コンサルティング事例集(教育事業者様向け)

株式会社エクシード
株式会社エクシード株式会社エクシード - 代表取締役 at 株式会社エクシード

教育事業者様向けのコンサルティング事例集です

コンサルティング事例集
(教育事業者様向け)
株式会社エクシード
2014/06
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・事業全体で大小50以上のWebサイトが存在していたが、各事業部/
各担当者ごとに個別に運営されており、統制がとれていなかった。
・そこで、大手Web制作会社に、Web活用のための戦略の立案を依頼
し、3つの戦略(広報戦略、CRM戦略、Webマネジメント戦略)を立案し
た。
・しかし、戦略全体の推進に責任を持つ部門/担当者が存在しなかっ
たため、3つの戦略が連携不足のまま推進されてしまい、プロセスや
成果が見えにくい状態になっていた。
・Web戦略全体を統括するプロジェクトを発足。まずは、各戦略の取り
組みを共有すると同時に戦略全体の推進を検討する場を設けた。ま
た、戦略全体のマイルストーンとそれに必要な成果物を定義し、目指
すべきゴールを明確にした。
・同時に、各戦略の推進を行った。Webブランディングや会員制度設計、
Webガバナンス構築といった個別テーマの討議やアウトプットの作成
支援を行った。
・最後に、中長期的なプランニングを行い、各戦略での成果物をサマ
リーし、経営層への報告/討議を行った。
・中長期計画も含めた成果物が経営層に承認
・約4か月で各戦略のアウトプットを完成
(ブランドステイトメント、会員制度実行計画、Webガイドライン など)
・プロジェクトはさらに継続/発展することが了承
(グループサイトのリニューアル、Webチームの強化 など)
事例:Web戦略実行支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・Webをブランディング・チャネルとして活用し、らしさを表現する必要が
でてきた
・理念やビジョン等は存在していたが、ブランドを具体的に表現するス
ローガンのような言葉はなかった
・各個人が大事にしたいことやある程度共通したキーワードはあった
が、まとまってはいなかった
・経営層にヒアリングを実施し、らしさを表現するためのメッセージを収
集
・過去~現在~将来において重要なキーワードを抽出してステートメン
トを作成
・広報部門の役割やブランディングのためのステップを策定
・ブランドエッセンス、ターゲット、価値を網羅した「ブランドステートメン
ト」を約1ヶ月で作成
・ブランディングのための体制図、スケジュールを作成
事例:Webブランディング実行支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・若年層向けに会員制のWebサービスを構築していたが、発注および
プロジェクト推進プロセスに齟齬があり、リリースに必要な費用と確保
していた予算と数百万円の乖離が発生していた。
・見積(作業工数と単価)を精査し、余計なコストがかかってないか
チェック。
・交渉シナリオを策定し、直接、制作/開発を委託していた企業と交渉。
・約1か月間で交渉成立し、当初の予定通りサイトはオープン。
・請求金額を数百万円減額し、予算内に収める。
事例:会員制サイト/CRMの導入コスト削減支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・これまで会員制度について必要性は論じられてきたが、施策を具体
的に検討してこれなかった
・長年外部の企業に調査を依頼してデータ等は蓄積されていたが、活
用できていなかった
・これまでの調査結果等を活用し、会員制度をどのように構築していく
べきかを検討
・約2か月間で151件の調査結果等を分析し、会員制度の実行計画を
策定
・会員制度実行のための体制案、運営方針、追加調査の概要を決定
事例:会員制度の実行計画策定支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・多様な事業体を持ち、大小様々なWebサイトが存在していたが、全体
を統括するための方針が無かった
・各事業体/Webサイトの状況を踏まえたガバナンスの方法論もわから
なかった
・具体的な行動まで踏み込んで統制するドキュメントも未整備だった
・実際に各Webサイトにどのタイミングで適用していくかの計画も無
かった
・ブランドの観点から遵守すべき最低限の項目を提示する「自主・自律
を重んじた」ガバナンス方針を策定
・Webサイト群を分類し、内容によって異なるレベルを適用する方法を
採択
