SlideShare a Scribd company logo
1 of 60
科学技術コミュニケーションと評価
~評価の「外側」から考える~
    科学コミュニケーション研究会第4回関東支部勉強会
                      2011.1.24




      北海道大学高等教育推進機構CoSTEP
                     石村源生
イントロダクション
•   科学技術コミュニケーションの課題
•   科学技術コミュニケーション実践にとって「評価」とは
    何か
•   科学技術コミュニケーション実践の評価はなぜ難し
    いのか
•   「評価」とは何か
•   評価を考えるための枠組み
•   実践の何を評価するのか
•   実践における「評価」の条件
•   実践における「目的」の特徴
•   コミュニケーションの手段としての評価とは?
科学技術コミュニケーションの課題

•   コミュニケーターのキャリアデザイン
•   コミュニケーターのスキルの標準化(の是非)
•   コミュニケーター教育プログラムの標準化(の是非)
•   多元的なアクターの関係性
•   多様な実践の構造化と俯瞰
•   実践の評価
•   資金調達
•   科学技術コミュニケーション研究
                      等々
科学技術コミュニケーション実践の
「評価」を鍵に、前述の項目全て
に関わる話題提供をしたい。

•具体的な評価手法そのものには立ち入らない。
•評価の「外側」の、文脈の整理を試みる。
科学技術コミュニケーション実践に
とって「評価」とは何か
•   イベント参加者への満足度調査?
•   プレスリリースの発行数?
•   メディア掲載数?
•   研究分野のイメージ向上度?
•   出前授業の教育効果?
•   大学への受験者増?
科学技術コミュニケーション実践の
評価はなぜ難しいのか
• 歴史が浅く、蓄積が不十分。
• 「広報」「教育」「ソーシャルマーケティング」がモデルとして使える
  可能性がある。しかし・・・
 – (伝統的な)広報の一方向的なコミュニケーション手法と異なり、双方向
   性を重視する。
 – 一般に、具体的な知識やスキルの獲得を目標としたカリキュラムの枠組
   みがある教育と異なり、極めて多様な文脈の中でコミュニケーションが行
   われる。
 – 健康増進、貧困克服などを扱うソーシャルマーケティングと異なり、「何が
   良きことか」について基本的な合意が得られないことが多い。
• 理科教育、科学館・博物館、研究者コミュニティ、科学技術行
  政、産業界、科学技術社会論研究者、市民団体、といったアク
  ターの多様性から、関係者の間で目的・目標を共有しにくい。
「評価」とは何か
• 評価
 – ある対象の情報を、その対象に影響を与える意思
   決定において利用可能な情報に、変換する行為
• 実践の評価
 – 狭義には、実践の目的・目標がどの程度達成され
   たかを測定する行為
 – 広義には、実践の情報を、実践に影響を与える意
   思決定において利用可能な情報に、変換する行為
評価を考えるための枠組み

•   対象:何を評価するか?
•   時間:いつ評価するか?
•   主体:誰が評価するか?
•   目的:何のために評価するか?
•   宛先:評価を誰に届けるのか?
•   費用:どれだけ時間、人手、費用をかけるか?
•   手段:どのような手法を用いるべきか?
実践の何を評価するのか
• 効果
 – 直接/間接
• 適切性/新規性/発展性
 – 手段/対象/目的/実践者
• 理論との関係
 – 理論の実証/理論の発展への示唆
実践における「評価」の条件

• 目的合理性の指標
 – どのような目的を達成するための実践なのか?
 – 実践において選択した手段は、その目的の達成に
   どの程度寄与したのか?
• コミュニケーションの手段
 – 実践者自身、受益者、投資者、利害関係者、第
   三者
実践における「目的」の特徴
• 目的は階層構造を持つ
 – その目的は、どのような上位目的を持つのか
 – その目的は、どのような下位目的(目標)から構成されるの
   か
• 複雑である
 – 曖昧/流動的/多元的/複合的/非整合的


• こういった「目的構造」を理解するためには、科学技術コミュニ
  ケーションの全体像について俯瞰しつつ、自らの位置取りを反
  省的に捉え直していかなければならない。
• しかし、「俯瞰」そのものも多元的である。
コミュニケーションの手段としての評価
とは?
• 苦労して評価指標を開発して評価を実施しても、結果を誰も
  見てくれないかもしれない。
• 結果を見てもらっても、それが意思決定に反映されないかも
  しれない。
• 「評価の評価」が必要?
• 評価は「手紙」のようなものである。
• 誰に、何のために届けて、何を実現したいのか。



• 科学技術コミュニケーターは、活動を持続するための資源を「投
  資者」から得続けなければならない。
目次
1.   実践のプロセスから見た「評価」の構造
2.   アクターの機能から見た「評価」の構造
3.   実践者のキャリアデザインから見た「評価」
4.   科学技術コミュニケーション実践の記述
5.   科学技術コミュニケーション実践情報を共有する
     ためのウェブプラットフォームの構想
目次
1.   実践のプロセスから見た「評価」の構造
2.   アクターの機能から見た「評価」の構造
3.   実践者のキャリアデザインから見た「評価」
4.   科学技術コミュニケーション実践の記述
5.   科学技術コミュニケーション実践情報を共有する
     ためのウェブプラットフォームの構想
実践のプロセスから見た「評価」の構造


          資源      インプット

   実践者

          成果物     アウトプット



         受益者や社会
         に与える効果
                  アウトカム
実践の制作プロセスにおける評価




調査   構想   計画   設計   制作   実施
実践の制作プロセスにおける評価




                               総括的評価


調査     構想   計画      設計   制作    実施

環境評価                     プロト
事前評価                     タイプ
                 形成的評価
実践の効果伝播プロセスにおける評価
                ※必ずしもこの順序で伝播するとは限らない。
                ※逆方向・水平的・循環的プロセスも存在する。
成果物
                評価対象

                 知識の     態度の
受益者   注意   興味                    行動
                 獲得      変化

                                行動の
                                組織化
社会
                                社会の
                                変化
時空間スパンから見た評価
• 時間スパン
 – 短期/中期/長期
• 空間スパン
 – 個人/チーム/所属部局/所属機関/国家
 – 個人/チーム/所属部課/所属企業/業界
 – 個人/チーム/コミュニティ
• 実践のスパンと効果のスパン
組織戦略から見た評価
                                下位目的

       資源      インプット    手段

実践者

       成果物     アウトプット   戦術



      受益者や社会            戦略
      に与える効果
               アウトカム


 組織戦略上のどの階層の目的・目標       ミッション
 に照らし合わせて評価するか。                 上位目的
目標・目的の階層と実践プロセス

   上位




目的・目標
の階層




   下位

        構想            実施   伝播

             実践プロセス
目標・目的の階層と実践プロセス

   上位




目的・目標
の階層




   下位

        構想            実施   伝播

             実践プロセス
目標・目的の階層と実践プロセス

   上位




目的・目標
の階層




   下位

        構想            実施   伝播

             実践プロセス
評価指標の計算と目的
 実践のプロセスから見た「評価」の構造

         資源      インプット

  実践者

         成果物     アウトプット



        受益者や社会
        に与える効果
                 アウトカム
評価指標の計算と目的
① インプット               インプットの
                      評価

