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EBM firststep(2012/04/26): Overview of Evidence-Based Medicine in Japanese

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Introduce the concept of Evidence-Based Medicine, explanation of five steps of evidence-based practice.

Published in: Health & Medicine
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EBM firststep(2012/04/26): Overview of Evidence-Based Medicine in Japanese

  1. 1. EBM ミニレクチャーシリーズ ようこそ EBM の世界へ! ~ EBM はじめの一歩~ 東京北社会保険病院 総合診療科 南郷 栄秀 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social Insurance Hospital 1
  2. 2. EBM とは? 一言で言うと...   目の前の患者さんの問題を解決する方法 学問ではなく,単なるツールである Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 2
  3. 3. EBM の実践とは     目の前の患者の話をよく聞き,よく診察し (患者からのエビデンス) その患者によく似た患者についての研究結 果をよく勉強し (外部のエビデンス) それに自分の経験をふまえて,これらの情 報を統合し 目の前の患者に,現時点での最善の医療を 提供すること Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 3
  4. 4. 誤解しないでください!! EBM = エビデンス Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 4
  5. 5. EBM の 5 つの step Step 1 .疑問の定式化 Step 2 .疑問についての情報収集 Step 3 .得られた情報の批判的吟味 Step 4 .情報の患者への適用 Step 5 . 1 ~ 4 の Step の評価 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 5
  6. 6. EBM の 5 つの step Step 1 .疑問の定式化 Step .疑問の定式化 Step 2 .疑問についての情報収集 Step 3 .得られた情報の批判的吟味 Step 4 .情報の患者への適用 Step 5 . 1 ~ 4 の Step の評価 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 6
  7. 7. Step 1.  問題の定式化  Patient :どんな患者が  Intervention :どんな治療,検査をするのは  Comparison :どんな治療,検査と比べて  Outcome :どうなるか Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 7
  8. 8. 例えば...  Patient :高血圧患者が  Intervention :降圧剤を飲むのは  Comparison :降圧剤を飲まないのと比べて  Outcome :脳卒中の発生率が減るか Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 8
  9. 9. 真のアウトカムと 代用のアウトカム    降圧剤を飲むことによる効果  脳卒中を減らす  死亡率を下げる  寝たきりにならずに済む  「血圧が高い」ということに対する不安を取る   人によって,最も重要なアウトカム(=真のアウト カム)は変わってくる その患者さんにとって何が最も重要か,よく検討す べきである Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 9
  10. 10. CAST 研究 -急性心筋梗塞後に起こる突然死の原因となる 不整脈に対する抗不整脈剤の効果- 100 生 存 率 ( 95 P=0.0006 プラセボ( n=743 ) 90 抗不整脈薬( n=755 ) 85 抗不整脈薬で,突然死イベント発生は 2.64 倍 増加 !! % ) 100 200 300 400 500 心筋梗塞発症後の日数 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 10
  11. 11. EBM の 5 つの step Step 1 .疑問の定式化 Step 2 .疑問についての情報収集 Step 3 .得られた情報の批判的吟味 Step 4 .情報の患者への適用 Step 5 . 1 ~ 4 の Step の評価 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 11
  12. 12. 我々が使いうる情報源  先輩や同僚,他業種, MR,(患者?)  新聞,雑誌  インターネット  教科書  原著論文: Medline ( PubMed )  二次情報( Clinical Evidence , UpToDate , Cochrane Dec 30, 2013 Library , Best E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 12
  13. 13. 治療効果を証明するには?    比較する対照をはっきりさせる 個人差をなくす 具体的な効果を示す    治療期間は? 効果の指標は? これらの条件を満たす研究デザ インを,ランダム化比較試験 RCT と呼ぶ Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 13
  14. 14. ランダム化比較試験の流れ 治療群 治癒 治癒せず R* 治癒 *R:randomization プラセボ群 治癒せず Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 14 この 4 つの 分かれ方で 治療の効果 を見る
  15. 15. どうして英語?     研究者の立場になって考えてみる 良い研究ができ,良い論文が書けたら, 世界中の医療者が 1 人でも多く読むトッ プジャーナルに投稿したい 日本の雑誌なんか,日本人しか読まない 日本人の研究者だって,出世のためには 載せてくれるなら英語で論文を書く Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 15
  16. 16. どうして英語?  最先端に付いていくなら英語しかない  時代遅れの医療は犯罪!   →だから,英語の論文を読むべき!!  でも,誰だって英語は苦手...  英語をなるべく読まずに情報を手に入れる方 法があります! Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 16
  17. 17. EBM の 5 つの step Step 1 .疑問の定式化 Step 2 .疑問についての情報収集 Step 3 .得られた情報の批判的吟味 Step 4 .情報の患者への適用 Step 5 . 1 ~ 4 の Step の評価 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 17
  18. 18. なぜ批判的吟味を しないといけないか    一般的に効果があるといわれている 治療は,本当に効果があるのか? 本当に効果があるとして,その効果 の大きさはどれくらいか? 大きい効果があったとして,その治 療が本当に目の前の患者さんに使え るか? Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 18
  19. 19. 治療・予防のチェックシート 1 .論文の PICO 2 .ランダム割付けされているか? 3 . Baseline は同等か? 4 .全ての患者の転帰が Outcome に反映されて いるか? 4-1 . ITT 解析か? 4-2 .結果に影響を及ぼすほどの脱落があるか? 5 .マスキング(盲検化)されているか? 6 .症例数は十分か? 7 .結果の評価 The SPELL, http://spell.umim.jp 「はじめてトライアルシート」参 照 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 19
  20. 20. EBM の 5 つの step Step 1 .疑問の定式化 Step 2 .疑問についての情報収集 Step 3 .得られた情報の批判的吟味 Step 4 .情報の患者への適用 Step 5 . 1 ~ 4 の Step の評価 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 20
  21. 21. Step.4  情報の患者への適用 エビデンスと,患者の病状と周囲を取り巻く環境と ,患者の好みと行動,さらに医療者の臨床経験をバ ランスよく組み合わせて診療を行う  どれが抜けても不十分  患者の病状と周囲を取り巻く環境 医療者の臨床経験 患者の好みと行動 エビデンス Haynes RB, BMJ 2002;324:1350 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 21
  22. 22. EBM の 5 つの step Step 1 .疑問の定式化 Step 2 .疑問についての情報収集 Step 3 .得られた情報の批判的吟味 Step 4 .情報の患者への適用 Step 5 . 1 ~ 4 の Step の評価 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 22
  23. 23. EBM の実践とは? 患者からの情報 外部の情報 Step 2 , 3 Step 1 統合 臨床判断 評価 Step 4 エビデンスは これだけ Step 5 Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 23
  24. 24. 誤解しないでください!! EBM = エビデンス Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 24
  25. 25. The SPELL: http://spell.umin.jp Dec 30, 2013 E. NANGO, MD, PhD, Tokyo-kita Social 25

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