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Tableauのつまづきポイント

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第2回 関西Tableauユーザ会資料

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Tableauのつまづきポイント

  1. 1. Tableauの つまづきポイント 2017年10月25日(水) 第2回 関西Tableauユーザ会 田村
  2. 2. 自己紹介 名前: 田村進司(たむらしんじ) 仕事内容: 表の仕事 裏の仕事 1995 デジタル変復調のシミュレーション 社内ネットワーク・サーバー管理 2001 GPSモジュールの開発 WEBサーバー, 全文検索システム, ファイル サーバー構築・運用・保守 2003 Matlab導入 新規衛星端末のデジタル変復調、 TURBO符号の研究・開発、システム 設計 メーリングリスト, CMS(PukiWiki, Xoops)導 入 Trac, Subversion導入 2010 主としてシステム設計, ネットワーク 設計, IoTシステムの研究開発 Redmine構築・運用・保守 2015 Tableau導入 2017 AWS導入, Tableau Server構築 PSIRT立ち上げ というわけで… ITエンジニアというわけでもなく, 世間が思っているBIツールとも無縁な人
  3. 3. Tableauを導入したきっかけ • 機器から収集したデータを楽に解析できるツールを探していた • 高度な知識を必要としないこと  みんなに使ってほしい • ローカルファイルやDBと接続できること  汎用性をもたせたい • 学習コストが低いこと  すぐに使ってほしい • 解析対象のデータに制限がないこと  データ量に制限があると残念! • GoogleやFacebookでTableauの広告が目についた • BIツールってなんやねん? • 雰囲気やりたいことができそう • 過去取引のあった人がTableauに転職していた, コンタクトとってみよう • WEB会議でデモをしてもらう • 価格も安い(Tableau Desktop Personal版) • 試しに使ってみるといい感じ • エクセルで苦労して解析するためのシートを作っていた(約2週間)のが, Tableauだと10分で完成した  導入することにきめた!
  4. 4. • 現在のライセンス数 • Desktop 70ライセンス(Personal : 18, Professional : 52) • Server 100ユーザー(運用はこれから) • Tableauを普及させるために行ったこと • 経営陣, 営業の人向けへのダッシュボードの作成 • Tableau社のサポートによる社内勉強会 Tableau 田中さんありがとう! • 実際に使用しながら, 便利なものだと認識してもらう • RedmineでTableauのナレッジ, ヘルプデスク構築 • 情報の一元化・共有, Tableau語の翻訳, 技術レベルの向上 • 定期的なTableau勉強会の実施 • 毎週テーマは決めず, 駆け込み寺としてオープンに 社内への展開 ほぼ二人でやっている
  5. 5. (参考)Tableauの社内ナレッジ ナレッジ一覧 質問一覧
  6. 6. 実際のところはどうなん? • いろいろ計算式とか使いながらワークブックを作れる人は片手程度 • 最近になって両手で少し余るぐらい? • 非エンジニアの方のほうがガリガリ作っています  営業・業務管理担当者など • 大半が, 誰かが作ったワークブックを見るだけもしくは, それをベースにちょっと 見方を変えるぐらい • Professional版はもったいないけど, キューブが扱えない(Readerも無理) • 根強く表形式がいいという人は大勢いる • 新しいものへの抵抗感 • 意識の問題. 表形式でも必ず自分が見ようと思う手順でフィルター作業が発生している. • 他との比較は? • Power BI: すぐに消しました • QlikView: 好みじゃなかった
  7. 7. Tableauのいいところ • データ更新が楽 • データと計算の分離  計算テンプレート的に使える • 動的に見る人の見たいように見れる • フィルター, アクション • ダッシュボードの利用により、見せたい人が意図的に見せたいストーリーが作れる • 従来通り(Excel)の見せ方もできる • Excelマクロからの脱却ができる • 深く考えずに視覚化できる  創造欲を駆り立てる • データ量が多くても平気 • 解析に集中することができる  見えていなかった気づきを得られる • データの作り方の勉強ができる  システムの最適化に貢献 • Excelのデータだと、列内に属性の違うデータが入ってたり • 不足しているデータの気づきが得られる • システム構築のデザインツールとして使える • データを可視化するようなシステムのプロトタイプ
