Home
Explore
Submit Search
Upload
Login
Signup
Advertisement
各回授業への学生からのフィードバックコメントについての考察
Report
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
Follow
Professor(教授) at Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
Mar. 16, 2023
•
0 likes
0 likes
×
Be the first to like this
Show More
•
67 views
views
×
Total views
0
On Slideshare
0
From embeds
0
Number of embeds
0
Check these out next
研究推進と人材育成のポジティブな関係を考えるフォーラム(岡本発表分)
ikiikilab
JSET2010
Yoichi Tanaka
研究室運営セミナー@T橋科学技術大学
ikiikilab
Jasele kumamoto sh_22.08.2015
Kazuhito Yamato
MOOCとラーニングコモンズの融合
Katsusuke Shigeta
教案とは
Yoshifumi Murakami
スタディスキルセミナーにおけるLMSを利用した授業実践と展望
内田 啓太郎
Koushien univ
Yoichi Tanaka
1
of
53
Top clipped slide
各回授業への学生からのフィードバックコメントについての考察
Mar. 16, 2023
•
0 likes
0 likes
×
Be the first to like this
Show More
•
67 views
views
×
Total views
0
On Slideshare
0
From embeds
0
Number of embeds
0
Report
Education
第29回大学教育研究フォーラム(京都大学/オンライン) 2023.3.15 iU 情報経営イノベーション専門職大学 石村源生
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
Follow
Professor(教授) at Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
Advertisement
Advertisement
Advertisement
Recommended
大学における科学コミュニケーション(石村/杉山)2.0
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
595 views
•
40 slides
自動計測制御学会発表091124
ikiikilab
391 views
•
14 slides
【報告】いきいき研究室増産プロジェクトFORUM2012
Yusuke Yamamoto
27.3K views
•
2 slides
MoodleMootJapan2011
Yoichi Tanaka
1.2K views
•
21 slides
プロジェクト型教育プログラムの意義と課題
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
1.1K views
•
31 slides
問題解決型授業による「モデル化とシミュレーション」の授業実践
y_kasugai
1.2K views
•
59 slides
More Related Content
Similar to 各回授業への学生からのフィードバックコメントについての考察
(20)
研究推進と人材育成のポジティブな関係を考えるフォーラム(岡本発表分)
ikiikilab
•
335 views
JSET2010
Yoichi Tanaka
•
520 views
研究室運営セミナー@T橋科学技術大学
ikiikilab
•
290 views
Jasele kumamoto sh_22.08.2015
Kazuhito Yamato
•
1.6K views
MOOCとラーニングコモンズの融合
Katsusuke Shigeta
•
2.9K views
教案とは
Yoshifumi Murakami
•
1.5K views
スタディスキルセミナーにおけるLMSを利用した授業実践と展望
内田 啓太郎
•
519 views
Koushien univ
Yoichi Tanaka
•
6.6K views
実践のためのスクラムガイド
TaigaMatsunaga
•
71 views
Rm20150722 13key
youwatari
•
736 views
170828STEMが統合された学習環境における創造性の構成概念
TomokiSaito6
•
3.7K views
Tutorial2015 tomida
Eiji Tomida
•
585 views
学生団体Flagとは
Masataka Nagahiro
•
451 views
Ib探究紹介100816バカ会
TANREN Inc.