・共通の基本的なガイドラインと、各Webサイト固有の個別ガイドライ
ンを作成
・各サイトのリニューアルタイミングを踏まえたガバナンス適用の計画
を作成
・50以上のサイトに柔軟に適用可能なガバナンス方針を策定
(ガバナンスのタイプ/サイト種別ごとの適用方法 など)
・網羅性があり、かつ、現場で使えるガイドラインを作成
(運用、コンテンツ、デザイン、コーディング、共通機能・ツール、ソー
シャルメディア など)
・全サイトの5か年にわたるリニューアルおよびガバナンス適用のスケ
ジュールを作成
事例:Webガバナンス構築支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・Web戦略を、プロジェクトとして期限がある一過性の取組として行って
いたが、継続的な取り組みとしての在り方が求められてきた。
・また、プロジェクト型では、参加部門の過度な調整等により、スピー
ディーに全体最適な意思決定を行うことができない等、不都合も生じ
てきていた。
・しかし、恒常的に継続して取り組むような組織の設置は検討されおら
ず、その要件もかなり不明瞭だった。
・Web戦略およびその推進プロジェクトを通じての要望や改善点を整
理し、新組織に求められる要件を整理した。
・整理した要件を元に、新組織の機能/運営方法/風土/理念を検討し
た。そして、それらをベースに新組織の3S(Structure,System,Stuff)
へ展開し、新しい組織の設計を行った。
・また、新組織に移行するための実行計画を策定した。
・新組織の設置を見据えた活動(Webチームの強化)が承認
・約2か月で新組織の設計を完成
(組織図、権限、求められる人財 など)
・新組織への移行予算およびスケジュールも策定
事例:新Webマネジメント組織の設計
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・Webマネジメントを推進している組織が存在していたが、運営が社員
個人に依存していた(責任や負担が一人に集中していた)。社員に万
が一があった場合、業務が完全に停止する状況だった。
・外部の協力会社を業務委託として活用していたが、昨今、活用の頻
度が上がってきており、長期的に見た場合、正社員活用時よりもコスト
が割高になることが予想された。また、ノウハウが社内に残りにくくなっ
ていた。
・現状の業務を棚卸し、業務の全体像や対応ノウハウを第三者でも理
解できるようにする。
・業務上の課題や改善点を明確にし、どこに着手すべきかを見定める。
・約2か月で既存のWebマネジメント業務の全てを可視化
・業務フロー、業務機能一覧等を作成し、第三者でも業務を理解でき
るように。
・システム/帳票/会議体一覧等も作成し、ファイル等も整理。
事例:Webマネジメント業務の可視化
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・正社員一人に依存せず、派遣社員や協力会社(業務委託)といった
外部の人間を含めたWebマネジメント体制の強化を検討していたが、
どのような人財が必要なのか不明瞭だった。
・IT部門(情報システム部門)全体では外部の協力会社の評価を行う
枠組みは存在していたが、Webマネジメント担当部門固有のというレベ
ルでは存在しなかった(既存の評価の枠組みでは評価しづらかった)。
・既存の評価の枠組みも踏まえつつ、Webマネジメント固有の人材評
価の枠組みを構築。
・業務の遂行に必要な知識/スキル/マインドという枠組みでの評価項
目を策定。役割(社員/派遣/協力会社など)ごとの要求度合まで定義。
・約2か月でWebマネジメント業務に必要な人財の要件を定義。
・知識(基礎/専門)とスキル(コア/個別業務)は具体的に、マインドは
抽象度高く設計。
・既存メンバーで定期的にチェックすると同時に、採用時にも活用。
事例:Web人財評価・育成の仕組み構築
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・情報システム部門、利用部門、開発ベンダーの意思統一を図り共通
の方向性へと向かう指針として大手システム開発会社に依頼し「IT理
念・ビジョン」を策定した。
・理念やロードマップは承認されたものの、「中長期的にシステムの形
やそれによって変わるビジネスの形」や「新しいIT組織像」については
曖昧な部分なあり、承認が見送られた。
・理念やITロードマップに基づき、より踏み込んだシステム構想を行っ
た。具体的には、経営層が理解できる具体性と、変化がもたらす魅力
的なメリットを、Before/Afterでよりわかりやすく表現した。
・ジョイントベンチャー予定だったシステム開発会社とも協議を重ね、