  8. 8. Tableauのよくないところ • 更新が早い(メジャーアップデートが約3か月 ごと) • 機能追加はうれしいけど… • 10.5では64bit OSのみに  結構きつい • 起動が遅い • 社内標準PCのスペックが悪いというのもあります が... • 起動が遅い, メモリー消費が激しい • ビューによっては, PDF作成するのに"どん兵衛"が 伸びることもシバシバ • Tableau語がよーわからん • DBの知識がない人はきつい • 一部のDBでは制限がある • キューブでは計算使えない • ノリについていけない • ヘルプがわかりにくい • 英語のほうがわかりやすい  ハードルがあがる • サポートにあたりはずれがある • Excelで作ったグラフと同じようなグラフを作ろ うとすると意外と手間がかかる事がある • 営業がMS Office使えない  誰とはいいません • できそうでできない事が使うにつれてでてくる • “Excelならこれで計算できるのに~” っていうのがあ ります(複数セル指定での計算とか) • ハマりすぎて時間を忘れてしまう  結果は倍以 上返し
  9. 9. Tableauの理解が難しいところ • 集計結果を取り扱うこと • 意識しなくても必ず集計結果を取り扱うので, Excelしか扱ったことがない人は何の値が出ているの かわからない • ディメンジョンとメジャー • 計算式 • NULLの扱いとか, 結合してるときの計算とか • LOD計算 • FIXEDなにそれ? • 結合とリレーション • DB使ったことない人には左結合なにそれ? • リレーションで表計算つかって, 計算できねーとか • 表計算ソフトではない • Excelの代替品だと思っている人多数 • Excelと共存するオフィスツールの一つと捉えるべき • 代替品ではないことを理解したうえで, 適切な可視化とダッシュボードの提供を行う必要がある • それを見る人への教育も必要
  10. 10. Tableauの学習方法 • Tableau無料トレーニング  無料!! • https://www.tableau.com/ja-jp/learn/training • Tableau Desktop入門トレーニング, データへの接続, ビジュアル分析を基本として後は必要に応じて使う • Tableau Public, Vizギャラリー  無料!! • 自分が表現したいものや取り扱うデータと近いものを探す • ワークブックがダウンロードできるものはダウンロードして, どのように作っているかを解析してみる • オンサイトセミナー  営業さん次第 • スーパーストアでは実感がわかない • 自分のデータを使って教えてもらいたい • インターネット上の記事を参考にする  無料!! • Tableau Forum – Tableau社が管理しているForum, Community(メインは英語。日本語サイトもあり) • “classmethod tableau” - classmethodさんのTableauの記事 • “tableau padawan” – Tableau Padawan’s Tips & Trickの記事 • “まだExcelで消耗してるの” – タブローの小部屋 • “information lab” – 海外サイト • “interworks tableau tips” -海外サイト • 人に教える、人のワークブックを作る  自分の時間次第 • これが実践的かつ一番 • わからなければ, 上記のインターネット上の記事やTableauのサポートを利用する • いろいろな見方の勉強もできる
  11. 11. ケチケチTableau運用 • 毎月のレポート作成が面倒  とにかく楽したい • Excelの計算式とかマクロとかメンテが嫌だ • レポート見るのはTableauのライセンス持ってない人もいる • Tableauのパッケージドワークブックを配布すればいい • Tableau Readerは無料! • Readerを使ってVizに慣れることで"自分も作る側になりたい"と思わせる
  12. 12. ケチケチTableau運用事例(1) 背景 • 毎月CSVもしくはExcelのデータが入ってくる • Excelでレポートを作ってたけど, 手作業処理がかなり多くて時間がかかる • Tableau使ったらできそうじゃね? レシピ • データの種別ごとにフォルダを作成しておく • 各データは月ごとに1ファイルとし, 上記の該当フォルダに保存する • <データを表す名称>_<YYYYMM>.csv という命名規則に準じてファイル名を 決める • Tableauのワイルドカードユニオンを使用して更新ファイルの取り込みを行う • 配布時には抽出型にする 毎月各フォルダにファイルを入れる
  13. 13. ケチケチTableau運用事例(2) 背景 • Excelで管理していたが変更履歴がわからない • Excelだとデータ型が自由すぎる(日付の列にコメント書いたの誰だ!) ↓履歴管理・データの正規化を実現するために • データをRedmineに集約・更新作業はRedmine ↓Redmineでは可視化が弱い • そうだTableauを使おう レシピ • 基本になるTableauパッケージドワークブックを作成する (データのファイル名に日本語は使わない. ファイル名がUTF-8のため) • パッケージドワークブックをZIPで解凍しておく(アンパッケージを使わない) ↓ データの更新をスクリプト(バッチ処理)で自動化 • 毎日RedmineからCSVデータをダウンロードして, 更新対象フォルダーに上書きコピー • 解凍フォルダをZIP圧縮する  更新されたパッケージドワークブックの出来上がり その昔, Web Data Connector(WDC)でやってました がレスポンスがいまいち. Tableau 10.xになってWDC2.0 にしなくなければなら なくなり… 作り直す気力がなくなり… 今に至ります
