Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.
いまさらアジャイル巡業@福岡
「アジャイル」の本質とはなにか?
~IT業界の歴史を振り返りながらシステム開発の現場の
あるべき姿を考えます~
2016/5/28 福岡 ルピー振興センター
主催:アジャイルプロセス協議会
共催:セントラルソフト株...
自己紹介
•楽器メーカーで開発業務 5年
•陶磁器の卸 父の会社を継ぐ 2年
•鉄道関係の研究開発 2年
•シンセサイザーオペレータ 1年
•ネットワーク保守業務 1年
•IT業界現職 ただいま20年目ぐらい
2
やってきたもの(開発)
•電子楽器の開発
•ドラムマシン、エフェクター、カラオケアンプ
•鉄道関連
•デジタルATS、リニアモーターカー運行システム
•フレームワークの開発
•IOCコンテナをベースとしたJavaとVBをシームレスにつなく
コン...
XP祭り 2009 (リズムと朝会)
XP祭り 2008
(リズムとファシリテーター育成)
すくすく・スクラム
スクラム基礎+朝会ワークショップ
自己組織化ワークショップ
ウォーターフォールとアジャイル
リズムと朝会( 名古屋)
スクラム入門、...
現在
•教育プランニング、現場改善
•スクラム導入支援、コーチング技術を使ったトレーニング
•すくすく・スクラム勉強会コミュニティー
•NLP認定プラクティショナー
•認定スクラムマスター、プロダクトオーナー
•DCFA認定ドラムサークルファシ...
すくすくスクラム
•2009年から50回以上のイベントを開催
•日本各所に広がっている
•全国合わせて100回以上
8
日経コンピューター2009年12月23日号 すくすくスクラム紹介記事
心理学の考え方やカウンセリング技術を応用した開発現場を活性化するプログラムを立ち
上げました。
本日のゴール
•参加者の皆さんがアジャイルに興味を持ち、アジャイル
の要素を取り入れはじめることでビジネス価値を高めて
いく。
11
結論
•アジャイルは特効薬ではない
•現場をよりよくするためには、アジャイル以前にやるべ
きことがある
•アジャイルはチーム力を重視するため、企業文化や人間
関係に敏感である
•チーム主体の文化とアジャイルを組み合わせると非常に
強力な武器とな...
アジェンダ
• なぜアジャイルなのか?
• アジャイルとはなにか?
• 権限について
13
なぜ今、アジャイルなのか
•リクルート、DeNA、グリー、KDDI、楽天などサービ
ス系の会社で急速に広がっている
•最近はSI崩壊と言われ2020年以降に大きく変わる
と言われている
•ポストSI戦略の一つとして高速アジャイル受託開発が
あげ...
調整、外部から守る
スクラムチーム構成
支援
プロセス
ビジネス
技術
PO チーム
ビジネス要求
プロダクト
SM
支援
支援
15
ユーザ
組織の関係性
•上司
•部下
•同僚
•プロジェクト
•契約
•スクラムロール
•経費
•お客様
•友人
•人事考課
•面談
•責任
組織の関係性
マネジメントスタイル整理
階層型 自律分散型
リーダーシップ マネジメント ファシリテーション
上位者の役割
組織を方向付けを
する
目標を達成する構造
を作る
場(関係性)を築き
協働を促進する
下位者の役割
モチベーションを
高める
与えら...
1.尊重の念を持って公平に接してもらいたいと考えている。
2.自尊の気持ちや同僚を尊敬する気持ちを率直に表現できず
、他者との交流に悩んでいる。
3.多様性を活かして、組織がうごいてる。尊重によって職場
の誰しもが成長しやすくなる。
4.自分や...