② アウトプット   > 0        アウトプットの
                      絶対評価

③ アウトプットA > アウトプットB   アウトプットの
                      相対評価

④ アウトカム    > 0        アウトカムの
                      絶対評価

⑤ アウトカムA > アウトカムB     アウトカムの
                      相対評価
評価指標の計算と目的

    アウトプット
⑥            >1           効率(工程管理
    インプット                 水準)の評価


    アウトカム
⑦            >1           費用対効果の
    インプット                 絶対評価


    アウトカムA       アウトカムB   費用対効果の
⑧            >            相対評価
    インプットA       インプットB
目次
1.   実践のプロセスから見た「評価」の構造
2.   アクターの機能から見た「評価」の構造
3.   実践者のキャリアデザインから見た「評価」
4.   科学技術コミュニケーション実践の記述
5.   科学技術コミュニケーション実践情報を共有する
     ためのウェブプラットフォームの構想
アクターの機能から見た「評価」の構造




  実践者        成果物        受益者
        変換         提供
アクターの機能から見た「評価」の構造




  実践者        成果物        受益者   評価
        変換         提供
アクターの機能から見た「評価」の構造




  実践者        成果物        受益者   評価
        変換         提供
アクターの機能から見た「評価」の構造




        評価


  評価


  実践者        成果物         受益者   評価
        変換          提供


               評価
アクターの機能から見た「評価」の構造




        評価


  評価


  実践者        成果物         受益者   評価
        変換          提供


               評価
アクターの機能から見た「評価」の構造

                   投資者

 資源




                                支持




  実践者        成果物          受益者
        変換           提供
アクターの機能から見た「評価」の構造

                   投資者

 資源


        評価
                                支持
  評価


  実践者        成果物          受益者        評価
        変換           提供


               評価
アクターの機能から見た「評価」の構造

                   投資者

 資源


        評価
                                支持
  評価


  実践者        成果物          受益者        評価
        変換           提供


               評価
アクターの機能から見た「評価」の構造

                   投資者

 資源


        評価          評価
                                         評価
                              評価    支持
  評価


  実践者        成果物              受益者         評価
        変換               提供


               評価
アクターの機能から見た「評価」の構造

                   投資者

 資源




                                支持




  実践者        成果物          受益者
        変換           提供
アクターの機能から見た「評価」の構造
      評価
                      投資者

 資源




                                   支持




  実践者           成果物          受益者
           変換           提供


                  評価
アクターの機能から見た「評価」の構造
      評価
                      投資者

 資源


           評価          評価
                                            評価
                                 評価    支持
  評価


  実践者           成果物              受益者         評価
           変換               提供


                  評価
アクターの機能から見た「評価」の構造
      評価                                    第三者
                      投資者

 資源


           評価          評価
                                            評価
                                 評価    支持
  評価


  実践者           成果物              受益者         評価
           変換               提供


                  評価
アクターの機能から見た「評価」の構造
      評価                           第三者
                      投資者

 資源


       誰が、何を評価し、誰に届け、
        評価    評価
                                   評価
       相手をどう動かすか。 評価 支持
  評価


  実践者           成果物          受益者    評価
           変換           提供


                  評価
アクター(実践者/受益者/投資者)の
多様性

市民
学生
学校教育関係者
科学館・博物館
研究者/研究プロジェクト     利害関係、興    受益者・社会に
大学/研究機関          味関心などによ   与えたい影響に
行政               るセグメント化   よって更に分岐
NPO
企業、産業界
マスメディア
オルタナティブメディア
            等々
「評価の帰属先」の時空間的多様性

•   一回の実践
•   実践群
•   実践者
•   実践者の所属する組織
•   実践者の所属する職能集団
•   実践者が代弁するコミュニティ
評価コミュニケーションの多重構造モデル
•   アクターは、その機能によって、実践者、受益者、投資者に
    分類できる。
•   この観点から、誰が何を評価し、誰に届け、相手をどう動か
    すのか、という「評価のコミュニケーション」のシステム構造を
    記述できる。
•   一方、アクターとなりうる主体は、実践者、受益者、投資者
    のいずれの種類であっても、極めて多様である。
•   また、「評価の帰属先」も時空間的多様性を持つ。
•   これらを俯瞰した上でないと、個別の「評価行為」を有効に
    位置づけられない。
•   そのためには、上記要素を全て包含した、「評価コミュニ
    ケーションの多重構造モデル」が必要となる。

             →どう作る?誰が作る?どう活用する?
目次
1.   実践のプロセスから見た「評価」の構造
2.   アクターの機能から見た「評価」の構造
3.   実践者のキャリアデザインから見た「評価」
4.   科学技術コミュニケーション実践の記述
5.   科学技術コミュニケーション実践情報を共有する
     ためのウェブプラットフォームの構想
実践者のキャリアデザインから見た「評価」

                社会のニーズ               評価


                                    評価の蓄積


                                    ポートフォリオ
         コアコン
         ピタンス            モチベーション   キャリアデザイン
コンピタンス

                                   キャリアアンカー
目次
1.   実践のプロセスから見た「評価」の構造
2.   アクターの機能から見た「評価」の構造
3.   実践者のキャリアデザインから見た「評価」
4.   科学技術コミュニケーション実践の記述
5.   科学技術コミュニケーション実践情報を共有する
     ためのウェブプラットフォームの構想
科学技術コミュニケーション実践の記述

• 科学技術コミュニケーターが「業績」を証明するための、いわゆ
  る狭義の「論文」とは異なった、科学技術コミュニケーションの
  実践報告を記述するための適切なフォーマットは無いだろう
  か?                 (東工大 川本思心さんの発言)




• いくつか典型的なフォーマットを開発することはできるかもしれ
  ないが、全ての場合にうまく当てはまるとは限らない。
• 実践の優劣の比較や、過去の実践の蓄積を活かして新たな
  実践を開発するには、複数のフォーマット間の「翻訳」が必要。
実践の構造的記述と評価
• 実践のフォーマットを作るためには、実践を構造的記
  述するための試行錯誤が必要。
• また、一つの構造的記述を正解とするのではなく、文
  脈に応じた多様な解があると考えるべき。
• そのためには、多様な構造的記述を許すような「コ
  ミュニティ」が必要。
• 一方で、多様でありながらもそれなりの相互比較や
  検索、知見の蓄積が可能な程度の普遍性を持たせ
  たい。
• そのためには、これまで概観したプロセスやアクター
  などに関するフレームが活用できる。
• このような試みは、実践の有益な評価にも結びつく。
目次
1.   実践のプロセスから見た「評価」の構造
2.   アクターの機能から見た「評価」の構造
3.   実践者のキャリアデザインから見た「評価」
4.   科学技術コミュニケーション実践の記述
5.   科学技術コミュニケーション実践情報を共有する
     ためのウェブプラットフォームの構想
これまでの議論から

• これが正しい評価手法、    • コミュニケーターは、評価体
  という正解は無い。        系を自らの手で自律的に創
                   造していかなければならな
                   い。