  14. 14. ぶち当たる壁(トラブル事例) • データ量が増えてきたり, 結合をしていると非常に重くなる • 抽出と取り込み時のフィルターをうまく使う • 結合の順序をよく考える(何が基準か?) • Excel形式からCSV形式に変えてみる • Python使って抽出ファイル(TDEファイル)を作成する • 参照: Tableau データ抽出API • 計算エラーの原因がわからない, 計算結果がExcelと違う • エラーの詳細の内容をよくみる • ディメンジョン, メジャーのところの"!"がないか探す • 表計算結果が混じっていないか? • アドホック計算(右クリックのシェルフで計算)で計算結果を確認しながら作る
  15. 15. Tableau Desktopにほしい機能 • 計算のライブラリ機能 • R, Pythonを覚えればライブラリ化はできるけど... • パッケージドワークブックのパスワードロック • OfficeとかPDFとかにあるように制限をかけたい • MAPレイヤーの時間連動 • うちでは欲しい  天気図や温度分布、電波強度(海の会社なので...) • ほとんどの人はいらない?  でもうちでは欲しい • グラフ機能の強化 • Sankey Diagramとか, Node-link treeとか, Chord Diagramとか • やってできないことはないみたいだけど難しい • 別シートをレイヤーとして使うようなグラフの組み合わせ
  16. 16. Tableau Server 公開にむけて 諸条件 • 国内・海外のどこからでもアクセス可能 • 利便性を落とさない(VPNは使わない) • ID管理はActive Directory以外も利用可能であること • 利用者数は今後どうなるかわからない • DDoS攻撃などからの保護を含めたセキュリティの確保 • Etc… Tableau Serverの機能だけでは無理
  17. 17. Tableau Serverシステム構成 WAF ELB EC2 m3.2xlarge Windows Server 2016 EC2 t2.medium Zabbix 80/tcp EC2 c4.xlarge Syslog Syslog Managed Security Service Security Configuration Management Incident Management Retainer 443/tcp SAML 大量のAWS設定を, 簡単に安全なセキュリティポリ シーを適用できる(45万円/年~) セキュリティの監視(初期費用別、10万円/月~) 侵入や情報流出などがあったら対応(初期費用別, 160万円/年~) 約10万円/月(インスタンスのみ) 約16万円/年(small, largeインスタンス) 700円/月/ユーザー (100以上,国内標準価 格,unlimited版)
  18. 18. Tableau Server構成説明 • Onelogin • パスワードポリシーの定義が可能 • 2段階認証が可能 • 複数Active Directoryの登録が可能 • Tableau Serverがプロビジョニング対応していないので, ユーザ管理はOneloginと Tableau Server側のそれぞれで必要 • セキュリティ • WAFだけでは不安(OWASPのTOP10を適用しているが一部 Tableau Serverで不具合 が発生する) • 侵入検知、不正プログラムなどの対策はTrendMicroのDeepSecurityにお任せ(AWS 経由のDSaaS) • そのログ監視はSecureWorksのサービスを利用することで監視する必要なし • システム監視 • Zabbixをベースにtableau server用のテンプレートを適用 • 監視ダッシュボードはGrafanaで可視化 Tableau Serverだけではできない
  19. 19. (参考)Tableau Server監視画面 Tableauのビューではないです
  20. 20. まとめ • Tableauとの接し方 • 気楽に使いましょう. 特別なものとは思わない • オフィスツールの一つ • Excelで面倒だと思ったらTableau使ってみる • 社内で仲間を募る • "こんなんTableauですることちゃうやろ"と思っても, 割り切ってTableauでやり抜く みんなに使ってもらうための初めの一歩 • 技術面では • Tableauの営業, サポートはうまく使う • インターネット上にある情報をうまく使う • ユーザ会でも勉強しましょう(次回, 田中香織降臨!?)

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