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いなかソンIn南島原<10月アイデアソン・レポート>

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2016年10月、長崎県南島原市にて都市部からの移住・定住の促進および、IT技術者の定着によるサービス創出を目的として開催した「いなかソンin南島原」のアイデアソンのレポートです。

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いなかソンIn南島原<10月アイデアソン・レポート>

  1. 1. いなかソン in 南島原 H a c k a t h o n - M I N A M I S H I M A B A R A < 1 0 月 ア イ デ ア ソ ン > ビ ジ ュ ア ル レ ポ ー ト エイチタス株式会社
  2. 2. 2©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 本アイデアソンの目的と成果 ~“いなかソン in 南島原”について~ アイデアソンの狙いと目的 長崎県南島原市に、域外からのITエンジニアやクリエイターを招聘。2回の現地訪問とアイデアソン・ハッカソ ンを通じ、現地の人や地域との交流や、食を中心とする産品などに関する体験、理解を深める機会とし、それ らを前提として南島原を題材としたアプリケーションの開発を行うことで、域外から南島原に関心を寄せるIT エンジニア、クリエイターのコミュニティを形成する。このコミュニティの広がりから、将来的なUIJターンを 希望するものが現れることを期待する。 アイデアソンのゴール 南島原の魅力を活かしたアプリケーションのアイデアの創発と、ハッカソンを行うためのチームビルディング アイデアソンの考え方 現地の人々との交流や自らの関心にあわせ、取り組むべき課題を、自分たちで抽出することに注力することで、 地域との関係を自発的に築けるようになることを目指し、現地でのあらゆる体験や人との交流にボリュームを 割いた。 アイデアソンの基本設計 アイデア スケッチ 作成 ブラッシュ アップ するものを 抽出 残った アイデアで チーム 編成 チーム単位 での ブラッシュ アップ 成果発表 現地での体験 体験での気づきとアイデアを1行書き 各所で繰り返す
  3. 3. 3©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 実施概要 ▼日 時:2016年10月21日(金)〜10月23日(日) ▼場 所:長崎県南島原市 ▼主 催:南島原市 ▼後 援:長崎県、九州経済産業局、公益財団法人 長崎県産業振興財団、 独立行政法人 中小企業基盤整備機構九州本部、 NPO法人 日本Androidの会、 一般社団法人 ブロードバンド推進協議会、 一般社団法人 長崎県情報産業協会、 いさはやコンピュータ・カレッジ、長崎県立大学(順不同) ▼参加者:27名(IT関連26名、学生1名) 他、ゲスト3名、スタッフ2名 ▼企画運営 / 共催:エイチタス株式会社 ▼ファシリテーター:原 亮(エイチタス株式会社 代表取締役)
  4. 4. 4©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 実施体制図 事業委託/監督 南島原市 【管理業務/事業企画運営】 事業主担当 原 亮/担当 岡村貴啓 イベント企画・運営/各種集客業務 審査員アサイン/外部連携先コーディネート エイチタス株式会社 木暮 祐一氏(NPO法人 日本Androidの会) 長谷川 力也氏(一般社団法人 ブロードバンド推進協議会) 坂上 英和氏(NPO法人コースター) ※IT・モバイルの専門家と地域活性の実践者により構成 審査員 【後援】 長崎県、九州経済産業局、公益財団法人 長崎県産業振興 財団、独立行政法人 中小企業基盤整備機構九州本部、NPO 法人 日本Androidの会、一般社団法人 ブロードバンド推進 協議会、一般社団法人 長崎県情報産業協会、 いさはやコンピュータ・カレッジ、長崎県立大学 【都内イベント開催協力】 TIP*S(独立行政法人 中小企業基盤整備機構) 連携協力先
  5. 5. 5©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 原城温泉真砂 エコ・パーク論所原 原城跡 農事組合法人サンエスファーム (しいたけ収穫体験) 有限会社ふるせ (島原手延そうめんの生産工場視察、 そうめんの大引き体験) ありえ蔵めぐり会場 株式会社アリマート(トマト生産農場の視察) なばやま茶屋ひかり (いちご農家体験・視察) 南島原MAP
  6. 6. 1日目 いなかソン in 南島原 <10月アイデアソン> 13:30~15:00 椎茸生産工場の視察、椎茸収穫体験 15:30~17:00 島原手延そうめんの生産工場視察 そうめんの大引き体験 18:00~20:30 交流会 17:00~18:00 宿泊場所移動(原城温泉 真砂) 12:00 現地集合 2016年10月21日(金) Schedule ~ 昼食 ~
