Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

2019年度地域フィールドラボ発表資料 福島さん

244 views

Published on

Code for Japanの地域フィールドラボ活動報告会の発表資料です。本資料は神戸市で「災害時に乱立する情報を活用するしくみの構築」に取り組んだ福島さん(LINE)の資料になります。

Published in: Government & Nonprofit
  • Be the first to comment

  • Be the first to like this

2019年度地域フィールドラボ発表資料 福島さん

  1. 1. 神戸市×地域フィールドラボ 取組成果 危機管理室 フェロー 榊原貴倫 ・ 福島直央
  2. 2. 2 実施内容 • 大規模な災害が発生した場合に、市民をはじめ各主体が的確な 対応を取るためには、「災害時の情報をいかに共有するか」というこ とが重要 • 災害時に市民がSNSを通じて情報を発信していることから、その情 報の整理・活用をすることができないか • 一方でSNS上の情報にはデマ情報も含まれており、それに惑わされ ないようにする仕組みをつくれないか • SNS上の情報を整理した上で、市民や行政が情報共有をできるよ うにする仕組みの構築 • 災害時にSNS上で広がるデマ情報への対処方法の検討 • 災害時に市が情報提供しなくても、市民同士・市民と事業者とで 情報共有することによる、「共助」の仕組みの検討 課題
  3. 3. 3 • 派遣先 神戸市危機管理室 • 派遣期間 2018年11月1日~2019年2月15日 • 実証実験 2018年12月21日(金) • 市長報告 2019年2月15日(金) 実施期間
  4. 4. 神戸市における実証
  5. 5. 5 災害時の情報収集に関する課題とニーズ 課題とニーズ [行政]災害発生直後は情報が集まらない [住民]災害発生後しばらくの間は行政との連絡がつかない →発災直後~1時間等のデータが集約できないか →多少不正確でも必要な情報が入手できないか LINEを利用した解決策の提案 LINEのチャットボットを活用して、災害発生直後に市民に対して情報提供を依頼するとともに、投稿された情報を整理・集約した 上で災害対策本部に提供する。また住民は当該情報をLINEから検索し、共助へとつなげる 当初提案しシステム概要図 D-SUMM DISAANA 技術の活用 被災者 • 情報の集約 • マッピング 情報の 入力・回答 情報の選別 配信・入力 市民 災 害 時 平 常 時 AI ウェブサイト等 市民 D-SUMM/DISAANA等経由のTwitter他のSNS情報 防災AI・DB (内閣府SIPプロジェクト) 公務員等 災害対応従事者 情報の 入力・回答 LINE防災 アカウント LINE行政 統合アカウント (仮) 情報の 入力・回答 情報の選別 配信・入力 行政情報の 問い合わせ AIチャットボット この部分のテスト
  6. 6. 阪神・淡路大震災(想定) SNSを活用した災害時情報収集 実証実験イメージ D-SUMM DISAANA 公助としての活用を検討 (災害対策本部等) 公式アカウント ダミーデータを自動投入 つぶやき(1,000人規模) 市民・防災関係者 掲示板 (twitter相当) 書き込み 防災チャットボット 防災用AIにより フィルタリング、整理 被災状況の送信 位置情報・写真・文字 集約された情報の集約・可視化 自助・共助としての活用を検討 府省庁連携防災 情報共有システム 神戸市における実証実験イメージ 4
  7. 7. SNSを活用した災害時情報収集 実証実験イメージSIP防災訓練アカウント 神戸市職員、関係機関、メディア等 あわせて280人以上が登録 発災時刻(16:10)にチャットボット から報告依頼のメッセージが届き、 位置情報を登録 画像情報を登録 さらに、チャットボットから周囲の情 報についての情報登録依頼 5
  8. 8. SIP防災実証によるデータの収集 ① 市民から災害被害が起きているところの情報を収集し、マッピングする 被害状況がプロットされ、知りたい場所をクリックすると、画像等を見ることができる ※災害種別を指定し、火災を赤色、水害を青色等に表示を変えることも可能 6
  9. 9. SIP防災実証によるデータの収集 ② 災害から5分時点のチャットボット経由の投稿数は42件 →1時間後の時点ではダミーデータも含めて2818件のデータを登録 ※本実証では、神戸市職員に神戸市オープンデータを活用して 阪神淡路大震災の画像データを投稿することを促したことから、 写真は当時のものをスマホ等で撮影している 7
  10. 10. 実証を踏まえた今後の展開
  11. 11. 11 課題 • LINE防災チャットボットを活用することによって、災害直後から短時 間で被災状況の情報収集を行うことが可能 →市災害対策本部にとっても、災害の全容把握のツールとなりえ ることを示すことができた。 • 収集したデータを住民(市民)が検索できるようにすることで、共 助・自助の助けとなるシステムとなる可能性の提示 • 個人情報が投稿されることについての情報管理の課題 • チャットボットへの書き込み=通報(119)と判断されてしまうこと による課題 成果
  12. 12. 今後の展開 • 社会実装と運営主体についての検討 • 災害時のICT利用に関する市民風土の醸成 → 上記の課題解決を後押しする具体的な活動(例) • 震災25周年に「市民参加型SNS災害情報共有モデル事業」 を実施 • 消防団や防災コミュニティ等における実証実験、実際の災害時 の実証実験の実施 • チャットボット以外のLINE関連サービスを活用した防災実証の 実施

×