• 実践の評価を適切かつ精    • 評価体系の創造が、コミュ
  緻に記述できたとしても、     ニケーター活動の持続可能
  それが必ずしも科学技術      性とも結びつかなければな
  コミュニケーターの活動の     らない。
  持続可能性を保証しない。
科学技術コミュニケーション実践情報を共
有するためのウェブプラットフォームの構想
•   以下の4つを相互連関させながら同時に行
    うことのできるウェブプラットフォームを構想
    する。
    1. 科学技術コミュニケーターによる実践報告の公
       開・共有
    2. 実践の構造的記述フォーマットの構築と改善
    3. 実践の「評価コミュニケーション多重構造モデル」
       の構築と改善
    4. 科学技術コミュニケーターのキャリアとネットワー
       クの構築支援
ユーザーによる実践の記述
• 各々の科学技術コミュニケーションの実践報
  告を特定のフォーマットで記述し、ウェブ上に
  公開することができる。
• フォーマットは、デフォルトのものを利用すること
  もできるが、自ら新たな項目やフォーマット全
  体を定義したり、他のユーザーの定義した
  フォーマットを利用することもできる。
• デフォルトのフォーマットは、暫定的な「評価コ
  ミュニケーション多重構造モデル」に基いて、プ
  ラットフォーム運営者が用意する。
「評価コミュニケーション多重構造モデル」
    の改善と多元性の維持
• ユーザーは、「フォーマット」や「フォーマットの各項目」
  を全ユーザーの利用頻度順に一覧することができる。
  これによって、有用なフォーマットや項目を発見しやす
  くなる。
• ユーザーの定義する新たな項目の積み重ねと協調
  フィルタリングによって、 全体として「評価コミュニ
  ケーション多重構造モデル」が集合知的に改善され
  ていく。
• 一方、モデルは1種類に収束していくのではなく、多
  様なユーザーの世界観に基づいた多元的なモデルの
  共存を実現する。
ユーザーによる実践の相互評価
• ユーザーは他のユーザーの実践報告の個々の
  項目について、「評価のための投票」を行うこ
  とができる。
• 実践全体はなく、個々の項目について評価す
  ることにより、目的合理的な、多様な観点の
  評価を可能にする。
• この時、互恵的、生産的な評価が行われるよ
  うにアーキテクチャを設計する必要がある。
実践者とクライアントとのマッチング
• ユーザーは、実践報告を蓄積することでポート
  フォリオを作成し、セルフプロモーションに活用
  できる。
• 科学技術コミュニケーションのニーズを持った
  クライアントは、実践全体はなく、個々の項目
  についての評価を参照できるので、自分の必
  要としている観点に基づいて優れた実践・実
  践者を検索することができる。
• これにより、多様なクライアントのニーズに対
  応した多元的な活用を実現する。
補足
• ウェブはあくまで手段。機能的に等価なら、例
  えばワークショップでもよい。
• 参考事例:
 – 石村源生 2008:「「研究機関の広報支援のため
   のワークショップ」の企画実施 : 科学技術コミュニ
   ケーターのネットワーク知の構築を展望する」, 『科
   学技術コミュニケーション』 3, 137-148
まとめ
•   科学技術コミュニケーション実践の評価を単体として取り扱う
    のではなく、システムの一部として捉える。
•   そのために、科学技術コミュニケーションを「実践のシステム」
    として捉えるのではなく、「『実践→評価→支持→資源→実
    践』という循環的システム」、あるいは「生態系」として捉える。
•   この記述形式によって、科学技術コミュニケーション実践の持
    続可能性の検証が可能となる。
•   このような循環的システムを、“神の視点”で特定の研究者が
    記述するのではなく、実践者が協同的に記述、改善していく。
•   この時、記述の多元性を担保する。
•   このような協同作業を支援するためのプラットフォームの構築
    を目標とする。
•   プラットフォームは同時に、個々の科学技術コミュニケーター
    のキャリア構築、ネットワーク構築の支援機能を果たすことが
    期待される。
参考文献
•   『広報・PR効果は本当に測れないのか?』(トム・ワトソン、ポール・ノーブル)
•   『非営利組織の成果重視マネジメント―NPO・行政・公益法人のための「自
    己評価手法」 』(P・F. ドラッカー 、 G.J. スターン)
•   『社会が変わるマーケティング』(フィリップ・コトラー、ナンシー・リー)
•   『「行政評価」の時代―経営と顧客の視点から』(上山信一)
•   『ミュージアムが都市を再生する』(上山信一、稲葉郁子)
•   『テストだけでは測れない!―人を伸ばす「評価」とは』(吉田新一郎)
•   『教育評価』(田中耕治)
•   『はじめての質的研究法―教育・学習編』(秋田喜代美、藤江康彦編)
•   『学習の社会的成果』(OECD教育研究革新センター)
•   『パフォーマンス・コンサルティング』(デイナ・ゲイン・ロビンソン、ジェームス・
    C・ロビンソン)
•   『人材開発マネジメントブック』(福澤英弘)
•   『アカデミック・ポートフォリオ』(ピーター セルディン、 J.エリザベス ミラー)
•   『評価論を学ぶ人のために』(三好皓一編)
付録:今、何が起こっているのか?
           科学技術
 科学技術
         コミュニケーション

        広い意味での参加型評価

           科学技術
                      評価
         コミュニケーション



                              評価
                      評価
                           コミュニケーション



  •科学技術コミュニケーションが科学技術に問いかけてきたのと同
  型の問題が、科学技術コミュニケーションに問いかけられている。
   =科学技術コミュニケーションの自己適用

More Related Content

Viewers also liked

Viewers also liked (20)

サイエンスイベントのためのプログラム・デザイン手法
サイエンスイベントのためのプログラム・デザイン手法サイエンスイベントのためのプログラム・デザイン手法
サイエンスイベントのためのプログラム・デザイン手法
 
Development of Workshops for Handling Trans-Science Problems
Development of Workshops for Handling Trans-Science ProblemsDevelopment of Workshops for Handling Trans-Science Problems
Development of Workshops for Handling Trans-Science Problems
 
GCM紹介ウェブコンテンツストーリーボード案
GCM紹介ウェブコンテンツストーリーボード案GCM紹介ウェブコンテンツストーリーボード案
GCM紹介ウェブコンテンツストーリーボード案
 
AHPワークショップにおける選択肢と評価基準の決め方
AHPワークショップにおける選択肢と評価基準の決め方AHPワークショップにおける選択肢と評価基準の決め方
AHPワークショップにおける選択肢と評価基準の決め方
 
リスク・コミュニケーションワークショップの学習評価手法の開発
リスク・コミュニケーションワークショップの学習評価手法の開発リスク・コミュニケーションワークショップの学習評価手法の開発
リスク・コミュニケーションワークショップの学習評価手法の開発
 
科学技術コミュニケーションの観点から見たウェブ心理学ミュージアム(発表後一部修正)
科学技術コミュニケーションの観点から見たウェブ心理学ミュージアム(発表後一部修正)科学技術コミュニケーションの観点から見たウェブ心理学ミュージアム(発表後一部修正)
科学技術コミュニケーションの観点から見たウェブ心理学ミュージアム(発表後一部修正)
 