経営層が納得できる新しいIT組織像のの役割や機能、人員計画や実
行計画を練り上げていった。
・経営層へのプレゼンテーションのレビュー等も行った。
・新しい組織体制も含めたシステム構想が経営層に承認
・約2か月でアウトプットを完成
(システムイメージ、IT機能改革、IT組織像 など)
・システム開発会社が新しいIT子会社を設立して実行することが承認
(ジョイントベンチャーの提案は否決 など)
事例:次期システム構想策定支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・事業が多角化し持ち株会社も設立されていたが、グループ全体を統
括するサイトが無かった
・既存の主力事業を担っている法人サイトと、新規に設立するグルー
プサイトの関係が不明瞭だった
・膨大な要件(戦略、ガイドライン、既存コンテンツの移行、導線 など)
があり整理できてなかった
・理念やビジョン、Web戦略、ガバナンス等を読み解き、最適なサイト
構成を設計。
・グループサイトは各法人のブランディング/マーケティング支援と位置
づけ。
・既存のWebサイトのサイトマップおよびコンテンツの分析をし、移行
分を切り分け。
・RFP(提案依頼書)を作成し、提案依頼先を選定し、提案依頼/評価/
選定。
・よりブランディングとマーケティング支援に重きを置いたグループサイ
トを開設
・グループサイトの要件を過不足なく網羅したRFPを作成
・予算内に十分納まり、各関係者の納得感の高い最適な提案を採択
事例:グループサイトの企画支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・同窓会サイトを立ち上げたが、掲示板の機能がメインであり、ユー
ザー同士の交流やモバイル対応が不十分だった。また、柔軟性に欠
けており、学校マスタなどのカスタマイズが出来なかった。
・専用サーバーの利用料と月次のレポートで毎月30万円以上運用コ
ストがかかっていた。
・機能、拡張性、実績ともにトップレベルのオープンソースのSNSパッ
ケージを導入。
・クラウド(Amazon EC2)をシステム基盤として導入。
・トップページをリニューアルし、登録/再訪を促進。
・約2か月でリニューアルオープン。
・運用コストを月額数万円にまで低減。
・モバイルでの利用を可能にし、登録数、利用率も向上。
事例:同窓会サイト再構築支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・限られた予算/時間の中でアジャイル的に生徒管理システムを導入
しなければいけない状況。
・現場で利用しつつ、ブラッシュアップを行い、追加開発していくスピー
ドと拡張性が求められていた。
・世界的に有数の実績を持つSaaS型CRMを教育用にカスタマイズし
て導入。
・プロトタイプを構築しながら、現場に利用してもらい、同時並行でさら
なる拡張を検討。
・約1週間でプロトタイプを構築。
・直営校でのテスト利用を進めながら同時並行で次期開発構想を企画。
事例:生徒管理システム導入支援
∎ 問題
∎ 解決策
∎ 成果
・売上の伸びが鈍化する一方で経費がかさみ利益が減少し、営業の
生産性の向上と営業経費の抑制が重要課題になった。
・そこで、顧客情報や案件情報、活動情報などの営業情報を共有し、
会議費や接待費等の営業経費をコントロールする基盤が必要となっ
た。また、営業スタイルを考慮するとモバイルでの利用も必須であった。
・しかし、既存のグループウェアでは要件を満たすことは難しく、上記を
実現するようなSFAをいくつか探していたが、予算や時間も限られてい
たこともあり、機能/コスト的に合うものをなかなか見つけられなかった。
・予算や時間を考え、モバイルが利用できるクラウド型のSFAに絞り込
んで選定。経費申請についてはワークフロー機能を装備もしくは連携
できるものを探索した。
・また、二重の入力やコスト増を避けるため、既存のグループウェアを
捨てることを提言。グループウェアが持つスケジュール管理や日報管
理、アドレス帳、ドキュメント管理の機能ができるという条件を付加した。
・同時に、経費申請については要件があいまいだっため、承認フロー
と権限の要件整理を行った。並行でプロトタイピングによるフィージビリ
ティを行った。
・期待していた要件を全て実現するSFAを数日で選定
・曖昧だった経費申請の要件を数日で整理
・約2か月で本番稼働
・当初検討していた導入費用の30%以下で導入
・簡易マニュアルを作成し、簡易研修も実施
・営業関連の経費申請の要件定義、設計も実施
事例:営業支援システムの導入支援

