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トラブルだらけの現場から仕事が「楽しい」現場に変わった、6か月間の話

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2019年4月19日のDevLove関西
「プロダクトオーナーの現場」で発表したプレゼンです。

Published in: Leadership & Management
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トラブルだらけの現場から仕事が「楽しい」現場に変わった、6か月間の話

  1. 1. トラブルだらけの現場から 仕事が「楽しい」現場に変わった、6か月間の話 April 19th, 2019 Kanako Muroyama EC Incubation Development. Dept. Rakuten, Inc.
  2. 2. 2 Agenda トラブルだらけの現場から 仕事が「楽しい」現場に変わった、6か月間の話
  3. 3. 3 自己紹介 室山 加奈子 Kanako Muroyama 楽天株式会社 ECカンパニー ECインキュベーション開発部 ユーザーエンゲージメントプラットフォーム開発課 ランキングサービスグループ Certified Scrum Product Owner 販売やクリエイティブ、マーケティングなどの経験ののち、 2016年春に楽天へプロデューサーとして入社。 開発経験はありませんが、マーケティングの経験をベースに、 コンテンツ系サービスのプロダクトマネジャーをしています。 神戸大学大学院 経営学研究科MBA 在学中 趣味:ももいろクローバーZ プロダクトマネージャーやサービス運営する人にはおすすめ!
  4. 4. 4 どんなことをしてきた人か # 仕事 何をしてたか 0 大学情報学部 自分で企画して人にプログラムを書かせていた。 1 地元の本屋でアルバイト 販売や流通について学ぶ。 2 イベント会社でアルバイト Web・グラフィックデザイナー 同時に、派遣やフリーランスでも働く 3 中小SIer(やっと就職) Webディレクター コーポレートサイトの仕事が多かった4 Web制作会社 5 食品製造の会社 マーケティング・広報 6 CRM支援の会社 プロデューサー 7 現職 ランキングサービスのプロデューサー
  5. 5. 5 やってきたことがバラバラに見えるかもしれませんが・・・ 共通してやってきたこと インターネット活用が進んでいないせいで、 思うように成長できていない企業の支援 もしくはその企業の中の人。 インターネットはまだまだブルーオーシャンがある。 ちょうどいい武器を手に入れて「やった者勝ち」の実現 思い 「それってEmpowermentやん!?」 ということで、Empowermentを掲げる楽天へ。 ・・・で、
  6. 6. 6 ランキングサービスの紹介 データ とってくる 計算する データ提供 データ表示 楽天市場のアイテム2億点以上が対象 国内EC流通年間3.4兆円 楽天ランキング(https://ranking.rakuten.co.jp) 2019年4月1日アクセス時点 楽天ランキング(https://ranking.rakuten.co.jp) 2019年4月17日アクセス時点
  7. 7. 7 組織のご紹介 ランキングサービス グループ エンジニアチームA エンジニアチームB エンジニアチームC プロダクトチーム PJM2人 PDM2人 エンジニアは合計18人くらい
  8. 8. 8 どんな状況だった? トラブル連発動けないほど、重いプロジェクト 認識のギャップがでかい、多い さらに自信を失う プロデューサー vs エンジニア 見積もり vs 現実
  9. 9. 9 どんなんだった? 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 2018年 2019年 リ リ ー ス が な か っ た 期 間 慢性的に トラブルは多め けっこうな事故を起こしている 確かに減っている 今日のトピック グラフ:トラブルの数
  10. 10. 10 どうしてこんなになっていたの?  役割と責任が不明確。メンバー間で混乱が起こっていた。  プロデューサーがいろんな種類の責任を抱えているせいで タスク遅延。プロジェクトがスムーズに進まない! 不安 混乱遅延
  11. 11. 11 やったこと 役割と責任 の明確化 実際の職業も PDMとPJMに分割 これから変わっていくよ!という グループメンバーの コミュニケーション プロジェクトのプロセスを 再定義&業務をAlign 知識のシェア スキルアップ 振り返りと、 振り返りの 振り返り 他にも、いろいろ
  12. 12. 12 やったこと1:役割と責任の明確化 プロデューサーが やっていた仕事 プロダクト 寄りのこと プロジェクト 寄りのこと エンジニア がやるべき こと いろ いろ その 他 いろ いろ その 他 その 他 いろ いろ エンジニアがやるべきこと テックリードがやるべきこと プロダクトマネジメント プロジェクトマネジメント