授業資料1009ver2.0
授業資料1009ver2.0授業資料1009ver2.0
授業資料1009ver2.0
 
北海道大学科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP)の“つくりかた”
北海道大学科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP)の“つくりかた”北海道大学科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP)の“つくりかた”
北海道大学科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP)の“つくりかた”
 
カリキュラムに関わる各施策の目的―手段関係2
カリキュラムに関わる各施策の目的―手段関係2カリキュラムに関わる各施策の目的―手段関係2
カリキュラムに関わる各施策の目的―手段関係2
 
2013年度博物館教育論第1回
2013年度博物館教育論第1回2013年度博物館教育論第1回
2013年度博物館教育論第1回
 
AHPにおける選択肢と評価基準の関係~「未来の科学館を考える」ワークショップを例として~
AHPにおける選択肢と評価基準の関係~「未来の科学館を考える」ワークショップを例として~AHPにおける選択肢と評価基準の関係~「未来の科学館を考える」ワークショップを例として~
AHPにおける選択肢と評価基準の関係~「未来の科学館を考える」ワークショップを例として~
 
北海道大学公開講座「地域と大学の連携による遠隔生涯学習の方法」発表資料
北海道大学公開講座「地域と大学の連携による遠隔生涯学習の方法」発表資料北海道大学公開講座「地域と大学の連携による遠隔生涯学習の方法」発表資料
北海道大学公開講座「地域と大学の連携による遠隔生涯学習の方法」発表資料
 
博物館ってなんだろう?
博物館ってなんだろう?博物館ってなんだろう?
博物館ってなんだろう?
 
科学についての認識と社会システム
科学についての認識と社会システム科学についての認識と社会システム
科学についての認識と社会システム
 
Evaluation methodology of practices of science communication
Evaluation methodology of practices of science communicationEvaluation methodology of practices of science communication
Evaluation methodology of practices of science communication
 
2013年度博物館教育論第2回
2013年度博物館教育論第2回2013年度博物館教育論第2回
2013年度博物館教育論第2回
 
2014年度選科A集中演習:企画に対する批判をどう受け止めるか
2014年度選科A集中演習:企画に対する批判をどう受け止めるか2014年度選科A集中演習:企画に対する批判をどう受け止めるか
2014年度選科A集中演習:企画に対する批判をどう受け止めるか
 
未来シナリオの描出と価値基準の構築のためのワークショップ手法の提案(第49回ことば工学研究会)
未来シナリオの描出と価値基準の構築のためのワークショップ手法の提案(第49回ことば工学研究会)未来シナリオの描出と価値基準の構築のためのワークショップ手法の提案(第49回ことば工学研究会)
未来シナリオの描出と価値基準の構築のためのワークショップ手法の提案(第49回ことば工学研究会)
 
千歳の科学教育を考える(抜粋)
千歳の科学教育を考える(抜粋)千歳の科学教育を考える(抜粋)
千歳の科学教育を考える(抜粋)
 
Education & Research of Science Communication at CoSTEP, Hokkaido University
Education & Research of Science Communication at CoSTEP, Hokkaido UniversityEducation & Research of Science Communication at CoSTEP, Hokkaido University
Education & Research of Science Communication at CoSTEP, Hokkaido University
 

Similar to 科学技術コミュニケーションと評価Ver.2.5

なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - Devlove 20110423
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - Devlove 20110423なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - Devlove 20110423
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - Devlove 20110423Yusuke Suzuki
 
採用と育成スキームの科学13(配布用資料)
採用と育成スキームの科学13(配布用資料)採用と育成スキームの科学13(配布用資料)
採用と育成スキームの科学13(配布用資料)Yohei SUZUKI
 
レビュー目的・観点設定の効果と課題
レビュー目的・観点設定の効果と課題レビュー目的・観点設定の効果と課題
レビュー目的・観点設定の効果と課題Adachi Kenji
 
UX/ユーザビリティ評価法
UX/ユーザビリティ評価法UX/ユーザビリティ評価法
UX/ユーザビリティ評価法Tarumoto Tetsuya
 
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - デブサミ2011
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - デブサミ2011なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - デブサミ2011
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - デブサミ2011Yusuke Suzuki
 
connectionpool 事業概要書
connectionpool 事業概要書connectionpool 事業概要書
connectionpool 事業概要書Yu Ito
 
発展的評価 理解のためのはじめの一歩
発展的評価 理解のためのはじめの一歩発展的評価 理解のためのはじめの一歩
発展的評価 理解のためのはじめの一歩CSONetworkJapan
 
HCDを用いたユーザ価値の向上
HCDを用いたユーザ価値の向上HCDを用いたユーザ価値の向上
HCDを用いたユーザ価値の向上Yuji Kawai
 
【18-C-3】システムアーキテクチャ構築の実践手法
【18-C-3】システムアーキテクチャ構築の実践手法【18-C-3】システムアーキテクチャ構築の実践手法
【18-C-3】システムアーキテクチャ構築の実践手法Developers Summit
 
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】 Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】 智治 長沢
 
20130403 valueproposition
20130403 valueproposition20130403 valueproposition
20130403 valuepropositionHara Shoji
 
札幌Javaカンファレンス2012 C3「顧客とPMとPGの話は、なぜ噛み合わないのか」
札幌Javaカンファレンス2012 C3「顧客とPMとPGの話は、なぜ噛み合わないのか」札幌Javaカンファレンス2012 C3「顧客とPMとPGの話は、なぜ噛み合わないのか」
札幌Javaカンファレンス2012 C3「顧客とPMとPGの話は、なぜ噛み合わないのか」Yusuke Suzuki
 
JSK神奈川主催 パワーポイント実践講座~パワポドリル(横)~(2012.05.19)
JSK神奈川主催 パワーポイント実践講座~パワポドリル(横)~(2012.05.19)JSK神奈川主催 パワーポイント実践講座~パワポドリル(横)~(2012.05.19)
JSK神奈川主催 パワーポイント実践講座~パワポドリル(横)~(2012.05.19)Kei Harada
 
Odstudy 20120225 エンジニアのための提案力向上セミナー
Odstudy 20120225 エンジニアのための提案力向上セミナーOdstudy 20120225 エンジニアのための提案力向上セミナー
Odstudy 20120225 エンジニアのための提案力向上セミナーkumi_shiki
 
Talent Management System - ESI function list
Talent Management System - ESI function listTalent Management System - ESI function list
Talent Management System - ESI function listtnikaido101
 
2012年度中鉢PBLシラバス
2012年度中鉢PBLシラバス2012年度中鉢PBLシラバス
2012年度中鉢PBLシラバスYoshihide Chubachi
 

Similar to 科学技術コミュニケーションと評価Ver.2.5 (20)

なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - Devlove 20110423
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - Devlove 20110423なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - Devlove 20110423
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - Devlove 20110423
 
採用と育成スキームの科学13(配布用資料)
採用と育成スキームの科学13(配布用資料)採用と育成スキームの科学13(配布用資料)
採用と育成スキームの科学13(配布用資料)
 
