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Sgt2014_GxP

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  1. 1. [2E-2] エンタープライズでタッチダウン を決めるための戦略と実践 グロースエクスパートナーズ株式会社 鈴木 雄介 / 和智 右桂 / 関 満徳 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.
  2. 2. 提供 • この講演はグロースエクスパートナーズ(株) の提供でお送りします Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 1
  3. 3. 紹介 • グロースエクスパートナーズ株式会社は、 – 100人規模で受託請負開発を中心にしている – エンタープライズ案件をプライムでやっている » SI部隊とデザイン部隊 » コンサル~IT企画~構築~保守運用まで – 顧客の業界は医療、百貨店、情報提供サービス、住 宅設備、製造などの大手企業 » 売上上位5社の平均社歴は100年越え – 社名の由来は「顧客と共に成長するパートナーにな る」 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 2
  4. 4. 紹介 • http://www.gxp.co.jp/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 3
  5. 5. 紹介 • http://www.facebook.com/gxpinc Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 4
  6. 6. お詫び • タッチダウンじゃなくて、トライでした。 http://www.flickr.com/photos/hjelle/2074511619/ タッチダウン Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. http://www.flickr.com/photos/tony4pics/7294009662/ トライ 5
  7. 7. 「エンタープライズでタッチダウン トライを決めるための戦略と実践」 と題して我々の経験をお話しします http://www.flickr.com/photos/chalofotos/3808402596/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 6
  8. 8. アジェンダ • • • • エンタープライズ系とは トライへの道のり 事例紹介 まとめ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 7
  9. 9. エンタープライズ系とは Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 8
  10. 10. エンタープライズ系とは • 概況 – ますますITサービスに対する重要性は高まり、ビジ ネスとITの関連性は強い – ビジネス環境の変化は激しく、それに追随していか ないといけない – 顧客は、自分たちのニーズをかなえるようなシステ ム開発手法を求めており、旧来のウォーターフォー ル型からアジャイル型へ強い興味を持っている Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 9
  11. 11. 「顧客にコミットした開発をしたい」 その思いはエンタープライズかWebか で大きな違いはない http://www.flickr.com/photos/23065375@N05/2235525962/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 10
  12. 12. ただし、エンタープライズは”色々ある” http://www.flickr.com/photos/jimmyflickr/3475179987/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 11
  13. 13. エンタープライズ系とは • 色々 – 既存ビジネス » 既存顧客、既存資産、既存業務、既存ブランド、既存… – 既存システムとの連携 » 会計、分析、各種業務系… – 関連部署との調整 » 経営、経理、シス企画、開発、運用、業務、運営、営業、 導入、保守、サポート、ロジ、設備、製造、購買… – 全社ルール » 内部統制、情報保護、各種法令、各種慣習… Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 12
  14. 14. エンタープライズ系とは • エンタープライズは、めんどい – 色々あるので、みんな意見が違う – 色々あるので、新しいことをやりたがらない – 色々あるので、やりたいことができないことがある – 色々あるので、変えられないことがある – 色々あるので、… • でも、めんどいだけではない Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 13
  15. 15. 社会が100年間必要としてきた企業が 必要とするITを作る 顧客を通じて、社会とつながる http://www.flickr.com/photos/acetonic/5165735565/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 14
  16. 16. エンタープライズ系とは • 顧客を通じて、社会とつながる – 自分のやっていることが社会の役に立つという実感 – 社会が必要とする企業に必要とされていれば、自分 たちの仕事はなくならない • めんどくささは必要なもの – 慣性の法則がなければ企業は立ち行かない – でも、優れた企業は変わり続けることで存続してき たし、これからも変わり続ける意志がある Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 15
