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他社とも連携!企業の壁を越えるチームワークの現実

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他社とも連携!企業の壁を越えるチームワークの現実

  1. 1. 病院は多い
  2. 2. 人口 269 万人 病院 178 施設 大阪市医療圏
  3. 3. 人口 243 万人 病院 124 施設 山城北医療圏
  4. 4. 外来患者 1,340 名/日 職員 1,500 名 救急車搬入 8,500 件/年 手術件数 6,500 件/年
  5. 5. 高度 急性期 急性期 回復期 慢性期
  6. 6. 病床は少ない
  7. 7. 人口0430,000 人 病床0005,000 床 山城北医療圏
  8. 8. 高度 急性期 回復期 転院調整
  9. 9. ① ② ③
  10. 10. ① ② ③ 1. 時間がかかる 2. コミュニケーションミス 3. 時間外の相談× 4. 交渉の履歴×
  11. 11. 営業報告 イベント管理 連携医DB ファイル共有 院 内
  12. 12. 営業報告 イベント管理 連携医DB ファイル共有 空床状況 転院相談 ファイル共有 院 内 院 外
  13. 13. A病院 B病院 C病院 D病院 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 空床状況
  14. 14. A病院 B病院 C病院 D病院 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 空床状況
  15. 15. ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 A B C D E F G H I 洲 転院相談 洲 洲 洲 洲 洲
  16. 16. ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 A B C D E F G H I 転院相談
  17. 17. A病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 E病院_ユーザ名 F病院_ユーザ名 G病院_ユーザ名 L病院_ユーザ名 J病院_ユーザ名 F B病院_ユーザ名 A病院 B病院 C病院 D病院 F病院 G病院 H病院 I病院E病院 K病院 L病院J病院 △ △ ◎ ○ × × 転院相談 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名
  18. 18. A病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 E病院_ユーザ名 F病院_ユーザ名 G病院_ユーザ名 L病院_ユーザ名 J病院_ユーザ名 F B病院_ユーザ名 A病院 B病院 C病院 D病院 F病院 G病院 H病院 I病院E病院 K病院 L病院J病院 △ △ ◎ ◎ × × B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 A病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 E病院_ユーザ名 F病院_ユーザ名 G病院_ユーザ名 L病院_ユーザ名 J病院_ユーザ名 転院相談
  19. 19. A病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 E病院_ユーザ名 F病院_ユーザ名 G病院_ユーザ名 L病院_ユーザ名 J病院_ユーザ名 F B病院_ユーザ名 A病院 B病院 C病院 D病院 F病院 G病院 H病院 I病院E病院 K病院 L病院J病院 △ △ ◎ ○ × × 転院相談 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名
  20. 20. B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 転院相談
  21. 21. A病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 E病院_ユーザ名 F病院_ユーザ名 G病院_ユーザ名 L病院_ユーザ名 J病院_ユーザ名 F B病院_ユーザ名 A病院 B病院 C病院 D病院 F病院 G病院 H病院 I病院E病院 K病院 L病院J病院 △ △ ◎ ○ × × B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 転院相談
  22. 22. A病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 E病院_ユーザ名 F病院_ユーザ名 G病院_ユーザ名 L病院_ユーザ名 J病院_ユーザ名 F B病院_ユーザ名 A病院 B病院 C病院 D病院 F病院 G病院 H病院 I病院E病院 K病院 L病院J病院 △ △ ◎ ○ × × B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 B病院_ユーザ名 A病院 B病院 C病院 D病院 F病院 G病院 H病院 I病院E病院 K病院 L病院J病院 ×△ ◎ △ × ○ 転院相談
  23. 23. ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 ユーザ名 A B C D E F G H I 洲 転院相談 洲 洲 洲 洲 洲 転院先決定 × ◎ △△
  24. 24. 転院先決定 A B C D E F G H I A B C D E F G × ◎ △△ 転院相談
  25. 25. 1. 時間的な無駄が減り 2. コミュニケーションミスが減り 3. 時間外の相談○ 4. 交渉の履歴○
  26. 26. いつでも だれでも どこからでも
  27. 27. 気をつけたこと
  28. 28. 営業報告 イベント管理 連携医DB ファイル共有 空床状況 転院相談 ファイル共有 院 内 院 外
  29. 29. うち は うち、 よそ は よそ。

Editor's Notes

  • kintoneで他社と連携している、いわゆる企業の壁を超えて活用している事例を紹介いたします。
  • 突然ですが、日本に存在する病院って意外と多いんです。
    その数、8,500件。
    クリニックさん、医院さんを除いた、病院の数です。