アジャイルとは何か
アジャイルとは何でないか
✤アジャイルはなんにでも効く特
効薬ではありません。
✤ アジャイルの文脈で語られていることすべ
てがアジャイルのためだけのものではあり
ません。
✤アジャイルはやることでは
ありません。
✤アジャイルは度合いです。
形容詞
✤アジャイルをやる。×
✤アジャイルにやる。○
✤アジャイル=ゴール ×
✤アジャイル=道具 ○
✤どこまでいってもアジャイルに
完璧にできたということはあり
ません。
アジャイルとは何か
アジャイルソフトウエア開発宣言
30
4つの価値
•プロセスやツールより
•→人と人同士の相互作用を重視する。
•包括的なドキュメントより
•→動作するソフトウェアを重視する。
•契約上の交渉より
•→顧客との協調を重視する。
•計画に従うことより
•→変化に対応することを重視する...
ポジティブ心理学
33
ポジティブ心理学
34
人は、自分の行動によって環境が変化しないと
無気力を学んでしまいます。
(マーチン・E.P. セリグマン ポジティブ心理学)
なぜアジャイルか
なぜアジャイルじゃないのか
Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights r...
Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights r...
Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights r...
2010/6/9 ソフトウェア工学シンポ 講演資料 平鍋健児氏
ごろん、ごろんと大きな単位
もの作りの行程も1段階ずつ
要求(スコープ)
時間
Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights r...
今は?
Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights r...
2010/6/9 ソフトウェア工学シンポ 講演資料 平鍋健児氏
性能は100倍上がったが、
プロセスは昔のまま
歴史的背景
46
なぜうまくいかないのか
• 契約したときから最後には要求が変わ
る
• 最後にはいらない機能多数
• 大量の工程間コミュニケーションコス
ト
なぜアジャイルか
TWI監督者訓練の基本理念(1940)
• 人間性の尊重
• 一人一人の存在価値や尊厳を認める)
• 科学的アプローチ
• 作業上のムリ、ムダ、ムラを取り除く
日本のものづくり
トヨタ生産方式につながっていく
TWIは、チャールズRアレン(19...
「現代の経営」 P・F・ドラッカー(1954)
• 3人の石切工に質問した: 何をやってい
るのですか?
• 石を切っています。
• 生活のために働いています。
• 聖堂をつくっています。
50
現代の経営 P・F・ドラッカー(1954)
•仕事がうまくいかないときの反応
•石を切っています。
•生活のために働いています。
•聖堂をつくっています。
文句を言う。
無視する。
自分で直す。
(最終結果を見ている)
51
現場とQC 石川馨(1962)
•成功を導くマネジメントの基本原則は、部下に自己の能力
をフルに発揮できる環境を与えること。
•会社と共に快適かつ幸福に感じることができるべき。
•自己の能力を発揮し潜在能力を実現することができるべき
。
52
「ピープルウェア」(1987)
トム・デマルコ、ティモシー・リスター
•われわれの抱える主要な問題は、そもそ
も技術的ではなく社会学的なものである
•開発者は交換可能な部品ではない
53
ファシリテータ
「みんなの力で達成しましょう」
学習する組織を作る人
「目的と方向性はこうです。
一緒にやろう!」
官僚的管理者
「決まりに従いなさい!」
作業管理者
「これをこうやります。
やってください。」
「ザ・トヨタウェイ」ジェフリーラ...
歴史的背景
55
パターン・ランゲージ
1940
ポイント
•人を尊重する
•現場で改善する 現場主義
•チームワーク
•目的意識を育てる
歴史的背景
57
1940
パターン・ランゲージ
オブラブ2010アレグザンダー祭りの懇親会でスクラム
トレーナーのジム・コプリンエン氏から聞いた言葉
それだけ、組織にインパクトがある変
革が必要な場合があるという意味です
。
真に受けてやりすぎないように!w
監訳者、平鍋氏の後書き
「リーン開発の本質」
多くの間違った標準化が、
「人は本来怠け者でありしっかり働かせるた
めに規則をつくらなければならない」とか
「人は交換可能である」というメンタリティ
ーから発している。
監訳者、平鍋氏の後書き
「リーン開発の本質」
もし、組織の文化や方針の中心にこのよ
うな考え方があると、
もしくは多くの管理者がこのように考え
ている組織では、リーン活動は決して成
功しない。
監訳者、平鍋氏の後書き
「リーン開発の本質」
そうではなく、「人の持つ工夫のモチベー
ションを活かす」こと、
「一人ひとりの人を育てる」ことこそ、マ
ネジメントの中心となるべきだ。
「人」の要素はプロセスの中心である。
意見が言えるオープンな文化
ちゃんと改善される
権威勾配がゆるやか
多様性が尊重されている
アジャイルに向いている
組織文化
結論
•アジャイルは特効薬ではない
•現場をよりよくするためには、アジャイル以前にやるべ
きことがある
•アジャイルはチーム力を重視するため、企業文化や人間
関係に敏感である
•チーム主体の文化とアジャイルを組み合わせると非常に
強力な武器とな...