レビュー目的・観点設定の効果と課題
レビュー目的・観点設定の効果と課題レビュー目的・観点設定の効果と課題
レビュー目的・観点設定の効果と課題
 
UX/ユーザビリティ評価法
UX/ユーザビリティ評価法UX/ユーザビリティ評価法
UX/ユーザビリティ評価法
 
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - デブサミ2011
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - デブサミ2011なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - デブサミ2011
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか - デブサミ2011
 
connectionpool 事業概要書
connectionpool 事業概要書connectionpool 事業概要書
connectionpool 事業概要書
 
発展的評価 理解のためのはじめの一歩
発展的評価 理解のためのはじめの一歩発展的評価 理解のためのはじめの一歩
発展的評価 理解のためのはじめの一歩
 
HCDを用いたユーザ価値の向上
HCDを用いたユーザ価値の向上HCDを用いたユーザ価値の向上
HCDを用いたユーザ価値の向上
 
【18-C-3】システムアーキテクチャ構築の実践手法
【18-C-3】システムアーキテクチャ構築の実践手法【18-C-3】システムアーキテクチャ構築の実践手法
【18-C-3】システムアーキテクチャ構築の実践手法
 
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】 Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】
 
20130403 valueproposition
20130403 valueproposition20130403 valueproposition
20130403 valueproposition
 
Qs info 002
Qs info 002Qs info 002
Qs info 002
 
札幌Javaカンファレンス2012 C3「顧客とPMとPGの話は、なぜ噛み合わないのか」
札幌Javaカンファレンス2012 C3「顧客とPMとPGの話は、なぜ噛み合わないのか」札幌Javaカンファレンス2012 C3「顧客とPMとPGの話は、なぜ噛み合わないのか」
札幌Javaカンファレンス2012 C3「顧客とPMとPGの話は、なぜ噛み合わないのか」
 
JSK神奈川主催 パワーポイント実践講座~パワポドリル(横)~(2012.05.19)
JSK神奈川主催 パワーポイント実践講座~パワポドリル(横)~(2012.05.19)JSK神奈川主催 パワーポイント実践講座~パワポドリル(横)~(2012.05.19)
JSK神奈川主催 パワーポイント実践講座~パワポドリル(横)~(2012.05.19)
 
Odstudy 20120225 エンジニアのための提案力向上セミナー
Odstudy 20120225 エンジニアのための提案力向上セミナーOdstudy 20120225 エンジニアのための提案力向上セミナー
Odstudy 20120225 エンジニアのための提案力向上セミナー
 
06 医学教育プログラム評価とPCM
06 医学教育プログラム評価とPCM06 医学教育プログラム評価とPCM
06 医学教育プログラム評価とPCM
 
(12)人事評価
(12)人事評価(12)人事評価
(12)人事評価
 
Kddi∞labo entry
Kddi∞labo entryKddi∞labo entry
Kddi∞labo entry
 
Talent Management System - ESI function list
Talent Management System - ESI function listTalent Management System - ESI function list
Talent Management System - ESI function list
 
2012年度中鉢PBLシラバス
2012年度中鉢PBLシラバス2012年度中鉢PBLシラバス
2012年度中鉢PBLシラバス
 

More from Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)

More from Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学) (20)

各回授業への学生からのフィードバックコメントについての考察
各回授業への学生からのフィードバックコメントについての考察各回授業への学生からのフィードバックコメントについての考察
各回授業への学生からのフィードバックコメントについての考察
 
2022リサーチ入門3リサーチ戦略と調査テーマの理解2
2022リサーチ入門3リサーチ戦略と調査テーマの理解22022リサーチ入門3リサーチ戦略と調査テーマの理解2
2022リサーチ入門3リサーチ戦略と調査テーマの理解2
 
2022リサーチ入門2リサーチ戦略と調査テーマの理解1
2022リサーチ入門2リサーチ戦略と調査テーマの理解12022リサーチ入門2リサーチ戦略と調査テーマの理解1
2022リサーチ入門2リサーチ戦略と調査テーマの理解1
 
Education of science communication for graduate students
Education of science communication for graduate studentsEducation of science communication for graduate students
Education of science communication for graduate students
 
New Communication Formats for Effective Science Communication
New Communication Formats for Effective Science CommunicationNew Communication Formats for Effective Science Communication
New Communication Formats for Effective Science Communication
 
Homo Deus 読書会話題提供
Homo Deus 読書会話題提供Homo Deus 読書会話題提供
Homo Deus 読書会話題提供
 
科学技術・学術政策研究所講演20170731テイクホームメッセージ
科学技術・学術政策研究所講演20170731テイクホームメッセージ科学技術・学術政策研究所講演20170731テイクホームメッセージ
科学技術・学術政策研究所講演20170731テイクホームメッセージ
 
科学技術・学術政策研究所講演20170731ver.2(公開用修正版)
科学技術・学術政策研究所講演20170731ver.2(公開用修正版)科学技術・学術政策研究所講演20170731ver.2(公開用修正版)
科学技術・学術政策研究所講演20170731ver.2(公開用修正版)
 
科学情報の現在と未来[抜粋]
科学情報の現在と未来[抜粋]科学情報の現在と未来[抜粋]
科学情報の現在と未来[抜粋]
 
2016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.4
2016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.42016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.4
2016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.4
 
Application of Case Method to Education for Science and Technology Communication
Application of Case Method to Education for Science and Technology CommunicationApplication of Case Method to Education for Science and Technology Communication
Application of Case Method to Education for Science and Technology Communication
 
CoSTEPの事業構想(案)
CoSTEPの事業構想(案)CoSTEPの事業構想(案)
CoSTEPの事業構想(案)
 
看護ロボットについて考えるワークショップ20150829(確定版)
看護ロボットについて考えるワークショップ20150829(確定版)看護ロボットについて考えるワークショップ20150829(確定版)
看護ロボットについて考えるワークショップ20150829(確定版)
 
科学技術への市民参加としての「対話の場」とは何か20150613
科学技術への市民参加としての「対話の場」とは何か20150613科学技術への市民参加としての「対話の場」とは何か20150613
科学技術への市民参加としての「対話の場」とは何か20150613
 
科学技術コミュニケーションの原点と座標軸20150517(本編)
科学技術コミュニケーションの原点と座標軸20150517(本編)科学技術コミュニケーションの原点と座標軸20150517(本編)
科学技術コミュニケーションの原点と座標軸20150517(本編)
 
北海道大学CoSTEP2015年度カリキュラムガイダンス イントロ部
北海道大学CoSTEP2015年度カリキュラムガイダンス イントロ部北海道大学CoSTEP2015年度カリキュラムガイダンス イントロ部
北海道大学CoSTEP2015年度カリキュラムガイダンス イントロ部
 
AHPとは何か、そしてAHPワークショップの目的は何か
AHPとは何か、そしてAHPワークショップの目的は何かAHPとは何か、そしてAHPワークショップの目的は何か
AHPとは何か、そしてAHPワークショップの目的は何か
 
Development of workshop for handling trans science problems based on ahp
Development of workshop for handling trans science problems based on ahpDevelopment of workshop for handling trans science problems based on ahp
Development of workshop for handling trans science problems based on ahp
 
