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140914言語聴覚士の日(ss)

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高次脳機能障害、社会復帰、

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140914言語聴覚士の日(ss)

  1. 1. 高次脳機能障害とともに歩む 2014年 9月14日 当事者の発表 言語聴覚の日講演会 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved. 全33枚
  2. 2. ③割切ってビールを飲む ①温泉でリフレッシュ ②首肩マッサージで癒す 昨日の午後あたりから、すっごい緊張してきたので、 急遽、緊張緩和対策を打ちました。どれだと思いますか? 2 全部やってきました!! ということで、緊張+リフレッシュ感満載でお話しします。
  3. 3. ■仕事 広告代理店勤務。薬学修士。 元企画立案⇒現社内後方支援。 復職⇒転職⇒再転職で3社目。 いわゆる「復転職を繰り返すパターン」で苦戦しま したが、6年たって落ち着き始めました。 ■病歴 6年前の2008年夏。37歳の時に急性心筋梗塞による 突然の心肺停止となりました。家族の蘇生と救急搬 送+AED20回で助命。4日間の意識不明を経て、現世 に戻ってきました。 高次脳機能障害もついてきて。 3 高次脳機能障害と付き合っている 43歳3児のパパです! はじめまして! Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  4. 4. ・新しいことが覚えづらい(前向性健忘) ・遂行機能・先見力の低下 ・同時複数作業が苦手 ・注意散漫、騒音NG、疲れやすい ・意欲・発動性の低下 ・過去の記憶喪失(逆向性健忘) ・一つの事に固執しやすい などなど 4 “私”の高次脳機能障害の症状 蘇生後脳症(低酸素脳症)による高次脳機能障害。 脳機能全体に影響を受けている。 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  5. 5. リハビリと就労と苦戦の経緯 STリハ OTリハ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 8-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 休職~猶予勤務 復職 転職 再転職 就業 主 観 的 な 不 安/ 辛 さ ( 10 段 階/ 3 カ 月 間 ) リハ 空白 期間 5 フラッシュバック① Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved. フラッシュバック② フラッシュバック③ フラッシュバック④ 低 高
  6. 6. 言語聴覚リハの再開を通じて、 自分をどう取り戻してきたか? 今日お話しさせて頂く内容 1.社会復帰と障害認識 2.再開のリハビリテーション 3.自分を取り戻すために。 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved. 6
  7. 7. 1. 社会復帰と障害認識 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved. 7
  8. 8. 社会復帰の過程。 8 発症から7カ月。リハ打ち切って、意気揚々と社会復帰 しました。 よくわからない なんでリハ受けてるの ?ぐらいの認識。高次 脳機能障害の説明は受 けていたけど、理解は していない。 回復期 いつ戻るの? 今でしょ。 就業にどれだけ影響を及 ぼすか、到底想像もつか ず、「とにかく早く仕事 に戻せ」と豪語。 リハ後半 よくぞ生還!! 称賛と喝采モード。 よくぞ生きて戻ってきた。 称賛と賛美 の復職 やっと職場に戻 れる安心感。 リハも終わらせて意気 揚々と社会復帰に。 急性期 リハ終了 祝! 卒業!! Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  9. 9. が、しかーし。 卒業は始まりでもあった。 9 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  10. 10. 就労復帰して現れた障害。 新しい業務が覚えられない 企画が組み立てられない まとめられない 話が聞き取れない 話がかみ合わない 金銭処理にミス スケジュールにミス なんでもミス あたりまえに出来ていたことができない「あれれ?」の連続。 毎日会社に「障害を気付きに行っている」苦戦の日々が続いた。 周囲から 指摘される 自分でも 気付き始める 10 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  11. 11. 追い打ちをかける、心理の揺らぎ。 体当たり 就業 ギャップ 発生 疲弊 焦る 不安↑ 11 電車内でフラッシュバック発症。 会社に行くところを、そのまま病院に。 ■障害の顕在化による不安 ■心筋梗塞の再発への不安 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  12. 