  7. 7. 7©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 見学・体験1、アイデアワーク1 椎茸生産工場の視察、椎茸収穫体験(農事組合法人サンエスファーム) • 参加者一同は南島原市に到着後、バスで最初の目的地である椎茸生産工場、農事組合法人サンエスファームに移動した。 工場に併設されている「みんなめキッチン」にて昼食。しいたけバーガー、しいたけポタージュ、しいたけピザ、といったオリジナ ルのしいたけフードを提供頂いた。昼食後はしいたけ生産の工場見学。 • しいたけの菌床の製造工程や殺菌、培養工程など、しいたけを出荷するまでを、きのこマイスターの今村さんから説明いただいた。 • 製造工程の他には、しいたけ生産の特徴や美味しいしいたけの選び方、保存方法と調理方法を教えていただき、説明の後はしいたけ の収穫体験を行った。収穫したしいたけは、ホットプレートで塩焼きにしていただいた。 1日目 しいたけ工場視察と、しいたけメニューづくしの昼食をとる参加者。
  8. 8. 8©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 見学・体験2、アイデアワーク2 島原手延そうめんの生産工場視察、そうめんの大引き体験(有限会社ふるせ) • そうめんの生産量が全国2位の島原半島の名産、手延べそうめんの生産者のふるせを訪問した。 • 島原手延べそうめんの生産工程と、島原の乱で人口減少の対策として幕府の行った移住促進で始まったそうめんの長い歴史と南島原 がそうめんの名産となった由来を説明していただいた。 • その後は昔ながらの製法のそうめん引きを体験し、引いたそうめんはその場で生そうめんでいただいた。 • ここでも移動中のバスの中で隣の人と気づきのシェアとフラッシュアイデアの1行書きを行った。 1日目 手延べそうめんの解説を聞いたあとは、自らも製造工程を体験。
  9. 9. 9©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> • 南島原市長、松本政博氏にご登壇頂いた。ご挨拶として、南島原のIT企業の誘致や、農業×田舎暮らし×ITの取り組み、今回のいなか ソンへの高い期待などについてお話いただき、交流会がスタート。 • IT集団らしくソースレビューをする人たちや、技術談議に盛り上がる人たち、市長を囲んでどぶろくや民泊など南島原の取り組みにつ いて語り合う人たちなど、盛況な会となった。 1日目 交流会1 南島原市長の参加による交流会(原城温泉 真砂) 市長を交えた交流会では、南島原の地酒が振る舞われた。
  10. 10. 2日目 いなかソン in 南島原 <10月アイデアソン> 2016年10月22日(土) 9:05~9:40 トマト生産農場視察9:45~10:05 アイデアソン・トレーニング 10:55~11:35 いちご農家体験・視察 12:50~14:30 ありえ蔵めぐり視察 14:30~15:30 アイデアソン会場 / 宿泊場所に移動 15:30~17:00 さつまいもほり体験 18:00~ 生産者とのディスカッション及び 交流会(バーベキュー) ~ 昼食 ~ アイデアソン・ワーク① Schedule
  11. 11. 11©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> アイデアワーク3 アイデアソン・トレーニング • 朝から雨のため、世界遺産候補の原城跡視察の時間を短縮。トマト生産農場の視察時間も変更し、空いた時間でファシリテーターの 原からアイデアソンについての解説を行った。 • また、2日目から参加いただいた審査員の青森公立大学准教授の木暮祐一氏より、青森公立大学の学生によるITを活用した地域への取 り組みについてお話をいただいた。 • その後、初日の体験からの気づきのシェアやアイデアのブラッシュアップを行った。 2日目 地域でのITの取り入れ方やアイデアソンでの考え方をグループでディスカッション。
  12. 12. 12©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 見学・体験3、アイデアワーク4 トマト生産農家視察(株式会社アリマート) • トマト生産農家の株式会社アリマートのトマト農場を訪問。 • 雨が降っていると病気を持ち込みやすくなるということで農園には入らず、トマトや加工品の販売を行っている建物でお話を伺った。 • トマトの生産についてや、熊本などの地域を超えたトマト農家との情報交換、ドライトマトを始めとしたドライフルーツの製造、 また、トマト以外にもパイナップルの栽培とオーナー制度や今後の展開についてなど、幅広くお話いただいた。 2日目 販売施設で生産者から話を伺う
  13. 13. 13©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 見学・体験4、アイデアワーク5 いちご農家体験・視察(なばやま茶屋) • いちご農家併設のかき氷店「なばやま茶屋ひかり」にて、農園主よりお話を伺った。 • 各農家で行っていたパック詰めを専門に請け負う工場の創設、いちご狩りイベント、民泊など、現在取り組んでいるさまざまな工夫 についてお話いただいた。 • なばやま茶屋ひかりは、店主の生家を改装したお店で、建屋には当時のドアやお父様の作った石垣が現在も一部残っている。 また、窓際からは南島原の棚田と海を見渡すことができた。眼下に広がる風景は、まさに絶景そのもの。 2日目 店舗内で行われた生産者へのヒアリングと、名物のかき氷をいただく参加者