研究文脈プレゼン例(石村)
研究文脈プレゼン例(石村)研究文脈プレゼン例(石村)
研究文脈プレゼン例(石村)
 
「問題解決」に関わる多様性
「問題解決」に関わる多様性「問題解決」に関わる多様性
「問題解決」に関わる多様性
 

Recently uploaded

Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...oganekyokoi
 
TEAMIN Education Service Overview_20240407
TEAMIN Education Service Overview_20240407TEAMIN Education Service Overview_20240407
TEAMIN Education Service Overview_20240407yukisuga3
 
The first time I used CANVA to create a slide document.
The first time I used CANVA to create a slide document.The first time I used CANVA to create a slide document.
The first time I used CANVA to create a slide document.oganekyokoi
 
東京工業大学 環境・社会理工学院 高校生・受験生向け 説明資料 2024年4月分
東京工業大学 環境・社会理工学院 高校生・受験生向け 説明資料 2024年4月分東京工業大学 環境・社会理工学院 高校生・受験生向け 説明資料 2024年4月分
東京工業大学 環境・社会理工学院 高校生・受験生向け 説明資料 2024年4月分Tokyo Institute of Technology
 
2024年度 東京工業大学「ロボット技術」 ロボットミドルウェア (2024年4月11日)
2024年度 東京工業大学「ロボット技術」 ロボットミドルウェア (2024年4月11日)2024年度 東京工業大学「ロボット技術」 ロボットミドルウェア (2024年4月11日)
2024年度 東京工業大学「ロボット技術」 ロボットミドルウェア (2024年4月11日)NoriakiAndo
 
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...yutakashikano1984
 

Recently uploaded (6)

Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
 
TEAMIN Education Service Overview_20240407
TEAMIN Education Service Overview_20240407TEAMIN Education Service Overview_20240407
TEAMIN Education Service Overview_20240407
 
The first time I used CANVA to create a slide document.
The first time I used CANVA to create a slide document.The first time I used CANVA to create a slide document.
The first time I used CANVA to create a slide document.
 
東京工業大学 環境・社会理工学院 高校生・受験生向け 説明資料 2024年4月分
東京工業大学 環境・社会理工学院 高校生・受験生向け 説明資料 2024年4月分東京工業大学 環境・社会理工学院 高校生・受験生向け 説明資料 2024年4月分
東京工業大学 環境・社会理工学院 高校生・受験生向け 説明資料 2024年4月分
 
2024年度 東京工業大学「ロボット技術」 ロボットミドルウェア (2024年4月11日)
2024年度 東京工業大学「ロボット技術」 ロボットミドルウェア (2024年4月11日)2024年度 東京工業大学「ロボット技術」 ロボットミドルウェア (2024年4月11日)
2024年度 東京工業大学「ロボット技術」 ロボットミドルウェア (2024年4月11日)
 
