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仕事を1/100にする ストーリーラインの作り方

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プロジェクトに取り掛かる前に、そのストーリーラインを決め、共有すると、仕事の量は1/100になる

※本スライドは安宅和人氏の著書「イシューから始めよ」(英治出版)で取り上げられている"ストーリーライン"の重要さを伝えたいがためのものです。

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仕事を1/100にする ストーリーラインの作り方

  1. 1. 仕事を 1 / 100 にする ストーリーラインの作り方
  2. 2. ストーリーラインを作る • ストーリーは真っ先に決めてしまえ! – 検討・分析によって変わっていくもの – 最初に決めて、共有することが重要
  3. 3. ストーリーラインを作ると? • やることが 1 / 100 になる! – 何を調べればいいかわかる! – 自分の役割がはっきりする! – 説得力のあるプレゼンストーリーまで自然にできる!
  4. 4. アジェンダ • ストーリーラインとは? • ストーリーラインの役割 • ストーリーラインの作り方(手法) • ストーリーラインを作ってみる
  5. 5. ストーリーラインとは? • ストーリーラインを作るまでにすることは? – 大きなイシューをサブイシューに分解 • サブイシュー – はっきりとした答えを出せる単位 – ○×、やるやらない、具体的な名称など
  6. 6. ストーリーラインとは? • ストーリーライン – 言いたいことを伝えるためのストーリー 要素(初期) 要素(最終) イシュー/サブイシュー イシュー/サブイシュー それぞれに対する仮説 結論化した仮説 仮説に対する論拠 分析結果
  7. 7. ストーリーラインとは? • ストーリーライン – 言いたいことを伝えるためのストーリー • 典型的なストーリー 1.必要な問題意識・前提となる知識の共有 2.カギとなるイシュー・サブイシューの明確化 3.それぞれのサブイシューについての検討結果 4.それらを総合した意味合いの整理
  8. 8. ストーリーラインの役割 • 例えばこんな時 – プロジェクトの立ち上げ – 分析・検討 – まとめ・提案
  9. 9. 役割:プロジェクト立ち上げ • ストーリーラインがないと? – 「こんな感じの結論に持っていく感じでヨロシク」 – 「ここら辺の領域は関係ありそうだな」 – 「君はここら辺調べてて」
  10. 10. 役割:プロジェクト立ち上げ • ストーリーラインがないと? – 「こんな感じの結論に持っていく感じでヨロシク」 • 何を何のためにどうするのか… – 「ここら辺の領域は関係ありそうだな」 • 調査領域の広範化… – 「君はここら辺調べてて」 • 個々人の担当領域の重複…
  11. 11. 役割:プロジェクト立ち上げ • ストーリーラインがあると? – 「これを提案するために、これらの仮説を検討します」 – 「仮説の検証だけに注力して」 – 「君はこの仮説を担当して」
  12. 12. 役割:プロジェクト立ち上げ • ストーリーラインがあると? – 「これを提案するために、これらの仮説を検討します」 • 目的意識の共有 – 「仮説の検証だけに注力して」 • 検討が必要な範囲の明確化・効率化 – 「君はこの仮説を担当して」 • 役割分担の明確化・効率化
  13. 13. 役割:プロジェクト立ち上げ • ストーリーラインがあると? – 「これを提案するために、これらの仮説を検討します」 • 目的意識の共有 – 「仮説の検証だけに注力して」 • 検討が必要な範囲の明確化・効率化 – 「君はこの仮説を担当して」 • 役割分担の明確化・効率化 チーム/個人の 仕事を1 / 100に!
  14. 14. 役割:分析・検討 • ストーリーラインがあると? – 「この仮説は終わったね」 • 進捗状況の明確化 – 「これよると、この仮説は正しいとは言えないね」 • 仮説の刷新 – 「この情報は、仮説の論拠になるね」 • 仮説をイシューに対する結論へ