  17. 17. エンタープライズ系とは • そんなエンタープライズ系における開発手法と は何がいいのか? • 我々の経験からお話しします – まだ、体系化はできていません Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 16
  18. 18. トライまでの道のり Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 17
  19. 19. では、色々あるなか、どうやって トライを決めるのか? http://www.flickr.com/photos/tony4pics/7294009662/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 18
  20. 20. 華麗なるランからのダイビングトライ! なんてことは、まずない。 http://www.flickr.com/photos/pierre-selim/8707069713/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 19
  21. 21. トライまでの道のり • 「作って、見せて、調整していく」は基本 • ただし、 – 既存システム連携や既存業務があるため、最低限見 せられるまでにやるべきことが多い – その後の調整時間も長くなりがち – 最後の最後になって大きな問題が発生しがち • では、どうやって「作って、見せて、調整して いく」のか? Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 20
  22. 22. ラグビーに様々な戦略があるように、 開発にも様々な戦略が必要 http://www.flickr.com/photos/nelomijangos/5994812481/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 21
  23. 23. トライまでの道のり フェーズ 企画 アーキ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 初期構築 調整 移行 運用 22
  24. 24. プロジェクト計画=円陣 我々は何をするのか? http://www.flickr.com/photos/koreboy/2398368256/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 23
  25. 25. トライまでの道のり • 企画=円陣 – 「我々は何をするのか?」を決める » いわゆるスコープ定義 » ユーザーにどんな価値をもたらすのか、という抽象的なレ ベルでよい – 顧客との関係づくり(3つの立場) » 教えてもらう:顧客は当たり前すぎて気づけないので、気 になることは聞いてみて教えてもらう » 教える:システム的にはこう考える、こうすべきを教える » 一緒に考える:業務とシステムをどうバランスさせるか、 話し合う Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 24
  26. 26. アーキテクチャ設計=キックオフ すべてを、ここで決める http://www.flickr.com/photos/64797134@N03/6226065481/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 25
  27. 27. トライまでの道のり • アーキテクチャ設計=キックオフ – 基本的な戦略を決定する » 「何を作るか」と「どう作るか」をつなげる – アーキテクチャ設計 » まず確定要素と不確定要素を振り分ける » 不確定的な要素に対して ▸ 不確定さの影響範囲を限定的にする ▸ どうやって確定するかを決める(プロトなど) ▸ 決定をなるべく遅らせ、選択肢を幅広くする » 決めてしまったら、後戻りはできない ▸ 事後的には調整しかできず、それはマネジメントの仕事 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 26
  28. 28. 初期構築=ラン 迷わず行けよ http://www.flickr.com/photos/chasephotography/3947836440/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 27
  29. 29. トライまでの道のり • 初期構築=ラン – 60~70点を目指す » 利害関係者が触れるためには、全利害関係者のための一通 りが必要。ここで作り過ぎないことが大事 » ここで60点を取れていないと以降ではリカバリできない – プロセスはウォーターフォールに近い » 基本設計~ITまで » ゴール/リソースを確定していればウォーターフォールは効 率が良い ▸ 無理にアジャイルにすると全体整合性がとれなくなる危険性あり Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 28
  30. 30. 調整=イテレーション 関係者を巻き込む http://www.flickr.com/photos/tunnelarmr/3611455939/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 29
  31. 31. トライまでの道のり • 調整=イテレーション – 利害関係者に見せて、フィードバックをもらう » 例:オペレーションしてもらう » 例:他システム連携をしてみる – プロセスはアジャイルに近い » フィードバックを課題管理にいれる » タイムボックス型のリリース – 初期構築から調整への切替がけっこう大変 » テストあたりからの流れでグダグダにならないように! Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 30
