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パネル2 「ICTインテリジェント化と
ロボット共生社会」
湯淺墾道(情報セキュリティ大学院大学)
情報ネットワーク法学会特別講演会
「ロボット法研究会」設立記念シンポジウム
2016年5月21日
1
自己紹介
青山学院大学法学部公法学科卒業、同大学院法学研究科
公法専攻博士前期課程修了、慶應義塾大学大学院法学研
究科政治学専攻博士課程退学
慶應義塾大学講師等をへて、2004年九州国際大学法学部
専任講師、2005年助教授、2007年准教授、...
急務の課題
責任分解
刑事・民事・行政:最終的には自然人? 免責?
モノやサービスの間で「通信」が介在
ベストエフォート、事業者の免責、バグ前提等が浸透する可能性
電気通信事業法、プロバイダ責任制限法の射程と限界
個人を対象とするロボットと消費...
ロボットの法制度整備
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有体物としてのロボット
無体物としてのロボット
(AI、ソフトウェア)
ロボットの法制度整備
5
有体物としてのロボット
無体物としてのロボット
(AI、ソフトウェア)
• 自律
• 遠隔操作
• 手動操作
介入の可
否と優先性
ロボットの法制度整備
6
グローバルな
ガバナンス
通信の秘密
所有権
知的財産
プライバシー
マルチステークホルダ
v.s.
公的機関管理・統制
サイバー犯罪捜査
フォレンジック
暗号化への規制?
• 人身
• 精神
• 財産権的
「利用」モ...
ロボットの法制度整備
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グローバルな
ガバナンス
通信の秘密
所有権
知的財産
プライバシー
マルチステークホルダ
v.s.
公的機関管理・統制
サイバー犯罪捜査
フォレンジック
暗号化への規制?
• 人身
• 精神
• 財産権的
「利用」モ...
ロボットの法制度整備
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グローバルな
ガバナンス
通信の秘密
所有権
知的財産
プライバシー
マルチステークホルダ
v.s.
公的機関管理・統制
サイバー犯罪捜査
フォレンジック
暗号化への規制?
• 人身
• 精神
• 財産権的
「利用」モ...
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人
通信
モノ
サイバー空間
国・企業・国民の役割:
自動運転車の例
自動車に関する義務と責任
刑事責任
民事責任
行政
規制
情報収集
渋滞センサ
(交通行政用)
10
運転者 車両メーカー
車両所有者 道路管理者
「学際的検討」の前に
道路運送車両法
保安基準
「国土交通省令で定める保安上又は公害防止その他の環
境保全上の技術基準」(40条)
点検整備、車検、改造・チューニング対策
刑事・行政法上の義務、責任の整理
運転者、自動車の所有者、道路管理者、乗...
データの法的保護
誰のもの?
営業秘密、個人情報保護法、著作権法 etc
サービス停止、データの滅失
交通事故
ベストエフォートが許されない、最後はすべて運転者責任?
過失相殺、事故原因、証拠能力
関連業界
旅客運送業、貨物運送業
自動車保険
...
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情報ネットワーク法学会特別講演会ロボット法研究会設立記念シンポジウム

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2016年5月21日開催 情報ネットワーク法学会特別講演会ロボット法研究会設立記念シンポジウムパネル2「ICTインテリジェント化とロボット共生社会」資料です。

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情報ネットワーク法学会特別講演会ロボット法研究会設立記念シンポジウム