  15. 15. 役割:まとめ・提案 • ストーリーラインがあると – 「要約はストーリーに従うだけで良いね」 • ストーリーライン上の流れが要約そのもの – 「根拠も示せばそのまま使える」 • 仮説に付随する論拠も含め、ストーリーに従うだけ
  16. 16. ストーリーラインの作り方 • ピラミッドストラクチャーの活用 – 「Why」の並び立て – 空・雨・傘
  17. 17. ストーリーラインの作り方 • ピラミッドストラクチャー? 論拠1 論拠2 論拠3 結論
  18. 18. ストーリーラインの作り方 • ピラミッドストラクチャー? 論拠1 論拠2 論拠3 結論 結論と論拠の上下関係
  19. 19. 「why」の並べ立て
  20. 20. 「why」の並べ立て • 「運動部の男子高校生に、校舎内の自販機で、 紙パックの牛乳を売り込むべきだ!」
  21. 21. 「why」の並べ立て • 「運動部の男子高校生に、校舎内の自販機で、 紙パックの牛乳を売り込むべきだ!」 • なぜ、運動部の男子高校生なのか – ex.水分補給が必須、全国にターゲットがいる…
  22. 22. 「why」の並べ立て • 「運動部の男子高校生に、校舎内の自販機で、 紙パックの牛乳を売り込むべきだ!」 • なぜ、校舎内の自販機なのか – ex.自販機の配置状況、値段設定…
  23. 23. 「why」の並べ立て • 「運動部の男子高校生に、校舎内の自販機で、 紙パックの牛乳を売り込むべきだ!」 • なぜ、紙パックの牛乳なのか – ex.自社の強み、売り出したい領域…
  24. 24. 「why」の並べ立て 男子高校生を 狙う理由 自販機で売る 理由 牛乳を売る理 由 「売るべきだ!」
  25. 25. 空・雨・傘 • 「あなたは今日、傘を持ってきましたか?」 • その理由は?
  26. 26. 空・雨・傘 • 「あなたは今日、傘を持ってきましたか?」 • その理由は? – ex.天気予報で言っていた、朝雨が降っていた – ex.晴れるって言ってた、朝曇っていなかった – ex.雨って言ってたけど置き傘してるし…
  27. 27. 空・雨・傘 • 空 晴れているか?晴れていそうか? • 雨 「当面降らないだろう」「雨雲も来ないらしい」 • 傘 「傘を持っていく必要はないはずだ!」
  28. 28. 空・雨・傘 • 空 :前提、課題の確認 晴れているか?晴れていそうか? • 雨 :課題の深堀、仮説の設定・検証 「当面降らないだろう」「雨雲も来ないらしい」 • 傘 :結論、具体的な行動 「傘を持っていく必要はないはずだ!」
  29. 29. 空・雨・傘 空模様は? 雨は降りそう? 傘は必要? 「持っていくべきだ!」
  30. 30. 飲料会社の「事業コンセプト」 ストーリーラインを考えてみる • 問題の構造 • 狙うべき市場ニーズは? • 事業モデルは? • 事業コンセプトの方向性の提案
  31. 31. 飲料会社の「事業コンセプト」 ストーリーラインを考えてみる • 問題の構造 • 狙うべき市場ニーズは? • 事業モデルは? • 事業コンセプトの方向性の提案経営の話なんてわかんない!
  32. 32. ぬるぽを解決するために • 「このメソッドのこのポインタが、初期化前に参照 されたせいで、ぬるぽ」 • 問題の構造 • 場所は?(where) • 変数は?(what) • 操作は?(how) • 解決案の方向性は?
  33. 33. ぬるぽを解決するために • 問題の構造 空 • 場所は?(where) 雨 • 変数は?(what) 雨 • 操作は?(how) 雨 • 解決案の方向性は? 傘
  34. 34. 問題の構造 • ぬるぽとは? – NullPointerException – 「ポインタが存在しませんよ…」 • 特定が必要な情報は? – 場所:どのメソッドの何行目? – ポインタ:何を格納する?何の目的で? – 操作:なにをしたかったの?どんな操作をしたの? • 情報が足りていない 検証へ
  35. 35. 場所 • エラー情報 – メソッド、ポインタにあたりを付ける • デバックログ – どこでどんな操作をした結果か – 中身はどうなっているか – 動いていたころとの差は? • 「ここが原因ではないか?」