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コンサルティング事例集(教育事業者様向け)

  • 2. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・事業全体で大小50以上のWebサイトが存在していたが、各事業部/ 各担当者ごとに個別に運営されており、統制がとれていなかった。 ・そこで、大手Web制作会社に、Web活用のための戦略の立案を依頼 し、3つの戦略(広報戦略、CRM戦略、Webマネジメント戦略)を立案し た。 ・しかし、戦略全体の推進に責任を持つ部門/担当者が存在しなかっ たため、3つの戦略が連携不足のまま推進されてしまい、プロセスや 成果が見えにくい状態になっていた。 ・Web戦略全体を統括するプロジェクトを発足。まずは、各戦略の取り 組みを共有すると同時に戦略全体の推進を検討する場を設けた。ま た、戦略全体のマイルストーンとそれに必要な成果物を定義し、目指 すべきゴールを明確にした。 ・同時に、各戦略の推進を行った。Webブランディングや会員制度設計、 Webガバナンス構築といった個別テーマの討議やアウトプットの作成 支援を行った。 ・最後に、中長期的なプランニングを行い、各戦略での成果物をサマ リーし、経営層への報告/討議を行った。 ・中長期計画も含めた成果物が経営層に承認 ・約4か月で各戦略のアウトプットを完成 (ブランドステイトメント、会員制度実行計画、Webガイドライン など) ・プロジェクトはさらに継続/発展することが了承 (グループサイトのリニューアル、Webチームの強化 など) 事例:Web戦略実行支援
  • 3. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・Webをブランディング・チャネルとして活用し、らしさを表現する必要が でてきた ・理念やビジョン等は存在していたが、ブランドを具体的に表現するス ローガンのような言葉はなかった ・各個人が大事にしたいことやある程度共通したキーワードはあった が、まとまってはいなかった ・経営層にヒアリングを実施し、らしさを表現するためのメッセージを収 集 ・過去~現在~将来において重要なキーワードを抽出してステートメン トを作成 ・広報部門の役割やブランディングのためのステップを策定 ・ブランドエッセンス、ターゲット、価値を網羅した「ブランドステートメン ト」を約1ヶ月で作成 ・ブランディングのための体制図、スケジュールを作成 事例:Webブランディング実行支援
  • 4. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・若年層向けに会員制のWebサービスを構築していたが、発注および プロジェクト推進プロセスに齟齬があり、リリースに必要な費用と確保 していた予算と数百万円の乖離が発生していた。 ・見積(作業工数と単価)を精査し、余計なコストがかかってないか チェック。 ・交渉シナリオを策定し、直接、制作/開発を委託していた企業と交渉。 ・約1か月間で交渉成立し、当初の予定通りサイトはオープン。 ・請求金額を数百万円減額し、予算内に収める。 事例:会員制サイト/CRMの導入コスト削減支援
  • 5. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・これまで会員制度について必要性は論じられてきたが、施策を具体 的に検討してこれなかった ・長年外部の企業に調査を依頼してデータ等は蓄積されていたが、活 用できていなかった ・これまでの調査結果等を活用し、会員制度をどのように構築していく べきかを検討 ・約2か月間で151件の調査結果等を分析し、会員制度の実行計画を 策定 ・会員制度実行のための体制案、運営方針、追加調査の概要を決定 事例:会員制度の実行計画策定支援
  • 6. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・多様な事業体を持ち、大小様々なWebサイトが存在していたが、全体 を統括するための方針が無かった ・各事業体/Webサイトの状況を踏まえたガバナンスの方法論もわから なかった ・具体的な行動まで踏み込んで統制するドキュメントも未整備だった ・実際に各Webサイトにどのタイミングで適用していくかの計画も無 かった ・ブランドの観点から遵守すべき最低限の項目を提示する「自主・自律 を重んじた」ガバナンス方針を策定 ・Webサイト群を分類し、内容によって異なるレベルを適用する方法を 採択 ・共通の基本的なガイドラインと、各Webサイト固有の個別ガイドライ ンを作成 ・各サイトのリニューアルタイミングを踏まえたガバナンス適用の計画 を作成 ・50以上のサイトに柔軟に適用可能なガバナンス方針を策定 (ガバナンスのタイプ/サイト種別ごとの適用方法 など) ・網羅性があり、かつ、現場で使えるガイドラインを作成 (運用、コンテンツ、デザイン、コーディング、共通機能・ツール、ソー シャルメディア など) ・全サイトの5か年にわたるリニューアルおよびガバナンス適用のスケ ジュールを作成 事例:Webガバナンス構築支援
