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  1. デジタル ファブリケーション 第十一回 2018.06.22 2018622 1Digital Fabrication
  2. 2018622 2Digital Fabrication 今日の流れ スツールを作る上での注意点 • 材料・サイズ • 強度 • 組立て方 NC加工機用のデータを作る上での注意点 • 3Dモデルを2Dに展開する • 材料厚・ドリルビットサイズの検討
  3. 2018622 3Digital Fabrication スツールを 作る上での注意点
  4. 2018622 4Digital Fabrication 材料・サイズ 合板のサイズは910mm x 910mmで、厚さは12mmです。全ての部材がこの サイズの合板の中に収まるデザインにしてください。また座面高さは 400mmとしてください。座面の大きさは自由です。 正確にモデリングを行い、材厚や全体のサイズを把握してください。
  5. 2018622 5Digital Fabrication 強度 厚さは12mmの合板は座面として十分な厚さではありません。座った時に 十分な強度を持たせる為に、梁などを入れるなどして、材料の薄さを補う デザインを考えてください。部材の接合部も力が集中する箇所です。十分 な検討を行ってください。 実際の材料に触れて、柔らかさを実感してください。
  6. 2018622 6Digital Fabrication 組立て方 噛み合う部分を切り抜き、部材を嚙合わせる「フィンガージョイント」が 最も良く使うディテールになると思います。材厚を考慮し、結合部を正確 にモデリングすることで頑丈なジョイントをつくることが出来ます。 模型など様々なプロトタイプを作って検討してください。
  7. 2018622 7Digital Fabrication NC加工機用の データを作る上での 注意点
  8. 2018622 8Digital Fabrication 3Dモデルを2Dに展開する 課題②「Strongest Bridge」でレーザーカッターでの加工用データを作った 時と同じ様に、 1. 3Dで作ったモデルを部材に分けて考える 2. 部材をXY面上に並べる 3. 860mm x 860mmの中に収まるようにレイアウトを調整する の工程を踏んでください。 部材が多くなる(接合部が多くなる)と椅子は弱くなります。細かすぎる部材 に分けることは避けましょう。
  9. 2018622 9Digital Fabrication 材料厚・ドリルビットサイズの検討 「デザインワークショップ」の時にも、番匠谷先生から説明されたように、 木材をカットする時には刃の厚さ分の材料が削られます。Shopbotの場合 6.35mmのドリルを使ってカットするため、切断線は6.35mmの溝になります。 その切断面の内側を残すのか、外側を残すのかを考える必要があります。
  10. 2018622 10Digital Fabrication 材料厚・ドリルビットサイズの検討 結合部の設計には材厚が大きくかかわってきます。「12mmの上から数ミリ を削り取る」「材料が重なる部分の半分を切り取る」など、いろいろな方法 が考えられます。 日本の木工の接手は「Japanese Joint」と呼ばれ、世界中でも最高の技術と されています。こういった伝統的な技術からも良いヒントが得られると思い ますので、しっかり調べながら自分たちのデザインに反映させてください。
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