•
1.4K views
Mini lecture on Learning Analytics
Yasuhisa Tamura
•
17.4K views
2014.04.06XB授業研究
Yoshihiko Kubota
•
592 views
情報教育研究集会2010
Yoichi Tanaka
•
706 views
Edu socipsyc2011all
Eiji Tomida
•
1.1K views
SQiP研究会2014 ミニ講座「論文の書き方入門」 2014年11月7日
Hironori Washizaki
•
21K views
反転授業におけるワークシートの利用が対面授業時のグループディスカッションの発話内容に与える影響
Sachika Shibukawa
•
714 views
More from Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
(20)
2022リサーチ入門3リサーチ戦略と調査テーマの理解2
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
24 views
2022リサーチ入門2リサーチ戦略と調査テーマの理解1
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
23 views
Education of science communication for graduate students
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
386 views
New Communication Formats for Effective Science Communication
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
297 views
Homo Deus 読書会話題提供
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
623 views
科学技術・学術政策研究所講演20170731テイクホームメッセージ
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
597 views
科学技術・学術政策研究所講演20170731ver.2(公開用修正版)
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
546 views
科学情報の現在と未来[抜粋]
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
684 views
2016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.4
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
483 views
Application of Case Method to Education for Science and Technology Communication
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
712 views
CoSTEPの事業構想(案)
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
726 views
カリキュラムに関わる各施策の目的―手段関係2
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
553 views
Development of Workshops for Handling Trans-Science Problems
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
609 views
未来シナリオの描出と価値基準の構築のためのワークショップ手法の提案(第49回ことば工学研究会)
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
872 views
看護ロボットについて考えるワークショップ20150829(確定版)
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
1.2K views
科学技術への市民参加としての「対話の場」とは何か20150613
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
1.4K views
科学技術コミュニケーションの原点と座標軸20150517(本編)
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
2K views
北海道大学CoSTEP2015年度カリキュラムガイダンス イントロ部
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
1K views
AHPにおける選択肢と評価基準の関係~「未来の科学館を考える」ワークショップを例として~
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
954 views
AHPワークショップにおける選択肢と評価基準の決め方
Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学)
•
917 views
