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S56豪雨と比較したH28年北海
道豪雨災害と空間情報分析
株式会社 シン技術コンサル
代表取締役社長 志村一夫
講演の内容
11
• 1.台風の進路
• 2.各地の雨量
• 3.各河川の状況把握
• 4.S56洪水
• 5.H28洪水
• 6.空間情報分析
• 7.まとめ
台風進路(S56-H28)
台風12号
台風15号
平成28年台風第10号に関する気象速報 (平成28年8月29日から31日)
関東の南東海上を北上して来た台風12号は、
前線の雨雲と合流したため8月5日夜半にかけ
ての約22時間、各地で再び強...
S56年豪雨とH28豪雨の雨量
平成28年8月から9月にかけての 大雨等災害に関する検証委員会(第1回) 平成28年10月26日 札幌管区気象台
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/kensyou/sir...
H28 8月29日~8月31日までの雨量
洪水事前情報(十勝川水系のテレメータ)
電話応答
8
洪水事前情報(河川管理システムフリックス)
9
洪水事前情報(川の防災情報)
http://www.river.go.jp/nrpc0302gDisp.do?areaCode=81 10
1981(S56)洪水災害札幌
札幌市水害実績図 昭和56(1981)年
https://www.city.sapporo.jp/kikikanri/higoro/fuusui/kako.html
1981(S56)洪水災害然別川
NO,5 旧鹿追橋 NO,8 瓜幕橋
NO,6 旧紅葉橋 NO,9 西瓜幕橋NO,5 旧鹿追橋
NO,6 旧紅葉橋
NO,8 瓜幕橋
NO,9 西瓜幕橋
1981(S56)洪水災害江別市周辺
江別市防災あんしんマップ(避難所・浸水想定区域・防災情報)
https://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/site/bousai/272.html
2016(H28)洪水災害空知川(南富良野)
2016(H2)洪水災害戸蔦別川・札内川合流部
2016(H28)洪水災害ペケレベツ川(清水町)
国道38号
清水町市内を流れるペケレベツ川
2016(H28)国道274号(日高町)
国道274号日高町千呂露橋周辺
国道274号(沙流川上流部)
2016(H28)国道274号の被災(帯広側)
日勝峠山頂の日勝大橋
2016(H28)国道274号の被災(帯広側)
国道274号石山トンネル周辺
2016(H28)国道274号の被災(日高側)
国道274号三国の沢覆道
2016(H28)国道274号の被災(日高側)
S56洪水とH28洪水の被害状況
住宅等被害
S56とH28被害との比較
被害状況は、「平成28年8月9月にかけての大雨災害
に関する検証報告書(平成29年3月北海道「平成28
年8月~9月にかけての大雨等災害」に関する検証委
員会)ほか、検証...
地貌図(ちぼうず)による空間情報分析
地貌図とは、地形を表現する上での要素である「標高」、
「傾斜」、「比標高」といった、点情報、近傍演算情報、広域
演算情報の3要素を組み合わせた主題図です。
具体的には、以下の計算式で示すように、地形表現の3...
比標高(ひひょうこう)とは?
比標高とは、やや広い範囲での地形の起伏特性を
表現するものです。
地貌図札内川
国土地理院 治水地形分類図
地貌図
地貌図札内川
国土地理院 治水地形分類図
地貌図空知川
国土地理院 治水地形分類図
国土地理院 1948年米軍撮影
H28空知川の氾濫した旧河道を
地貌図が表現
比高差1.2m
比高差0.4m
旧河道部
旧河道部より左岸が1.2mの比
高差、右岸が0.4mの比高差
ライン2周辺の状況
昨年の空知川の氾濫した旧河道を地
貌図が表現
ライン3周辺の状況
旧河道部より左岸が1.5mの比高差
右岸が0.9mの比高差
比高差1.5m
比高差0.9m
旧河道部
まとめ
• 平成28年の洪水災害は、35年前の洪水に匹敵する
• 昭和56年の洪水は、平野部の氾濫による被害が多い
• 平成28年の洪水は、山間部を通る道路・鉄道にも多くの被害
• 多くの土砂移動を伴う斜面及び河岸崩壊が多い
• 破堤した箇所に...
ご静聴ありがとうございました
西日本豪雨災害で被災された方々のご冥福
と一日も早い復興をお祈りいたします
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北海道地理空間フォーラムin札幌2018-07-19_第8分科会「自治体・防災」講演3「56豪雨と比較したH28年北海道豪雨災害と空間情報分析」志村一夫氏

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北海道地理空間フォーラムin札幌2018-07-19_第8分科会「自治体・防災」講演3「56豪雨と比較したH28年北海道豪雨災害と空間情報分析」志村一夫氏

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北海道地理空間フォーラムin札幌2018-07-19_第8分科会「自治体・防災」講演3「56豪雨と比較したH28年北海道豪雨災害と空間情報分析」志村一夫氏