  1. 1. パネル2 「ICTインテリジェント化と ロボット共生社会」 湯淺墾道(情報セキュリティ大学院大学) 情報ネットワーク法学会特別講演会 「ロボット法研究会」設立記念シンポジウム 2016年5月21日 1
  2. 2. 自己紹介 青山学院大学法学部公法学科卒業、同大学院法学研究科 公法専攻博士前期課程修了、慶應義塾大学大学院法学研 究科政治学専攻博士課程退学 慶應義塾大学講師等をへて、2004年九州国際大学法学部 専任講師、2005年助教授、2007年准教授、2008年教授、副 学長・国際センター長、2011年情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科教授、2012年学長補佐 神奈川県情報公開・個人情報保護審議会委員、埼玉県本 人確認情報保護審議会委員長、一般財団法人日本データ 通信協会電気通信個人情報保護推進センター諮問委員会 委員長、ベネッセホールディングス情報セキュリティ監視委員 会委員長代理、情報ネットワーク法学会副理事長 ほか インターネット投票・選挙運動、情報公開・個人情報・マイナ ンバー、デジタル・フォレンジックに関する法制度等の研究 http://home.att.ne.jp/omega/yuasa/index.html 2
  3. 3. 急務の課題 責任分解 刑事・民事・行政:最終的には自然人? 免責? モノやサービスの間で「通信」が介在 ベストエフォート、事業者の免責、バグ前提等が浸透する可能性 電気通信事業法、プロバイダ責任制限法の射程と限界 個人を対象とするロボットと消費者保護 約款により、一方的に消費者が不利になる恐れ 精神的支援も可能? その場合は後見人たり得るか?- AIと自然人 の「責任能力」、認知能力に障がいがある人、未成年者、高齢者 等 セキュリティ サイバー犯罪の家庭内への侵襲、ロボット・AI犯罪と捜査やデジタ ル・フォレンジック、通信の秘密 アップデート・パッチと製品の保証、所有権との関係 国際的な技術標準・規格、事業者へのガイドラインや自主規制 コスト 事実上の規制の喪失、リコール費用等負担、賠償能力 3
  4. 4. ロボットの法制度整備 4 有体物としてのロボット 無体物としてのロボット (AI、ソフトウェア)
  5. 5. ロボットの法制度整備 5 有体物としてのロボット 無体物としてのロボット (AI、ソフトウェア) • 自律 • 遠隔操作 • 手動操作 介入の可 否と優先性
  6. 6. ロボットの法制度整備 6 グローバルな ガバナンス 通信の秘密 所有権 知的財産 プライバシー マルチステークホルダ v.s. 公的機関管理・統制 サイバー犯罪捜査 フォレンジック 暗号化への規制? • 人身 • 精神 • 財産権的 「利用」モデル? 製品保証の発 想を逆転? 有体物としてのロボット 無体物としてのロボット (AI、ソフトウェア) • 自律 • 遠隔操作 • 手動操作 介入の可 否と優先性
  7. 7. ロボットの法制度整備 7 グローバルな ガバナンス 通信の秘密 所有権 知的財産 プライバシー マルチステークホルダ v.s. 公的機関管理・統制 サイバー犯罪捜査 フォレンジック 暗号化への規制? • 人身 • 精神 • 財産権的 「利用」モデル? 製品保証の発 想を逆転? 有体物としてのロボット 無体物としてのロボット (AI、ソフトウェア) • 自律 • 遠隔操作 • 手動操作 介入の可 否と優先性
  8. 8. ロボットの法制度整備 8 グローバルな ガバナンス 通信の秘密 所有権 知的財産 プライバシー マルチステークホルダ v.s. 公的機関管理・統制 サイバー犯罪捜査 フォレンジック 暗号化への規制? • 人身 • 精神 • 財産権的 「利用」モデル? 製品保証の発 想を逆転? 有体物としてのロボット 無体物としてのロボット (AI、ソフトウェア) • 自律 • 遠隔操作 • 手動操作 介入の可 否と優先性 法的 責任の 分解と 再構 成 法的被害の 分解 ・事後救済不能 ・事後救済困難 ・損害賠償可能
  9. 9. 9 人 通信 モノ サイバー空間
  10. 10. 国・企業・国民の役割: 自動運転車の例 自動車に関する義務と責任 刑事責任 民事責任 行政 規制 情報収集 渋滞センサ (交通行政用) 10 運転者 車両メーカー 車両所有者 道路管理者
  11. 11. 「学際的検討」の前に 道路運送車両法 保安基準 「国土交通省令で定める保安上又は公害防止その他の環 境保全上の技術基準」(40条) 点検整備、車検、改造・チューニング対策 刑事・行政法上の義務、責任の整理 運転者、自動車の所有者、道路管理者、乗客 自動車関連事業者の義務、責任の整理 ソフトウェアに製造物責任法不適用 ソフトウェアも製造物として扱っていくべきか データの法的性質の整理 肖像権等(車外撮影データの場合)、位置、時間、行動 ECUから収集されるデータ プライバシーと財産権的価値→属物的 or 属人的
  12. 12. データの法的保護 誰のもの? 営業秘密、個人情報保護法、著作権法 etc サービス停止、データの滅失 交通事故 ベストエフォートが許されない、最後はすべて運転者責任? 過失相殺、事故原因、証拠能力 関連業界 旅客運送業、貨物運送業 自動車保険 保険会社への提供と本人の同意 pay as you driveも選択できるようにしなければならない(カリフォルニ ア州)→データ提供の強制の可否 社会環境、社会政策との整合 まちづくり(脱・スプロール化、コンパクト・シティ化、公共交通機関利 用促進)と整合するのか? 都市部と地方 12

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