Advertisement
Recently uploaded
(20)
Radio09(1995).pdf
ivan ion
•
3 views
★可查可存档〖制作伯明翰大学文凭证书毕业证〗
vgfg1
•
2 views
得点力アップ講座.pptx
ssuser5cce1e
•
0 views
《川特大学毕业证|学位证书校内仿真版本》
124hdjkhas
•
3 views
★可查可存档〖制作布兰登大学文凭证书毕业证〗
mmmm282537
•
2 views
★可查可存档〖制作约克大学文凭证书毕业证〗
vgfg1
•
2 views
《麻省大学洛威尔分校毕业证|学位证书校内仿真版本》
d520dasw12
•
3 views
《约克大学毕业证|学位证书校内仿真版本》
124hdjkhas
•
3 views
《泰瑞维提理工学院毕业证|学位证书校内仿真版本》
hj123saf
•
3 views
《魁北克大学毕业证|学位证书校内仿真版本》
124hdjkhas
•
3 views
《利兹贝克特大学毕业证|学位证书校内仿真版本》
124hdjkhas
•
3 views
20230528.pptx
ssuser5cce1e
•
0 views
1.pdf
KavithaGali2
•
1 view
揭秘意大利留学:如何获得卡拉拉美术学院毕业证?
beyeme1761
•
4 views
#学位证靠谱办Curtin文凭证书全套
qghfsvkwiqiubridge
•
2 views
★可查可存档〖制作凯斯西储大学文凭证书毕业证〗
fgfg45
•
2 views
揭秘加拿大留学:如何获得亚历山大学院毕业证?
apwhava
•
4 views
★可查可存档〖制作圣劳伦斯学院文凭证书毕业证〗
tujjj
•
2 views
Từ vựng 7.2 và 7.3.pptx
LeNguyenBaoChauK17HC
•
3 views
《麦考瑞大学毕业证|学位证书校内仿真版本》
hj123saf
•
3 views
各回授業への学生からのフィードバックコメントについての考察
各回授業への学生からの フィードバックコメントについての考察 第29回大学教育研究フォーラム(京都大学/オンライン) 2023.3.15 iU 情報経営イノベーション専門職大学 石村源生
発表趣旨 • 2022年後期、本学1年生必修講義「リサーチ入門」において、発表者は 履修者から、授業へのフィードバックコメントを毎回の授業終了時に収集し た。 • 本研究は、このコメント収集を始めとする教員と学生のコミュニケーションを いくつかのパターンに分類し、整理、分析するものである。
研究目的 • 授業において発生する様々なコミュニケーションを、何をフォーカス対象とし た、誰と誰との間のどういったコミュニケーションであるか(=コミュニケーショ ンパターン)、それをどのようなメディアを通じて実現しているかによって、分 類・整理・分析し、授業におけるコミュニケーションパターンの全体像を描 出するとともに、それを改善していくための手がかりを得ることを目的とした。 コミュニケーション パターン コミュニケーションの フォーカス対象 使用するメディア
コミュニケーションパターン 教員→学生 学生→教員 教員↔学生 学生↔学生
コミュニケーションのフォーカス対象 知識・情報 • 教員が学生に 授業で伝達し、 習得させるべき 知識や情報 アクティビティ • 学生が授業内 で行うべき調査、 ディスカッション、 成果物の制作 等の活動 成果物 •
各調査の計画 書、ならびに報 告書等 授業プログラム • 授業の構成・ 内容・方法
使用するメディア 発話 スライド Slack Googleドライブ
Googleフォーム Googleクラスルーム 等
本授業内で発生した主なコミュニケーションの種類 • 講義による知識伝達 • Slackを使った学生からの授業内でのリアルタイムの意見収集 •
授業スライドのファイルのクラウド上での共有 • グループワークにおける学生間の相互作用 • 教員による、ワークスペースでの学生の作業のモニタリングとコメント • 学生から教員への毎回の授業へのフィードバックコメント • 教員により、フィードバックコメントの整理と、応答をつけた上での学生への提示 • 教員による、演習ごとの課題の提示と、その都度の学生による教員への問い合 わせ、それに対する教員からの応答
授業「リサーチ入門」の概要 • 発表者は2022年後期、情報経営イノベーション専門職大学(iU)の1年 生必修講義として、「リサーチ入門」を開講、担当した。 • この授業は、「リサーチの基本的な考え方と方法、資料やデータの収集と 分析の具体的な方法とその特徴について習得し、今後の様々な科目の 学習の基礎となる考え方、知識、スキル、経験を⾝につけること」を学習 目標とするものである。 •
2022年度の履修者は1年生全員、221名である。 • 履修者は教員の設定した調査テーマに対して、「既存情報の調査」「アン ケート調査」「インタビュー調査」の3つの手法による調査に取り組んだ。
授業改善のためのアンケート • 目的 • 授業の改善 •
方法 • 授業期間終了後に実施(2023年2月1日~2月13日) • 学習ポータル(Google Classroom)上にて協力依頼 • ウェブフォームからの回答 • 結果 • 回答者数 22名 (履修登録者数221名/平均出席率66.7%/実質回収率14.9%)
授業内コミュニケーションに関連する項目 1. 教員からの情報提示の方法について 2. 学生からの意見や質問などの発言を受け付ける方法について 3.