  13. 13. 13 こんな風に定義されました ※実際のドキュメント BEFORE AFTER Role Responsibility Role Responsibility Producers (PDM&PJM) Responsible for Product and Project •Prioritize •要件調整 •仕様調整 •Requirement Definition (内容・リリース日など) •Reporting(KPI、ROI) •Budget management •起案・管理(BvA) •Release Approval (Including Deployment plan) •調整事項 •Reporting (Project Progress) •Organizer(Kick-off , PRJ MTG, Agenda and minutes) PDM Responsible for Product (What and Why) •Prioritize •要件調整 •仕様調整 •Requirement Definition (内容、リリース日など) •Reporting(KPI、ROI) PJM Responsible for Project (How and When) •Budget management •WINES 起案・管理(BvA) •Release Approval •調整事項 •Reporting(Project Progress)Organizer( Kick-off , PRJ MTG, Agenda) Engineers Tech lead •Deployment plan •Technical topic Engineers
  14. 14. 14 やったこと2:実際の職業もPDM、PJMに分割。 事業サイド 他サービス 「プロデューサー」
  15. 15. 15 やったこと3:メンバーへの相談と合意、アナウンス。 プロデューサーの皆さん、 こんな風に変えたいんだけど、どう思う?? エンジニアの皆さん、 来週からプロデューサーはPDMとPJMに分かれます! 背景や理由を説明 1ヶ月くらいかけて合意形成
  16. 16. 16 お願いごとは具体的な例で説明 ※実際のドキュメント 相談内容 相談相手 Notes 仕様や要求に関する相談 PDM 「なぜそれが必要か」 「なぜそれがあるといいのか」 「ENG視点でどのようにするのがおすすめか」 「おすすめした通りに実装する場合の影響は・・・」 といった”提案”の形で相談が望ましいです。 スケジュールに関する相談 PJM 必要に応じてPJMはPDMに相談 改善や、エンジニア側から発生したプ ロジェクトの相談 (開発・実装が必要な事項) PJM 例えば、今スプリントで実装して次のリリースに含めら れる 等 ただし、内容をPDMにシェアする。 •軽微でない場合は、PDMに相談する。 PDMがPriorityリストに入れて管理する。 ※PJMに相談する際は、Engineer側(Tech Lead)が内容 と工数や影響範囲などの情報をまとめておくこと。 エンジニアからの提案や相談について 混乱
  17. 17. 17 プロジェク ト承認 開発・ テスト リリース リリース後 やったこと4:プロジェクトのプロセスを再定義&業務をAlign 各ステップで必要な ドキュメントは テンプレート化 承認者も明確化 遅延
  18. 18. 18 取り組みの結果・・・ 「なんか、デカいもの」 を扱う仕事 同じような形・大きさの ものばかりを扱う仕事 タスクが手に負える形・大きさになった。 小さな成功を 重ねて 自信もつく 不安
  19. 19. 19 やったこと5:知識のシェア、スキルアップ 特定の人依存になっていた タスクの引継ぎ会 社内外研修への参加 業務に関連する おすすめ本の貸し借り わからなくなったら いつでも何でも きいていいルール
  20. 20. 20 出来たことに目を向けられる 「Fun! Done! Learn!」を導入 やったこと6:振り返りと、振り返りの振り返り 「仕事が楽しい」
  21. 21. 21 その他、やってみたこと • ロールモデルを見つける • 心理的安全性ゲームをやってみる。 • 文化にしたいことは繰り返し言う。
  22. 22. 22 問題になっていた状況:役割がはっきりしないので混乱する現場 不安 混乱遅延
  23. 23. 23 具体的にどんな状態になった? 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 2018年 2019年 • プロジェクトの進行がスムーズになった。 • トラブルが減った。 • メンバーが定時で帰る。
  24. 24. 24 よかったポイント •ロール分けと責任範囲の明確化 ドキュメントのテンプレート化とプロセスの標準化 グループ内メンバーへのアナウンスを丁寧にやる サポーターを得る
  25. 25. 25 苦労したこと 古い習慣ややり方がしみついて抜けない なかなか成果を感じられない メンバーにより適応スピードが違う ちゃんとやろうとするときりがない 出来たことに 目を向ける Next tryは みんなで 考える
  26. 26. 26 チームとしての成果(業績以外の面) 歩みは一度遅くなっているかもしれないが 着実に歩んでいける ・・・という感覚をチームメンバー間で共有できている。 Photo by Kanako Muroyama
  27. 27. 27 これからの課題 個人戦からチームとしてのパフォーマンスアップをどうやっていくか • チーム外との関係性や連携をもっとよくしていきたい。 • もっと楽しんで/自信をもって仕事ができるようにしたい。 • 時間の余裕&貯金をどうやって作っていくか。
  28. 28. 28 Let’s discuss !! 一緒にお話させてください。 複雑な案件の要求を スムーズにまとめる には? 失敗したとき どう対応していますか?
  29. 29. スクラム道関西 x 楽天 スクラム Meet up 明日 4月20日 13:30開場 14:00開始 ワークショップ⇒2セッション⇒ディスカッション⇒ビアバッシュ なのに 無料!
  30. 30. Thank you!!

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