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
 

科学技術コミュニケーションと評価Ver.2.5

  • 1. 科学技術コミュニケーションと評価 ~評価の「外側」から考える~ 科学コミュニケーション研究会第4回関東支部勉強会 2011.1.24 北海道大学高等教育推進機構CoSTEP 石村源生
  • 2. イントロダクション • 科学技術コミュニケーションの課題 • 科学技術コミュニケーション実践にとって「評価」とは 何か • 科学技術コミュニケーション実践の評価はなぜ難し いのか • 「評価」とは何か • 評価を考えるための枠組み • 実践の何を評価するのか • 実践における「評価」の条件 • 実践における「目的」の特徴 • コミュニケーションの手段としての評価とは?
  • 3. 科学技術コミュニケーションの課題 • コミュニケーターのキャリアデザイン • コミュニケーターのスキルの標準化(の是非) • コミュニケーター教育プログラムの標準化(の是非) • 多元的なアクターの関係性 • 多様な実践の構造化と俯瞰 • 実践の評価 • 資金調達 • 科学技術コミュニケーション研究 等々
  • 5. 科学技術コミュニケーション実践に とって「評価」とは何か • イベント参加者への満足度調査? • プレスリリースの発行数? • メディア掲載数? • 研究分野のイメージ向上度? • 出前授業の教育効果? • 大学への受験者増?
  • 6. 科学技術コミュニケーション実践の 評価はなぜ難しいのか • 歴史が浅く、蓄積が不十分。 • 「広報」「教育」「ソーシャルマーケティング」がモデルとして使える 可能性がある。しかし・・・ – (伝統的な)広報の一方向的なコミュニケーション手法と異なり、双方向 性を重視する。 – 一般に、具体的な知識やスキルの獲得を目標としたカリキュラムの枠組 みがある教育と異なり、極めて多様な文脈の中でコミュニケーションが行 われる。 – 健康増進、貧困克服などを扱うソーシャルマーケティングと異なり、「何が 良きことか」について基本的な合意が得られないことが多い。 • 理科教育、科学館・博物館、研究者コミュニティ、科学技術行 政、産業界、科学技術社会論研究者、市民団体、といったアク ターの多様性から、関係者の間で目的・目標を共有しにくい。
  • 7. 「評価」とは何か • 評価 – ある対象の情報を、その対象に影響を与える意思 決定において利用可能な情報に、変換する行為 • 実践の評価 – 狭義には、実践の目的・目標がどの程度達成され たかを測定する行為 – 広義には、実践の情報を、実践に影響を与える意 思決定において利用可能な情報に、変換する行為
  • 8. 評価を考えるための枠組み • 対象:何を評価するか? • 時間:いつ評価するか? • 主体:誰が評価するか? • 目的:何のために評価するか? • 宛先:評価を誰に届けるのか? • 費用:どれだけ時間、人手、費用をかけるか? • 手段:どのような手法を用いるべきか?
  • 9. 実践の何を評価するのか • 効果 – 直接/間接 • 適切性/新規性/発展性 – 手段/対象/目的/実践者 • 理論との関係 – 理論の実証/理論の発展への示唆
  • 10. 実践における「評価」の条件 • 目的合理性の指標 – どのような目的を達成するための実践なのか? – 実践において選択した手段は、その目的の達成に どの程度寄与したのか? • コミュニケーションの手段 – 実践者自身、受益者、投資者、利害関係者、第 三者
  • 11. 実践における「目的」の特徴 • 目的は階層構造を持つ – その目的は、どのような上位目的を持つのか – その目的は、どのような下位目的(目標)から構成されるの か • 複雑である – 曖昧/流動的/多元的/複合的/非整合的 • こういった「目的構造」を理解するためには、科学技術コミュニ ケーションの全体像について俯瞰しつつ、自らの位置取りを反 省的に捉え直していかなければならない。 • しかし、「俯瞰」そのものも多元的である。
  • 12. コミュニケーションの手段としての評価 とは? • 苦労して評価指標を開発して評価を実施しても、結果を誰も 見てくれないかもしれない。 • 結果を見てもらっても、それが意思決定に反映されないかも しれない。 • 「評価の評価」が必要? • 評価は「手紙」のようなものである。 • 誰に、何のために届けて、何を実現したいのか。 • 科学技術コミュニケーターは、活動を持続するための資源を「投 資者」から得続けなければならない。
  • 13. 目次 1. 実践のプロセスから見た「評価」の構造 2. アクターの機能から見た「評価」の構造 3. 実践者のキャリアデザインから見た「評価」 4. 科学技術コミュニケーション実践の記述 5. 科学技術コミュニケーション実践情報を共有する ためのウェブプラットフォームの構想
  • 14. 目次 1. 実践のプロセスから見た「評価」の構造 2. アクターの機能から見た「評価」の構造 3. 実践者のキャリアデザインから見た「評価」 4. 科学技術コミュニケーション実践の記述 5. 科学技術コミュニケーション実践情報を共有する ためのウェブプラットフォームの構想
  • 15. 実践のプロセスから見た「評価」の構造 資源 インプット 実践者 成果物 アウトプット 受益者や社会 に与える効果 アウトカム
  • 16. 実践の制作プロセスにおける評価 調査 構想 計画 設計 制作 実施
  • 17. 実践の制作プロセスにおける評価 総括的評価 調査 構想 計画 設計 制作 実施 環境評価 プロト 事前評価 タイプ 形成的評価
  • 18. 実践の効果伝播プロセスにおける評価 ※必ずしもこの順序で伝播するとは限らない。 ※逆方向・水平的・循環的プロセスも存在する。 成果物 評価対象 知識の 態度の 受益者 注意 興味 行動 獲得 変化 行動の 組織化 社会 社会の 変化
  • 19. 時空間スパンから見た評価 • 時間スパン – 短期/中期/長期 • 空間スパン – 個人/チーム/所属部局/所属機関/国家 – 個人/チーム/所属部課/所属企業/業界 – 個人/チーム/コミュニティ • 実践のスパンと効果のスパン
  • 20. 組織戦略から見た評価 下位目的 資源 インプット 手段 実践者 成果物 アウトプット 戦術 受益者や社会 戦略 に与える効果 アウトカム 組織戦略上のどの階層の目的・目標 ミッション に照らし合わせて評価するか。 上位目的
  • 21. 目標・目的の階層と実践プロセス 上位 目的・目標 の階層 下位 構想 実施 伝播 実践プロセス
  • 22. 目標・目的の階層と実践プロセス 上位 目的・目標 の階層 下位 構想 実施 伝播 実践プロセス
  • 23. 目標・目的の階層と実践プロセス 上位 目的・目標 の階層 下位 構想 実施 伝播 実践プロセス
  • 24. 評価指標の計算と目的 実践のプロセスから見た「評価」の構造 資源 インプット 実践者 成果物 アウトプット 受益者や社会 に与える効果 アウトカム
  • 25. 評価指標の計算と目的 ① インプット インプットの 評価 ② アウトプット > 0 アウトプットの 絶対評価 ③ アウトプットA > アウトプットB アウトプットの 相対評価 ④ アウトカム > 0 アウトカムの 絶対評価 ⑤ アウトカムA > アウトカムB アウトカムの 相対評価
  • 26. 評価指標の計算と目的 アウトプット ⑥ >1 効率(工程管理 インプット 水準)の評価 アウトカム ⑦ >1 費用対効果の インプット 絶対評価 アウトカムA アウトカムB 費用対効果の ⑧ > 相対評価 インプットA インプットB
  • 27. 目次 1. 実践のプロセスから見た「評価」の構造 2. アクターの機能から見た「評価」の構造 3. 実践者のキャリアデザインから見た「評価」 4. 科学技術コミュニケーション実践の記述 5. 科学技術コミュニケーション実践情報を共有する ためのウェブプラットフォームの構想
  • 29. アクターの機能から見た「評価」の構造 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供
  • 30. アクターの機能から見た「評価」の構造 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供
  • 31. アクターの機能から見た「評価」の構造 評価 評価 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供 評価
  • 32. アクターの機能から見た「評価」の構造 評価 評価 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供 評価
  • 33. アクターの機能から見た「評価」の構造 投資者 資源 支持 実践者 成果物 受益者 変換 提供
  • 34. アクターの機能から見た「評価」の構造 投資者 資源 評価 支持 評価 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供 評価
  • 35. アクターの機能から見た「評価」の構造 投資者 資源 評価 支持 評価 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供 評価
  • 36. アクターの機能から見た「評価」の構造 投資者 資源 評価 評価 評価 評価 支持 評価 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供 評価
  • 37. アクターの機能から見た「評価」の構造 投資者 資源 支持 実践者 成果物 受益者 変換 提供
  • 38. アクターの機能から見た「評価」の構造 評価 投資者 資源 支持 実践者 成果物 受益者 変換 提供 評価
  • 39. アクターの機能から見た「評価」の構造 評価 投資者 資源 評価 評価 評価 評価 支持 評価 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供 評価
