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ITと情報と減災(2015.7.31 東京) 公開用

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2015/7/31に行われた下記勉強会での講演資料です。
一歩先行く気象セミナー 天博(Tenpaku)vol.2 「防災・減災の経験から学ぶ、いざという時の情報活用術」
https://www.facebook.com/events/885589758180431/

Published in: Government & Nonprofit
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ITと情報と減災(2015.7.31 東京) 公開用

  1. 1. 〜命を守る情報と3つのITとは? 3.11の経験と近年の災害と課題、最新動向から ネット時代の市民参画型減災を考える ITと情報と減災 小和田 香 Kaori Kowada @gensaiinfo 1 一歩先行く気象セミナー 天博(Tenpaku)vol.2 「防災・減災の経験から学ぶ、いざという時の情報活用術」(2015.7.31)
  2. 2. 「ITと情報と減災」 1. はじめに 自己紹介と減災インフォについて 2. 減災に役に立つ情報とは?その背景となる3つのIT 気象庁の動き、情報タイミング、災害フェーズ/レイヤー 3. 災害情報発信の課題と注目したい全国の事例 自治体事例から見る、伝え方の課題と広めたい取り組み 4. 最新事例 台風11号での自治体SNS発信や動向、自治体スマホの動き 5. まとめ 2
  3. 3. 「ITと情報と減災」 1. はじめに 自己紹介と減災インフォについて 2. 減災に役に立つ情報、その背景となる3つのIT 気象庁の動き、情報タイミング、災害フェーズ/レイヤー 3. 近年の災害情報発信の課題と注目したい全国の事例 自治体事例から見る、伝え方の課題と広めたい取り組み 4. 最新事例 台風11号での自治体SNS発信や動向、自治体スマホの動き 5. まとめ 3
  4. 4. about me 「内閣官房震災ボランティア連携室」 と 連携
  5. 5. 6年前のIT進化とワタシ 2009 iPhone ゲット 長期傷病休職 Twitter  始める 2010 iPad ゲット Ustream 始める facebook 始める 2011 復職 東日本大震災発生 クラウド業界のつながり WorldShiftのつながり 企業Twitter中の人のつながり ソーシャルシフトのつながり ..... iPhone&iPad活用のつながり 全国の地域番組のつながり 個別コミュニティ→個人のつながり ソーシャルメディア経由での誘いから 官民連携プロジェクトの手伝いへ ... 社会 企業 テーマ 地域
  6. 6. なぜ、今でも続けているか? 「この未曾有の災害で、ソーシャルメディアやwebを通じた個人のチカラが役に立てた ら」(2011.3.12 助けあいジャパン提案者 さとなおさん) 3.11でやりきれなかったもっとできたはず>< 次に同じ悔しい思いをしたくない! そのために今、準備しておくことは? セクター間の経験は、生きる?
  7. 7. c.f.「トライセクターリーダー」 出典:トライセクターリーダー:社会課題を解決する新たなキャリア (2014.2号 ハーバードビジネスレビュー)
  8. 8. さて、「防災」... 自然災害って防げるの?? (写真:人と防災未来センター) 8
  9. 9. 防災→「減災」 9 自然災害は防げないという現実直視、前向きな諦め。 人の力でなんとかできることに集中、考え、提案する。
  10. 10. 「ITと情報と減災」 1. はじめに 自己紹介と減災インフォについて 2. 減災に役に立つ情報とは? その背景となる3つのIT 気象庁の動き、情報タイミング、災害フェーズ/レイヤー 3. 近年の災害情報発信の課題と注目したい全国の事例 自治体事例から見る、伝え方の課題と広めたい取り組み 4. 最新事例 台風11号での自治体SNS発信や動向、自治体スマホの動き 5. まとめ 10
  11. 11. 「市民参加型の減災」 これまで 防災:計画による統制、管理。災害を防ぐ 役所主導による縦型の情報管理 これから  減災:災害は防げないという限界の知。被害を減らす 市民参加でネットワーク型の情報共有 11
  12. 12. 減災に欠かせない3つのIT 12 ソーシャル メディア モバイル クラウド コンピューティン グ × どこでも 誰とでもいつでも × クラウドソーシング インターネット
  13. 13. 阪神淡路大震災→東日本大震災と今のネット環境 13 1995 阪神淡路大震災 2011 東日本大震災 2015〜 スマートフォンの利用率と普及率
