→MEAN…) CUIの活用(ターミナル、コマンドプロンプト) 分散型バージョン管理システムの導入(Git…) アジャイル開発、リーン開発 プロジェクト大規模化、担当業務の断片化
  7. 7. Web制作業界は継続学習から逃れられない! 1)短期サイクルの環境変化 ユーザー環境が変わる クライアントニーズが変わる 制作環境が変わる 業務環境が変わる 2)度重なる既存能力の陳腐化 3)選択肢は2つ「適応するか、離脱するか」
  8. 8. 適応するなら、学習のセルフマネジメントが必要 時代や環境の変化に合わせて
 自分の仕事のあり方・やり方を問い直し
 通用しなくなったことを発見して受け入れ
 不要な部分を捨て
 自分の知識・スキル・態度を作り替え
 改め続けていく必要がある。
  9. 9. 自分はどこまで継続学習できているか ∼現場で活かすまでを視野に…
  10. 10. 実務者の継続学習ステップ 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  11. 11. 実務者の継続学習ステップ スクール等での初期学習で止まっており、保有能力が停滞している完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  12. 12. 実務者の継続学習ステップ スクール等での初期学習で止まっており、保有能力が停滞している ニュースは日々チェックしているが、そういえば流し見だけの情報収集どまり 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  13. 13. 実務者の継続学習ステップ スクール等での初期学習で止まっており、保有能力が停滞している ニュースは日々チェックしているが、そういえば流し見だけの情報収集どまり 今後必要になる専門知識・スキルをピックアップし、キーワードは押さえている(それを習得 するための学習時間を割いているわけではない) 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  14. 14. 実務者の継続学習ステップ スクール等での初期学習で止まっており、保有能力が停滞している ニュースは日々チェックしているが、そういえば流し見だけの情報収集どまり 今後必要になる専門知識・スキルをピックアップし、キーワードは押さえている(それを習得 するための学習時間を割いているわけではない) 今後必要になる専門知識について専門書・サイト閲読や講座受講を通じて学び、「それが何か /どう使えるのか/どう使うのか」を理解している(説明できるが、実行経験なし) 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  15. 15. 実務者の継続学習ステップ スクール等での初期学習で止まっており、保有能力が停滞している ニュースは日々チェックしているが、そういえば流し見だけの情報収集どまり 今後必要になる専門知識・スキルをピックアップし、キーワードは押さえている(それを習得 するための学習時間を割いているわけではない) 今後必要になる専門知識について専門書・サイト閲読や講座受講を通じて学び、「それが何か /どう使えるのか/どう使うのか」を理解している(説明できるが、実行経験なし) 今後必要になる専門知識習得を経て、実際に手を動かしての「制作」「課題解決」に学習時間 を割き、知識を実践スキルに展開して習得している(実行できるが、仕事変化なし) 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  16. 16. 実務者の継続学習ステップ スクール等での初期学習で止まっており、保有能力が停滞している ニュースは日々チェックしているが、そういえば流し見だけの情報収集どまり 今後必要になる専門知識・スキルをピックアップし、キーワードは押さえている(それを習得 するための学習時間を割いているわけではない) 今後必要になる専門知識について専門書・サイト閲読や講座受講を通じて学び、「それが何か /どう使えるのか/どう使うのか」を理解している(説明できるが、実行経験なし) 今後必要になる専門知識習得を経て、実際に手を動かしての「制作」「課題解決」に学習時間 を割き、知識を実践スキルに展開して習得している(実行できるが、仕事変化なし) 今後必要になる専門知識・スキル習得を経て、それを実践に取り入れて活用している(それを 習得する前とは仕事のやり方が変わっているが、仕事の成果に変化なし) 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  17. 17. 実務者の継続学習ステップ スクール等での初期学習で止まっており、保有能力が停滞している ニュースは日々チェックしているが、そういえば流し見だけの情報収集どまり 今後必要になる専門知識・スキルをピックアップし、キーワードは押さえている(それを習得 するための学習時間を割いているわけではない) 今後必要になる専門知識について専門書・サイト閲読や講座受講を通じて学び、「それが何か /どう使えるのか/どう使うのか」を理解している(説明できるが、実行経験なし) 今後必要になる専門知識習得を経て、実際に手を動かしての「制作」「課題解決」に学習時間 を割き、知識を実践スキルに展開して習得している(実行できるが、仕事変化なし) 今後必要になる専門知識・スキル習得を経て、それを実践に取り入れて活用している(それを 習得する前とは仕事のやり方が変わっているが、仕事の成果に変化なし) 今後必要になる専門知識・スキルの習得と実践活用を経て、作業の効率化や成果物の高品質化 といった事象面の効果が確認されており、熟達者から能力面の評価を得ている 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  18. 18. 「効果・評価」を得る前に、どこかしら途中で つまずいている人が大半では?(という仮説)
  19. 19. なぜ実務者の継続学習は完遂できないか ∼「時間がない」がホントの理由?