  36. 36. どの変数? • エラーログ – ポインタ名は? • 設計書等 – 何を入れるポインタ? – ポインタの範囲は? • 「これが原因ではないか?」
  37. 37. どんな操作? • ポインタに対してどのような操作を行っているか • 正常な操作か? – 操作の目的は何か – 操作前と操作後の想定値は? – 実際はどうなった結果エラーが出ているか • 「この操作が原因ではないか?」
  38. 38. 解決策 • where/what/how – どこで、何を、どうしたのが原因か? – 検証の結果は? – その結果として提案できる解決策は?
  39. 39. 解決策 • 方針の決定 – ポインタを使う/使わない – テストケースの不具合 – エラー処理を入れる/入れない • 実際の方針 – 配列で済ませる – テストケースの修正 – try-catchで対応
  40. 40. ※ストーリーは水物※ • 流れには従う / 中身には従わない – ストーリーに沿って検証を実施 • 進捗・作業内容・役割・検討事項・その他の共有 – 中身(仮説)は補強or刷新 • 仮説が補強され、そのまま結論へ • 仮説が否定され、正反対の仮説を再検証へ
  41. 41. ※ストーリーは水物※ • 仮説≠結論 • 仮説 – 「このメソッドのこのポインタが、初期化前に参照され たせいで、ぬるぽ」
  42. 42. ※ストーリーは水物※ • 仮説≠結論 • 仮説 – 「このメソッドのこのポインタが、初期化前に参照され たせいで、ぬるぽ」 • 結論 – 「メインの初期化を間違えていて、まったく別の中身を ポインタに入れようとして、失敗していることに気付か ず、ぬるぽ」
  43. 43. ストーリーラインを作ると? • やることが 1 / 100 になる! – 何を調べればいいかわかる! – 自分の役割がはっきりする! – 説得力のあるプレゼンストーリーまで自然にできる!
  44. 44. MECEとフレームワーク
  45. 45. MECE? • Mutually • Exclusive & • Collectively • Exhausive • 「モレなく」「ダブりなく」という考え方
  46. 46. MECE? • 「モレなく」「ダブりなく」 – 全人類を分けましょう 全人類
  47. 47. MECE? • 「モレなく」「ダブりなく」 – 全人類を分けましょう 男性 女性
  48. 48. MECE? • 「モレなく」「ダブりなく」 – 男性を分けましょう 男性
  49. 49. MECE? • 「モレなく」「ダブりなく」 – 男性を分けましょう 既婚 (配偶者がいる) 未婚 (配偶者がいない)
  50. 50. MECE? • 「モレなく」「ダブりなく」 – 男子高校生を分けましょう 男子高校生
  51. 51. MECE? • 「モレなく」「ダブりなく」 – 男子高校生を分けましょう 1年生 3年生2年生
  52. 52. フレームワーク? • 「考え方の枠組み」 – MECEを、検討対象に合わせ、落とし込んだもの • 例 – 3C • 顧客、自社、競合 – ビジネスシステム • 技術開発、商品開発、調達・製造、マーケティング、販売
  53. 53. フレームワーク? • 例:ソリューションを作る – 課題を開発工程の各段階に当てはめ – その流れに沿って検討 外部設計 内部設計 プログラミ ング 単体テスト 結合テスト
  54. 54. まとめ • MECE – あくまで考え方 • フレームワーク – 万能ではない – 必ずしも、使わなければならないわけではない • 「使ったらまとめやすい」、「使ったらわかりやすい」 – 当てはめられるフレームワークはあるか? • それを使うとわかりやすくなりそうか?
  55. 55. まとめ • MECE – あくまで考え方 • フレームワーク – 万能ではない – 必ずしも、使わなければならないわけではない • 「使ったらまとめやすい」、「使ったらわかりやすい」 • 当てはめられるフレームワークはあるか? • それを使うとわかりやすくなりそうか? あくまでツール

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