2013年のマレーシア経済概況について纏めてみました。2013年は国内外で総選挙に注目が集まりましたが、経済活動においても注目すべきできごとがありました。ここでは、マクロ経済、貿易、投資、政府について注目すべき数字を取り上げています。
全体的に見て、マレーシア経済は堅調な成長を記録していると言えますが、国民の評価はかなり辛口であることが如実に現われています。特に、GSTとTPPAを巡っては国民からの反発が強く、ナジブ政権の支持率にも影響が及んでいます。
それでも、2014年は第1四半期時点で海外からの直接投資が前年同期比でプラス52.7%という数字が出ており、好調を維持していることが分かります。マレーシアの更なる経済成長を期待しています。