学生同士のコミュニケーションについて 4. 「毎回の授業へのフィードバック」について 5. 課題の形式について 上記の大項目のいずれかに含まれる小項目の一つ一つについて、それぞれ 「1(良くなかった)~5(良かった)」の5段階で評価
1. 教員からの情報提示の方法について • スクリーン投影による情報提示 •
口頭での情報提示 • Googleドライブによる授業スライドの共有 • Slackでの指示 • Google Classroomでのお知らせ 2. 学生からの意見や質問などの発言を受け付ける方法について • 挙手による発言の受け付け • Slackを用いた発言の受け付け
3. 学生同士のコミュニケーションについて • Slack上でお互いの意見を知ることができること •
グループワークでのコミュニケーション • Googleスプレッドシートを用いてお互いの成果物を共有すること 4. 毎回の授業へのフィードバック • 教員が、学生からの毎回の授業へのフィードバックを Googleフォームで募集する方法 • 教員が、学生からの毎回の授業へのフィードバックを分類、整理し、質問や改善提案につい ては応答を付け、結果を学生と共有する方法 5. 課題の形式について • Googleフォームを用いた、項目を具体的に指定して回答させる課題の提出型式 • 提出した課題を、学生全員で共有する方式 • 期末課題の形式
0% 10% 20%
30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% スクリーン投影による情報提示 口頭での情報提示 Googleドライブによる授業スライドの共有 Slackでの指示 Google Classroomでのお知らせ 挙手による発言の受け付け Slackを用いた発言の受け付け Slack上での意見共有 グループワークでのコミュニケーション お互いの成果物を共有 学生からの授業へのフィードバックの募集 学生からのフィードバックの共有と教員の応答 項目を具体的に指定して回答させる課題の提出型式 提出した課題を学生全員で共有する方式 期末課題の形式 学生による評価(パターン:全体) 1 2 3 4 5 良くなかった 良かった
コミュニケーションパターン 教員→学生 学生→教員 教員↔学生 学生↔学生
教員 学生 学生 学生
学生 クラスA 講義 教員側 • 発話 • スライドの提示 • Google Driveでのスライドの共有 • Slackでの指示 ‥‥ ‥‥ フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
教員 学生 学生 学生
学生 学習ポータルでの連絡 教員側 • Google Classroomからのアナウンス ‥‥ ‥‥ フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
0% 10% 20%
30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% スクリーン投影による情報提示 口頭での情報提示 Googleドライブによる授業スライドの共有 Slackでの指示 Google Classroomでのお知らせ 学生による評価:パターン「教員→学生」 1 2 3 4 5 良くなかった 良かった
コミュニケーションパターン 教員→学生 学生→教員 教員↔学生 学生↔学生
教員 学生 学生 学生
学生 クラスA 講義 教員側 • 発話 • スライドの提示 • Google Driveでのスライドの共有 • Slackでの指示 学生側 • 挙手・発表 • Slackへの意見や質問の書き込み • Slackのスタンプでの反応 ‥‥ ‥‥ フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
教員側 • 発話 • スライドの提示 •
Google Driveでのスライドの共有 • Slackでの指示 学生側 • 挙手・発表 • Slackへの意見や質問の書き込み • Slackのスタンプでの反応 講義 フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
教員側 • 発話 • スライドの提示 •
Google Driveでのスライドの共有 • Slackでの指示 学生側 • 挙手・発表 • Slackへの意見や質問の書き込み • Slackのスタンプでの反応 講義 フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
‥‥ ‥‥ グループ1 グループ2 ‥‥ 教員 学生 学生 学生
学生 クラスA グループワーク 教員側 • 学生の進捗状況の確認 • 各グループは、授業用に設定 されたGoogle Drive内のファ イル上で成果物の下書きを作 成、教員はこれを閲覧可能 フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
グループワーク
0% 10% 20%
30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 挙手による発言の受け付け Slackを用いた発言の受け付け 学生による評価:パターン「教員←学生」 1 2 3 4 5 良くなかった 良かった
学生の感想 • スラックを活用した授業は発言が苦手な私も意見を出しやすく、みんなの 意見も履歴に残るため見直しやすく便利でした。 • 今回自分は発表していないが、比較的にSlack内で発表することで緊張 感もなく、聞き逃すことがないのでとてもよいと思った。 ※「毎回の授業へのフィードバック」より
コミュニケーションパターン 教員→学生 学生→教員 教員↔学生 学生↔学生
教員 学生 学生 学生
