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JSAI2012(20120612)

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JSAI2012(20120612)

  1. 1. 学問を生かす MEDIAWIKIを用いた社会 被災文化施設の被災・救援情報へ の集約と共有の試み 2012年度人工知能学会全国大会第26回 「文化、科学技術と未来」 オーガナイズドセッション「OS-09 仕掛学」 日時:2012年6月12日(火) 会場:ふるさと伝承センターみやび館 1 岡本真 (アカデミック・リソース・ガイド株式会社) 大向一輝 (国立情報学研究所) Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  2. 2. 1. はじめに 2011年3月11日の東日本大震災  インターネットの普及後、日本で起きた初めての大規模災害 学  史上例を見ない広範な被災地 問  支援活動における多様なインターネット活用 を 生 本発表の位置づけ か  数あるインターネットを用いた支援活動のうち、筆者らが参 す 画しているSemantic MediaWikiを用いての文化施設の被 社 災・救援情報の集約と共有の試みにふれ、この試みを成立 会 させていると思われる仕掛けの事例を紹介 へ 2 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  3. 3. 2. SAVEMLAKによる文化施設の被災・救援情報の集約と共有-MLAKとは何か M •Museum(博物館) 学 問 を L •Library(図書館) 生 か す 社 A •Archives(文書館) 会 へ K •Kominkan(公民館) 3 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  4. 4. 2. SAVEMLAKによる文化施設の被災・救援情報の集約と共有-SAVEMLAKの展開savelibraryの展開(3/12~) 学 問 を 生 か す 社 会 へ http://www45.atwiki.jp/savelibrary/ 4 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  5. 5. 2. SAVEMLAKによる文化施設の被災・救援情報の集約と共有-SAVEMLAKの展開 savelibrary(2011-03-12) 学 問 を 生 savemuseum(2011-03-12) か す 社 会 savearchives(2011-03-13) へ savekominkan(2011-03-16) 5 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  6. 6. 2. SAVEMLAKによる文化施設の被災・救援情報の集約と共有-SAVEMLAKの展開 学 Library Archives 問 を 生 か す 社Museum Kominkan 会 へ MLAK 一体化(2011-04-11) 6 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  7. 7. 2. SAVEMLAKによる文化施設の被災・救援情報の集約と共有-SAVEMLAKの展開 学 問 を 生 か す 社 会 へ約2.2万件の所在情報約800件の被災情報 7 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  8. 8. 2. SAVEMLAKによる文化施設の被災・救援情報の集約と共有-SAVEMLAKの展開 学 問 を 生 か す 社 会 へ 8 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  9. 9. 2. SAVEMLAKによる文化施設の被災・救援情報の集約と共有-SAVEMLAKの展開 集約・共有している情報量(2012年6月10日時点) 学 施設種別 被災情報/所在情報 問 を 博物館・美術館 195件/5418件 生 か 図書館 542件/10324件 す 社 文書館 25件/164件 会 へ 公民館 72件/6238件 類縁施設 4件/90件 9 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  10. 10. 2. SAVEMLAKによる文化施設の被災・救援情報の集約と共有-入力と編集 データの収集と入力  人力的手法: 学  人海戦術でデータを入力 問  機械的手法: を  機械的にデータを収集・加工し、一括して反映 生 か データ統計: す  ページ編集回数:約10万回 社  ページ編集者数:約300名 会  総ページ数:約2万4300ページ へ 10 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  11. 11. 3. MEDIAWIKI活用を促進する「仕掛け」- 5つの「仕掛け」1. カラムを増やしすぎない簡易なデータフォーマット 学 問 を2. システム特性に根づいた寛容な運営方針 生 か す3. ソーシャルメディア等での活発なコミュニケーション 社 会 へ4. オフラインでの定期的なコミュニケーション5. 同時多発的な協同入力イベントの実施 11 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  12. 12. 