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有限会社神輝興産_kintonehive

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有限会社神輝興産_kintonehive

  1. 1. KINTONE×神輝興産 ~ドボク業界のイノベーション~ 有限会社 神輝興産 吉田 可也
  2. 2. 自己紹介 吉田可也(ヨシダ カヤ) エクストリーム出社 ・西宮出身 35才 ・根っからのリケジョ ・3才、5才の娘がいる主婦 ・超アウトドア主義 ・マイブームは…
  3. 3. 自己紹介 ・職歴 カーナビの組み込み ソフトウェア会社に就職 二度の育休・復職を経て、 現在の会社に転職 在宅ワーク、超フレックス勤務など育児と両立しながら キャリアアップできる環境で日々頑張っています!
  4. 4. どんな会社? 有限会社 神輝興産 橋梁点検の会社
  5. 5. 橋梁の現状 建設後50年を超えた 2m以上の橋梁について 50年経過橋梁 43% 10年後(2023) 約171,000橋 67% 20年後(2033) 約267,000橋 18% 現在(2013) 約71,000橋 全国の橋梁数は 10年後は43% 現在は18% 20年後には67%へと増加! 約70万橋
  6. 6. 損傷の例 鉄筋露出 亀 裂剥 離
  7. 7. 損傷の例 抜け落ち ひびわれ
  8. 8. 損傷の例 抜け落ち ひびわれ 落 橋
  9. 9. 健全な例 1913年(竣工) 2018年(現在) 七条大橋 (京都市) 鴨川に架かる橋で 最も古い 御年105歳
  10. 10. 橋梁点検とは 社会の資産(インフラ)を作り手としてではなく 守り手として残していく、 橋梁の老朽化は明らか 社会貢献性の高い仕事である
  11. 11. 主な点検方法 点検は近接目視が基本 さまざまな方法で 点検箇所にアプローチ
  12. 12. 主な点検方法 梯 子 徒 歩
  13. 13. 主な点検方法 高所作業車 移動式足場ピアフロート
  14. 14. 主な点検方法 ロープアクセス
  15. 15. どんな会社? 有限会社 神輝興産 橋梁点検の会社 業界では珍しい 平均年齢28歳 神戸を愛する会社
  16. 16. どんな会社? 社会貢献を軸に人間力育成にも積極的に取り組んでいます! 安全講習 酒蔵めぐり 摩耶シムマラソン アクアスロン まわしよみ新聞 ぶらしんき 田植え 震災学習
  17. 17. どんな会社? 社会貢献を軸に人間力育成にも積極的に取り組んでいます! 安全講習 酒蔵めぐり 摩耶シムマラソン アクアスロン まわしよみ新聞 ぶらしんき 田植え 震災学習
  18. 18. 神輝興産の目指すもの 地域貢献 社会貢献 神戸愛 神戸のためにできることがしたい
  19. 19. 神輝興産の目指すもの 点検することが地域貢献なの? もっと地域に恩返しできる 貢献はできない? 業務に追われて なかなか実現できない 仕事のやり方に 問題があるんじゃない?
  20. 20. 神輝興産の目指すもの 点検することが地域貢献なの? もっと地域に恩返しできる 貢献はできない? 業務に追われて なかなか実現できない 仕事のやり方に 問題があるんじゃない? じゃあ、まずは 自社の 問題解決をしていこう!
  21. 21. ①点検スタッフと事務スタッフが顔を合わさない → スタッフ間のコミュニケーション不足 ②点検報告書作成方法がアナログ → 手書きの点検結果をPCに打ち直し 業務が円滑に引き継ぎできない 作業非効率・ヒューマンエラー引起 問題点
  22. 22. そうだ、 があった!
  23. 23. スタッフをつなぐ ・働く場所や時間が異なっても交流したい 課題解決力向上を狙った 「御題」 出題形式の掲示板アプリ 社員同士が考えを交わす場として活用 本日の課題 リーダーシップって?
