「ECキャンパス」は全国のネットショップを運営する店長さんに学びの場となるWEBキャンパスを提供します。「売上を伸ばしたいけどやり方がわからない」「セミナーに参加したいけど高い」「地方なのでまわりに相談する人がいない」といったお悩みを解決します。共通の悩みを持った仲間と学び、助け合い、ノウハウを共有し、それぞれの目標に向かってがんばって行きましょう！ http://ec-campus.tv/

1. RAW現像をマスターすれば
写真が劇的に変わる！
「商品撮影のイロハ〜現像初級編〜」
写真はカメラで撮っただけでは不完全。
撮った後に一手間加えることでよりステ
キな写真しよう！

2. About me ...
 ９先生と呼ばれてます
・元化学メーカー研究職員
・普段はカメラマン、時々写真の先生
・studio9(http://photo-studio9.com/)の中の人 月間PV50万件くらい
・デジタルカメラマガジン 2014/9月号、2015/2,3,4月号
・ADOBE美術大学 Lightroom編
・SPRiNG 11月号
・メーテレ「ドデスカ！」
・ファミリーマート×食べログ「名店の味」
・ストアカ最優秀感想賞

3. 今日のコンテンツ
写真は撮ったままでは不完全
RAW現像をするために必要なもの
現像をするうえで大事な考え方
Lightroomの基本的な現像

4. 写真は撮ったままでは不完全
 「撮りっぱなし」はせいぜい６割くらいの完成度

5. 商品写真における大事な３つの要素
 どれが抜けてもいい写真は成立しません
・ライティング
・スタイリング
・レタッチ（現像）
被写体にどのような光を当てるのか？
最も基本の要素。
商品をどう魅力的に見せるのか？
周りの環境を整える。
撮影後に商品イメージに合わせて調整する。
カメラの見え方と人間の見え方は違う。

6. どうしてレタッチをするの？
より完成度を高めるため
→どんなに良い写真を撮っても、ライティングとスタイリングだけでは不十分な
ことがあります。
コスト削減のため
→ライティング、スタイリングを追い込むにはお金も時間もかかりますが、レタ
ッチならPC１台で手軽に修正できることがあります。（過信は禁物）
失敗写真をカバーするため
→暗すぎる写真、色がおかしい写真、不要なものが写った写真。。レタッチで救
える写真がいっぱいあります。（過信は禁物）
 世の中の商業写真でレタッチがされていないものはほぼ”ゼロ”です

7. RAWとは？
 センサーに入ってきた光の情報をそのまま記録したもの
 「写真」になる前の状態
 最も高画質な状態
 RAWデータをカメラが勝手に圧縮して「写真」にしたもの
 どんなパソコンからでも見れる
 不要なデータを捨てている（画質が劣る）
JPEGとは？
図で見てみよう

8. RAWのイメージ
DIGIC、EXPEED、TruePic etc.
圧縮無圧縮
そのままでは見れない
ので現像が必須！
そのまま見れるので
現像は任意。

9. 今日のコンテンツ
写真は撮ったままでは不完全
RAW現像をするために必要なもの
現像をするうえで大事な考え方
Lightroomの基本的な現像

10. (RAW)現像をするために必要なもの
 パソコン（タブレット）、専用ソフトが必要
 必ず必要なもの
パソコン
→ノートでもデスクトップでもOK。サクサク動かしたいなら中級以上のスペックを。
特にメモリー容量が大事。できれば４GB以上欲しいところ。タブレットという選択も。
ソフト
→仕事で使うならPhotoshopかLightroomがオススメ。趣味で使う程度ならPhotoshop
Elements、GIMP(無料) などの選択もあり。
 できれば欲しいもの
外付けディスプレイ
→24inchくらいのIPS液晶がオススメ（15,000円～）、作業効率が飛躍的に上がります
ペンタブレット
→ある程度精密なレタッチをするときに効率が高まります。

11. 現像ソフトの種類
 RAW現像は専用ソフトが必要
１．メーカー純正（おまけ）のソフト
無料で使えるけど機能は限られる。カメラが違うと使えない。。
２．Photohop (Elements)
３．Lightroom
４．その他のソフト
どちらかがおすすめ。次のページで紹介
その他有料のRAW現像ソフトは情報が少なくかなり上級者向け
JPEGだけ扱うなら他の安め（無料）のソフトやアプリを使うのもあり
情報が限られるため自分で調べる必要があるかも

12. PhotoshopとLightroomの違い
 ソフトの設計思想が異なります
大量の写真を効率的に扱いたいなら
Lightroom。
少量の写真をこだわって仕上げたいなら
Photoshop。

13. 今日のコンテンツ
写真は撮ったままでは不完全
RAW現像をするために必要なもの
現像をするうえで大事な考え方
Lightroomの基本的な現像

14. 現像をするうえで大事な考え方
 ただ闇雲にソフトを使っても上達しません
 自分のイメージを明確にする
 現像を料理にたとえてみる
ここが一番難しいけど、重要な部分

15. これを意識しよう！４つのイメージ
 明るさ ・・・ 写真全体の明るさ。輝度とも
⇒露光量
 コントラスト ・・・ 明るい所と暗い所の差
⇒コントラスト、シャドウ、ハイライト、白レベル、黒レ
ベル
 色 ・・・ 色味（暖色、寒色など）、鮮やかさ
⇒ホワイトバランス、色かぶり補正、自然な彩度、彩度
 線 ・・・ 輪郭の硬さ、柔らかさ
⇒明瞭度
⇒ 作りたいイメージをこの４つに分けて考える！

16. 明るさ
明るい 暗い

17. http://www.ashinari.com/
商品写真の基本は
少し明るめに仕上げること。
明るさ

18. コントラスト
コントラスト高 コントラスト低

19. カチッとしたもの、
黒背景のものはコントラスト
高めがオススメ
可愛らしさ、優しさを
出したいなら
コントラストは低め！
コントラスト

20. 色
暖色 寒色
彩度 高 彩度 低

21. 色は出来るだけ正確に。
食べ物の場合はやや暖色系に
仕上げてもOK
彩度は上げすぎ
厳禁！
http://www.ashinari.com/
http://www.ashinari.com/
色（色味、彩度）

22. 線（輪郭）
硬い 柔らかい

23. 線（輪郭）
商品のイメージに応じて使い分ける
あまりにフワッとさせると
商品写真として成り立たない場合があるので
やりすぎ注意

24. RAW現像は料理と一緒！
 良い写真 = 美味しい料理 と考えてみよう。
 食材 ・・・ RAW画像
⇒ 素材として良い状態であればこの時点で美味しい必要は無い
JPEGで撮ると鮮度が落ちてしまうイメージ。。
 調理器具 ・・・ RAW編集ソフト
⇒ Lightroomを使っているので大丈夫。一流の調理器具です！
 料理人 ・・・ あなたのスキル
⇒ 良い食材と良い調理器具があれば料理の美味しさを決めるのは
あなたの腕次第です
＊一流の料理人になると食べる人に合わせて味付けを変えたりします

25. 今日のコンテンツ
写真は撮ったままでは不完全
RAW現像をするために必要なもの
現像をするうえで大事な考え方
Lightroomの基本的な現像