  14. 14. 14©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 見学・体験5 昼食~素麺 食体験~(素麺料理 面喰い) • 南島原市役所の近くにある「素麺料理屋 面食い」にて昼食。 • めんつゆにつけていただくという、誰もが知っている食べ方以外にも豊富なそうめんの食べ方を提案。 煮立ったスープに乾麺のままそうめんを投入する南島原の名物地下料理「地獄煮そうめん」、民話にちなんだ「みそ五郎そーめん」、 長崎ならではの「そうめんチャンポン」など、そうめん料理の幅広さを体験した。 2日目 多様なそうめんメニューの中から、思い思いの一品を選んでの昼食。
  15. 15. 15©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 見学・体験6、アイデアワーク6 ありえ蔵めぐり視察 • 雨の降る中、3グループに分かれ酒蔵めぐりを実施。 • 有家町は古くから庄屋として栄えた町で、年に2回「蔵めぐり」というイベントが行われている。 お酒の試飲・販売のほか、味噌や醤油の販売、各蔵で工夫をこらしたうどんの詰め放題やハズレなしのルーレットなど、縁日を模し た雰囲気のイベントとなっている。参加者はいくつもの蔵を巡り、酒蔵の方からお話を伺った。 2日目 蔵めぐりのイベントに参加している様子
  16. 16. 16©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 交流会2 ディスカッション及び交流会(バーベキュー) • 2日目の夜は南島原市の製麺業、農業、IT業、観光業の方々に参加していただき、ディスカッションを行った。 • 1セッション10分とし、5つのワークグループのテーブルに地元の参加者が1人ずつ順番に入り、スピードストーミングを行った。 • ディスカッション後はバーベキューを実施。ディスカッションで聞き足りなかったことを地元参加者の方から聞く人の姿も見られた。 • アイデアスケッチは3日目の10時までの宿題とした。 2日目 地元生産者からグループ毎にヒアリングを行う
  17. 17. 3日目 いなかソン in 南島原 <10月アイデアソン> 2016年10月23日(日) 9:30~12:30 アイデアソン・ワーク 13:30~15:00 成果発表~審査講評~表彰式~閉会 15:30~ エコパーク論所原出発~ JR諫早駅、長崎空港へ送迎 ~ 昼食 ~ Schedule
  18. 18. 18©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> アイデアワーク7 アイデアスケッチ • ワークの開始1時間前に会場を開け、これまでの体験やヒアリングを元にアイデアスケッチを作成した。 • 南島原の現状と未来をふまえたITサービスが30人から100案ほど出された。 • この中からハッカソンへのブラッシュアップにすすめるアイデアをハイライト法で選出した。 • その中から参加者にハッカソンへ進めたいアイデアに集まり、6つのハッカソンチームが作られた。 • ハッカソンチームごとにブラッシュアップしたアイデアを発表。 • 成果発表会には南島原市長もご参加いただき、新聞社の取材や見学者も多くの来場があった。 3日目 作成したアイデアスケッチを並べ、ハイライト方で良案を抽出する
  19. 19. 19©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 成果発表会3日目 TEAM: MST 「TOUCHで酒造り巡り」 酒好きの酒好きによる酒好きの為のログアプリ。 酒蔵情報や酒蔵に行ったとき、ラベルの写真と簡単な評価をす ることにより、ログを残し、帰宅後も近所の酒屋や居酒屋でラ ベルの写真を取り、画像認識からどの酒蔵の酒か情報を取得で きる。また、酒蔵でTouchでスタンプが集められる。 酒蔵側としても顧客情報が取得できマーケティングに活用でき 、観光客にも酒蔵にも双方にメリットのあるアプリ。 (タイトルなし) 南島原の子どもたちにITに興味を持ち、実際に使うようなプ ロダクトを作成する。 その結果、子どもの周囲の人達にもITに親しむことができ、 農業にIT技術を活用で生産力のUPをはかる。 TEAM: SS2Kids
  20. 20. 20©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 成果発表会3日目 TEAM:サイバイメン 「簡単にできるプチ農園オーナー」 農園のオーナーの代わりに生産者は生産を請け負う。 センサーやカメラを用いて、作物の画像やデータを収集し、 オーナーには作物の画像を送り、作物の収穫は民泊と連携して 収穫しに来てもらうか、配送する。 オーナーは自分の農園で収穫できた特別な作物を得ることがで き、生産者はIoTのランニングコストの削減やデータの活用等の メリットがある。 「C'est bon by Shimabara」 南島原の食材を体験してもらうことにより、海外への輸出 のきっかけを作るための Webプロモーションとアプリ。 これにより、そうめんに続き、南島原の美味しい食材を ヨーロッパに輸出させ、島原ブランドを確立させる。 TEAM:しい・そう