    これは実は世界で1番多く、2位のアメリカよりも1.5倍の病院数です。
  • 当院が属する京都府南部、山城北医療圏では24の病院があります。

    みなさまお住まいの周りに病院がこれだけあると思えば多く感じるのではないでしょうか。
  • 当院が属する京都府南部、山城北医療圏では24の病院があります。

    みなさまお住まいの周りに病院がこれだけあると思えば多く感じるのではないでしょうか。
  • 当院、宇治徳洲会病院は山城北医療圏に属する総合病院としては1番大きい規模です。
  • 件数が多いのは、病院は明確に役割分けがされているからです。

    生きるか死ぬか、1分1秒を争う状況をどうにかする高度急性期・急性期、
    そういった状況から脱した後、退院後の生活に向けてリハビリテーションを行なう回復期、
    病状は安定しているものの、治癒とは言えず入院が必要な方のための慢性期。

    優劣ではなく、役割です。

    当院は回復期の病棟も少しだけありますが、ほとんどが高度急性期と急性期で占められています。
  • 病院は多いと言いましたが、病床少ないです。
    病床というのは、入院のベッドのことです。
  • 我々の医療圏全てのベッド数は約5,000床。
    割合にして1%の人しか入院できません。

    全国平均もこれくらいです。

    つまり、入院と退院をうまくやりくりしないと、病院は正しく回らないわけです。
  • このやりくりを担うのが医療ソーシャルワーカー、今回のお話のターゲットです。

    医療ソーシャルワーカーは
    退院の支援を主業務とし、関わる病院間、部門間、患者さんやご家族さんの間を橋渡しします。

    医療、看護、介護、それぞれの技術的な知識と、これらのお金に関わる制度の知識など、
    把握しておくべき知識量が膨大です。

    知識を持てば良いだけでなく、専門家と患者さんとの間にも立つわけですから、
    正確に伝える高いコミュニケーション力も必要で、存在の重要性は全国的にどんどん高まっています。
  • 退院支援の1つに、転院調整というものがあります。

    例えば、救命処置がひと段落して、退院に向けたリハビリテーションなどの準備に移っていくとなると、
    病院として提供する医療の役割が変わるため、病院を移っていただく必要が出てきます。

    これを転院といい、転院先候補の病院と上手に連携をとらなければなりません。
  • 我々の地域で、他院さんとの調整は、これまではずっと、電話・FAX・郵送だけで行なっていました。

    個人情報の取り扱いが難しいからというと言い訳は簡単ですが、
    これだけ医療技術やセキュリティ技術が進歩する時代で、
    電子メールすら使われてきませんでした。
  • 転院の調整がどういうアプローチなのか。
    電話で相手病院さんの医療ソーシャルワーカーを捕まえて、必要な詳細情報をFAXして、場合によってはCD-Rに入れた検査画像を郵送して、判断いただく。

    転院先が1回のアプローチですぐに決まれば良いのですが、
    決まらなければ次の病院へ、また1から電話で説明、FAX、郵送。。。。。の繰り返しです。
    何件相談しても決まらないことももちろんあります。

    聞くだけで『時間かかりそう』と思えます。
  • 時間がかかり、
    FAX誤送信もあったり、コミュニケーションミスやすれ違いも時に発生し、
    定時を過ぎると電話が繋がらなくなるのでそもそも相談ができず、
    履歴は手元のメモや担当者の頭の中のみ、

    という状況になることがあったりで、
    何より医療ソーシャルワーカーは電話が仕事みたいになってしまっていました。
  • そこでkintoneが目に留まりました。
  • 別の部署で、部署内共有でコンパクトに使っていたkintoneに、
  • 社外連携を同居させました。

    1つのkintoneドメインに、院内連携と院外連携を同居させています。
  • ログインして、ポータルで各病院の空きベッドの状況を確認できます
  • リハビリテーションでの入院ができるベッドが、個室で1つ、男性大部屋で1つ、女性大部屋で1つ空いていることを示しています。

    これまではこの共有すらFAXでした。
    週に1回、各病院さんが近隣の病院へFAXするわけです。
  • こちらが転院相談の一覧です。

    1つのレコードが1つの案件です。
  • タイトルを見ると、『骨折での転院相談』とあります。
    この案件の詳細を見てみましょう。
  • こちらがその詳細ページです。
    項目は少ないです。
  • このページで詳細な情報を添付するのですが、送り先はALLでも良いですし、細かく指定もできます。

    患者さんのご希望もありますし、もともと入院されていた病院へ戻るという場合もあります。
    全案件が常に全ての病院さんに相談するわけではありませんので、1件にしか相談しないこともあります。
  • 続いては掲示板です。
  • こちらは我々が『掲示板』と呼んでいるスペースです。
    添付した情報以外の補足や、簡単なやりとりはこちらで対応できます。