  • 40. アクターの機能から見た「評価」の構造 評価 第三者 投資者 資源 評価 評価 評価 評価 支持 評価 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供 評価
  • 41. アクターの機能から見た「評価」の構造 評価 第三者 投資者 資源 誰が、何を評価し、誰に届け、 評価 評価 評価 相手をどう動かすか。 評価 支持 評価 実践者 成果物 受益者 評価 変換 提供 評価
  • 42. アクター(実践者/受益者/投資者)の 多様性 市民 学生 学校教育関係者 科学館・博物館 研究者/研究プロジェクト 利害関係、興 受益者・社会に 大学/研究機関 味関心などによ 与えたい影響に 行政 るセグメント化 よって更に分岐 NPO 企業、産業界 マスメディア オルタナティブメディア 等々
  • 43. 「評価の帰属先」の時空間的多様性 • 一回の実践 • 実践群 • 実践者 • 実践者の所属する組織 • 実践者の所属する職能集団 • 実践者が代弁するコミュニティ
  • 44. 評価コミュニケーションの多重構造モデル • アクターは、その機能によって、実践者、受益者、投資者に 分類できる。 • この観点から、誰が何を評価し、誰に届け、相手をどう動か すのか、という「評価のコミュニケーション」のシステム構造を 記述できる。 • 一方、アクターとなりうる主体は、実践者、受益者、投資者 のいずれの種類であっても、極めて多様である。 • また、「評価の帰属先」も時空間的多様性を持つ。 • これらを俯瞰した上でないと、個別の「評価行為」を有効に 位置づけられない。 • そのためには、上記要素を全て包含した、「評価コミュニ ケーションの多重構造モデル」が必要となる。 →どう作る?誰が作る?どう活用する?
  • 45. 目次 1. 実践のプロセスから見た「評価」の構造 2. アクターの機能から見た「評価」の構造 3. 実践者のキャリアデザインから見た「評価」 4. 科学技術コミュニケーション実践の記述 5. 科学技術コミュニケーション実践情報を共有する ためのウェブプラットフォームの構想
  • 46. 実践者のキャリアデザインから見た「評価」 社会のニーズ 評価 評価の蓄積 ポートフォリオ コアコン ピタンス モチベーション キャリアデザイン コンピタンス キャリアアンカー
  • 47. 目次 1. 実践のプロセスから見た「評価」の構造 2. アクターの機能から見た「評価」の構造 3. 実践者のキャリアデザインから見た「評価」 4. 科学技術コミュニケーション実践の記述 5. 科学技術コミュニケーション実践情報を共有する ためのウェブプラットフォームの構想
  • 48. 科学技術コミュニケーション実践の記述 • 科学技術コミュニケーターが「業績」を証明するための、いわゆ る狭義の「論文」とは異なった、科学技術コミュニケーションの 実践報告を記述するための適切なフォーマットは無いだろう か? (東工大 川本思心さんの発言) • いくつか典型的なフォーマットを開発することはできるかもしれ ないが、全ての場合にうまく当てはまるとは限らない。 • 実践の優劣の比較や、過去の実践の蓄積を活かして新たな 実践を開発するには、複数のフォーマット間の「翻訳」が必要。
  • 49. 実践の構造的記述と評価 • 実践のフォーマットを作るためには、実践を構造的記 述するための試行錯誤が必要。 • また、一つの構造的記述を正解とするのではなく、文 脈に応じた多様な解があると考えるべき。 • そのためには、多様な構造的記述を許すような「コ ミュニティ」が必要。 • 一方で、多様でありながらもそれなりの相互比較や 検索、知見の蓄積が可能な程度の普遍性を持たせ たい。 • そのためには、これまで概観したプロセスやアクター などに関するフレームが活用できる。 • このような試みは、実践の有益な評価にも結びつく。
  • 50. 目次 1. 実践のプロセスから見た「評価」の構造 2. アクターの機能から見た「評価」の構造 3. 実践者のキャリアデザインから見た「評価」 4. 科学技術コミュニケーション実践の記述 5. 科学技術コミュニケーション実践情報を共有する ためのウェブプラットフォームの構想
  • 51. これまでの議論から • これが正しい評価手法、 • コミュニケーターは、評価体 という正解は無い。 系を自らの手で自律的に創 造していかなければならな い。 • 実践の評価を適切かつ精 • 評価体系の創造が、コミュ 緻に記述できたとしても、 ニケーター活動の持続可能 それが必ずしも科学技術 性とも結びつかなければな コミュニケーターの活動の らない。 持続可能性を保証しない。
  • 52. 科学技術コミュニケーション実践情報を共 有するためのウェブプラットフォームの構想 • 以下の4つを相互連関させながら同時に行 うことのできるウェブプラットフォームを構想 する。 1. 科学技術コミュニケーターによる実践報告の公 開・共有 2. 実践の構造的記述フォーマットの構築と改善 3. 実践の「評価コミュニケーション多重構造モデル」 の構築と改善 4. 科学技術コミュニケーターのキャリアとネットワー クの構築支援
  • 53. ユーザーによる実践の記述 • 各々の科学技術コミュニケーションの実践報 告を特定のフォーマットで記述し、ウェブ上に 公開することができる。 • フォーマットは、デフォルトのものを利用すること もできるが、自ら新たな項目やフォーマット全 体を定義したり、他のユーザーの定義した フォーマットを利用することもできる。 • デフォルトのフォーマットは、暫定的な「評価コ ミュニケーション多重構造モデル」に基いて、プ ラットフォーム運営者が用意する。
  • 54. 「評価コミュニケーション多重構造モデル」 の改善と多元性の維持 • ユーザーは、「フォーマット」や「フォーマットの各項目」 を全ユーザーの利用頻度順に一覧することができる。 これによって、有用なフォーマットや項目を発見しやす くなる。 • ユーザーの定義する新たな項目の積み重ねと協調 フィルタリングによって、 全体として「評価コミュニ ケーション多重構造モデル」が集合知的に改善され ていく。 • 一方、モデルは1種類に収束していくのではなく、多 様なユーザーの世界観に基づいた多元的なモデルの 共存を実現する。
  • 55. ユーザーによる実践の相互評価 • ユーザーは他のユーザーの実践報告の個々の 項目について、「評価のための投票」を行うこ とができる。 • 実践全体はなく、個々の項目について評価す ることにより、目的合理的な、多様な観点の 評価を可能にする。 • この時、互恵的、生産的な評価が行われるよ うにアーキテクチャを設計する必要がある。
  • 56. 実践者とクライアントとのマッチング • ユーザーは、実践報告を蓄積することでポート フォリオを作成し、セルフプロモーションに活用 できる。 • 科学技術コミュニケーションのニーズを持った クライアントは、実践全体はなく、個々の項目 についての評価を参照できるので、自分の必 要としている観点に基づいて優れた実践・実 践者を検索することができる。 • これにより、多様なクライアントのニーズに対 応した多元的な活用を実現する。
  • 57. 補足 • ウェブはあくまで手段。機能的に等価なら、例 えばワークショップでもよい。 • 参考事例: – 石村源生 2008:「「研究機関の広報支援のため のワークショップ」の企画実施 : 科学技術コミュニ ケーターのネットワーク知の構築を展望する」, 『科 学技術コミュニケーション』 3, 137-148
  • 58. まとめ • 科学技術コミュニケーション実践の評価を単体として取り扱う のではなく、システムの一部として捉える。 • そのために、科学技術コミュニケーションを「実践のシステム」 として捉えるのではなく、「『実践→評価→支持→資源→実 践』という循環的システム」、あるいは「生態系」として捉える。 • この記述形式によって、科学技術コミュニケーション実践の持 続可能性の検証が可能となる。 • このような循環的システムを、“神の視点”で特定の研究者が 記述するのではなく、実践者が協同的に記述、改善していく。 • この時、記述の多元性を担保する。 • このような協同作業を支援するためのプラットフォームの構築 を目標とする。 • プラットフォームは同時に、個々の科学技術コミュニケーター のキャリア構築、ネットワーク構築の支援機能を果たすことが 期待される。
  • 59. 参考文献 • 『広報・PR効果は本当に測れないのか?』(トム・ワトソン、ポール・ノーブル) • 『非営利組織の成果重視マネジメント―NPO・行政・公益法人のための「自 己評価手法」 』(P・F. ドラッカー 、 G.J. スターン) • 『社会が変わるマーケティング』(フィリップ・コトラー、ナンシー・リー) • 『「行政評価」の時代―経営と顧客の視点から』(上山信一) • 『ミュージアムが都市を再生する』(上山信一、稲葉郁子) • 『テストだけでは測れない!―人を伸ばす「評価」とは』(吉田新一郎) • 『教育評価』(田中耕治) • 『はじめての質的研究法―教育・学習編』(秋田喜代美、藤江康彦編) • 『学習の社会的成果』(OECD教育研究革新センター) • 『パフォーマンス・コンサルティング』(デイナ・ゲイン・ロビンソン、ジェームス・ C・ロビンソン) • 『人材開発マネジメントブック』(福澤英弘) • 『アカデミック・ポートフォリオ』(ピーター セルディン、 J.エリザベス ミラー) • 『評価論を学ぶ人のために』(三好皓一編)
  • 60. 付録:今、何が起こっているのか? 科学技術 科学技術 コミュニケーション 広い意味での参加型評価 科学技術 評価 コミュニケーション 評価 評価 コミュニケーション •科学技術コミュニケーションが科学技術に問いかけてきたのと同 型の問題が、科学技術コミュニケーションに問いかけられている。 =科学技術コミュニケーションの自己適用