学生 クラスA 講義 教員側 • 発話 • スライドの提示 • Google Driveでのスライドの共有 • Slackでの指示 学生側 • 挙手・発表 • Slackへの意見や質問の書き込み • Slackのスタンプでの反応 学生同士 • 意見共有 ‥‥ ‥‥ フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
教員側 • 発話 • スライドの提示 •
Google Driveでのスライドの共有 • Slackでの指示 学生側 • 挙手・発表 • Slackへの意見や質問の書き込み • Slackのスタンプでの反応 学生同士 • 意見共有 フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム 講義
学生の感想 • スラックを活用した授業は発言が苦手な私も意見を出しやすく、みんなの 意見も履歴に残るため見直しやすく便利でした。 • 今回自分は発表していないが、比較的にSlack内で発表することで緊張 感もなく、聞き逃すことがないのでとてもよいと思った。 ※「毎回の授業へのフィードバック」より
‥‥ ‥‥ グループ1 グループ2 ‥‥ 教員 学生 学生 学生
学生 クラスA グループワーク 学生同士 • 意見表明・意見共有 • ディスカッション • 合意形成 • 成果物の共有 • 各グループのメンバーは、 ディスカッションと役割分 担によってグループワーク を進めた。 • 教員は、学生が提出し た成果物をまとめて全ク ラス全学生と共有 フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
‥‥ ‥‥ グループ1 グループ2 ‥‥ 教員 学生 学生 学生
学生 クラスA グループワーク 学生同士 • 意見表明・意見共有 • ディスカッション • 合意形成 • 成果物の共有 クラスB ‥‥ ‥‥ グループ1 学生 学生 ‥‥ • 各グループのメンバーは、 ディスカッションと役割分 担によってグループワーク を進めた。 • 教員は、学生が提出し た成果物をまとめて全ク ラス全学生と共有 フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
0% 10% 20%
30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% Slack上での意見共有 グループワークでのコミュニケーション お互いの成果物を共有 提出した課題を学生全員で共有する方式 学生による評価:パターン「学生↔学生」 1 2 3 4 5 良くなかった 良かった
他の学生の意見について • 周りの人と意見を共有することで自分にはない考えまで入ってきて知識や 思考の幅が大いに広がると思った。 • ほかのひとの意見をきいてなるほどと思った。 •
みんなの考えが分かって面白かった。 • 皆の考えるリサーチを知ることが出来た。 • 4つの事例に対してクラスのみんなの意見一つ一つが異なっていて新しい 発見がありました。 • 人によって考え方が少しずつ異なっていてみんなの意見を聞くのが楽しかっ た。 ※「毎回の授業へのフィードバック」より
他の学生の意見について • 今日、なぜIUを選んだのかをすらっくでかいたのだが、みんな②の入った理 由が様々で私が全く興味を示していない所も書いていて視点が広がったと 思います。 • 同じIUのことでもみんなの印象と自分の印象は大きく違うことが驚きました。 •
事例に対しての回答が自分の考えに近いものがあっても全く同じものはな かったのは、リサーチという面で面白いと思った ※「毎回の授業へのフィードバック」より
コミュニケーションパターン 教員→学生 学生→教員 教員↔学生 学生↔学生
教員 学生 学生 学生
学生 クラスA 講義 教員側 • 発話 • スライドの提示 • Google Driveでのスライドの共有 • Slackでの指示 ‥‥ ‥‥ フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
講義へのフィードバック 学生側 ・教員へのフィードバック • 各回の授業ごとに、学生は Googleフォームより以下の項 目について教員にフィードバッ クを行った。 • 教員はこれを閲覧し、内容ご とに整理して学生に共有する •
同時に、学生からの疑問や要 望に対しての応答を共有し た。 教員側 ・「教員へのフィードバック」の整理と共有 ・学生からの疑問や要望に対しての応答 教員 学生 学生 学生 学生 クラスA 学生 学生 ‥‥ クラスB ‥‥ ‥‥ ‥‥ フォーカス対象 • 知識・情報 • アクティビティ • 成果物 • 授業プログラム
授業に対するフィードバックコメントを求める A) 授業の内容で興味深かったこと、印象に残ったこと、それらに関して自 分で考えたことや質問 B) 授業の中でよくわからなかったこと C)
授業に関して何か改善してほしいこと D) その他、教員に伝えたいことや聞きたいこと
学生からのフィードバックを 教員が分類・整理して共有
学生からのフィードバックを教員が分類・整理して 共有することの目的 • 学習支援 • 学生が学んだことがらを自らの言葉で振り返る契機を与える。 •
他の学生が学んだことがらを共有することで学びを深める。 • 学生が学んだことがらを教員が構造化して提示し、学生が自らの学びを構造化す る思考の獲得を支援する。 • 授業の応答性・双方向性の促進 • 学生の質問や要望にその都度応答し、授業全体の双方向性を高める。
A) 興味深かったこと、印象に残ったこと、それらに関 して自分で考えたことや質問 1. 授業全体について 2.