  1. 1. S56豪雨と比較したH28年北海 道豪雨災害と空間情報分析 株式会社 シン技術コンサル 代表取締役社長 志村一夫
  2. 2. 講演の内容 11 • 1.台風の進路 • 2.各地の雨量 • 3.各河川の状況把握 • 4.S56洪水 • 5.H28洪水 • 6.空間情報分析 • 7.まとめ
  3. 3. 台風進路(S56-H28) 台風12号 台風15号 平成28年台風第10号に関する気象速報 (平成28年8月29日から31日) 関東の南東海上を北上して来た台風12号は、 前線の雨雲と合流したため8月5日夜半にかけ ての約22時間、各地で再び強い雨となり、今回 の大雨の後半部を形成した。 (昭和56年8月豪雨災害記録集 鹿追町) 台風10号は、30日21時には函館市南西の日本海に抜けて31日 0時に温帯低気圧に変わった。北海道地方は暖かく湿った空気の 流入により、29日から太平洋東部を中心に雨が続き、31日までの 総雨量は、特に日高山脈周辺で多く300ミリを超える大雨となった 過去の台風資料(気象庁)
  4. 4. S56年豪雨とH28豪雨の雨量 平成28年8月から9月にかけての 大雨等災害に関する検証委員会(第1回) 平成28年10月26日 札幌管区気象台 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/kensyou/siryou4.kenshou.pdf
  5. 5. H28 8月29日~8月31日までの雨量
  6. 6. 洪水事前情報(十勝川水系のテレメータ) 電話応答 8
  7. 7. 洪水事前情報(河川管理システムフリックス) 9
  8. 8. 洪水事前情報(川の防災情報) http://www.river.go.jp/nrpc0302gDisp.do?areaCode=81 10
  9. 9. 1981(S56)洪水災害札幌 札幌市水害実績図 昭和56(1981)年 https://www.city.sapporo.jp/kikikanri/higoro/fuusui/kako.html
  10. 10. 1981(S56)洪水災害然別川 NO,5 旧鹿追橋 NO,8 瓜幕橋 NO,6 旧紅葉橋 NO,9 西瓜幕橋NO,5 旧鹿追橋 NO,6 旧紅葉橋 NO,8 瓜幕橋 NO,9 西瓜幕橋
  11. 11. 1981(S56)洪水災害江別市周辺 江別市防災あんしんマップ(避難所・浸水想定区域・防災情報) https://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/site/bousai/272.html
  12. 12. 2016(H28)洪水災害空知川(南富良野)
  13. 13. 2016(H2)洪水災害戸蔦別川・札内川合流部
  14. 14. 2016(H28)洪水災害ペケレベツ川(清水町) 国道38号 清水町市内を流れるペケレベツ川
  15. 15. 2016(H28)国道274号(日高町) 国道274号日高町千呂露橋周辺 国道274号(沙流川上流部)
  16. 16. 2016(H28)国道274号の被災(帯広側) 日勝峠山頂の日勝大橋
  17. 17. 2016(H28)国道274号の被災(帯広側) 国道274号石山トンネル周辺
  18. 18. 2016(H28)国道274号の被災(日高側) 国道274号三国の沢覆道
  19. 19. 2016(H28)国道274号の被災(日高側)
  20. 20. S56洪水とH28洪水の被害状況 住宅等被害 S56とH28被害との比較 被害状況は、「平成28年8月9月にかけての大雨災害 に関する検証報告書(平成29年3月北海道「平成28 年8月~9月にかけての大雨等災害」に関する検証委 員会)ほか、検証委員会資料等による。 *このうち国管理河川における被害額は平成28年9月 の速報値である *平成28年にはJRの被害額は含まない
  21. 21. 地貌図(ちぼうず)による空間情報分析 地貌図とは、地形を表現する上での要素である「標高」、 「傾斜」、「比標高」といった、点情報、近傍演算情報、広域 演算情報の3要素を組み合わせた主題図です。 具体的には、以下の計算式で示すように、地形表現の3 要素を用いた積の対数をとった「地貌指数」という数値を基 に地形を表現しています。 地貌指数 = log(箇所標高 × tan(箇所傾斜) × 比標高)
  22. 22. 比標高(ひひょうこう)とは? 比標高とは、やや広い範囲での地形の起伏特性を 表現するものです。
  23. 23. 地貌図札内川 国土地理院 治水地形分類図 地貌図
  24. 24. 地貌図札内川 国土地理院 治水地形分類図
  25. 25. 地貌図空知川 国土地理院 治水地形分類図 国土地理院 1948年米軍撮影
  26. 26. H28空知川の氾濫した旧河道を 地貌図が表現 比高差1.2m 比高差0.4m 旧河道部 旧河道部より左岸が1.2mの比 高差、右岸が0.4mの比高差 ライン2周辺の状況
  27. 27. 昨年の空知川の氾濫した旧河道を地 貌図が表現 ライン3周辺の状況 旧河道部より左岸が1.5mの比高差 右岸が0.9mの比高差 比高差1.5m 比高差0.9m 旧河道部
  28. 28. まとめ • 平成28年の洪水災害は、35年前の洪水に匹敵する • 昭和56年の洪水は、平野部の氾濫による被害が多い • 平成28年の洪水は、山間部を通る道路・鉄道にも多くの被害 • 多くの土砂移動を伴う斜面及び河岸崩壊が多い • 破堤した箇所に旧河道部分がみられる(米軍撮影写真S23撮影) • 地貌図(航空レーザ5mメッシュ)に旧河道と思われる個所が確 認される
  29. 29. ご静聴ありがとうございました 西日本豪雨災害で被災された方々のご冥福 と一日も早い復興をお祈りいたします

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