  • 7. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・Web戦略を、プロジェクトとして期限がある一過性の取組として行って いたが、継続的な取り組みとしての在り方が求められてきた。 ・また、プロジェクト型では、参加部門の過度な調整等により、スピー ディーに全体最適な意思決定を行うことができない等、不都合も生じ てきていた。 ・しかし、恒常的に継続して取り組むような組織の設置は検討されおら ず、その要件もかなり不明瞭だった。 ・Web戦略およびその推進プロジェクトを通じての要望や改善点を整 理し、新組織に求められる要件を整理した。 ・整理した要件を元に、新組織の機能/運営方法/風土/理念を検討し た。そして、それらをベースに新組織の3S(Structure,System,Stuff) へ展開し、新しい組織の設計を行った。 ・また、新組織に移行するための実行計画を策定した。 ・新組織の設置を見据えた活動(Webチームの強化)が承認 ・約2か月で新組織の設計を完成 (組織図、権限、求められる人財 など) ・新組織への移行予算およびスケジュールも策定 事例:新Webマネジメント組織の設計
  • 8. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・Webマネジメントを推進している組織が存在していたが、運営が社員 個人に依存していた(責任や負担が一人に集中していた)。社員に万 が一があった場合、業務が完全に停止する状況だった。 ・外部の協力会社を業務委託として活用していたが、昨今、活用の頻 度が上がってきており、長期的に見た場合、正社員活用時よりもコスト が割高になることが予想された。また、ノウハウが社内に残りにくくなっ ていた。 ・現状の業務を棚卸し、業務の全体像や対応ノウハウを第三者でも理 解できるようにする。 ・業務上の課題や改善点を明確にし、どこに着手すべきかを見定める。 ・約2か月で既存のWebマネジメント業務の全てを可視化 ・業務フロー、業務機能一覧等を作成し、第三者でも業務を理解でき るように。 ・システム/帳票/会議体一覧等も作成し、ファイル等も整理。 事例:Webマネジメント業務の可視化
  • 9. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・正社員一人に依存せず、派遣社員や協力会社(業務委託)といった 外部の人間を含めたWebマネジメント体制の強化を検討していたが、 どのような人財が必要なのか不明瞭だった。 ・IT部門(情報システム部門)全体では外部の協力会社の評価を行う 枠組みは存在していたが、Webマネジメント担当部門固有のというレベ ルでは存在しなかった(既存の評価の枠組みでは評価しづらかった)。 ・既存の評価の枠組みも踏まえつつ、Webマネジメント固有の人材評 価の枠組みを構築。 ・業務の遂行に必要な知識/スキル/マインドという枠組みでの評価項 目を策定。役割(社員/派遣/協力会社など)ごとの要求度合まで定義。 ・約2か月でWebマネジメント業務に必要な人財の要件を定義。 ・知識(基礎/専門)とスキル(コア/個別業務)は具体的に、マインドは 抽象度高く設計。 ・既存メンバーで定期的にチェックすると同時に、採用時にも活用。 事例:Web人財評価・育成の仕組み構築
  • 10. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・情報システム部門、利用部門、開発ベンダーの意思統一を図り共通 の方向性へと向かう指針として大手システム開発会社に依頼し「IT理 念・ビジョン」を策定した。 ・理念やロードマップは承認されたものの、「中長期的にシステムの形 やそれによって変わるビジネスの形」や「新しいIT組織像」については 曖昧な部分なあり、承認が見送られた。 ・理念やITロードマップに基づき、より踏み込んだシステム構想を行っ た。具体的には、経営層が理解できる具体性と、変化がもたらす魅力 的なメリットを、Before/Afterでよりわかりやすく表現した。 ・ジョイントベンチャー予定だったシステム開発会社とも協議を重ね、 経営層が納得できる新しいIT組織像のの役割や機能、人員計画や実 行計画を練り上げていった。 ・経営層へのプレゼンテーションのレビュー等も行った。 ・新しい組織体制も含めたシステム構想が経営層に承認 ・約2か月でアウトプットを完成 (システムイメージ、IT機能改革、IT組織像 など) ・システム開発会社が新しいIT子会社を設立して実行することが承認 (ジョイントベンチャーの提案は否決 など) 事例:次期システム構想策定支援