  32. 32. 移行=押し込み 気合と諦め http://www.flickr.com/photos/simonw92/8220635050/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 31
  33. 33. トライまでの道のり • 移行=押し込み – 最後のドロドロしたあたり » 課題の取捨選択 ▸ トリアージ的判断で愚痴は切り捨てる » 気合は重要 ▸ 自分事にしてリリースを迎える気持ちがあるかどうか – 顧客と同じ方向を向いて、その日を迎える » 最悪、「運用で何とかします」と言ってもらえるか Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 32
  34. 34. トライまでの道のり フェーズ 企画 アーキ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 初期構築 調整 移行 運用 33
  35. 35. 一番大事なことは、 常に顧客と真摯に向き合えているかどうか http://www.flickr.com/photos/30291646@N03/6150517434/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 34
  36. 36. トライまでの道のり • 常に真摯に顧客と向き合っているか? – 成功するために、あらゆる手段を講じているか?手 段が目的化していないか? – 銀の弾丸はない(1つの方法論だけは完遂できない) • 何よりも信頼を積み上げることが一番の効率化 – 方法論による効率化よりも大事なこと – いま何が起きていて、何をすべきかを顧客と真摯に 話し合う Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 35
  37. 37. 事例紹介 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 36
  38. 38. 事例紹介 • 事例1:(株)アドバンスト・メディア様 – VoXTサービス • 事例2:情報提供サービス業某社 – オンラインサービス Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 37
  39. 39. 事例紹介1 (株)アドバンスト・メディア様 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 38
  40. 40. エンタープライズでの新規事業にて、 これまで紹介してきた戦略を軸にスクラム やリーン、UI/UXなどのテクニックを駆使 した実践事例を、ご紹介します 実践事例 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 39
  41. 41. 実践事例の概要(1/1) • エンタープライズでの新規事業 – 企画検討から1年以内でサービスインを実現 2013/11/20 サービスイン! 2012年 2013年 12月 1月 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 2013/9上旬 代替手段のヘビーユーザーによるプロト検証実施! – 稟議が通ってから3ヶ月以内に 代替手段のヘビーユーザーよるプロト検証を実現 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 40
  42. 42. サービスイン翌日 実践事例のサービス紹介(1/5) 『2013年11月21日(木)付け日経産業新聞』 トップ一面に掲載されました! http://www.flickr.com/photos/10549583@N03/1601233059/ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 41
  43. 43. 実践事例のサービス紹介(1/4) https://voxt.jp/ へ 今すぐアクセス! Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 42
  44. 44. 実践事例のサービス紹介(2/4) Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 43
  45. 45. 実践事例のサービス紹介(3/4) Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 44
  46. 46. 実践事例のサービス紹介(4/4) Word等のエディタを起動しながら ショートカットキーによる 再生・一時停止等の操作が可能 文字変換結果を表示 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 45
  47. 47. 実践事例(1/8) ■企画検討における3つのステップ 1. [発散] ターゲットにしたい業種・顧客の書き出し 2. [発散] 1.が実現したい未来の書き出し 我々の 使命は 何か? » 必要に応じて二次元マップ等を使用して分類 3. [収束] 2.について着手対象の絞り込み » » 我々の 顧客は 誰か? 5つの質問に答えることで着手すべき未来を選定 この時点で経営陣と協議し、方針を仮決め 2012年 1月 我々の 成果は 何か? 我々の 計画は 何か? 2013年 12月 顧客の 価値は 何か? 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 46
  48. 48. 実践事例(2/8) ■要件検討における3つのステップ 1. 対象課題をシナリオの区切りで分割 2. 課題構造と解決手段の双方向の論理整合を検証 » プロダクトダイアグラムを活用した課題の深掘 3. プロダクトのビジネスモデルを検討 » » プロダクトキャンバスを活用して検討 ビジネスモデルにおける課題とリスクも記録 2012年 2013年 12月 1月 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 47
