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LiBRA 10.2019 / RPA

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LiBRA 10.2019 / RPA

  1. 1. RPA 2019.10.01 定型×単純×反復×大量 を肩代わりしてくれる Robotics Process Automation その仕組みと活用する上での課題
  2. 2. RPAとは 2 データ収集 Webページに表示さ れた申請書の項目別 に文字や数字を読み とる。 データ入力 読み取ったデータを 他アプリケーション 画面に転記・入力す る。 データ登録 入力修了後、他のア ブケーションで関連 データを検索、該当 すればそれを追記し て登録する。 次を処理 他アプリ を確認 データ 収集 確認 ルール 変更 データ 入力 データ 登録 データ 照合  複数のアプリケーションや画面を連係させておこ なう操作手順を登録  その手順に従い、人間に代わって作業をおこなう  定型×単純×反復×大量の作業にて効果絶大 RPA PC(マウスとキーボード)操作の自動化ツール Robotic Process Automation(RPA/ロボティック・プロセス・オートメーション) コピペや転記、照合や入力などのキーボード、マウスを操作して行う作業を自動化するソフトウェア 「ロボット」と呼ばれるソフトウェアが、人力で行っていた作業を代行する
  3. 3. 対象となる業務 3  紙の伝票をOCRで読み込みシステムに登録する作業  複数システムにまたがるデータの集計・資料作成  サーバーとPCにまたがるデータ入力作業  商品や顧客などのマスター・データ登録  競合他社の動向や商品等のWeb調査  販売や経理などの事務作業  など 定型×単純×反復×大量
  4. 4. 事例:RPA導入における業務の流れ 4 店舗 ・ ・ ・ F A X ・ ・ ・ FAXプリント 仕訳ファイル 購 買 発 注 シ ス テ ム 現行 10人・400時間 店舗 ・ ・ ・ F A X FAXサーバー 通知 確 認 ・ 入 力機械学習OCR RPA 購 買 発 注 シ ス テ ム 仕訳ファイル 新規 2人・30分
  5. 5. 何のためのRPAか? 5 購買発注伝票を処理する作業時間を 400時間から30分に短縮できた。 購買発注のサイクルを週次から日次へ変更 欠品率を現状の8%から2%に減らせた。 顧客満足度を高め、機会損失もなくなるので 売上高を○○円、利益率を○○%改善できた。 私、クビ? 私、凄いかも こりゃ いいじゃないか!
  6. 6. 利点と便益と価値について 6 メリット 利点 ベネフィット 便益 バリュー 価値 購買発注伝票を処理する作業時間を 400時間から30分に短縮できた。 購買発注のサイクルを週次から日次へ変更 欠品率を現状の8%から2%に減らせた。 顧客満足度を高め、機会損失もなくなるので 売上高を○○円、利益率を○○%改善できた。 良い方向に 変わること 変わること による効果 効果による 期待の充足 経営者が求めるのは経営上の「価値」 従業員が求めるのは成果への「貢献」 利点・便益・価値を明確に出来ない企画は通らない
  7. 7. ロボットによる自動化 7 工場:ものづくりの自動化 人件費の削減 労働時間の短縮 人的ミスの排除 広範に適用・既に成熟 ロボットによる自動化 オフィス:事務作業の自動化 これから適用・期待過剰 RPA Robotics Process Automation
  8. 8. RPA導入の期間と効果 8 導入期間:47%が4週間以内 導入効果:97%が 5割以上 出典:日本RPA協会、RPAテクノロジーズ、アビームコンサルティング 2017年1〜16月に実施した「RPA導入企業の実態把握」
  9. 9. RPAにおける作業プロセス生成の方法 9 3.再生2.編集1.記録 PC操作をシナリオとして 記録 繰り返し、分岐条件の設定 など、シナリオを編集 シナリオを再生(ロボット 実行) 実行指示 実 行 実 行 実 行 実 行 クリック 入力 クリック ・ ・ ・ ・ ・ 完成 「ノンプログラミング」で業務を開発可能  人が実施しているPC操作を記録し忠実に再現(Webアプリ、ブラウザ、Excel)  既存の業務プロセスや業務アプリを改修することなく、自動化を実現