Q&A
アジャイルの本質とは何かーいまさらアジャイル従業@福岡Part2.key
アジャイルの本質とは何かーいまさらアジャイル従業@福岡Part2.key
アジャイルの本質とは何かーいまさらアジャイル従業@福岡Part2.key
アジャイルの本質とは何かーいまさらアジャイル従業@福岡Part2.key
アジャイルの本質とは何かーいまさらアジャイル従業@福岡Part2.key
Upcoming SlideShare
Loading in …5
×

アジャイルの本質とは何かーいまさらアジャイル従業@福岡Part2.key

463 views

Published on

2016/5/28 に行われた アジャイルプロセス協議会のイベント「いまさらアジャイル巡業@福岡part2」で発表したセッションのスライドです。

Published in: Software
  • Be the first to comment

アジャイルの本質とは何かーいまさらアジャイル従業@福岡Part2.key

  1. 1. いまさらアジャイル巡業@福岡 「アジャイル」の本質とはなにか? ~IT業界の歴史を振り返りながらシステム開発の現場の あるべき姿を考えます~ 2016/5/28 福岡 ルピー振興センター 主催:アジャイルプロセス協議会 共催:セントラルソフト株式会社 後援:UOS九州支部会 セントラルソフト株式会社 事業推進部長 林 栄一
  2. 2. 自己紹介 •楽器メーカーで開発業務 5年 •陶磁器の卸 父の会社を継ぐ 2年 •鉄道関係の研究開発 2年 •シンセサイザーオペレータ 1年 •ネットワーク保守業務 1年 •IT業界現職 ただいま20年目ぐらい 2
  3. 3. やってきたもの(開発) •電子楽器の開発 •ドラムマシン、エフェクター、カラオケアンプ •鉄道関連 •デジタルATS、リニアモーターカー運行システム •フレームワークの開発 •IOCコンテナをベースとしたJavaとVBをシームレスにつなく コンポーネントフレームワーク •業務アプリ •大規模基幹業務開発、標準化、方式設計 •大規模基幹業務向けEJBフレームワークの開発 •物流系、薬局関連、製造業関係 •音響制御系 •サラウンドミキサー装置 →愛地球博NHKパビリオンで上映
  4. 4. XP祭り 2009 (リズムと朝会) XP祭り 2008 (リズムとファシリテーター育成) すくすく・スクラム スクラム基礎+朝会ワークショップ 自己組織化ワークショップ ウォーターフォールとアジャイル リズムと朝会( 名古屋) スクラム入門、朝会ワーク(大阪) 振り返りの基礎はこれだ 振り返りってなんだ( 岡山) モチベーションマネジメント入門 ファシリテーション入門だ! 心理学を使ったスクラムチームのコミュニケーションパターン分析 ワークショップ(XP祭り2011) オブラブ DevLove ドラムサークルとプロジェクトファシリテーション(2007/06LT) 短期に低価格で持ち家建設を行うためのパターンランゲージ(2009/01 LT) スクラム入門、ドラムサークルチームビルディングセッション(2010/07) 人とのつながりの奇跡に感謝(2008 LT) 要求開発アライアンス TFPモデリングスペキュレーション 2007年 要求開発マスター認定制度への提案 2008年 スクラムと要求開発 2011/05 (撮影KKD) マイクロソフト TechEdDay スクラム導入どたばた事例 2010/08 マイクロソフト AgileDay4 自己組織化のためのNLPをつかったコミュニケーションワーク トロントAgile 2008(ドラムサークル) EM ZERO Vol.2 スクラム道 スプリント0探求ワークショップ(2011/02) スクラムギャザリング東京 スクラムの心 ワークショップ(2011/10)