  24. 24. スタッフをつなぐ ・モノの管理をシステム化したい 今日の点検に必要な道具は… カナヅチとハシゴ、あと ロープも持っていかな あっ、チョークが 無くなりそう、補充せな 携行品チェックアプリ → 点検内容ごとに基本となる 道具セットを提示 物品管理アプリ → モノに種別ごとに番号をつけ 状況の一元管理 購入依頼アプリ → 事務スタッフに必要な物品の 購入依頼
  25. 25. スタッフをつなぐ ・スタッフのコンディションが心配… 直感的に認識できる 「お天気マーク」で コンディションを定期申告 カスタマイズによる カンタン入力や 見やすい遷移表の作成
  26. 26. ①点検スタッフと事務スタッフが顔を合わさない → スタッフ間のコミュニケーション不足 ②点検報告書作成方法がアナログ → 手書きの点検結果をPCに打ち直し 業務が円滑に引き継ぎできない 作業非効率・ヒューマンエラー引起 問題点
  27. 27. ディジタル化による効率化 ・現状 損傷の状況とその写真番号を 手書きでメモ 点検スタッフ 同じ内容をPCに打ち直し 事務スタッフ
  28. 28. 一度にやれないの?
  29. 29. そうだ、 があった! さらに…
  30. 30. ディジタル化による効率化 さらに便利に! 外部 連携 kintoneをさらに便利にカス タマイズできる プラグインの活用 データ共有に欠かせない クラウドと連携
  31. 31. 処理フロー ディジタル化による効率化 様 式 写 真 kintone データベース 橋梁データを 取得 ネットワーク経由で クラウドに アップロード 点検報告書の フォーマット ス マ ホ 点検結果 タブレットPCより 現地で入力 報告書完成 Excel出力 クラウド リアルタイムに 写真を取得 リンク プラグイン 規模・位置など
  32. 32. ディジタル化による効率化 処理フロー 点検×事務が同時に作業 作業の時間短縮・平滑化 報告書 kintoneなどの クラウドにデータをアップロード クラウド 写 真 ス マ ホ 事務スタッフ kintone 写真やデータの整理 報告書のチェック など
  33. 33. ディジタル化による効率化 こんなメリットも! ・点検スタッフ自らがデータ入力するので解釈ミスがない ヒューマンエラー低減 ・クラウド活用により 点検データが即時共有されるので 別作業にそのまま転用できる 大幅な作業時間短縮
  34. 34. ディジタル化による効率化 工程管理アプリ 管理の一元化により ヒト・モノ重複なく工程作成 点検マップアプリ GPS連携による 点検地点への簡易ナビ カスタマイズビューも活用し kintoneで全ての情報を管理 橋梁データベースアプリ 橋梁諸元、過去点検の管理
  35. 35. 想いをカタチに… 橋梁をはじめとするインフラを守ること 原点回帰、私たちにできる地域貢献って? 地域のインフラを守っていくためには 地域を衰退させないこと 人と地域のつながりが衰退を防ぐ! 地域の居場所を作ろう!
  36. 36. 想いをカタチに… 道具置き場を自分たちで改装して地域の居場所として設営
  37. 37. 想いをカタチに… 道具置き場を自分たちで改装して地域の居場所として設営 スタート 搬入 内装 ゴール 照明
  38. 38. 想いをカタチに… 社員食堂の一般開放 おせっかふぇ 日本人の主食 お米セミナー 神大×白鶴コラボ 日本酒試飲会
  39. 39. 想いをカタチに… 食を通じた 地域交流の場として活用 神輝興産
  40. 40. あるべきすがた 食を通じた地域交流により 地域内での「顔の見える関係」の構築 ・必要な時に柔軟に連携できるネットワークの強化 橋も、街も、人も ・お年寄りから子どもまで ライフステージに応じた人材力の活性化 地域みんなで守る
  41. 41. あるべきすがた 地元は地元で守る ほったらかしにしていたら、消えて行く 自分たちの好きな場所は 自分たちで守れるようになってほしい! 有識者の育成、ICTの導入
  42. 42. あるべきすがた 地元は地元で守る 神戸を輝かせる会社として 神輝興産は尽力します! 行政だけでなく市民も含めてみんなで 地域のインフラを守っていこうという意識
  43. 43. ご清聴 ありがとうございました!