  10. 10. RPAの機能 10 作業プロセス生成画面操作の認識・記憶 Web検索・抽出 集計加工 他サービス活用 入力・登録 帳票出力・作成 従業員と同等の ID&パスワード 作業手順の 記録と再生 アプリケーションやサービスの画面 入力や操作の画面を認識し位置判別  データ AとデータBを比較して、Aが大きければ処理Cを行い、Bが大きければ処理Dを行う  項目AにデータがあればExcelにその項目を書き写す。なければ、なかったことを記録する  指定したWebを巡回し、指定したデータを抽出、その集計をExcelの表とグラフにまとめる
  11. 11. 進化の可能性 11  データ入力や複数アプリの連携が必要な定型業務  教えられた手順に従い、特定の単純作業をこなす  意思決定が必要な場合は人間が対処する  情報の入力、取得  モニタリング  チェック、転記 Class 1 : Basic(現状) 定型業務の自動化 単純作業の労働者 例えば、人事・経理・総務などの間接部門の事務・管理業務、販売管理や経費処理など  ルール処理エンジン  スクリーン収集  ワークフロー Class 3 : Cognitive 業務の自律的なAI化 真のデジタル労働者  大量データを学習して最適判断が必要な業務  目的に沿って自らプロセスを分析・改善  与えられた指示を適切に解釈し時には人や他の RPAと連携しながら、自律的に仕事をこなす  高度な分析、判断  自律的な改善、連携  自然言語処理  ビッグデータ分析  機械学習  個別最適化処理 例えば、ヘルプデスクや天候に左右される仕入れ管理、経済情勢を加味した経営判断など AI Class 2 : Enhanced 非定型業務の自動化 特定業務の労働者  構造化されていない データや知識の処理  非構造データの読取  蓄積データからのルール作成  知識ベースからの問合わせ回答  非構造化データの収集や分析  自然言語処理やディープラーニング を利用し、非構造データを扱う業務 や分析に基づくルールベースの業務 例えば、ログの分析、様々な要因を加味した売上予測、Web のレコメンド広告などの分 析処理など AI
  12. 12. AI-OCRの事例 12 株式会社イージェーワークス
  13. 13. AI-OCRとRPAの組合せ 13 NTT東日本の事例:製造業の例では手書き文字は96%超、活字は99%超 AI-OCR 機械学習で 読み取り精度向上 RPA 業務システム データベース 業務システム データベース  単純作業で時間かがかかる  疲れでミスが頻発する  仕事へのモチベーションが下がる
  14. 14. RPAの導入効果 概要 詳細 1.人件費の削減 ・コスト削減(人件費1/3〜1/10) ・長時間労働の是正(残業抑制) ・人員の管理工数・コストを削減 2.生産性の向上 ・処理スピードが高速(人の数百倍) ・24時間365日の業務が可能 3.業務品質の向上 ・ヒューマンエラーを撲滅 ・不正やセキュリティ事故の発生リスクを撲滅 4.高付加価値業務へのシフト ・定型業務をRPAへ置き換えることにより、戦略 検討など高付加価値業務へシフト可能 5.リソース増減への柔軟な対応 ・繁忙期のリソース増加・閑散期のリソース削減 を容易に実現 6.ノウハウの属人化の解消 ・業務の属人化を解消 ・異動・退職による業務の引継ぎが不要 ・ノウハウの見える化
  15. 15. どんな作業が自動化できるか? 15 ❌ RPAに向いていない作業  ルールと手順が明確に決まっていない  定期に実行されない(年1回の業務など)  処理パターンが多い など 対象業務例  定型作業 ルールが決められる  単純作業 作業手順が単純  反復作業 同じやり方の繰り返し  大量作業 件数が多い RPAに向く作業  情報収集 DB/Webサイト  情報読込 画面/帳票  データ入力 システム間連携  検証 比較/照合 適用処理  RPAに向いている作業 非定型で都度に人間の判断や 個別の対応が求められる作業  財務、給与業務など、定型の事務処 理を定期的に行う業務  紙に記載されたデータ(帳票/申請 書/請求書/領収書など)をシステム に入力(キーパンチ)する業務  商品の品質管理や在庫確認など、決 まったポイントでの確認作業を長時 間継続して繰り返し行う業務  臨時社員や派遣社員を採用して行っ てもらっている単純な作業