  5. 5. 現在 •教育プランニング、現場改善 •スクラム導入支援、コーチング技術を使ったトレーニング •すくすく・スクラム勉強会コミュニティー •NLP認定プラクティショナー •認定スクラムマスター、プロダクトオーナー •DCFA認定ドラムサークルファシリテーター •Cloudera Hadoop認定デベロッパー •米ワーナー&アソシエイツ認定 BCBファシリテーター •メンタルヘルス協会認定 心理カウンセラー •日本お好み焼き協会認定 お好み焼き検定 初級
  6. 6. すくすくスクラム •2009年から50回以上のイベントを開催 •日本各所に広がっている •全国合わせて100回以上 8
  7. 7. 日経コンピューター2009年12月23日号 すくすくスクラム紹介記事
  8. 8. 心理学の考え方やカウンセリング技術を応用した開発現場を活性化するプログラムを立ち 上げました。
  9. 9. 本日のゴール •参加者の皆さんがアジャイルに興味を持ち、アジャイル の要素を取り入れはじめることでビジネス価値を高めて いく。 11
  10. 10. 結論 •アジャイルは特効薬ではない •現場をよりよくするためには、アジャイル以前にやるべ きことがある •アジャイルはチーム力を重視するため、企業文化や人間 関係に敏感である •チーム主体の文化とアジャイルを組み合わせると非常に 強力な武器となる 12
  11. 11. アジェンダ • なぜアジャイルなのか? • アジャイルとはなにか? • 権限について 13
  12. 12. なぜ今、アジャイルなのか •リクルート、DeNA、グリー、KDDI、楽天などサービ ス系の会社で急速に広がっている •最近はSI崩壊と言われ2020年以降に大きく変わる と言われている •ポストSI戦略の一つとして高速アジャイル受託開発が あげられている •アジャイルを成功させることは難しい 14
  13. 13. 調整、外部から守る スクラムチーム構成 支援 プロセス ビジネス 技術 PO チーム ビジネス要求 プロダクト SM 支援 支援 15 ユーザ
  14. 14. 組織の関係性 •上司 •部下 •同僚 •プロジェクト •契約 •スクラムロール •経費 •お客様 •友人 •人事考課 •面談 •責任
  15. 15. 組織の関係性
  16. 16. マネジメントスタイル整理 階層型 自律分散型 リーダーシップ マネジメント ファシリテーション 上位者の役割 組織を方向付けを する 目標を達成する構造 を作る 場(関係性)を築き 協働を促進する 下位者の役割 モチベーションを 高める 与えられた役割を全 うする 自律的に問題解決を 図る 人を動かす手段 ビジョン・戦略( What) 計画・構造(How ) 意味・関係(Why) 組織の考え方 意志決定のピラミッド型の連鎖 知的相互作用のネッ トワーク コミュニケーション 権威的・官僚的 民主的 組織システム 専制的・固定的 流動的 適用環境 大きな変化が必要 なとき 組織が安定状態にあ るとき 絶え間ない変化が必 要なとき 18 「ファシリテーション入門」 より
  17. 17. 1.尊重の念を持って公平に接してもらいたいと考えている。 2.自尊の気持ちや同僚を尊敬する気持ちを率直に表現できず 、他者との交流に悩んでいる。 3.多様性を活かして、組織がうごいてる。尊重によって職場 の誰しもが成長しやすくなる。 4.自分や他者が良い心の状態に変化するのを、促進する方法 がわからないでいる。 世界中の企業で交わされるコミュニケーションに共通する理想 理想はなんだろう? BCBトレーナー大久保氏の資料より、エイブワグナーの言葉
  18. 18. アジャイルとは何か
  19. 19. アジャイルとは何でないか
  20. 20. ✤アジャイルはなんにでも効く特 効薬ではありません。
  21. 21. ✤ アジャイルの文脈で語られていることすべ てがアジャイルのためだけのものではあり ません。