  49. 49. [解説]プロダクトダイアグラム  プロダクトにおける「課題構造」と「解決手段」 「課題構造」の妥当性 なぜ顧客は購入するのか? 購入意思の発生条件、頻度はもとより、 根本的な課題・動機・原因。 購入における最終意志決定者は誰か? 買わなければいけない緊急性があるのか? 本当に買う必要があるのか?を判断する人。 購入 顧客が抱えていた ニーズは実在したか? プロダクトを購入する と解決するのか? 他の選択肢 競合は何か? 買わなかった場合の代替手段。 競合を使い続けている理由は何か? [競合]から[別の手段]へ乗り換えない理由、 環境、背景、その他要因。 競合から乗り換えるメリットは何か? 4つのコストを負担 してでも、競合から 乗り換える必要が 本当にあるのか? 「解決手段」の妥当性 プロダクトが提供する解決手段は何か? 購入の決め手となった解決手段。 購入に至った根本的な課題・動機・原因に 対してプロダクトが提供し、解決した項目。 「治療薬」か「痛み止め」か? 「治療薬」 :課題を根本的に解決 「痛み止め」:課題を和らげる 顧客の期待値と解決策の一致を検証。 顧客にお願いする事項は何か? ①購入・利用開始に必要なコスト ②競合からデータや運用を移行するコスト ③競合を捨てるコスト ④使い続けるのに必要なコスト 競合からの乗り換えを躊躇する原因。 競合を捨ててまで採用する動機。[金額][時間] [知識][スキル][熱意]等の観点も利用可。 購入する顧客 プロダクトの価値 キャッチコピーは何か? 課題について自分事である人々が目にした時に、 視線が止まる、興味を持つ一言。 キャッチコピーに惹かれる顧客の状況は? 競合にはなかった「独自の価値」は何か? 購入検討者の心に 我々の提案は 本当に響くのか? 課題について自分事である人々の状況。 顧客に会うにはいつどこへ行けばいいか? 課題について自分事である人々を見つける条件。 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 購入検討者が心を惹かれる理由。 マーケットの中で生き残れる理由。 売るために行った戦略は何か? 競合に対する優位性、差別化要因。 双方向の論理整合を検証 48
  50. 50. [解説]プロダクトキャンバス  プロダクトのビジネスモデル 顧客が欲しいと思った動機 顧客は何らかの仕事/行 為をする必要があり、プ ロダクトを使って、自分 の代わりにそれを行わせ ようとしている。 ・その仕事/行為は何か ・解決したい課題は何か 競合 課題に対する代替手段。 まったく新しい課題を解 決しようとしているので ない限り、課題にはすで にソリューションが存在。 ただし競合があるとは限 らず、課題があっても 困っていないのであれば、 「何もしない」も実用的 な代替品。 価値の提供手段 プロダクトの持つ価値 購入に至った根本的な [顧客視点] 課題・動機・原因に →競合を捨ててまで採用 対して、プロダクトが する動機となる価値。 提供し、解決した項目。 [プロダクト視点] →プロダクトの存在価値。 社会貢献に値する価値。 ビジネスの成功基準 ビジネスがどれだけ うまくいっているかを 示す数値。進捗の計測 や顧客ライフサイクル の転換点を見つけるの に使用。 [顧客獲得][初回体験 時の満足度][定着、反 復利用][収益][紹介] 等の観点も利用可。 コスト 時間、お金、労力、人員、固定費、変動費、etc。 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 顧客に紹介する際の一言 顧客に対してすばやく 伝えたり広めたりする 際に使用する、アピール の際の一言。 キャッチコピーを包含。 競合に対する優位性 競合に負けないための 戦略や、差別化要因。 購入検討者が心を惹かれ る理由。マーケットの中 で生き残れる理由。 顧客へのチャネル [インバウンドチャネル] →顧客にこちらを見つけて 貰うための手段 購入する顧客 購入してくれる顧客 の特徴を絞り込む。 コアなファン 特に影響力を持つ顧 客の特徴を絞り込む。 [アウトバウンドチャネル] →プッシュ型のメッセージ を使ってこちらから顧客 に接触する手段 収益 価格体系、課金体系、etc。 49
  51. 51. [解説]ビジネスモデルの課題リスク  プロダクトのビジネスモデルにおける課題とリスク 社内業務が抱える課題 プロダクトが抱える課題 社内業務における課 題。 プロダクトの機能や 品質における課題。 社内業務が抱えるリスク 社内業務における リスク。 プロダクトが抱えるリス ク プロダクトの機能や 品質におけるリスク。 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 営業活動が抱える課題 営業活動プロセスを 取り巻く様々な要因に おける課題。 営業活動が抱えるリスク 営業活動プロセスを 取り巻く様々な要因に おけるリスク。 顧客が抱える課題 顧客の背景、役割、 環境における課題。 市場が抱える課題 市場を動かす様々な 要因における課題。 <市場における圧力> 市場セグメント、需要と 供給、市場の論点、 スイッチングコスト <産業における圧力> サプライヤーと他の バリューチェーンの企業、 新規参入、競合(既存企 業)、代替品・代替サー ビス、ステークホルダー 顧客が抱えるリスク 顧客の背景、役割、 環境におけるリスク。 市場が抱えるリスク 市場を動かす様々な 要因におけるリスク。 <重要なトレンド> 規制、技術、社会的、 文化的、社会経済 <マクロ経済の圧力> グローバル市場の状況、 資本市場、経済インフラ、 原料や他のリソース 50
  52. 52. 実践事例(3/8) ■稟議 – 役員層による稟議決裁 » » » » 予算確保 方針転換 条件追加 役員層からの要望 2012年 2013年 12月 1月 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 51