12. 就業 病気 障害 家計 住宅ローン 老後 家族 先が見えないよ。 社会復帰に伴い、 現状が見え始め、 事の重大さに気づき、 できない自分に苛立ちを感じ、 5年後、10年後の自分や家族の姿がイメージできなくなる。 単に周囲から「見えない」だけではなく、自分からも「見えない」。 12 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  13. 13. 主治医に相談する僕。 あまりにもきつく、外来時主治医に 手紙を渡す。 後日、僕と同じような患者さんを過去に 担当したことがあることを聞く。 主治医から電話が来る。 「リハ再開させるから安心して」 主治医通じて、過去の患者さんの経験が僕に引き継がれた。 13 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  14. 14. 「○○さんのことをわかる人が、 話を聞いてあげる必要がある」 14 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  15. 15. 2.再開のリハビリテーション Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved. 15
  16. 16. 再開当初はどうだったか? 安堵 再開できて 一安心。 不安 再開すれば 働ける? はじまって一安心。でも何か釈然としない。この先、 障害を抱えながら、どういう生き方をしなくてはいけ ないのか、予見できないことが怖かった。 16 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  17. 17. しばらくして、気付いたこと。 リハビリとは、 訓練を受けなが ら新しい自分を 創ること? リハビリとは、 訓練を一生懸命 受けること。 訓練を受ければ障害が治ると思っていた、自分の認識の 甘さに、継続をするなかで気づき始めた。 17 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  18. 18. リハビリテーションの定義(WHO 1982年) 身体的、精神的、かつまた社会的に 最も適した機能水準の達成を可能とすることによって、 各個人が自らの人生を変革していくための手段を提供していくこと を目指し、かつ時間を限定したプロセスである。 18 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  19. 19. •生活における体験・自己学習増 •就業における体験・自己学習増 緊急回避的に精神的負荷を下げる。 軌道修正 へのカウ ンセリン グ 医学的な 訓練 医学的評 価(臨床 スコア取 得) 患者状態 のヒアリ ング 定 期 介 入 緊 急 介 入 リハビリの継続介入 気付き、自己意識の変化、芽生え 日常・社会生活の推進 変化する病態に対し、リハビリの継続介入で環境を整えつつ、日常・社会生活 を推進していったことで、自己意識の変化が芽生えたと認識してます。 振り返り機会の提供(講演会・執筆) 向 上 介 入 なぜ意識が変わり始めたのか? 19 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  20. 20. 再開のリハビリテーションは、 自分と向き合う活力を、 自分に芽生えさせてくれた。 20 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  21. 21. 3.自分を取り戻すために。 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved. 21
  22. 22. 向き合う力が湧いてきた自分。 22 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  23. 23. どうやって取り戻していったか? 自分の課題を改めて捉える。 1 課題解消のための策を持つ。 2 策を実行するための術を持つ。 3 自 分 再 生 計 画 23 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  24. 24. ①課題をどう捉えたか? 継続就労 生活 社会復帰 ステージ 障害認識 障害受容 自分創生 課題 復職・再就労 社会復帰の進捗や受傷程度によって変化する課題。 特に私の場合「障害受容」に壮大な課題があったと認識してます。 24 ここで苦戦してい たことに気づく Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  25. 25. 課題の本質 ~事実と相反の心理~ 見えてくる という事実 見たくない という心理 働けば働くほど見えてくる障害。 その姿を見たくない自分の心理。 心の中に葛藤を抱きながら、自分と向き合わなくては いけない状況に混乱していた。見えない故の性か。 25 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  26. 26. そのための工夫 I.自分再確認! II.向き合うきっかけ創り III.代替手段の再習得 IV.