  22. 22. ✤アジャイルはやることでは ありません。
  23. 23. ✤アジャイルは度合いです。 形容詞
  24. 24. ✤アジャイルをやる。× ✤アジャイルにやる。○
  25. 25. ✤アジャイル=ゴール × ✤アジャイル=道具 ○
  26. 26. ✤どこまでいってもアジャイルに 完璧にできたということはあり ません。
  27. 27. アジャイルとは何か
  28. 28. アジャイルソフトウエア開発宣言 30
  29. 29. 4つの価値 •プロセスやツールより •→人と人同士の相互作用を重視する。 •包括的なドキュメントより •→動作するソフトウェアを重視する。 •契約上の交渉より •→顧客との協調を重視する。 •計画に従うことより •→変化に対応することを重視する。 31
  30. 30. ポジティブ心理学 33
  31. 31. ポジティブ心理学 34 人は、自分の行動によって環境が変化しないと 無気力を学んでしまいます。 (マーチン・E.P. セリグマン ポジティブ心理学)
  32. 32. なぜアジャイルか
  33. 33. なぜアジャイルじゃないのか
  34. 34. Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved. 37 30年以上前の「ソフトウェア開発環境」(某IT企業) 3.ソフトウェア開発環境の変化 開発計算センタ 開発事務所 デバッグ完了! グーッ! パンチカード パンチカード おかしいなぁ データ処理 の主体 わかった! 1日単位での作業周期 アジャイルプロセス協議会 見積と契約WG 高橋氏作成の資料
  35. 35. Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved. 38 開発作業 3.ソフトウェア開発環境の変化 始業時刻↓ 就業時間帯 ↓終業時刻 就業時間帯 開発作業 計算センタに依頼↓ ↓依頼結果の受取 開発作業待ち時間 デバッグ(ソースリスト上) コーディング(カードパンチ) 先輩に質問 後輩の指導 仕様書の修正 息抜き 時間との戦い 30年以上前の「ソフトウェア開発環境」での1日(某IT企業) アジャイルプロセス協議会 見積と契約WG 高橋氏作成の資料
  36. 36. Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved. 39 3.ソフトウェア開発環境の変化 「ソフトウェア開発環境」の変遷(某IT企業) 時 期 開発リソースの 価格 開発作業の サイクル 開発の進め方 30年以上前 非常に高価 (大型計算機使用) 1コンパイル /1日 計算センタでの実行結果 待ちの間に、いろいろな 作業実施 30年前 かなり高価 (ワークステーション使用) 1コンパイル /1~2時間 同上 (確認待ち時間は、「時間 単位」に短縮された) 現 在 安 価 (パソコン使用) 1コンパイル /数分 即座に実行結果を確認 可能になった アジャイルプロセス協議会 見積と契約WG 高橋氏作成の資料
  37. 37. 2010/6/9 ソフトウェア工学シンポ 講演資料 平鍋健児氏 ごろん、ごろんと大きな単位
  38. 38. もの作りの行程も1段階ずつ 要求(スコープ) 時間
  39. 39. Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved. 42 3.ソフトウェア開発環境の変化 「ソフトウェア開発環境」の変遷(某IT企業) 1970年 1980年 1990年 2000年 2010年 開発設備の価格 1日にやり直せる回数 結果の確認に 1日必要 (1 回/日) 結果の確認に 数分必要 ( 数100回/日) アジャイルプロセス協議会 見積と契約WG 高橋氏作成の資料
  40. 40. 今は?