  16. 16. 一般のシステム開発とRPA導入の違い 16 既存の業務プロセス/作業手順 ○ 業務の効率化 ○ 業務プロセス・作業手順の改善 効率化や改善をはかるための 要件や方法を検討 新しい業務プロセス/作業手順 を設計 システム仕様を策定 システム開発 システム開発:長期継続的な改善 コ ス ト ・ 期 間 ・ 専 門 ス キ ル 大 ○ 業務の効率化 X 業務プロセス・作業手順の改善 作業プロセス生成 RPA:短期即効的な効果 コ ス ト ・ 期 間 ・ 専 門 ス キ ル 少
  17. 17. システム化の対象範囲 レベルD 存在しない レベルC 初期段階 レベルB 反復可能だが直感的 レベルA 標準プロセスが定義されている レベルAA 管理が行き届き測定可能 レベルAAA 最適化されている Source: Capability Maturity Model Integration, CMMI システム化 の対象範囲 システム化 の対象範囲外
  18. 18. 導入上の留意事項 18 プログラミングは不要だが、プログラミング・スキルは必要  業務プロセスの整理と仕様化  設定ルールや命名ルールの標準化  処理手順の単純化・リファクタリング IT部門に作れても、業務部門には作れない(場合もある)  プログラミングスキルがない  IT部門は仕事だが、事業部門は本業ではない  自分の仕事がなくなることへの抵抗 業務プロセスを知っている人がいなくなればブラックボックス化  属人化しているので、そのプロセスの目的や前後の段取りが不明  導入初期には劇的な効果はあっても、効果の継続的拡大は難しい  属人化したプロセスが固定化して業務改善が停滞する ロボットの得意・不得意に精通していなければ、効果は限定的  ロボットの不得意なところに適用しても効果は出ない  業務プロセスやユーザーインターフェイスが変更されても直ぐに対処できない  簡単な機能しか使いこなせなければ、投資対効果を引き出せない  判断を必要とするプロセスが多い  画面の位置や桁がダイナミックに変わる  ルールが曖昧で、画面変更が恣意的または頻繁に行われる ロボット が不得意
  19. 19. 成果をあげるための取り組み 19 ユーザー・IT部門・ベンダーを交えた推進体制の確立する  何のために実施するかを明確にしておく  効果を上げられるところを明確にし、優先順位を決めておく  最新の情報をアップデートし、最適な適用方法を常に見直す 業務プロセスの棚卸しと改善・廃棄を先行させる  まずは意味不明・無用と考えられる業務プロセスを徹底して廃棄する  業務の改善で解決できるところは、それを優先する  自分たちではどうにもならないことや適用が効果的なところを見つけて適用する 改善のサイクルを継続する  プロセス・マイニングを併用し、データに基づく課題の洗い出しを行う  プロセスの可視化ツールとしてRPAを利用し改善ポイントを探る  RPAだけに解決を頼らず、業務改善やAPI連携の組合せも選択肢にする
  20. 20. RPAの限界 20 即効性はあるが、抜本的なビジネス・プロセスの改革・改善ではない 作業時間を短縮することはできても 作業内容や手順が変ったわけではない 総労働 時間総労働 時間 作業内容や 手順の見直し 創出した 時間 作業内容や 手順の改革 真の「働き方改革」の実現 業務改革・働き方改革の停滞 RPA システム間操作連携は自動化できても システム・プロセスやデータベースの 連係・統合が実現できたわけではない 時代に即したシステムの実現 古いシステムのまま塩漬け システムの刷新や攻めのIT実現を阻害 RPA
  21. 21. 業務改善ツールとしてのRPA 21 RPA業務の担当者 業務の流れを見える化 業務の流れを改善 業務の流れを「見える化」し 改善すべきところを見つける
  22. 22. RPAを成功させる導入プロセス 22 業務のムダを洗い出すムダな業務は廃止する 業務を最適化する RPAを適用する 人手で行う 改善の継続
  23. 23. プロセス・マイニングとRPA 23 プロセスマイニング・システム 従業員が業務を遂行する際に利用するERPやCRM、SFAといっ た業務システム内に記録されているイベントログデータを収集 し、内容を分析することで、実際に行われている業務のプロセ スを「プロセスモデル」として、フローチャートの形で図示て くれるツール。 RPA
  24. 24. 24 ネットコマース株式会社 180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-17 エスト・グランデール・カーロ 1201 http://www.netcommerce.co.jp/

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