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熊本地震の後に、建物の揺れや物が落ちてきたことによる
トラウマで家が怖くて帰れなくなった子どもたちがいます。
そのような子どもたちのためにこの絵本を作りました。
おうちの方の参考になれば幸いです。
~地震後トラウマで家に帰れない子どもたちのため...
ちきゅうさんが、かぜをひいたよ。
「ハックシュン!!」
「わぁ~! じしんだー!」
あきらくんは、おねえちゃんのくみちゃん、
おとうさん、おかあさんといっしょに、
そとに にげました。
みんなで、ひなんじょにいきました。
おおくのひとが、がっこうの
たいいくかんに いました。
あきらくんは、いつものようすとちがう
たいいくかんには、はいれませんでした。
おかあさんが、むりにいれようとすると、
おおなきを してしまいました。
しかたなく、おうちのくるまのなかで
ねることになりました。
いえのげんかんまで いくと、
あきらくんは、
じしんのことを おもいだして、
なかに はいることができません。
「おうちは こわいよー。」
と おかあさんにしがみついて、
なくばかりです。
ひなんじょで ごはんをもらい、
くるまのなかですごすせ...
おねえちゃんのくみちゃんは、
ゆうきをふりしぼって、いえのなかに
はいっていきました。
いつもより、ちらかっていますが
おとうさんが まえもって
かたづけてくれていたので、
ほとんど もとどおりでした。
くみちゃんは、
くまモンのぬいぐるみをもってきて、
「ほら、くまモンも いえでまってるよ。」
と あきらくんにみせてくれました。
あきらくんも
ゆうきをだして、
いっぽ、いっぽ、
いえのなかに
はいっていきました。
すると、くまモン、
プラレール、ミニカー
などのおもちゃが
いっせいに はくしゅで
むかえてくれました。
あきらくんは、
すぐにそのおもちゃで、
あそびだしました。
「おうちは、やっぱり
たのしいな。」
そのひのよるになりました。
あきらくんは、よるになると、
じしんをおもいだしてしんぱいになり、
やっぱり ないてしまいます。
おとうさんは、おちてきそうなものを
かたづけて あんしんできるスペースを
つくってくれました。
おかあさんは、
「また じしんがおきたら、ここにかくれてね。
みんなでにげるから だいじょうぶだよ。」
と ぎゅっと だきしめてくれました。
そのひは、
おとうさん、おかあさん、
くみちゃん、あきらくん、
みんなでまくらをならべて、
いっしょにねむりました。
つぎのひ、
「やっぱり、おうちがいいな。」
と あきらくんはつぶやきました。
ときどき、ちきゅうさんは
くしゃみをしています。
あきらくんはいいました。
「ちきゅうさん、
はやく よくなってね。」
~ ご家族へ ~
子どもたちは、また家で地震が起きるのではないかと心
配して、家に戻れない場合があります。以下のことに気を
つけましょう。
1、なるべく、もとの生活リズムに戻してください。
慣れているおもちゃなど近くに置いておくとよいかも
しれ...
©2010熊本県くまモン
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やっぱりおうちがいいな~地震後トラウマで家に帰れない子どもたちのために~

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熊本地震後、トラウマで家に帰れない子どもたちに向けた紙芝居形式のPDFが熊本市HPに掲載されていたので、Slideshareにあげました。
掲載ページ 熊本市HP http://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=12678&class_set_id=2&class_id=2441

Published in: Government & Nonprofit
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やっぱりおうちがいいな~地震後トラウマで家に帰れない子どもたちのために~

  1. 1. 熊本地震の後に、建物の揺れや物が落ちてきたことによる トラウマで家が怖くて帰れなくなった子どもたちがいます。 そのような子どもたちのためにこの絵本を作りました。 おうちの方の参考になれば幸いです。 ~地震後トラウマで家に帰れない子どもたちのために~ 熊本市 子ども発達支援センター 木村重美、細郷幸美 作 川嶋久美 絵
  2. 2. ちきゅうさんが、かぜをひいたよ。 「ハックシュン!!」
  3. 3. 「わぁ~! じしんだー!」 あきらくんは、おねえちゃんのくみちゃん、 おとうさん、おかあさんといっしょに、 そとに にげました。
  4. 4. みんなで、ひなんじょにいきました。 おおくのひとが、がっこうの たいいくかんに いました。 あきらくんは、いつものようすとちがう たいいくかんには、はいれませんでした。 おかあさんが、むりにいれようとすると、 おおなきを してしまいました。
  5. 5. しかたなく、おうちのくるまのなかで ねることになりました。
  6. 6. いえのげんかんまで いくと、 あきらくんは、 じしんのことを おもいだして、 なかに はいることができません。 「おうちは こわいよー。」 と おかあさんにしがみついて、 なくばかりです。 ひなんじょで ごはんをもらい、 くるまのなかですごすせいかつが 2しゅうかん つづきました。 じしんも おちついてきたので いえにかえることに なりました。
  7. 7. おねえちゃんのくみちゃんは、 ゆうきをふりしぼって、いえのなかに はいっていきました。 いつもより、ちらかっていますが おとうさんが まえもって かたづけてくれていたので、 ほとんど もとどおりでした。
  8. 8. くみちゃんは、 くまモンのぬいぐるみをもってきて、 「ほら、くまモンも いえでまってるよ。」 と あきらくんにみせてくれました。
  9. 9. あきらくんも ゆうきをだして、 いっぽ、いっぽ、 いえのなかに はいっていきました。
  10. 10. すると、くまモン、 プラレール、ミニカー などのおもちゃが いっせいに はくしゅで むかえてくれました。
  11. 11. あきらくんは、 すぐにそのおもちゃで、 あそびだしました。 「おうちは、やっぱり たのしいな。」
  12. 12. そのひのよるになりました。 あきらくんは、よるになると、 じしんをおもいだしてしんぱいになり、 やっぱり ないてしまいます。 おとうさんは、おちてきそうなものを かたづけて あんしんできるスペースを つくってくれました。
  13. 13. おかあさんは、 「また じしんがおきたら、ここにかくれてね。 みんなでにげるから だいじょうぶだよ。」 と ぎゅっと だきしめてくれました。
  14. 14. そのひは、 おとうさん、おかあさん、 くみちゃん、あきらくん、 みんなでまくらをならべて、 いっしょにねむりました。
  15. 15. つぎのひ、 「やっぱり、おうちがいいな。」 と あきらくんはつぶやきました。
  16. 16. ときどき、ちきゅうさんは くしゃみをしています。 あきらくんはいいました。 「ちきゅうさん、 はやく よくなってね。」
  17. 17. ~ ご家族へ ~ 子どもたちは、また家で地震が起きるのではないかと心 配して、家に戻れない場合があります。以下のことに気を つけましょう。 1、なるべく、もとの生活リズムに戻してください。 慣れているおもちゃなど近くに置いておくとよいかも しれません。 2、子どもが安心できるスペースをつくってください。 例えば、物が倒れてきたり、落ちてこないような スペースをつくってください。 3、再度地震があった場合、どう行動するのかの見通し を伝えることも大切です。まずここに逃げて、次は どうするのかを知らせた上で、周りの大人がしっかり 守ってくれるから大丈夫という安心感を与えてあげて ください。 注)家に戻る場合は安全性を確認してから帰るように してください。
  18. 18. ©2010熊本県くまモン

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