  14. 14. 会場に質問 でも... どうしたら 被害は減らせる? 14
  15. 15. Q.会場に質問  災害に役立つ情報とは?  A. ● メディアの情報は遅い。TVよりTwitterの写真付きツイー トを見ている ● 避難所の場所、備蓄内容を知らせてほしい ● 警報は市の単位で広すぎる(地区の細かい情報が欲し い)... (2015.7.11 徳島ソーシャルメディアミートアップ×減災 参加者からの回答) 15
  16. 16. <最新情報>気象庁の今後の方向性 16
  17. 17. 気象庁 17 「「新たなステージ※」に対応 した防災気象情報と観測・予 測技術のあり方」について(交 通政策審議会気象分科会   平成27年7月29日) ※気象災害の多発。 局地化、集中化、激甚化
  18. 18. 気象庁の動き:「タイムライン」防災 18
  19. 19. いちばん大切なのは「命」 命を守れるタイミング  情報による減災は、 ● 未然回避(逃げる)←気象防災情報 ● 2次災害回避(逃げる、防ぐ) ● 発災後72h(救助、救援) 注意すべきタイミングは、災害の種類によって異なる 19
  20. 20. 災害のフェーズ 未然避難 把握 発災 ▼ 救援 復興 仮設住宅へ ▽ 死傷者/ 避難者把握 ▽ △ 避難 「いかに2次災害を回避できるか? 迅速に被害を把握※し、 救命、支援要請につなげられるか?」 ※ 1. 地域の特定 2. 被害内容の把握 3. 支援内容の特定 4. 支援の優先順位付け 5. 支援者の派遣 復旧 地震等 72h 風水害 等 20 2次災害(津波、火災、土砂災害等)
  21. 21. <発災後> ほんとうの現場情報は誰が? 前提: 大規模広域災害では 公助は全てに迅速に対応できない。 救急車、消防車、水・食料... マスメディアもすぐ来ない。 1次情報はどこに?→現地にしか真の情報はない。 21
  22. 22. 南海トラフの予測範囲は707市町村 南海トラフ地震 防災対策推進地域 24/707 南海トラフ地震 津波対策特別強化地域 8/139 22
  23. 23. 情報レイヤー 〜災害直後は地域内の情報発信、共助が肝 23 国 都道府県(47) 自治体(1741) 地域/住民 具体的 広い 狭い 抽象的 被害の現状把握、支援要請に つながる情報発信を自ら行う   メディア ・ ・ ・ 社協 ・ ・ ・ NPO等 ・ ・ ・ 企業 ・ ・ ・ 大学 ・ ・ ・ 行政 ・ ・ いかに迅速に範囲を特定、 情報集約し、優先順位をつけるか? 「災害情報のトリアージ」 各地域内で現状把握し、迅速な救援を 行う
  24. 24. 大規模災害で必要な受援力 大規模災害後、県外からの支援を受けるには、 地域内での迅速な発信が必要 (被災内容、支援希望内容、量、優先順位) 24 受援力じゅえんりょく
  25. 25. 公助から自助、共助へ。 公助から自助へ。そのためには情報を集め、伝えるスキルが必要になる。 25 出典:ウェザーニューズ
  26. 26. 震災後、避難の判断は「自分」とする人が増え続けている 26 出典:ウェザーニューズ
  27. 27. SNSでの投稿 が減災につながる と思う人は7割以上 27 出典:ウェザーニューズ
  28. 28. でも、実際に 参加しているのは2割以下 出典:ウェザーニューズ 28
  29. 29. c.f. メディア特性 テレビ ラジオ 新聞 web ブログ メール fbページ LINE Twitter スピード 遅 遅 劇遅 中 中 中 早 劇早 劇早 信頼性 ○ ○ ○ △ 発信者 による 発信者に よる 発信者に よる 発信者 による 特に発信者 による 拡散性 × × × △ △ × ○ ○ ◎ 発信者 ごく少 少 少 中 中 中 多 多 多 集約性 × × × △RSS △RSS △× △ △× ○ 視聴者 多 中 中少 中 少 少 少 中 少 コスト 劇高 高 高 中 中安 中安 安 安 安 遠隔複運用 不可 不可 不可 可 可 不可 易 易 易 29
  30. 30. NHKとウェザーニューズ ビッグプレイヤーはどう考え動いているか? NHK :SOLT ソルト (ソーシャルリスニングチーム) ウェザーニューズ : Join & Share 型の減災 30
  31. 31. NHK ソルト(SOLT: SOcial Listening Team) →詳細 きっかけは東日本大震災の反省 「Twitterを観測する要員が足りない」 「ネットで発信されている膨大な情報をキャッチ する設備がない」 「情報の信頼性を判断するノウハウがない」 「放送部門との連携がない」 ソルト 取材/記事化 TV報道 NHK NewsWeb NHK 社会部Twitter等 ネット情報 公式Twitter等 31
  32. 32. ウェザーニューズ:一方通行から、参加&共有による減災 図はウェザーニュース社 減災GENSAI 〜ネットワーク社会における 新たな市民参加型の減災を目指して より引用 32