  • 11. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・事業が多角化し持ち株会社も設立されていたが、グループ全体を統 括するサイトが無かった ・既存の主力事業を担っている法人サイトと、新規に設立するグルー プサイトの関係が不明瞭だった ・膨大な要件(戦略、ガイドライン、既存コンテンツの移行、導線 など) があり整理できてなかった ・理念やビジョン、Web戦略、ガバナンス等を読み解き、最適なサイト 構成を設計。 ・グループサイトは各法人のブランディング/マーケティング支援と位置 づけ。 ・既存のWebサイトのサイトマップおよびコンテンツの分析をし、移行 分を切り分け。 ・RFP(提案依頼書)を作成し、提案依頼先を選定し、提案依頼/評価/ 選定。 ・よりブランディングとマーケティング支援に重きを置いたグループサイ トを開設 ・グループサイトの要件を過不足なく網羅したRFPを作成 ・予算内に十分納まり、各関係者の納得感の高い最適な提案を採択 事例:グループサイトの企画支援
  • 12. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・同窓会サイトを立ち上げたが、掲示板の機能がメインであり、ユー ザー同士の交流やモバイル対応が不十分だった。また、柔軟性に欠 けており、学校マスタなどのカスタマイズが出来なかった。 ・専用サーバーの利用料と月次のレポートで毎月30万円以上運用コ ストがかかっていた。 ・機能、拡張性、実績ともにトップレベルのオープンソースのSNSパッ ケージを導入。 ・クラウド(Amazon EC2)をシステム基盤として導入。 ・トップページをリニューアルし、登録/再訪を促進。 ・約2か月でリニューアルオープン。 ・運用コストを月額数万円にまで低減。 ・モバイルでの利用を可能にし、登録数、利用率も向上。 事例:同窓会サイト再構築支援
  • 13. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・限られた予算/時間の中でアジャイル的に生徒管理システムを導入 しなければいけない状況。 ・現場で利用しつつ、ブラッシュアップを行い、追加開発していくスピー ドと拡張性が求められていた。 ・世界的に有数の実績を持つSaaS型CRMを教育用にカスタマイズし て導入。 ・プロトタイプを構築しながら、現場に利用してもらい、同時並行でさら なる拡張を検討。 ・約1週間でプロトタイプを構築。 ・直営校でのテスト利用を進めながら同時並行で次期開発構想を企画。 事例:生徒管理システム導入支援
  • 14. ∎ 問題 ∎ 解決策 ∎ 成果 ・売上の伸びが鈍化する一方で経費がかさみ利益が減少し、営業の 生産性の向上と営業経費の抑制が重要課題になった。 ・そこで、顧客情報や案件情報、活動情報などの営業情報を共有し、 会議費や接待費等の営業経費をコントロールする基盤が必要となっ た。また、営業スタイルを考慮するとモバイルでの利用も必須であった。 ・しかし、既存のグループウェアでは要件を満たすことは難しく、上記を 実現するようなSFAをいくつか探していたが、予算や時間も限られてい たこともあり、機能/コスト的に合うものをなかなか見つけられなかった。 ・予算や時間を考え、モバイルが利用できるクラウド型のSFAに絞り込 んで選定。経費申請についてはワークフロー機能を装備もしくは連携 できるものを探索した。 ・また、二重の入力やコスト増を避けるため、既存のグループウェアを 捨てることを提言。グループウェアが持つスケジュール管理や日報管 理、アドレス帳、ドキュメント管理の機能ができるという条件を付加した。 ・同時に、経費申請については要件があいまいだっため、承認フロー と権限の要件整理を行った。並行でプロトタイピングによるフィージビリ ティを行った。 ・期待していた要件を全て実現するSFAを数日で選定 ・曖昧だった経費申請の要件を数日で整理 ・約2か月で本番稼働 ・当初検討していた導入費用の30%以下で導入 ・簡易マニュアルを作成し、簡易研修も実施 ・営業関連の経費申請の要件定義、設計も実施 事例:営業支援システムの導入支援