  53. 53. 実践事例(4/8) ■仮説検証におけるプロダクトビジョンの策定 – 開発前にお客様の視点をスタート地点とした検証 » » » プレスリリースの内容は、既存プロダクトの問題点と それを新しいプロダクトがどう解決するかを記載 プレスリリースがユーザー層に響かなければ、 そのプロダクトは作らない 見当違いなプロダクトを作るリスクを一番最初の段階で 低コストに回避 2012年 2013年 12月 1月 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 52
  54. 54. [解説]プロダクトビジョンの策定  プレスリリースに記載する項目 No. 項目 記載内容 1 見出し 顧客が商品を理解できるタイトル 2 副題 ターゲット層と、彼らのメリットを1行で 3 概要 商品の特徴と利点をまとめるこの段落で全てを理解できるように 4 課題 このプロダクトが解決する課題を説明 5 解決 プロダクトがどのように課題を解決するかを説明 6 コメント 自分による紹介コメント(社長のコメント的なもの) 7 使い方 どれくらい使い方が簡単かを説明 8 ユーザーからの声 仮想ユーザーからのコメント 9 締め 最後にしめ、次にユーザーがどうすればいいかを示す  プレスリリースを補完する目的で同時に作成する場合の成果物 No. 項目 記載内容 1 プレスリリース そのプロダクトの存在意義と魅力を説明できるプレスリリースを作成 ユーザーに響かなければ、プロジェクトは終了 2 Q&A プレスリリースを元にQ&Aを作成 プレスを読んだ人が疑問に思うことを想定し、プロダクトの魅力を理解できるようにする 3 ユースケース このプロダクトのユーザーが、いつ、どのように使うのかのシナリオをまとめる ここでリアリティが無ければ作成しなおす 必要に応じてモックアップやエピソード、デモビデオなどを作成 4 マニュアル このプロダクトは何か?どのように使うか?注意することは?といった 「お客様が知るべきこと」をまとめた簡単なユーザーマニュアルを作成 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 53
  55. 55. 実践事例(5/8) ■プロトタイプにおける4つのステップ 1. 2. 3. 4. » ペーパープロトタイピングでおおまかな動線の確認 PowerPointプロトタイプで画面レイアウトの確認 画面のみ実装したプロトタイプでの確認 ビジネス面の仮説を検証するのに最低限必要な要素 のみ実装したプロトタイプでの確認 プロダクトのデザインや技術的な検証とは大きく異なる 2012年 2013年 12月 1月 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 54
  56. 56. 実践事例(6/8) ■プロト検証でのコアのMVP達成度の確認 – 代替手段のヘビーユーザーによるプロト検証 » » ビジネス面の仮説を検証するのに最低限必要な要素が 満たされているか確認 市場で生き残れるプロダクトとなっているか確認 2012年 2013年 12月 1月 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 55
  57. 57. 実践事例(7/8) ■構築を効率よく、かつ最短で行うために – アーキテクチャ設計およびデータベース設計を工夫 1. 2. 3. 4. クラウド(Azure)の採用、特性を素直に活用した設計 設計のシンプル化、疎結合重視、キューの利用 オンラインメンテナンス対応、自動更新対応(ClickOnce) ビジネスモデルの変更はマスタデータの変更で極力吸収 例)料金プランの変更、プランの追加、etc 5. サーバーサイドとクライアントを同一言語(C#)で実装 2012年 2013年 12月 1月 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 56
  58. 58. [解説]開発ライフサイクル Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 57
  59. 59. 実践事例(8/8) ■保守運用フェーズでの対応 – ビジネス面の仮説を検証するのに最低限必要な要素 には含まれなかった機能の追加 1. 問い合わせ対応用の機能 2. 不具合追跡調査用の機能 3. サービス管理者向け機能 – 利用者数増加、利用シーン拡大のための施策検討 2012年 2013年 12月 1月 企画検討 2014年 2月 3月 4月 要件検討 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 5月 稟議 6月 仮説 検証 7月 8月 プロト タイプ 9月 プロト 検証 10月 構築 11月 12月 1月 保守運用 58
  60. 60. 実践事例 - まとめ • スクラムやリーンなどのテクニックは適材適所 で上手く扱えばエンタープライズにも応用可 – 企画検討における3つのステップ – 要件検討における3つのステップ – 仮説検証におけるプロダクトビジョンの策定 » プレスリリース作成、検証 – プロトタイプにおける4つのステップ – プロト検証でのコアのMVP達成度の確認 – 構築を効率よく、かつ最短で行うためにアーキテク チャ設計やデータ設計の工夫が必要 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 59
  61. 61. 事例紹介2 情報提供サービス業A社 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 60
  62. 62. 実践事例の概要 • 特定業務向けの情報を提供する企業 – オフラインが中心だが、今後はオンラインを推進す るためにオンラインサービスを再構築 – 数十種類/数億件のデータをオンラインで検索して情 報提供する – 29か月で約350人月 » いろいろな事件がありました… Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 61