  33. 33. 「ITと情報と減災」 1. はじめに 自己紹介と減災インフォについて 2. 減災に役に立つ情報、その背景となる3つのIT 気象庁の動き、情報タイミング、災害フェーズ/レイヤー 3. 災害情報発信の課題と注目したい全国の事例 自治体事例から見る、伝え方の課題と広めたい取り組み 4. 最新事例 台風11号での自治体SNS発信や動向、自治体スマホの動き 5. まとめ 33
  34. 34. 伝えると集める 〜自治体等の伝え方課題と市民参画減災の先進事例 ●自治体の伝え方の課題 〜近年の災害にみる課題情報発信 1. 休日、夜間の情報発信 大島町 土砂災害 山梨県 大雪 2. アクセス負荷想定不足 横浜市 大雨 3. 逆効果な伝え方 東京都港区 土砂災害 ●注目したい全国の先進事例 1. 地域内での災害時情報共有 ●佐久市 ●和光市 2. 日頃からの気象/減災情報発信 石巻市/千代田区 3. 連携の新しい動き 群馬県建設業組合 河北新報 新聞と市民ブロガー 4. 県内全域の災害情報を伝える ●岩手県 34
  35. 35. 事例)長野県佐久市 市長Twitter、市民、市役所 35
  36. 36. 事例)埼玉県和光市 #和光市災害 で災害情報共有 36 出典:減災インフォ勉強会 稲野氏資料より
  37. 37. 続き)和光市事例 出典:減災インフォ勉強会 稲野氏資料より 37
  38. 38. 広がる「災害時地域ハッシュタグ」運用 ・他にも災害時地域ハッシュタグを採用し始め ているところは増加傾向 ・減災インフォでは確認次第、各県のページの 自治体Twitterの特長欄に掲載中 「#●●市災害」災害時地域ハッシュタグ 出典:減災インフォ勉強会 稲野氏資料に加筆 自治体名 38
  39. 39. 事例)岩手県 休日夜間もタイムリーに津波前後に発信 39
  40. 40. 続き)岩手県の事例と、県アカウントの意義 発信力の弱い自治体もフォロー、県アカウントの意義 2014年の広島の土砂災害では、広島市の土砂災害警報のツイートをよりフォ ロワーの多い広島県がリツイートしたことで情報が拡散した。 (その効果はNHKでも報道された) ・運営体制の弱い小自治体に 替わって発信 ・情報拡散の協力 ・県内情報の集約 40
  41. 41. 「ITと情報と減災」 1. はじめに 自己紹介と減災インフォについて 2. 減災に役に立つ情報、その背景となる3つのIT 気象庁の動き、情報タイミング、災害フェーズ/レイヤー 3. 近年の災害情報発信の課題と注目したい全国の事例 自治体事例から見る、伝え方の課題と広めたい取り組み 4. 最新事例 台風11号での自治体SNS発信や動向、自治体スマホの動き 5. まとめ 41
  42. 42. <最新情報>台風11号での自治体発信(減災インフォしらべ) 42
  43. 43. <最新調査>災害時自治体SNSの利用状況と予定 43 災害情報の配信 利用中 23% 予定 25% 合計 38% 災害情報の収集 利用中 11% 予定 23% 合計 34% 出典:四国の95市町村による災害時の情報伝達手段の整備状況(四国 総合通信局 平成27年3月10日)
  44. 44. <最新ニュース>ふるさとスマホ:自治体のスマートフォン活用本格化? 44 福岡県鞍手町大阪府東大阪 市 奈良県奈良市富山県南砺市 香川県宇多津 町
  45. 45. 減災に欠かせない3つのIT 45 ソーシャル メディア モバイル クラウド コンピューティン グ × どこでも 誰とでもいつでも × クラウドソーシング インターネット
  46. 46. 「市民参画ネットワーク型へ」 テクノロジー進化で減災の考え方も転換期 1 wayバケツリレー型 → 2wayネットワーク型 情報発信者の権威 → 情報内容の大切さ 支援/受援の分離 → どちらもする      公助・受け身 → 自助/共助・自律的   誰かのために → 一緒に協力して 完璧さ → 迅速さ 46
  47. 47. But with, not for (誰かのためでなく、共に) 「みんなの意見は案外正しい」 web 2.0 群衆の叡智〜Wisdom of Crowd (2004) 集団において情報を寄せ集めることで、その集団が出す 結論は集団の中の個人の誰が考えるよりもよい結論を導く ことができるという考え(wikipedia) オープンガバメント、シビックテックなどの動きに共通するのは  ●市民のチカラを信じること。  ●共に貢献しあって社会を豊かにしていくこと。 47
  48. 48. モバイル・クラウド・ソーシャルメディア。 2015年、すぐそこにあるITを活用し、 気象防災情報に詳しくなり、 みんなで災害の痛みを減らしましょう ITと情報と減災 gensaiinfo.com @gensaiinfo 48

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