Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

地域商業振興を狙った「びわ湖大花火大会」のオープンデータ活用とこれから

343 views

Published on

2014年11月14日(金)、JMAホールディングス主催「オープンデータ事例セミナー『オープンデータ先行自治体の実践事例から学ぶ解決策』」にて登壇しました。

滋賀県大津市で行われた「びわ湖大花火大会オープンデータ活用実証事業」では、3団体から13種類331件ものデータがオープンデータとして公開され、さらに公開から3週間で10件ものアプリが制作(うち9件のアプリが花火大会当日までに公開)されました。

この実証事業を通じて、様々なことがわかりました。

1)データは主体別に分かれていても、アプリ等のサービスは主体別に分かれる必要などないこと
2)花火大会のようなイベントがトリガーとなって、多様な主体が持つ情報がつながっていくこと
3)クリエイターの興味関心と地域の課題をどのようにつなげるかが、活用されるオープンデータになる鍵になること
4)これら地域が持つ多様な情報をデータ化することによって、「地域の課題」を浮き彫りにし、共有できること

そして「データづくり(情報提供主体の多様化)→サービス開発(クリエイターのアイデア創発)→フィードバック(課題発見とデータづくりの改善)」のサイクルを繰り返してくことが、何よりオープンデータによる地域活性では重要であると感じました。

今後はさらに主体を増やし、継続的に改善を続けていくことで、データの精度を高め、滋賀をより便利にしていく--そのためのプロジェクトを、滋賀県内にて開催する予定です。

Published in: Government & Nonprofit
  • Be the first to comment

地域商業振興を狙った「びわ湖大花火大会」のオープンデータ活用とこれから

  1. 1. 地域商業振興を狙った
 びわ湖大花火大会の
 オープンデータ活用と
 これから
  2. 2. 2014年3月、プロボノによる任意団体として発足
  3. 3. 誰もがデータを共有しあえるようになる ↓ より多くのクリエイターが 滋賀に役立つアイデアを生み出せる環境ができる (情報にアクセスできることで、市民がまちづくりに参画できる) 情報が届きやすくなる ↓ 滋賀の生活が、もっと楽しく便利になっていく (そこにビジネスの需要も生まれる、はず!)
  4. 4. 5月9日:第1回勉強会開催
  5. 5. 何か具体的なプロジェクトを通じて
 オープンデータを推進し、
 クリエイターが自由にアイデアを活かせるような
 環境をつくっていきたい Code for Shiga / Biwako びわ湖大花火大会の情報を多くの人に届けることで
 大津を活性化できないか? 大津商工会議所
  6. 6. びわ湖大花火大会オープンデータ活用実証事業 2014年6月スタート びわ湖大花火大会に関するオープンデータの公開を実験的に行い
 オープンデータが大津市の観光振興ならびに活性化に
 どのように貢献するか検証する
  7. 7. 
 びわ湖大花火大会で どんな情報が公開されていると 便利? Photo by go.biwako
  8. 8.     6月 各協力機関に呼びかける Illustration by Hirofumi Takeoka
  9. 9. 大津百町まちなかバル運営委員会 大津市 びわ湖大花火大会実行委員会 店舗の情報 公衆トイレの場所など 花火の打ち上げ情報など ・・・ただしもらったのは、紙とか紙とか紙とか
  10. 10.      6月∼7月 オープンデータを作る Illustration by Hirofumi Takeoka
  11. 11. 6月13日:オープンデータの作り方を勉強
  12. 12. 6月24日:既設公衆トイレの位置情報を収集
  13. 13. 6月27日:集まった情報をオープンデータ化
  14. 14. 7月4日:集まった情報をオープンデータ化(第2回)
  15. 15. 3団体より 13種類 331件のデータを公開
  16. 16.      7月15日∼ クリエイターに呼びかける 本当にアプリ作れるの? Illustration by Hirofumi Takeoka
  17. 17. 7月13日:京都のITコミュニティと試験ワークショップ
  18. 18.      7月15日∼ クリエイターに呼びかける Illustration by Hirofumi Takeoka
  19. 19. 7月15日:ドキュメントページ公開 誰でもアプリ作れるの?
  20. 20. 7月27日:オープンデータでアプリをつくる方法をレクチャー
  21. 21. 8月3日:オープンデータでアプリをつくる方法をレクチャー
  22. 22. 8月3日:オープンデータでアプリをつくる方法をレクチャー8月3日:アプリ発表会(プレスイベント)
  23. 23.    7月末∼8月8日 アプリをみんなに使ってもらう Illustration by Hirofumi Takeoka
  24. 24. ワークショップの参加者が
 アプリをつくったり
  25. 25. オープンデータの公開を 知った人が アプリをつくったり
  26. 26. iOS のネイティブアプリで 広告稼ごうと 考えた人も出てきたり
  27. 27. オープンデータで ゲームを考えた人も 出てきたり
  28. 28. 3週間で 9件ものアプリが公開される
  29. 29. 短期間で行ったので、もちろん課題もあり
  30. 30. Illustration by Hirofumi Takeoka こんな
 データが
 提供できれば
 よかった データが 使いにくかった こんなアプリがあればよかった
  31. 31. 8月29日:オープンデータの大反省会
  32. 32. この事業を通じて、
 様々な「地域の課題」を
 関係者間で共有できた
  33. 33. アプリはテーマ別に分かれる必要はあっても
 主体別に分かれる必要なんてない
  34. 34. • データ • アプリケーション 重要なのは「責任分界点の切り分けが明確になる」こと 担当者「データは持ってるけど、アプリを作る能力なんてない」 ↓
 アプリ開発は外部に発注(大抵丸投げ) ↓
 数年経てば全体的に使い物にならなくなる
  35. 35. • アプリケーション • アプリケーション• アプリケーション • データ 重要なのは「責任分界点の切り分けが明確になる」こと 担当者にとって重要なのは
 データを提供すること 「餅は餅屋」で、アプリケーションの提供は第三者のアイデアに委ねることができる
 (もちろんアプリ開発に対する責任はその第三者がもつ)
  36. 36. 行政 商業 観光 イベント Shiga Public Data Platform まちづくりの契機(イベントなど)がトリガーになって
 多様な主体が持つ情報が繋がっていく
  37. 37. トリガーになる上で大切なのは
 データ自体が「面白いもの」かどうか?
  38. 38. 大抵のクリエイターは
 別に「地域のためにやりたい」という大義なんて
 持っていない クリエイターの興味関心 と 地域の課題 を、
 どのように「つなげる」かが、
 活用されるオープンデータになる鍵ではないか?
  39. 39. 面白そうなので「つくってみた」ら
 地域の役に立った
  40. 40. ① 行政、民間、個人間のそれぞれで
 情報公開のデータモデルを共有する ② 主体に関わらずデータを共有できる
 プラットフォームを構築する ③ まちづくりに関するイベントなどを契機に
 それらの情報がつながる ④ その上で課題を洗い出して、
 さらにデータやサービスの精度を上げていく
  41. 41. データ づくり フィード
 バック サービス
 開発 データ づくり
  42. 42. データ づくり フィード
 バック サービス
 開発 データ づくり 来年度以降さらに主体を増やし
 継続的に改善を続けていくことで
 データの精度を高め
 地域の生活をより便利にしていくためのプロジェクトを
 滋賀県内にて開催する予定
  43. 43. データオリエンテッドな社会で
 公共の枠組みを新しく、
 そしてもっと楽しくしていきましょう!

×