環境の調整 混乱した記憶と、残された機能を振り返り、 ペースを保ちながら、新しい自分を創る。 ②課題解消のために。 26 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  27. 27. 工夫Ⅰ. 自分再確認!~3段階でシンプルに~ 1.過去確認期_どんな自分だったか客観的に把握する。 自分がそもそもどういう人間だったかを振り返る。仕事資料、写真、旧友に会う、ビデ オ、アルバム、メール、手紙、年賀状、音楽、購入したもの、幼稚園のものま で・・・。 自分歴史帳の作成をお勧めします。 2.現実受容期_失われた機能と残された機能を確認。 「再体験」によって、現在の自分を確認する。ここが一番難しい。過去で経験していた ことにも再トライ。やる気が起きないので好きなことから始める。趣味、遊び、買い 物、仕事。気分も凹みやすいので、できることづくりを意識して、できること・できた ことを把握する。 3.新自分創生期_代替手段を習得しながら新しい自分を創る。 メモ、ライフログ、アクティブインタレスト等の代替手段の取得と同時に、新しい生き 方をシェアする場を活用して、新しい自分づくりを模索する。同じ障害者の方々の経験 談も参考に。患者会、家族会、ブログなど。 27 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  28. 28. 工夫Ⅱ. 向き合うきっかけ創り •不安定な状況を断ち切りたかった。 •障害をなかったことにはできなかった。 •本気で向き合うきっかけが欲しかった。 自分で自分の意識を変えるために、 ⇒障害の事をオフィシャルに開示して、再々就職。 ⇒執筆・講演・ブログ等を通じて、自己宣言。 28 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  29. 29. 神経疲労対策 ・脳に負担をかけない~疲れをとる ・エコ脳~替脳~休脳 抑制対策 ・障害で自分の対応に異変が起きたことに気づく ・セルフ切り替え術の習得 コップ一杯深呼吸三回 発動性対策 ・好きだったことから誘導する ・強制的に牽引してもらう ・きっかけ・ライフタイムイベントを活用する 注意・集中対策 ~五感をコントロールする~ ・五感ノイズキャンセリング ・五感アクティブインタレスト コミュニケーションと情 報処理 ・事前規定(アジェンダ) ・リアルタイム確認(横並び&ボード術) ・事後確認(デブリーフ) 記憶 ・記録する(メモ、カメラ、IC、速記、カタカナ) ・情報の入れ方を工夫する(色の使い手) ・情報の固着化をする(振り返り、時系列表示、集約) 遂行機能・論理的思考 ・サポートツール・思考をフル活用する。 ・スケジューラー、アラート機能、TO/DO活用、 ・マトリクス活用、カスケードチャートなど 工夫Ⅲ. 代替手段の再習得 29 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  30. 30. 工夫Ⅳ. 就業環境の調整 30 情報の 収集 課題の 抽出 戦略の 立案 企画の 遂行 効果の 検証 残されていた機能を活かし、定型的かつペースを保てる、社 内支援業務にシフト。 業界レポート 社員教育 提案支援 情報探索 知識蓄積 定型的な社内業務 非定形的で広範な業務 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  31. 31. リハビリの 再開・継続 障害・リハ受療の認識変容 軽い受傷ではなく、本気で取り組まなくては いけないんだ、という意識の芽生え。 戦略を立てる 混乱した記憶と、残された機能を振り返り、 ペースを保ちながら、新しい自分を創る。 課題の把握 なかなか自分と向き合えない自分との葛藤。 見えない障害の受容に大きな壁があった。 戦術の実践 •自分再確認 •向き合うきっかけ、自己宣言 •代替手段の再習得 •就業環境調整 …相当な工夫etc まとめ リハビリを再開して変わったこと。 リハビリを再開・継続することで、リハビリへの意識、障害への意識が変わった。 リハビリを受けながら、自分も変革しなくてはいけないことに気付いた。 受け身 能動的 31 障害に対する自己認識・態度の変化 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved. 障害と向き 合う姿勢 訓練継続に よる実機能 の向上 就労の継続
  32. 32. 患者から一生活者への回帰。 家族・父親 仕事・家計・営み 趣味・余暇 ライフワーク 講演活動、情報発信 32 自 分 基 盤 ⇔ 生 活 基 盤 新自分の創生 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.
  33. 33. 高次脳機能障害とともに歩む 自分づくりの30代半ばにして、低酸素脳症(蘇生後脳症)による 高次脳機能障害を受傷した3児の父親のブログ。主に、高次脳機能 障害のこと、その後の社会復帰について記します。 趣味のこともちらほらと。 自分に臨む ~不器用ながらも社会と歩む姿を綴ります~ 33 Copyright © 2014 asayume001. All Rights Reserved.

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