授業で学んだことについて 3. リサーチの重要性について 4. リサーチ目的の重要性について 5. リサーチの多様性について 6. 日常におけるリサーチについて 7. リサーチの学習について 8. うまくいかない調査の事例について 9. 問題と課題の違いについて 10.他の学生の意見について 11.Slackの使用について 学生からのフィードバックを 教員が分類・整理
1. 授業全体について • この講義では問題を自ら発見し、解決策まで考える時間が設けられ ているので考察力なども同時に養うことのできる非常に貴重な講義だ と感じた。 •
今までなんとなくインターネット上で調べたものをまとめてグループ課題な どに活用していましたが、この講義を受けることで最適な調べ学習が出 来そうだと思いました。 • 自分が学習してみたいと思っていたことが沢山あったのでとてもワクワク しています。 • リサーチには強い熱意と確かな方法論が必要、高いハードルを超える ための強力な武器である、という熱いパッションを感じるワードが印象的 だった。
2. 授業で学んだことについて • リサーチをなぜこのタイミングで学ぶのかがよくわかりました。 •
リサーチの初歩的なことを学べてよかった。 • 今回はリサーチという言葉を改めて理解することが出来た • 思考力が付いた 3. リサーチの重要性について • リサーチについてや重要性が分かった。 • リサーチはすべてにおいて重要なのだと理解できた。
4. リサーチ目的の重要性について • なんの為にリサーチをして、どのように活用していくかを決めておくのが大 切 •
リサーチは目的意識が大事だと言うことが残りました。 • 目的設定によって集めた情報をどのように分析し、活かしていくかも変 わるので初めの目的設定の重要性が印象に残りました。 • 日常生活の中では、リサーチをして満足してしまうこともあるので、今後 はリサーチの目的や活用方法まで考えたうえで、リサーチしたいと思った。 • リサーチの目的や方法、結果を明確にあらわすことで意味のあるリサー チを行うこと。 • 今までは特に何も考えずにリサーチをしていました。
5. リサーチの多様性について • 日ごろからリサーチという言葉を簡単に使っていましたが、リサーチにも 色んな意味があっていろいろな目的があることが分かりました。 •
ただインターネット検索と調査だけでなく、多様な観点でリサーチが使わ れているという点が興味深かった。 • リサーチはいろんなところで使われていることがわかった。 • リサーチは色々な使い方があると知りました。 • それぞれのリサーチの経験から、リサーチの方法や種類は複数あること がわかり、それがとても興味深かった。 • リサーチをするにあたって、リサーチとは単に個人で調べることだけではな いということを学びました。例えば、他の方が旅行に行くメンバーの意見 を取り入れて旅行先の宿を決めるとおっしゃっていました。これもまたリ サーチなのだと学びました。 • リサーチの汎用性の高さ
B) よくわからなかったこと 1. 用語について 2.
今後の学習について 3. 全般について 学生からのフィードバックを 教員が分類・整理
1. 用語について • MECE •
第2回の授業で説明しましたが、理解できたでしょうか。 • オペレーションズ・リサーチ • 問題を科学的に、つまりデータや事実情報などの根拠に基づいて、論理的、数理 的に、「筋の通った方法」を用いて解決するための問題解決の手法についての学 問体系のことです。 • [オペレーションズ・リサーチとは 日本オペレーションズ・リサーチ学 会](https://www.orsj.or.jp/whatisor/whatisor.html) • 「広めのリサーチ」という言葉に対して少しピンとこなかった。 • 「マーケティング」といった分野や「アンケート調査」といった手法に限定されない、日 常生活などでのありとあらゆる「目的を達成するための情報収集活動」のことです。
2. 今後の学習について • リサーチ・リテラシーの身につけなければいけない8個の力の中で 優先度があるとしたらどの力が特に必要なのか •
どれも大切で、バランスよく身につける必要がありますが、敢えて優先 順位をつけるとすると「課題発見力」になります。 • 効率よくリサーチする方法 • 一口には言えませんが、第2回、3回の授業で説明した「調査テーマの 分解」を繰り返し訓練して習熟することだと思います。
0% 10% 20%
30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 学生からの授業へのフィードバックの呼びかけ 学生からのフィードバックの共有と教員の応答 学生による評価:パターン「教員↔学生」 1 2 3 4 5 良くなかった 良かった
学生の感想 • 質問に対してのレスポンスが速くてとても良かった。 ※「授業改善のためのアンケート」より
今後の課題 • これらの個々のコミュニケーションパターンが、実際に授業における内容の 理解度向上やモチベーション向上などにどの程度効果を発揮しているかを 明らかにして、よりよいデザインを実現していきたい。 • 今回は履修者に「90分の授業全体」に対するフィードバックを求めたが、 今後、授業をより短時間のモジュールに分割し(たとえば20分程度)、 その都度「モジュールへのフィードバック」という形で意見を求め、その結果 を履修者と共有して授業内で言及する、といった手法を試み、より効果 的なフィードバックを実現していきたい。
Advertisement