  63. 63. 実践事例の概要 要員 45.0 40.0 35.0 30.0 25.0 要員 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 1 2 企 画 3 4 5 アーキ 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 初期構築 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 追加構築 調整 移 行 運用 62
  64. 64. 実践事例:企画 • 企画 – RFPに対して提案を行い、案件を獲得 » 業務フローの理解による基本的な機能配置 » システムアーキテクチャの基本方針 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 63
  65. 65. 実践事例:アーキテクチャ設計 • アーキテクチャ設計 – 業務ドメイン設計とシステムアーキテクチャ » 検索:検索エンジン(データ更新と整合性) » 出力:帳票作成/メール送信(キュー) » 決済:マスタ共有化/請求連携/横断ドメイン » 連携:DB/ファイル/Webサービス/… » Etc... – 「コンウェイの法則」重要 » リソース調達とコミュニケーション ▸ オフショアを見越したスケールアウトと集約 » スケジュール/品質/リスクも同じ » ※いわゆるPMだけではプロジェクト計画が作れない Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 64
  66. 66. 実践事例:初期構築 • 初期構築/追加構築 – 初期構築で50点に至らず » あると思っていた他システムがなかった… » 他システム連携ブリッジの開発が必要に – 追加構築で65点に » 対象範囲の拡大 » 「とりあえず動く」ようになるまで一苦労 – この段階で大きなキズを残さないことが重要 » 初期のアーキテクチャがどうだったかが問われる Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 65
  67. 67. 実践事例:調整 • 調整 – すべて課題管理ツール(JIRA)による管理を行い、 顧客と課題リストを共有 – 毎週の定例会で優先順位を判定して状況を報告 » お客様社内テストとの兼ね合いでスピード感重視。 » バタバタと毎日のようにリリースする段階から、徐々にペ ースを落として、最終的には週次リリースに。 – 頻繁なリリースを支えるためのCI基盤整備 – 縮小したコアチームによる運営 » チーム作りとプロセス作り » 「動きながらまとめて行く」 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 66
  68. 68. 実践事例:移行 • 移行 – 運用に向けた最終調整段階 – 期間が定められた中での厳格なトリアージが必要 » 求められるスピード感と品質が上がる » 現実解と「とはいえやらなければいけないもの」とのせめ ぎ合い Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 67
  69. 69. 実践事例:運用 • 運用 – 運用フェーズになって分かったことも色々 » 日々改修 » サービスインしてしまっているので緊急性は高いが、拙速 による事故は起こせないというトレードオフ – 真面目に仕事をしている数千人の人たちのインフラ を担うという責任感 » 「指さし確認」重要 Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 68
  70. 70. 実践事例 - まとめ • 総括 – 作るフェーズから使うフェーズへ » 大きく作るところはウォーターフォール ▸ 「コンウェイの法則」重要 » 調整~移行はアジャイル ▸ チケット駆動必須 » 機能面での整備だけでなく運用の考慮は常に必要【反省】 – 計画していないことは常に現れる » その「ゆらぎ」を吸収できるアーキテクチャと体制、プロ セスが重要 » その「ゆらぎ」を吸収できる範囲に収める計画づくり Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 69
  71. 71. まとめ Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 70
  72. 72. まとめ • エンタープライズ系 – 顧客とコミットしたい、という思いは共通 – ただし”色々とある”のでめんどくさい – でも「顧客を通じて社会とつながる」という魅力 • 開発の進め方 – 「作って、見せて、調整する」は基本 – でも、1つの方法論では完結できない – あらゆる知恵を使って乗り越える Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 71
  73. 73. まとめ • 戦略と実践 – 大前提:「正解はない」 – 現場ごとに異なるミッションと制約を理解し、その 中で最適な手段を作り出してく » 必ず戦略を立てて、実践する » 戦略立案のために理論(他人の経験)を学ぶことは重要だ が、現場状況が優先される » とはいえ、最後まで分からないことはあり、それは覚悟で 乗り切るしかない(顧客と向き合えているか) Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 72
  74. 74. さいごに • グロースエクスパートナーズ株式会社にご興味 をもたれたら、以下にアクセスしてください。 – http://www.gxp.co.jp/ – https://www.facebook.com/gxpinc – 採用: http://www.gxp.co.jp/recruit/index.html Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 73

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