  41. 41. Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved.Copyright © 2010, Agile Process Association, All rights reserved. 44 3.ソフトウェア開発環境の変化 「ソフトウェア開発環境」の変遷(某IT企業) 1970年 1980年 1990年 2000年 2010年 開発設備の価格 1日にやり直せる回数 結果の確認に 1日必要 (1 回/日) 結果の確認に 数分必要 ( 数100回/日) アジャイルプロセス協議会 見積と契約WG 高橋氏作成の資料
  42. 42. 2010/6/9 ソフトウェア工学シンポ 講演資料 平鍋健児氏 性能は100倍上がったが、 プロセスは昔のまま
  43. 43. 歴史的背景 46
  44. 44. なぜうまくいかないのか • 契約したときから最後には要求が変わ る • 最後にはいらない機能多数 • 大量の工程間コミュニケーションコス ト
  45. 45. なぜアジャイルか
  46. 46. TWI監督者訓練の基本理念(1940) • 人間性の尊重 • 一人一人の存在価値や尊厳を認める) • 科学的アプローチ • 作業上のムリ、ムダ、ムラを取り除く 日本のものづくり トヨタ生産方式につながっていく TWIは、チャールズRアレン(1917)による戦艦の建造のための監 督者訓練の考え方をもとに作られた。 49
  47. 47. 「現代の経営」 P・F・ドラッカー(1954) • 3人の石切工に質問した: 何をやってい るのですか? • 石を切っています。 • 生活のために働いています。 • 聖堂をつくっています。 50
  48. 48. 現代の経営 P・F・ドラッカー(1954) •仕事がうまくいかないときの反応 •石を切っています。 •生活のために働いています。 •聖堂をつくっています。 文句を言う。 無視する。 自分で直す。 (最終結果を見ている) 51
  49. 49. 現場とQC 石川馨(1962) •成功を導くマネジメントの基本原則は、部下に自己の能力 をフルに発揮できる環境を与えること。 •会社と共に快適かつ幸福に感じることができるべき。 •自己の能力を発揮し潜在能力を実現することができるべき 。 52
  50. 50. 「ピープルウェア」(1987) トム・デマルコ、ティモシー・リスター •われわれの抱える主要な問題は、そもそ も技術的ではなく社会学的なものである •開発者は交換可能な部品ではない 53
  51. 51. ファシリテータ 「みんなの力で達成しましょう」 学習する組織を作る人 「目的と方向性はこうです。 一緒にやろう!」 官僚的管理者 「決まりに従いなさい!」 作業管理者 「これをこうやります。 やってください。」 「ザ・トヨタウェイ」ジェフリーライカー より ボトムアップ (開発型) トップダウン( 指示型) 一般的な管理技術 仕事内容の理解 トヨタのリーダー像 54
  52. 52. 歴史的背景 55 パターン・ランゲージ 1940
  53. 53. ポイント •人を尊重する •現場で改善する 現場主義 •チームワーク •目的意識を育てる
  54. 54. 歴史的背景 57 1940 パターン・ランゲージ
  55. 55. オブラブ2010アレグザンダー祭りの懇親会でスクラム トレーナーのジム・コプリンエン氏から聞いた言葉 それだけ、組織にインパクトがある変 革が必要な場合があるという意味です 。 真に受けてやりすぎないように!w
  56. 56. 監訳者、平鍋氏の後書き 「リーン開発の本質」 多くの間違った標準化が、 「人は本来怠け者でありしっかり働かせるた めに規則をつくらなければならない」とか 「人は交換可能である」というメンタリティ ーから発している。
  57. 57. 監訳者、平鍋氏の後書き 「リーン開発の本質」 もし、組織の文化や方針の中心にこのよ うな考え方があると、 もしくは多くの管理者がこのように考え ている組織では、リーン活動は決して成 功しない。
  58. 58. 監訳者、平鍋氏の後書き 「リーン開発の本質」 そうではなく、「人の持つ工夫のモチベー ションを活かす」こと、 「一人ひとりの人を育てる」ことこそ、マ ネジメントの中心となるべきだ。 「人」の要素はプロセスの中心である。
  59. 59. 意見が言えるオープンな文化 ちゃんと改善される 権威勾配がゆるやか 多様性が尊重されている アジャイルに向いている 組織文化
  60. 60. 結論 •アジャイルは特効薬ではない •現場をよりよくするためには、アジャイル以前にやるべ きことがある •アジャイルはチーム力を重視するため、企業文化や人間 関係に敏感である •チーム主体の文化とアジャイルを組み合わせると非常に 強力な武器となる 65
  61. 61. Q&A

×