Editor's Notes

  • まずはじめに、自身の紹介をさせて頂きます。
    西宮出身、学生時代から理数に関心があり、大学では情報科学を専攻していました。
    こう見えて、5歳と3歳の子を持つ主婦です。
    写真にあるように、家族でスキーにいったり、夏は海川、春秋は隔週でキャンプしたりと超アウトドアに休日は過ごしています。
    で、最近のマイブームはエクストリーム出社です。登山やジョギング、ピラティスしてから出社することもあります。
  • 次に、職歴のほうですが、大学卒業後はいったんカーナビのソフトウェア会社に勤務しておりました。
    二度育児休職・復職を致しましたが、子育てしながらがバリバリ働ける環境ではなかったため、今の会社に転職いたしました。
    弊社では、時短勤務はもちろん、在宅勤務やコアタイムに縛られない超フレックスな勤務も認めてもらえますので、やり方次第でキャリアを積むことが可能です。
    こちらは通常の方法では点検出来ない箇所の目視点検のためにロープアクセスという技術があるのですが、その特訓風景です。
    見た目通り、なかなか大変でした。
  • 次に会社の紹介ですが、弊社は有限会社 神輝興産といいまして橋梁点検をしている会社です。
    橋梁点検ってあまり聞き慣れないコトバだとおもうので
    ここで少し、橋梁と点検について触れたいと思うのですが
  • みなさん、日本にある橋梁の数をご存知でしょうか?
    約70万橋もあるんです。
    ですが、そのほとんどが高度経済成長期に建てられており
    現在は18%、10年後は43%、20年後は67%も共用開始後50年が経とうとしています。
  • 橋梁は老朽化によって様々な損傷が発生します。
    一部ですが、例を示します。
    コンクリート部材の表面がはがれてしまっていることを剥離、
    さらに中の鉄筋まで見えてしまっていることを鉄筋露出、
    スチールに大きなひびわれができることを亀裂といいます
  • コンクリートの塊が抜け落ちることを抜け落ち、コンクリートにできる割れ目をひびわれ、
  • また、これらの損傷を放置しておくとこの映像のように
    甚大な被害をもたらします。
    一方で
  • こちらは七条大橋ですが、1913年に共用開始した鴨川に架かる最も古い橋と言われています。
    こちらは、なんと御年105歳になる現在もこのように竣工当時からほぼ遜色なく状態を維持しています。
    このようなレアなケースもありますが、ほとんどの橋梁について
  • 老朽化は明らかであり、弊社の行っている点検業務は
    社会の資産を作り手としてではなく、守り手として残していく社会貢献性の高い仕事であると言えると思います。
  • 点検方法についても いくつか紹介しておこうと思います。
    点検は近接目視が基本になりますので、さまざまな方法で点検箇所にアプローチして点検します。
  • 通常点検できないときは、梯子をつかったり
  • 高所作業車といわれる特殊車両をつかったり、ピアフロートや移動式足場といった特殊装置をつかったり
  • また先ほどの自己紹介にもあったロープを使った点検など様々です。
    このロープアクセスは高度な技術を要しますが、橋梁点検車や特殊装置による作業が困難だったり不可能な場合に非常に有効な点検方法になります。
    少し、橋梁と点検のお仕事の説明をさせて頂いたところで、再び会社紹介に戻らせていただきます。
  • 点検業界は高齢化傾向にあります、が、弊社は平均年齢なんと28歳の若手が活躍している会社です。
    また事務所を神戸に構え、神戸を愛そう・神戸を盛り上げようということで
  • 神戸を中心に様々な活動で社員の人間力育成にも力を入れています
  • 神戸を中心に様々な活動で社員の人間力育成に力を入れています
  • このような活動について、橋梁点検の社会貢献性と、神戸への想いから、自分たちの枠に留まらず地域に貢献できる活動にしていきたいとなったのですが
  • じゃあ、点検していれば地域貢献になっているのか?
    いや、もっと地域に恩返しできる貢献はできない?
    でも、業務に追われてなかなか実現できないね
    それは仕事のやり方に問題あるんじゃない?
    ということで
  • じゃあ、問題解決、自社の仕事のやり方について見直し していこうということになりました
  • まずひとつ目の問題ですが
    点検スタッフと事務スタッフが現場と内業で仕事場が異なるため、顔を合わさないことが多く、
    スタッフ間のコミュニケーションが不足して、作業が円滑に引き継ぎできていないんじゃないか、
    そしてふたつ目は点検調書の作成方法がアナログということで、一旦手書きしてからPCにデータを打ち込むという非効率な作業かつ、人為的ミスが多いことが
    弊社の業務だけで手一杯の状況を生み出しているのではないかという結論に至りました。
    じゃあ、どうすればいいのか、コミュニケーションが向上できて、点検でも使えるツールをカンタンに作れたりしないのかなって探したところ
  • Kintoneがあった!ということで、Kintoneにいきつきました
    まず、スタッフ間のコミュニケーションを改善しようということで
  • 働く場所や時間が異なっても交流できるようにしたいということで、