3. MEDIAWIKI活用を促進する「仕掛け」-カラムを増やしすぎない簡易なデータフォーマット 図書館の場合の基本データ構造 職員・利用者の被害 学 問 施設の被害 を 被害状況 生 蔵書の被害 か その他の被害 す 運営情報 社 会 救援情報 へ その他 記入者 情報源 12 元情報 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  13. 13. 3. MEDIAWIKI活用を促進する「仕掛け」-システム特性に根づいた寛容な運営方針 協同編集作業における寛容性の徹底  当初のMediaWiki経験者10名 学  他人のエラーに対する寛容性の要請 問  適切なフォローの徹底 を 生 背景 か  すべての編集行為が記録され、必ずデータ間の差分が残る す というWikiのシステム特性への理解 社  ヒューマンエラーを含め、「間違い」は必ず起きるという諦観 会  「間違い」は履歴から補正できるという安心感 へ 決して「怒らない」という姿勢の徹底 13 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  14. 14. 3. MEDIAWIKI活用を促進する「仕掛け」-ソーシャルメディア等での活発なコミュニケーション 意識的なオンラインコミュニケーション  フルオープン 学  Twitter 問  ハッシュタグ #saveMLAK を  セミオープン 生  Googleグループ か  参加承認制 す 社  約300名約4100通 会 へ 14 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  15. 15. 3. MEDIAWIKI活用を促進する「仕掛け」-オフラインでの定期的なコミュニケーション開催回数 開催日時 開催会場 第1回 2011年4月4日(月) 東京、筑波、京都、福岡 第2回 2011年4月19日(火) 東京、筑波、大阪、福岡 学 第3回 2011年5月10日(火) 東京、横浜、京都、大阪、福岡 問 第4回 2011年6月21日(火) 東京、大阪、福岡 第5回 2011年8月11日(木) 東京 を 第6回 2011年8月31日(水) 東京 生 第7回 2011年10月11日(火) 東京、横浜、大阪 か 第8回 2011年11月1日(火) 東京、北海道、山梨 す 第9回 2011年11月7日(月) 東京、北海道、山梨 社 第10回 2011年12月19日(月) 東京、横浜、大阪 第11回 2012年1月17日(火) 東京、大阪、福岡 会 第12回 2012年2月16日(木) 東京、横浜、大阪、福岡 へ 第13回 2012年3月28日(水) 東京、岐阜、福岡 第14回 2012年04月26日(木) 東京、横浜、大阪、福岡 第15回 2012年5月15日(火) 東京、横浜、大阪、福岡 第16回 2012年6月7日(木) 東京、横浜、大阪、福岡 15 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  16. 16. 3. MEDIAWIKI活用を促進する「仕掛け」-同時多発的な協同入力イベントの実施 うきうきウィキ祭りの開催実績開催回数 開催日時 開催名目 学 第1回 2011年4月24日(日) 問 を 第2回 2011年4月30日(日) 「図書館記念日」祭り 生 第3回 2011年5月18日(水) 「国際博物館の日」記念祭り か 第4回 2011年6月4日(土) 「学校図書館」強化祭り す 第5回 2011年6月9日(木) 「国際アーカイブズの日」記念祭り 社 第6回 2011年6月19日(日) 「公民館」強化祭り 会 へ 第7回 2011年7月7日(木) 「七夕」祭り 第8回 2011年9月23日(金) 「学校図書館」強化祭り 第9回 2011年12月27日(火) 16 第10回 2012年3月11日(日) Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  17. 17. 4. MEDIAWIKI活用を促進する「仕掛け」 の可能性 本発表の位置づけ  saveMLAKという具体的な活動における実践に基づき、 MediaWikiのような協同編集ソフトにおけるコラボレーション促進 学 の可能性を検討 問  本発表で挙げた5つの「仕掛け」が参画者の観点からどのように認 を 識され、かつ何らかの行動変化を生んでいたのかどうか、ヒアリング やインタビューに基づく定性的な調査とあわせて、定量的な把握と 生 評価の必要性 か 参考文献 す  江草由佳.高久雅生:saveMLAKウィキサイト-博物館、図書館、 社 文書館、公民館の震災関連情報,漢字文献情報処理研究 No.12, 会 漢字文献情報処理研究会,2011. へ  鏑木あずさ,江草由佳,山村真紀,筒井弥生,神代浩: 「saveMLAK-博物館・美術館、図書館、文書館、公民館の被 災・救援情報」における活動の経緯と展望,現代の図書館 Vol.49, No.3,日本図書館協会,2011.  岡本真,saveMLAKの活動と課題、そして図書館への支援を巡っ 17 て,情報管理 Vol.54, No.10,科学技術振興機構,2012. Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  18. 18. 学問を生かす MEDIAWIKIを用いた社会 被災文化施設の被災・救援情報へ の集約と共有の試み 2012年度人工知能学会全国大会 第26回「文化、科学技術と未来」 オーガナイズドセッション「OS-09 仕掛学」 日時:2012年6月12日(火) 会場:ふるさと伝承センターみやび館 18 岡本真 (アカデミック・リソース・ガイド株式会社) 大向一輝 (国立情報学研究所) Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp

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