  20. 20. 実務者の継続学習が完遂に至らない要因を探る 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  21. 21. 実務者の継続学習が完遂に至らない要因を探る ●本人に「継続学習が必要」という市場理解が不足している完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  22. 22. 実務者の継続学習が完遂に至らない要因を探る ●本人に「継続学習が必要」という市場理解が不足している ●日々流れてくる情報が膨大で流通スピードが速く、重要度の見極め・取捨選択が難しい ●保有知識が浅く、体系だった知識と関連づけて情報の深読みができていない 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  23. 23. 実務者の継続学習が完遂に至らない要因を探る ●本人に「継続学習が必要」という市場理解が不足している ●日々流れてくる情報が膨大で流通スピードが速く、重要度の見極め・取捨選択が難しい ●保有知識が浅く、体系だった知識と関連づけて情報の深読みができていない ●キーワードは難解・複雑なブラックボックス、いまいち習得方法がわからず保留状態 ●大まかな概要を理解して満足。体系的に理解を深めて習得する必要性を感じていない ●反応するキーワード自体、即時インプットしやすい表層的な情報・TIPSに偏っている 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  24. 24. 実務者の継続学習が完遂に至らない要因を探る ●本人に「継続学習が必要」という市場理解が不足している ●日々流れてくる情報が膨大で流通スピードが速く、重要度の見極め・取捨選択が難しい ●保有知識が浅く、体系だった知識と関連づけて情報の深読みができていない ●キーワードは難解・複雑なブラックボックス、いまいち習得方法がわからず保留状態 ●大まかな概要を理解して満足。体系的に理解を深めて習得する必要性を感じていない ●反応するキーワード自体、即時インプットしやすい表層的な情報・TIPSに偏っている ●知識を身につけただけで、実行できる気になっている ●詰め込み学習で記憶に残っておらず、説明できない・必要なシーンで思い出せない 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  25. 25. 実務者の継続学習が完遂に至らない要因を探る ●本人に「継続学習が必要」という市場理解が不足している ●日々流れてくる情報が膨大で流通スピードが速く、重要度の見極め・取捨選択が難しい ●保有知識が浅く、体系だった知識と関連づけて情報の深読みができていない ●キーワードは難解・複雑なブラックボックス、いまいち習得方法がわからず保留状態 ●大まかな概要を理解して満足。体系的に理解を深めて習得する必要性を感じていない ●反応するキーワード自体、即時インプットしやすい表層的な情報・TIPSに偏っている ●知識を身につけただけで、実行できる気になっている ●詰め込み学習で記憶に残っておらず、説明できない・必要なシーンで思い出せない ●職場に実践する機会がない(自分ではコントロールできない or そう思い込んでいる) 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  26. 26. 実務者の継続学習が完遂に至らない要因を探る ●本人に「継続学習が必要」という市場理解が不足している ●日々流れてくる情報が膨大で流通スピードが速く、重要度の見極め・取捨選択が難しい ●保有知識が浅く、体系だった知識と関連づけて情報の深読みができていない ●キーワードは難解・複雑なブラックボックス、いまいち習得方法がわからず保留状態 ●大まかな概要を理解して満足。体系的に理解を深めて習得する必要性を感じていない ●反応するキーワード自体、即時インプットしやすい表層的な情報・TIPSに偏っている ●知識を身につけただけで、実行できる気になっている ●詰め込み学習で記憶に残っておらず、説明できない・必要なシーンで思い出せない ●職場に実践する機会がない(自分ではコントロールできない or そう思い込んでいる) ●誤った覚え方をしているか、スキルが不十分 ●不適切なシーンで適用しているか、深い理解に至っておらず応用範囲が狭い 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価
  27. 27. 実務者の継続学習が完遂に至らない要因を探る ●本人に「継続学習が必要」という市場理解が不足している ●日々流れてくる情報が膨大で流通スピードが速く、重要度の見極め・取捨選択が難しい ●保有知識が浅く、体系だった知識と関連づけて情報の深読みができていない ●キーワードは難解・複雑なブラックボックス、いまいち習得方法がわからず保留状態 ●大まかな概要を理解して満足。体系的に理解を深めて習得する必要性を感じていない ●反応するキーワード自体、即時インプットしやすい表層的な情報・TIPSに偏っている ●知識を身につけただけで、実行できる気になっている ●詰め込み学習で記憶に残っておらず、説明できない・必要なシーンで思い出せない ●職場に実践する機会がない(自分ではコントロールできない or そう思い込んでいる) ●誤った覚え方をしているか、スキルが不十分 ●不適切なシーンで適用しているか、深い理解に至っておらず応用範囲が狭い 完全停止 ニュース 流し見 キーワード 抽出 知識習得 スキル習得 実践活用 効果・評価 ●自分の能力の状態や学習プロセスに対して妥当な自己評価ができない ●自分のプロセス・結果に対し、評価フィードバックをしてくれる身近な熟達者の不在
  28. 28. 自分はどこで止まっているのか? 何がネックになっているのか? ∼セルフマネジメントは自身の現状把握から
  29. 29. 自分の学習プロセスをメタ的にとらえてみる 1) 日々アンテナをはり、 2) 学習すべき要素を抽出・体系化し、 3) 具体的な学習目標と方法を定めて、 4) 構造的に知識・スキルを習得し、 5) 活用の場を作って実践し、 6) その効果を上げる。 一連の学習プロセスを視野に入れて、まずは自分の停滞地点を把握する。
  30. 30. このスライドはWeb制作の実務者に向けたプチスライドです。それなりにイン プットしているつもりだけど、どうも停滞感があるという方が、その状態をよ り深く探ってみる際にお役立ていただければ幸いです。 私は私で、Web制作者の学習を支援する立場から、現場の方がどの辺りの壁 を乗り越えるのに難しさを感じているかという声に耳をそばだて、より実状に 則したサポートを模索していきたいと思っています。 つづく

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