    リーダーシップについてなど仕事で役立つお題出題形式の掲示板アプリを作成しました。
    定期的に出題される課題についてみんなで自由に意見を書き込んでいます
  • 次に、モノの管理がきちんとできてないことによる業務のムダを省くためにもアプリを導入しました
    まず今日の点検に必要な道具は?という悩みには点検内容ごとに基本となる道具セットを提示してくれる携行品チェックアプリ。
    そして、カナヅチとハシゴ、あとロープも持っていかなといった、持ち出されたモノの状況については、物品管理アプリ。
    チョークなど消耗品がなくなったときの購入を事務スタッフに頼める、購入依頼アプリなど
    アプリでスタッフ同士をつなげることで業務のムダを省きました。
  • じゃあ、スタッフの管理は?ということで、直感的に認識できるお天気マークでスタッフ自身のコンディションを月イチで申告してもらってます
    こちらのアプリは入力フォームもビューもがっつりカスタマイズすることで、簡単に入力できて、表によって自身の状態の遷移を確認することができるようにしています。
  • スタッフのつながりが向上したところで
    もうひとつの問題、アナログということの業務非効率についても考えていきたいと思いますが
  • 通常、点検は点検スタッフがその結果を紙に手書きでメモして、事務スタッフがそれをもとに調書をPCで作成するというのが一般ですが
    でもこれって
  • 一度にやれそうな、一度にやれたらすごい効率化できそうな気がしませんか?
    点検中に簡単にPCに入力できる何かがあればできそう…
  • Kintoneがあった!ということで、Kintoneにいきつきました
    まず、スタッフ間のコミュニケーションを改善しようということで
  • Kintoneが提供してくれている各種プラグインで、データ共有には欠かせないクラウドを活用して業務効率を上げれるようなアプリを作れないかということで
  • リアルタイムにデータをクラウドへアップロードし、プラグインをつかって、クラウドからデータを取り出し、Kintone上で構築した橋梁のデータベースの情報と併せて、調書を作成できるアプリを作りました。
  • そして、その調書を再びクラウドを介して、今度は遠隔にいる事務スタッフにリアルタイムに届けることでチェックや整理をすぐに行える環境も実現しました。
  • さらに、入力をディジタル化することで点検から入力まで同じスタッフが行うため人為的ミスも減り、また点検結果が即時データ化されているため別の事務作業にも転用できるなど、業務の大幅な時間短縮を図ることができました
  • 他にも工程を管理するアプリや点検地図のアプリ、先ほどの説明にも登場した橋梁データベースのアプリなど、Kintoneで情報の一元管理をし、業務が大幅に効率化されました。
  • 原点回帰、地域貢献って?ということで
    弊社がKintoneを活用して業務効率化してやりたかったことについて真剣に考えたとき
    地域のインフラを守ること、地域を衰退させないために人の関わりを作っていきたいなという思いから
    地域の交流ができるような場所をつくってみようということになりました。
  • 居場所として、道具置き場を整理し、自分たちで改装して居場所を作りました
  • 大工さんに手伝ってもらいながら、少しづつ作っていき
    現在は
  • 一般開放の社員食堂や、地域大学との交流、こちらは事務所近くのお米やさんを招いて、その道のプロによる食育セミナーなど
    少しづつですが食を通じた地域交流の場として活用していっています。
  • 一般開放の社員食堂や、地域大学との交流、こちらは事務所近くのお米やさんを招いて、その道のプロによる食育セミナーなど
    少しづつですが食を通じた地域交流の場として活用していっています。
  • 食を通じた地域交流が地域内での顔の見える関係の構築につながり、
    それは必要なときに柔軟に連携できるネットワークを強化し、
    またお年寄りから子どもまでライフステージに応じた人材力の活性化を図ることで
    橋も、街も、人も地域みんなで守っていくことが本当の地域貢献ではないかと弊社は考えました。
  • 最後になりますが、ここに「地元は地元で守る」という言葉を挙げさせてもらっています。
    この場所に住まう人々ですら地元をほったらかしにしていたら、どんなに歴史のある場所も時代の流れには逆らえず、消えて行ってしまいます。
    まずは「居場所」を通して、地元を好きになってもらうこと、そして
    自分たちの好きな場所は自分たちで守れるようになってほしいという想いから、
    インフラの維持管理・補修について誰もが学べる環境整備、そしてインフラ維持の専門資格設立に弊社も携わらせて頂きました。
    また、KintoneをはじめとしたICTの導入も今後もっと活用していきたいなと考えています。


  • 行政だけでなく市民も含めてみんなで
    地域のインフラを守っていこうという意識が最重要だと考え
    まずは地元・神戸を守っていけるように、これからも神戸に根ざして尽力していきます。



  • ご清聴ありがとうございました。

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