  21. 21. 21©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 成果発表会3日目 TEAM:チームAR 「よみがえる歴史AR」 位置情報から廃線となった電車の風景や原城をARで体験で きる。 ターゲットは外国人観光客も含め、多言語の解説が聞ける。 コンテンツは地元学生ができるような機能を想定。 「一万石の棚田オーナー」 石垣のある棚田は棚田百選にも選ばれた「谷水棚田」。 棚田のファンクラブを設立。 農家とサポーターとオーナーで棚田を維持するための サービス。 定点カメラやドローンによる空撮をオーナーに届け、 オーナーは田植えと収穫の時期に年2回の民泊ができる。 高齢化と跡継ぎ問題を解決をはかる。 TEAM:棚田愛
  22. 22. 22©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> 終了後アンケート結果 • 今回は、通常のアイデアソンで行われるような、アイデア出しのためのまとまった時間でのワークを行う形式を とらず、現地での各種体験に時間を割いているため、体験によって得た発見や満足の声が多く挙がった一方、 アイデア出しの時間を多く取りたかったという声もあった。 • テーマを特定せず、参加者が現地で感じた意識や観察、人々との交流を通じて、自ら発見することを目指した ため、現地に寄り添ったアプリの開発を目指したいという声があったほか、一般的なアイデアソンのように テーマを固定したものを望む声もあがった。 0% 20% 40% 60% 80% 100% 普段よりじっくりとアイデアを出すことができた 普段では思いつかないアイデアを出すことができた 普段より多くアイデアを出すことができた 自分が出したアイデアをぜひ実現させたいと思った 地元の人の声をアイデアに反映することができた ほかの参加者との対話がアイデア出しに役立った 南島原市について新たな印象は生まれましたか? 体験のコースについていかがでしたか? • 保守的な地域なのかな…と思っていま したが、新しい試みに取り組む方も多 く、正直驚きました。 • 南島原市に住む人達の温かさや、一生 懸命さが伝わり、好きになりました。 • 出身地でITが活用できるなんて思って もいなかったです。 • 来年から少しずつ、活動拠点を地元に 移す一つの決心ができました。 アイデア出しについて
  23. 23. 23©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> まとめ 地域の暮らしとテクノロジー・アイデアの融合 生活に利便をもたらすITは、近年、あらゆるテクノロジーが、多くのエンジニア、クリエータに とって扱いやすくなり、高度な技術を容易に使いこなせる状況となってきた。このことは、大企 業によるスケールされたビジネスにならずとも、使い手と作り手が近接した環境で、小規模かつ ユニークなプロダクトを生み出せる環境が整いつつあることを意味する。 地域で暮らす使い手にとっては、自分たちの暮らしや産業を、テクノロジーとアイデアによっ て、より快適で個性的なものへと転換できる手段を得たことになり、作り手にとっては、使い手 の声を間近で得ながら、新たな体験価値を生み出す力を伸ばす機会が到来したこととなる。 深夜まで続いた地元生産者との語り合い 体験から価値への落とし込み
  24. 24. 24©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> まとめ 地域での体験・交流から生まれる創発 今回は、東京、大阪、福岡などから参加者総勢27名が3日間を通して、南島原を実際に体験する ことで関心を深め、多くのアイデアが生まれた。成果発表会では優秀賞になったアイデア 「TOUCHで酒造り巡り」をはじめ、他のアイデアに対しても南島原市長をはじめ、南島原市役所 の方々から好評を頂き、ハッカソンへの期待を滲ませた。 都市部の作り手たちにとって、地域での体験・交流は、自らのアイデア・テクノロジーを発揮す る機会の宝庫であり、都市の作り手と地域の使い手の交流が、双方にとって刺激となり、地域で の価値創出に大きなエネルギーを生むことが、明らかになった。 地域での体験からアイデアを議論 発表を注視する松本政博市長ら
  25. 25. 25©2016 H-tus. Ltd.いなかソン in 南島原<10月アイデアソン> まとめ 撮影協力:宮原徹(株式会社びぎねっと) 自走する人々 人は新たな環境で自分の力が発揮され、他者への貢献が適うときに自発的に行動する意識が高まる。 アイデアソン終了後に、参加者や地域の人々の間に、独自のアクションが生まれた。参加者の間 では、現地で出会った人たちと連絡を取り合い、アイデアの実装に向けた行動が起こった。現地を 対象とした追加取材の活動や、素材収集などが行われたほか、アプリ開発以外にも、食材の海外 展開を目指し、外国人を対象としたヒアリングやメニュー開発などの動きも起こった。 また、東京・大阪で参加者間の交流イベントが自発的に行われた。 東京では、長崎県人が集うアンテナショップ「かきくけこ」で、参加者の自主企画による中間報告会 が開かれ、市の担当者も交え、地元の酒や食を味わいながら、交流と意見交換が進んだ。 参加者自主企画による中間報告会(東京)

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