    経緯を、後から誰でも確認できる場所があるのは重要です。
  • 次に、他の病院さんからの回答を入力してもらうフィールドです。
  • 相談をもちかけたら、回答していただけないといけません。
    ここで各病院さんからの返答を入力していただくフィールドを設けました。

    まずは○△×で返答いただければ、必要に応じて電話で詳細を詰めていくことができます。
  • この返答は一覧にも表示されまして、
  • 一覧の画面から入力や変更ができるようにしています。
  • 1度で複数病院さんに、情報はデータで送って相談できるようになったわけですから、

    1.時間的な無駄が減り、
    2.コミュニケーションミスが減り、
    3.時間外の相談もひとまず起票はできるようになり、
    4.交渉の履歴も残るようになりました。
  • 担当者に聞かないと分からない、という個人事業のような状況から、

    「いつでも だれでも どこからでも」

    対応できるようになったのは大きな進化だと思います。
  • 内での共有と外との共有を1つの環境に同居させるわけですから、
    気をつけたことがいくつかあります。
  • この3つ。
  • 1つ、機能はできるだけシンプルに、操作も時間がかからないようにすることです。
  • 2つ、他院さんにお金を出していただいていることを忘れないこと。
  • 3つ、アプリごと、レコードごと、フィールドごとにアクセス権をかなり細かく設定しています。

    細かく設定、とは言いますが、この作業も簡単で、何回かマウスを動かせば完了しました。
  • 活用の内容をお話しました。

    えっ、それだけ?
    と思う方が沢山いらっしゃるかと思います。

    そうです、やっていることはこれだけです。
    ご覧の通り、すごいことは一切していません。

    ですが、この程度のアプリ化ですら、10年も20年も全くなされずにここまで来ていたのが事実です。
    無駄に慣れて、これを手順と捉えるようになり、他の業務を圧迫するまでになってしまいました。

    kintoneが、0を1にしてくれました。
    これから、1を10にも100にもしていかなくてはいけません。
  • 医療ソーシャルワーカーは、こうしたい、こうなりたい、という想いを強く明確に持っている人ばかりです。

    kintone活用で浮いた時間を他のことに回せるようになり、
    個々の想いを叶えるべく、これまで以上の情熱を燃やしています。

    退院や転院というのは、患者さんにとってはとても不安なことです。
    元の元気な自分に戻れるだろうか、病気の再発はしないだろうか。

    そういった不安を軽減させ、『退院後の生活はこうしていきたい』、
    という患者さんの願いを叶える仕事、それが医療ソーシャルワーカーなのだと思います。
  • ここまで語っておきながら…

    実は、私は医療ソーシャルワーカーではありません。

    主に、広報です。
    広報、営業、医療事務、さらには院内外でのイベント企画などもしています。

    これは病院で開催したお祭りです。このように一般の方を集めるような町おこしのお祭りを企画したり、
  • 地域の開業医さんを招くような医療研究会を企画するなど、
    いわゆる地域の連携を支える仕事をしています。

    アプリケーション開発の経験は全くありません。

    それでもkintoneを導入できました。初回は2~3日でリリースしました。
    後から改修&改修で、サポートデスクには電話で問い合わせの毎日でした。

    他院さんにも参入をお願いするわけですから、
    kintoneのパンフレットを持って私がkintoneの営業活動をし、契約書じみた書面を作ったりもしています。
    実際に説明の現場では、cybozu営業と間違われたこともあります。

    そして他院さんは採用してくれました。お金を出してくれたんです。

    このように、ユーザーだけでも拡大していける魅力がkintoneにはあるのだと思っていますし、
    こういった仕組みが必要だというニーズもあるのだと思います。
  • kintoneを広める活動の中で大変お世話になっているのが、今日も会場に来てくださっている
    京都リハビリテーション病院の瀧村さんです。

    法人も違いますし、隣町とはいえ医療圏も役割も全く違う病院さんですが、当院からの転院も積極的に受け入れてくれています。

    私が瀧村さんと連携をとって活動できているのは、kintoneが繋いだチームワークだと実感しています。
  • うちはうち、よそはよそ。

    なんて考えが通じる時代では全くなくなり、
    kintoneで病院連携のネットワークのきっかけを作りました。

    ですが当院主導だけではやはり限界があります。
    自治体も連携してもっともっと医療機関、介護施設を巻き込んでいくことができれば、
    最高のメディカルタウン完成が狙えるのではないでしょうか。

    その可能性を感じさせるだけのものがkintoneには詰まっていると思います。

    病院に限らず、他社さんとの連携であってもkintoneは使えるんだという
    可能性を感じていただければ、非常に嬉しく思います。
  • 宇治徳洲会病院の事例紹介は以上です。
    ありがとうございました。

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